未来があるから、過去がある。過去が無ければ、未来は無い。


人間は、記憶する能力を持っている。記録ではない。記憶だ。

それは、時に、記録よりも曖昧なもので、時に、記録よりも鮮明なものとな ...
一人淋しい夜が明け
  人知れず 街並みを見つめる

 カーテンから零れる日だまりの中で
    急に涙が伝う
 
   届かなかった想い 言えなかった{ルビ感情=きもち}

もう な ...
幾つか。

まず、今日も私は悪い事をしてしまいました。反省というよりも、今の状況を打開するには、仕事して、父母に僕は自立出来ましたぜ! という所を見せつつ、薬は一人で内科にとりに行けって話ですね。 ...
顔の無い意識の核に
偏心の円を回してみる

価値の無い意味を探し
理屈の無い意味を持つ



時空の皿に
感情の筆をひたりと落とす


意味の無い価値に触れ ...
 屈折する
 夜のとばりの
 彼方にみえる
 薄い月
 
 約束とは
 青天の空に飛ぶ
 噴水の滴の煌めきのように
 儚い
 
 約束とは
 終わりへのカウントダウン
 砂漠の ...
夏日差し ぎゅっと詰った みかんかな
夏日差し こたつに満ちる みかんかな
みかん皮 お座布のごとく 積みにけり
ミカン香 こたつ包まれ 夢心地
箱ミカン 底に生ずる 青衣 

 
飛行機に乗っていますか

それとも鳥になりましたか

空はあまりに高すぎて

あなたの姿が見えません

風はあまりに強すぎて

あなたが何処にいるかがわかりません

今日は雲が ...
日溜まりにたまる野良猫さわりたい たぶんすごいあったかいだろう 坂を登ると、
公園に入る道へとつながる。

闇をつんざく白熱灯。
アスファルトが寒々しい。

コンビニで買った
カッターナイフを携えている。

あの{ルビ男=ひと}たちに、
恋して ...
雨霰 空見つめてその表情


風ひたと止んだる木々に雫落ち


曇天の言葉ひびいて立ち尽くす
唇に触れた雫がしょっぱくて…
泣いてたんだと気付いたあの日。
君が作ってくれた
マーボードーフと
ごはん。
どちらもふっくらしていてね。

口の中で立体的にからみあう。

辛くてね。
でもごはんの粒も
舌に感じるよ。

今日も終わったね。
...
接近した彗星を見つけようと
運命の交差点に、立つ。

まわる、まわる星が
隠していた寂しさを覗かせるとき
それは起こるのだ。

あなたを愛した時から、そう。
恋こがれ
引き寄せあう
...
−“Bookmark中心主義”から“検索中心主義”へ至る仮説−

 「現代詩フォーラム」という、詩を投稿するSNSに、昨日から投稿し始めた自分が言うのも何だが、非WEBのススメを問うことにしようと ...
そろそろ年かなぁ
そんな思いを抱えながら前足を丁寧にペロペロと掃除する
生まれた時にいただいた名前は清四郎
炬燵の中や庭先の陽だまりの中で寝ていても
この名前を呼ばれると
一先ず ...
まるで作り物のような空を眺めてた。
あの月だってもしかしたらあのビルの屋上から誰かが照らしているのかも知れないな。
人の流れは相変わらずで、それを眺めながらアイツが笑ってた。
地獄の手前まで ...
ミモザの下でキミを待つ、キミを待つ。

雨は銀灰
傘を打つ音、なる、なる、なる。

ちりちり りりり  燃える線香花火。
さわさわ さわわ  ざわめく拍手。
ぽんぽろ ぽろろん  ...
赤い夕日を浴びたのに
かげだけ黒い、
そのふしぎ。


草木も花も野も山も
おなじくみどりと
呼ばれる、
ふしぎ。



 波の青さにあらわれて
 透きとおってゆく、 ...
  ★

 紅葉した山の宿舎を出ると 頭上を雁が渡った。その哀しげな声は、澄みきった大気にしみ透り、何人をも、氷水を口にしたときの気分にさせる。 
 私はボストンバッグを足元に置き、雁 ...
とにかく

あっちに向かって
歩いてみよう

朝日が
わたしを
呼んでいるなら
湿潤の大気わが胸巡りゆき


燃えている心の襞に雨強し


うつむいて氷雨ふる朝木の静か
100で止めたい気持ちと
100をさらに傾けてみたい気持ち
葛藤することはあるけれど
あなたはいずれ歩きだす
大好きだから
小さい頃から
言葉遊びが大好きだから
作ったものを消去はできて ...
曖昧に消される非常線
いくつかの群青が派生してゆく
毛細血管より先に、速い!
欲望を体が理解する時間はない

その早熟な(あるいは忌々しい)いくはてもない欲望は幾果てもなく円を描きいくはても ...
神社の駐車場に続く古い道で、ふと、
つぶれた中華料理屋はどれくらいあるだろう、と考える
仰ぐと、まだ健全な青と白に月が出ていて、ふと、
ドイツやイタリアの空を覚えておけばよかった、と考える

...
1、2、3、4、5、24!
人間の中の
煙の無だ。場所の復活の、、、
死体!すでに、存在させられた僕、の、無…

誰もいない
塩化ビニール
いたとしてもああ僕は
違う、ひとりとは

...
 少女は生まれつき目が見えなかった。そのかわりに耳がとてもよく、例えば村中の猫たちの鳴き声を聞き分けることもできた。

毎年春先になると村には薔薇鳥がやって来たといううわさが飛び交い、若者たちはそ ...
真夜中

出張さきに着いて

部屋にはいる

FMにあわせると

モーツァルトが軽くながれた

4時間まえは

海をこえたところで

会合の司会をぐだぐだやっていた

...
都合の良いことばかりを受け入れて
それは甘ったるい愛の言葉とか
満たされるような接吻だとか
わずかな犠牲の上に成り立つ笑顔だったり

最初は些細なことがきっかけで
私の心に入り込んできた貴 ...
半蔵門って何処だ
紫の帯の地下鉄が開通したとき
まず思ったのはそのことだった

銀座/丸の内/日比谷/東西/千代田/有楽町

方角を示す東西以外の路線名は
東京近郊で産まれ育った僕でも
...
地面が安定していない
耳障りな笑い声と不愉快なセリフは武器となり
僕のすべてを壊そうとする

いっそのこと

耳が聞こえなくなってしまいたい
失明してしまいたい
涙が枯れ果ててしまえば ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
記憶が生むものエルメス自由詩0*09/2/20 19:57
流れ星明香璃自由詩109/2/20 19:54
奥津 強散文(批評...1+09/2/20 19:30
同心円の軌跡を辿り北星三天自由詩009/2/20 19:21
『約束』あおい満月自由詩3*09/2/20 19:17
みかん (2003.12)guchi_...俳句009/2/20 19:02
ジェットストリーム楽恵自由詩6*09/2/20 17:54
野良猫くぼた短歌1+09/2/20 17:46
あの頃、僕らは前澤 薫自由詩109/2/20 16:16
空の表情アハウ俳句209/2/20 15:28
ユメサキハル短歌1+*09/2/20 15:06
二人の時間前澤 薫自由詩409/2/20 14:15
テルミナアズアミ自由詩3*09/2/20 13:42
非WEBのススメ(1)前澤 薫散文(批評...109/2/20 12:50
剥奪されて自由川口 掌自由詩3*09/2/20 10:41
Friday's FlowerBOOKEN...自由詩4*09/2/20 10:22
ミモザの下でキミを待つ夏嶋 真子携帯写真+...8*09/2/20 10:22
ふしぎ千波 一也自由詩11*09/2/20 9:30
 雁杉菜 晃自由詩4*09/2/20 9:07
誕生日の朝風音携帯写真+...509/2/20 8:20
雨が降ってる・・・アハウ俳句009/2/20 8:08
100過ぎて秋也自由詩0*09/2/20 4:13
その罪深き幸せ(1)この子自由詩2*09/2/20 2:00
もとめたのは青と白鈴木まみどり自由詩709/2/20 1:39
24K.SATO自由詩0*09/2/20 0:51
薔薇鳥ふるる散文(批評...6*09/2/20 0:44
人生の森吉岡ペペロ自由詩1009/2/20 0:41
Blind girl美咲 華菜子自由詩109/2/20 0:21
半蔵門線kauzak自由詩8*09/2/20 0:18
トラウマ美咲 華菜子自由詩009/2/20 0:03

Home 戻る 最新へ 次へ
4523 4524 4525 4526 4527 4528 4529 4530 4531 4532 4533 4534 4535 4536 4537 4538 4539 4540 4541 4542 4543 4544 4545 4546 4547 4548 4549 4550 4551 4552 4553 4554 4555 4556 4557 4558 4559 4560 4561 4562 4563 
加筆訂正:
鉛の船 / 金の舟、ハロー/ゆうと[09/2/20 1:18]
最後ちょい変更
7.26sec.