『居なくなる』って自殺みたいだ
其処に並んだ体の良い言葉たちから
『。』を無理矢理剥ぎ取ったような 途端
奇怪さとむず痒さが僕の胸に横たわる
ふてぶてしく
『ほら僕 こんなに……こ〜んなに』 ...
酒場でひとりグラスを傾ける女を見かけたら
ほっとくのがいちばん
そんなのは性悪女に決まってる
吸ってる煙草がタール7mg以上だったら
まず確実に性悪ね
子ども生んだことがなかったらなおさらね ...
もうなくなってまった

ないのに終わりなのに

あなたの過去の声を聞くんだ聴くんだ

夜夜

どうにもなってしまえの夜

あなたは壊れないのにあたしをもう必要でないのに

消せ ...
海岸の砂のひとつぶひとつぶに個性がある
ように、木らにも体温があり心があった。
葉緑素分解のわずかなずれ、葉ごとの
むらが、木らの性{ルビ=さが}を際立たせた。

融雪の下で、再生の準備に余 ...
幻想が助長される夜に

コメディーを見て、ウイスキーを飲んで

私は自堕落のステップを踏む

上手くはやれない
煙草もあなたもやめられはしない
私の前に古びた列車 停車
ドアが開けば
何も考えずに足を踏み入れる
切符 其れはこの生命

垂直に落下してゆく中で
悲しみを纏い 喜びを棄て
私は今 死へ 無へ 堕ちてゆく
何もかもに ...
出待ちする老若男女ファンは
どんぶりと箸を持っていて
どんぶりには伸びきったそばが入っていた
この伸びきったそばを このそばを
あなたに届け 届けたい
昂っている彼らは即興で唄い踊り
その ...
しろいゆきは、
まるで水墨画のような空を
さまよっている。

きみのしにたいわけと
ぼくのいきるいいわけ
どちらも真っ白にぬりつぶされた、

白亜のよるがよぎっている。

きみを、 ...
ト                     格子

敢然とした口を病みながら    介良 介良
対角線に対して警告を発する       介良
                      介良
...
物語を
ネガとポジという物事の光と闇に
ライトを浴びせ

一コマ一コマ丹念に読経のように
語り紡ぐ

黄金色に輝く映写館があるのだと
祖父はわたしに教えてくれた。

当時僕は6 ...
空の涙は

私の手のひらで

悲しみを預けながら

そっと

冷えた空気に混じりあう


音もなく消える

その悲しさを

何に伝えたらよかったの
溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい溶けたい::::::

わたしは死のうなんて一度も思ったことはありません、
...
ー1ー

今日僕は、
走り出されそうになるけれど 僕は
手のこの中に、ないのかもと あー
いることにー だがー 吹かれ、たー

ー生きる風の
昨日にされた、君へ
人の
色自身である ...
かじかんだ手を
あたためてくれた人はとおく
冷えきった深夜の駅
まばらなひとたち
だれも私をしらない


わたしのことさえ だれもしらない


どんなにののしられても
それを愛に ...
呪いが呪いに接しては咲く
蒼を渇きに支配する
指の火口を巡る文字
岩に硝子の星を描く


咳音 空洞 ふたつの旗
熱水 痛み
しずくがしずくでいられる時間に
空は数度 ...
昔々、とある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。

そして、おじいさんは山へ芝刈りに、鬼は山へ草刈りに
『カビ団子を食べよう。』
『家来になります。』
桃を切ってみると、大きなお ...
 人のためと他人を考えるの続きを書きました。
ポイントが入っていたので、
ポイントを入れた人のためだけに書きました、
もしよかったら、読んでください。

この前、初めて嫌な事から逃げました。 ...
ペンギンの
狂気を隠す
ぴこぴこ歩
むかしセックスした男が、
新書を出していて、
私はようやく、
私がいま/こことつながっていると感じる

あらゆるゴミをおみくじのかたちに結ぶ

外国には行けないから、
ディズニーランド ...
流行の前髪のために私は髪を切りました。
ばちん、ばちん、ばちんばちん。
長いツインテールは黒くて細いゴムでくくりました。
ツインテールで空を飛んでみようか、と
思いながらシャーペンを耳にかけま ...
幻想宗教国家、とは、いろいろの、
積み重なり、発展させられた、
水夫も、赤の他人、の、
巻き添え、深夜放送で、

電波で、通信は遮断され、
公社、混乱、健康的、
トンネルから、兵器、
...
ある朝。小便をしようとしたら
便所が浮いていた。
昨晩まではきっと、ここにあったのに。
真っ青なお空の背景に、便所はゆらゆらたゆたっています。
どうして僕をおいて行ってしまったのかな。
僕は ...
 
ふりむけば植物しか生えていなくてもそこで生まれて生きたわたし

さといもを剥くために研ぐ包丁にうつるわたしさといもがひとり

街と人逢うたびわたし旅をした別れの数とひとしい夜だけ

...
誰も知らない人が隣に住んでいる
もう十日になる、声を聞かないし聞こうとも、しない
私は猫を裏返しにしながら、誰か、がいない遠くのことを思う
もう、春だ
冬はかたちになってしまうから、駄目だ
...
欠けた月に

満月でなければと

筆を入れるより




欠けた月灯りに

広がる裾野の息を見る



欠けた月の声を聴く


欠けた月灯り ...
こうして
外気の暖かさをできる限り
忘れるために
頭をのけぞらせていると
窓から見えない方向で
夜が
明ける気配がした

外に出たらきっと
向かいの家の窓に二、三十年
前の景色が
...
その風の名前は知らないけれど
黄色い砂を連れてやって来るその風の後には春が訪れることなら知っている


そこが何処に在るのかは知らないけれど
3月の空の青を背に、辺り一面に咲く菜の花の黄色なら知っ ...
菜の花の黄色でヒツジが発狂し夢の中でも数かぞえさす


菜箸を持つ手は夢を描くけどアナザーハンドがそれを邪魔する


「美味なので、あなたの夢をいただきます。菜越しですが、お許しく ...
突き出された尻に尻をつける。鏡を覗くと、二つの体はY字を形づくっている。太い腿と細い腿。毛に覆われた脛と白い肌が剥き出しになった脛。顔をこちらに向け、訴えるような熱い目をしている。淫靡ではなく、真剣な ... 薬を嚥んで、
正気を保つ。

深い想いは消えゆき、
果たしてこれが
自分の本来の姿と
いえるのだろうか。

イメージはしぼみ、
闇・幻は消え失せ、
そして現実がありのまま
ここに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
きりえしふみ自由詩5*09/2/22 6:01
酒場でぷふい!佐々宝砂自由詩6*09/2/22 5:31
一本すったらもう寝るから。猫のひたい撫...自由詩209/2/22 4:24
白山千振尾根、秋Giton自由詩2*09/2/22 3:55
死にたい夜の過ごし方猫のひたい撫...自由詩2*09/2/22 3:45
自殺列車行先地獄AKiHiC...自由詩109/2/22 3:32
優しいね、おそばサトタロ自由詩009/2/22 3:11
水島芳野自由詩0*09/2/22 1:54
斑猫井岡護自由詩1*09/2/22 1:49
ノスタルジックAnonym...自由詩109/2/22 1:28
空の涙ほしのみくず自由詩9*09/2/22 1:02
januaryこの子自由詩009/2/22 1:02
いつも僕はパンチする君が怖いんだ。K.SATO自由詩1*09/2/22 0:59
2月10日の雪のように和歌こゆみ自由詩7*09/2/22 0:47
羅睺夜木立 悟自由詩409/2/22 0:14
創作昔話「バグ太郎」竜門勇気散文(批評...009/2/22 0:04
 悪者つぐこ散文(批評...309/2/21 23:59
ペンギンのくぼた俳句209/2/21 23:13
水のないプール鈴木まみどり自由詩109/2/21 23:03
アユミきるきすみー自由詩009/2/21 22:55
電波障害に、人、憤怒せる夜K.SATO自由詩1*09/2/21 22:54
猜疑と激情は滝になれ!竜門勇気散文(批評...009/2/21 22:47
ぼくの青い空から小川 葉短歌109/2/21 22:06
隣人霜天自由詩609/2/21 21:33
欠けた月北星三天自由詩2*09/2/21 21:25
気配noman自由詩209/2/21 21:15
_遊佐携帯写真+...7*09/2/21 21:09
「菜菜菜夢夢夢」うみとゆう短歌3*09/2/21 20:38
私と彼前澤 薫自由詩109/2/21 19:58
薬の効能自由詩109/2/21 19:58

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