様々な
目に映るものに




様々な
自身の内側を
描く
雪化粧 離れし月に 晴れ姿
月だけが 大地の化粧 眺めけり
月光や 大地を雪に 染めにけり
雪原や 大地の下に 息づかい
雪布団 生命を包み 春を待つ
大地さん 雪の外套 あったかい
陽を ...
真昼になると
饒舌になる空の色
僕は嫌いだ
昔から夜のほうがすき
もっと細やかに
動いている光の粒子を
眺めたい
窓越しにでも

ほら
手足がしびれても
誰が呼んでもふりむかない ...
  君は黙って頷く、
  雨に濡れた夜でもないのに。



  僕は語り続ける、
  消えそうな焚き火のまえで。



  身勝手なやさしさで、
  どうせ僕は君を傷つけてい ...
これっくらいのお弁当箱に
生牡蠣をびっしり敷き詰めて
風呂場に一昼夜放置したものを
愛妻弁当として持たされる苦痛も
25年間欠かすことなく続けていれば
やがて 明鏡止水の心境に至る
武蔵野線があんまり止まるものだから
もう二度と武蔵野線には乗らないと決め
自転車通勤を決め込んで早十五年
そもそも私の住んでいる地域から
私の勤めている会社までの道のりに
武蔵野線を用いるこ ...
500万円の貯金をはたいて
4000万も募金をあつめて
アメリカの名医に頼んで
17時間にも及ぶ大手術の結果
脳が着脱可能になりました
そういう事を記者会見で言ったら
会場に詰めかけた報道 ...
昨日が、夜の中で解体されていく



肉体だけを、濡れた風がばらばらにして
過ぎ去り、それでもまだ鼓動は 宿る



わたしが必要としているものは
わたしの内部の、底辺にあって
...
向かい風、吹雪の下校道。
風速10メートルと零下10度の結婚で生まれた雪のカミソリに
顔を傷つけられないように、後ろ向きで歩く。

「大丈夫だから。」って言って
かばうように前を歩いてくれる友達 ...
白い孤独に金切り声をあげる

メチャクチャニシテ

狂喜乱舞する地吹雪こそ真冬の神髄
静寂零下の銀野を破る侵奪者
生命に対する絶対者

天も地も前も後もない
白刃が体中を引き裂き ...
 城の王は風だ
 王座に
 塔に
 かくれ部屋に
 風が住まう

 不安そうな顔をした
 雲が
 城を

 塔の暗闇は
 王者の輝き
 深淵の光は
 風の中の闇
 闇に沈殿 ...
スンスンスン
リムリムリム
ばすばすばす
ヌカヌカヌカ

ンんンんンん
ピらピらピら
だこだこだこ
ピキリピキリピキリ

ふばばふばばふばば
のろのろのろのろ
タタタタタタ
...
芝居がかった波が打ち寄せる
僕らの港からは
いつだって色とりどりの星星が見える。



  かなしみを選びとれるほどに、

この世界は寒色で描かれないけど


  しあわせを選び ...
それってホントに必要なのか?ってことがよくある。
ナニかとそんなコトで身の回りは溢れていたりする。
それでもキミにとって大事だと言うのなら好きにすればいいと思うけど。
何度も言うようだけど押し付 ...
憂鬱だった
けれど思い出に浸れば
楽しさはなくなる



沖縄で豆腐を潰していると弾けた
冬の
火鉢の音

北海道でジャガイモを食べていると突然
殺された 君は
僕に
雨を ...
時としてひらめく羽根は渦を巻き過ぎればそこに白薔薇が咲く ハルコさんワンステップの春霞 山河あり日々の文芸花の咲く


渓谷に秘密の蓮池そえてみる


言い切りのワンセンテンス俳句の興


文芸でいい子に育つ今日の本


隠れ住むこころ豊かにタオイズム


...
 君の丸顔。
 太い眉。
 きらめく瞳。
 青黒いひげそり跡。
 小さく赤い唇。
 陶磁器のような肌。

 ああなんて。
 その柔らかい輪郭よ。

 脳裏に映し出す。
 ああ。
...
 君の丸顔を
 指でなでる

 ああ何てなめらかな輪郭であろう

 このひりひりした感覚
 ドットの集合体みたいな欲望に
 火はつかず

 ああそれは君が表情を変えないからだ。

...
 ほこりをかぶったA4の紙に
 メールの文章が綴られている。

 もう十年も前のもので
 「たーいへんそーう」
 と書かれている。

 同じ所を繰り返し
 何度も読んでいる。
 当時 ...
やわらかい
あたたかい

愛に

いつも

包まれていた

癒されていた
(忘れていた)

ひとりで

咲いているんじゃ
ないんだってことを

花だって

一枚の ...
雨雨雨
蔓草まるまる昼の顔
隣で女がドリアをつつく

さあて
ハリオのポットと鍍金の晩餐だ

パンを焼いたら耳焦げる
凄い味わい砂のウバ
啜ると臓に鳴り響く
美術手帖もある
探幽 ...
スーパーカーより速く走りたいのさ
どんなメロディーよりも速く
鉄条網に寄りかかってジンジャーエールを飲みながら
セブンスターに火をつけてそんな事を考えたのさ

鈍色の錆びた鉄条網につかまりな ...
(夢を見た)


ひた、ひた、ひた、
静かな輪を描いて波紋が幾重にも広がる
光だけが生きているように満ちて来る
ひた、ひた、ひた、
夜の岸辺に足先を濡らして
何ものかが生まれるのを見て ...
黒い淀みが溢れている川に
銀、色の 腹が ぴちぴちと打たされている
もはや人として生きていこうー、と
河原の木ではなく、枝にされ

「平面」、だ
パネルのようになめされて
空は やけに水 ...
笑ってくれていたらいいな
そのほうが一日の変わり目
にじまないでいられるから

吠えるCALL
急いで階段等を
駆け降りるぼく
残した夜に進化

キャッチして明日の手
前後に揺れて ...
 綾瀬クン、きょうは
 あの山へ行ってみようか

 気晴らしと気まぐれに
 若草山をふと指差した

 ―ハイ、。

 なんだキミ、行ったことあるの はじめてじゃないんだ ...
全部終わってみると
起こらなかったことが散らばって
さんざ起こってしまったあとで

ほたるいかを所望して
願いは叶えられましたもの

要らないものが欲しければ
叶った方が大きくて
ほ ...
━数億年、
寄せては返し繰り返し
水、空気、光を、

混ぜる、取り込む、濾過する

そうして造られた海は、人の創造を遥かに越えて

例えば、ありふれた海岸線の湾曲にさえも
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
森羅万象の内側で北星三天自由詩0*09/2/25 20:05
雪 (2004.1)guchi_...俳句009/2/25 19:40
掃除機アオゾラ誤爆自由詩5*09/2/25 19:34
ラブソング草野春心自由詩209/2/25 19:05
解脱セガール、ご...自由詩009/2/25 18:43
武蔵野自由詩109/2/25 18:38
貴方に朗報自由詩609/2/25 18:30
リ/バース望月 ゆき自由詩31*09/2/25 18:23
冬の梢夏嶋 真子携帯写真+...7+*09/2/25 18:12
Whiteout自由詩5*09/2/25 18:10
ウェールズの城じゅらいち自由詩109/2/25 17:53
ちきちきちきkiriko自由詩109/2/25 17:49
月と星の絵日記水島芳野自由詩209/2/25 17:46
Peppermint SaturdayBOOKEN...自由詩5*09/2/25 17:33
アメリカでK.SATO自由詩0*09/2/25 16:38
時として…前澤 薫短歌109/2/25 16:34
ハルコさん…俳句009/2/25 16:31
文芸しましょ!アハウ俳句109/2/25 16:28
前澤 薫自由詩109/2/25 16:16
無垢自由詩009/2/25 16:08
メールについたほこり自由詩309/2/25 16:00
ありがとうつばさ自由詩0*09/2/25 14:44
喫茶店の翌日しべ自由詩009/2/25 14:17
鉄条網の向こうを走るあの長い列車が通り過ぎるまで虹村 凌自由詩3*09/2/25 13:58
夜の鳥石瀬琳々自由詩8*09/2/25 13:40
15時ぐらいにK.SATO自由詩1*09/2/25 13:00
日付変更線唐草フウ自由詩5*09/2/25 12:52
呆日。ヨルノテガム自由詩1*09/2/25 12:31
ほたるいかヤオハチ自由詩009/2/25 11:21
未完の創作物遊佐携帯写真+...6+*09/2/25 11:05

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加筆訂正:
白山千振尾根、秋/Giton[09/2/25 20:05]
ルビを直しました。
国境ヨリ越後ヲ望ム(長歌并短歌)/Giton[09/2/25 19:56]
フリガナをルビにして、横書きから縦書きに変えました。
 むささび 渡る/Giton[09/2/25 16:30]
後半が消えてしまったので復旧しました。全29首です。
9.17sec.