愛されていると思いたい
愛していると思いたい
なにも標がないから
見失う気がする
何度も同じ場所を
通るたびに思うのは
ここを歩いているのは
自分だけかもしれないってこと
人生 ...
オレは
うまい詩を書くより
うまいごはんが食べられれば
それでいい
オレは
詩に対する対する向上心より
人間性に対する向上心を持つことが出来れば
それでいい
しじみはしゃべらないけれど、
しじみ同志にしかわからない事があるのかも
しれない。しじみにはしじみのことばがあっ
て、いまも会話をしているのかもしれない。
海の風に立ち
素肌は陽 ...
酔いすぎたあとの朝の目覚めは
透明な悲しさ
霧の湖の水面に
さざなみがたち
底がゆれる
どこまでも沈めるようでいて
波間にただようしかない
ぼくの影はぼくの形から
女の長い髪が広が ...
えきまえでねむる
しらないひとをみとどけて
ごぜんよじごろ
いえにかえる
いちにちもやすまずに
しらないひとは
えきまえでねむり
わたしは
はたらきつづける
さい ...
君の残り香が漂う
淡いニヒルが在る部屋で
私は一人、朝日を浴びる
悔いることは山程あり
嘆息をつく暇すらない
林檎をほじっては
諦めぬよう口をふさいだ
ただ、君は
何も識らず走 ...
{引用=
変わらずにやってくる
やわらかな朝に手をふれるのが嫌になった
億千の人の一人でいたかったのに、自分に
うそをつくのに疲れた
少女の箱はもうなにもなくなって
そこから ...
(ここもむかしはみんな桑畑じゃった‥)
年老いた父や母を車に乗せて走っていると必ずそう切り出したのが、今では自分のことのように懐かしい 。
刈り取られた田んぼ/稲架、萎れた葱/大根の葉、 ...
私は今日も、何一つすることすら今は無い。
一人さまよう私は傘もささずに、
一人私は目を覚ます。
私は雨の中を。
シトシト雨は降り続け、
いくつもの清掃車が外を音を立て通り過ぎる。 ...
今日も仕事に思いすら無くている男は何をすればいいのかと人にたずねていた。見えたいろいろなものをがつがつと食べていた。近くのハンバーガーショップで肉を買いだめし、男はテーブルに並んでいた肉などを食べ ...
壁を作って守る
情報を、いろんな人を閉ざす
また来てねって言われる、こんなに
知らない人とばかり話す日はない
人形は小さいころ嫌いだった、見られている気がして
捨ててしまった、ぬいぐるみ ...
.
出会わなければよかったなどと言うのは
もうよそう。ぼくの病いは深刻だ:
きみが近くにいない時には気もそぞろ
きみのまわりの空気を吸わぬと気がふさぐ
.
きみの何でもない一言がぼ ...
色づいた葉が
風に流され
舞い落ちるのを
ただただ見ていた
十九の秋
{ルビ翻=ひるがえ}るばかりの心に
よく似ていた
わすれものをとりにきました。
でも、ありませんでした。
ぼくはわすれたものがなかったことにして、そっとこころにしまいました。
おとしものをひろいました。
もちぬしをさがしましたが、みつ ...
影に怯えてる
逃げても
見ないフリをしても
振り払えない
脳裏には
鳴き声を
噛み殺す鳥
泣けばいいのに
たくさん
声が枯れるまで
イガタアヤコとランチに出掛けた
会うのはメールでセックスしていらいだった
ファミレスにはいった
となりのテーブルに四人の女とこどもが一人いた
アヤコもシンゴもおなじことを考えていた
...
言葉に鳴る
言葉に生る
言葉に成る
うん
やっぱりいい感じだ
言葉になる
言葉になるぞ
「神はいない」
そんなことを考える時点で
神を肯定したことになる
存在の認識
父がいて
母がいて
兄がいて
妹が産まれて
ずいぶん飛ばして
君に出会って
今
たったいま楽しくしゃ ...
よるのくぼんだくうきのなかに
あしおとをさがしにいく
たくさんのみずが
とおいところからくるのです
くものなかで
みをよじっているものがいる
とどいたてがみを
...
どうも右肩が重いので、
塩を部屋の隅に置き、
てっぺんをつぶす
大きな声が聞こえたような気がしました
タクシーの無線みたいな
声がどんどん右と左の耳に溢れるように、聞こえ ...
わたしたちは
違うところへゆく
わたしのゆきたかったところでも
あなたのゆきたかったところでもなく
わたしの胸に
あなたの涙があつい
あれが朝ひだったらよかったろうか
しかし夕ひ ...
鳥獣達は歌い出す
シルクを身にまとい
るるりんるるららるっらっら
るるりんるるららら
僕は鳥獣達の歌を覚えている
るっららるっららるんらんらん
るんらんらんらららん
シルクを ...
DISC6
TRACK5を呼び起こす
♪さんしんろんうぃざわーとぅでー
あどんのーわーりりーず♪、、、
...
僕等の語らう間には
遠い昔から
暗闇を照らして燃える
暖炉の炎が、揺らめいている
今年の仕事を終えたら
君に贈るであろう恋文を
旅先で開けば
ぽつん、と雨が落ちて来て
便箋は、嬉し涙を
てらてらと浮かべていた
君の母の納骨式が行われた日の夜
朗読会の司会を終えた僕は
仲間達に手をふって
高田馬場駅に近いコンビニの公衆電話から
( 今、終わったよ・・・ )と、君に言った。
久 ...
さようならはきらい
またね、はもっときらい
だってどちらも
えいえん、になった
わたしはわたしに
さようならする
だからといって
えいえんにあえやしない
しってるよ
遠いちいさな丘のうえで
初夏の梢が水草みたいに揺れていた
命あるもので揺れていないものは無かった
揺れながら皆まっすぐ天を指していた
ひとつとして同じ形の枝は無かった
ところどころ折れて歪ん ...
青葉萌えゆる
初夏の夕暮れ時
生え立つ草と
触れ合いながら
夢みながら
草の小道を歩こう
緑の爽やかさを足元に感じ
涼やかな風に身を任せよう
何事も語らず
何事も思わない ...
久しぶりのドライブ
秋空の青梅街道一直線
スピードは
制限速度 プラス10キロ
濃紺の軽キャブの
エアコンはいつもオフ
夏も冬も
半分開けた窓から
秋風が頬をなでる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無標
朧月
自由詩
1
10/11/1 10:40
芸術紙上主義
寒雪
自由詩
5
10/11/1 9:17
食卓の岸辺
こしごえ
自由詩
4*
10/11/1 7:32
霧の顔
殿岡秀秋
自由詩
5
10/11/1 6:49
みずしらずのあなたに
小川 葉
自由詩
1
10/11/1 6:41
朝の君
モリー
自由詩
3*
10/11/1 6:15
「 マロニエ 」
月乃助
自由詩
10*
10/11/1 5:56
道 ‥ 序章
アラガイs
自由詩
7*
10/11/1 5:44
パリのどこかを
番田
自由詩
3*
10/11/1 3:23
ドミトリーの裏がわで
〃
自由詩
1
10/11/1 3:17
避難2
カエル
自由詩
1
10/11/1 2:49
Allegro appassionato ma non tr ...
Giton
自由詩
0
10/11/1 2:35
創書日和「揺」 十九の秋
逢坂桜
自由詩
2*
10/11/1 1:52
手
ゆうと
自由詩
1*
10/11/1 1:38
鳴かない鳥
もずず
自由詩
1
10/11/1 1:21
音のない洞窟
吉岡ペペロ
自由詩
1
10/11/1 1:12
ブレインふゅーちゃー派生
秋也
自由詩
0
10/11/1 1:12
認識言葉存在笑顔
〃
自由詩
0
10/11/1 1:06
やくそく
ミゼット
自由詩
1*
10/11/1 1:05
想像する体に憑依する妄想は
うめぜき
自由詩
0
10/10/31 23:58
あかいかぜ
kawa
自由詩
4
10/10/31 23:56
鳥獣擬画
甘衣 恋
自由詩
0
10/10/31 23:30
Livin' On The Edge
TAT
短歌
1*
10/10/31 23:24
暖炉の炎
服部 剛
自由詩
0+
10/10/31 23:16
無題
〃
自由詩
1
10/10/31 23:12
銀杏の葉
〃
自由詩
3
10/10/31 23:10
明日
杳
自由詩
1
10/10/31 23:06
創書日和【揺】樹の記憶
大村 浩一
自由詩
14*
10/10/31 22:57
散歩
一 二
自由詩
1
10/10/31 22:54
ラフ
森の猫
自由詩
4*
10/10/31 22:42
3755
3756
3757
3758
3759
3760
3761
3762
3763
3764
3765
3766
3767
3768
3769
3770
3771
3772
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
3785
3786
3787
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
5.17sec.