気の利いた
短歌ひとつも
ひねれずに
よくもまぁ君
明日も生きるね
...
我が街の風景をスナップショットして歩く
日差しが夏仕様に変わり容赦なく照りつけ
避けるように自宅にこもる冷房を効かせて
イチゴシロップのかき氷を食べ腹をこわす
そんな情けない夏の始まりはリ ...
すごく大切で
だけど近づけない
だから大事なもの
いつも手の中にあるわけじゃない
だから大事なもの
考えて色々やってみる
だけど見返りなど全くない
寂しい
...
あんなことこんなこととかあったねと笑いたいけどまだ無理かもね
つい先日わかったことだ板チョコは二人で分けたほうがおいしい
日曜はカレーの日って決まってて玉ねぎ相手に痛み分け ...
授業中にゴムで髪を縛っているとき
授業中に口をタオルで押さえてるとき
その瞬間だけまさに君だ 震えるくらいキュートで
最高の君さ イェイ!
スティッチのボールペン…
花柄のペンケース…
...
1991年のお誕生日おめでとうで白白白い世界に
色とりどりの花が咲き乱れ
たくさんの人々達が同時に生まれた
僕の頭の中の白白白い世界は爆発したように
色が付き始め
世界が生まれた
...
ほんのさささいなことで
まほうびんをわってしまった
あの頃は
長屋の辻にある共同の井戸に
水汲み用の手押しポンプがあった
木綿の濾し袋が先に付いていて
最初に水を汲むには
呼び水を入 ...
12歳
鹿との順番待つグループ
もうワタシ
そーゆーのからは
引退したの
風のなかで朝が目覚めた
光のそとで夜が深まった
ウォーキングの往路でわくらばを食べた
サイクリングの復路で血痰を吐いた
上り坂でペガサスの小夜曲をハミングした
下り坂でさそり ...
*
ビブラートに揺らぐ空の裂け目を
幻視の鳥が飛ぶ
*
明滅をくりかえすビル群が剥がれ落ちる
((NYという記号を描くその一点として わたしが燃やされる))
...
左からも右からも何も来ない
横断歩道の向こうに少年がいて
赤信号を渡るのをあきらめた
息を弾ませて駆けてきた女は
二、三歩踏み込んだ後
向こう側の少年に気づいて足を止め
...
天井の隅には
蜘蛛の巣があるけん
蠅のばあちゃんが教えてくれた
台所の窓にはヤモリがおるけん
近寄っちゃいかんばい
婆ちゃんは
何でも知とると
だけん
長生きしとるばい
この家の ...
あなたはいつも
ことば
そのもの
あ・う・んの息が
僕の水晶体を潜り抜け
脳髄でぱっちり点滅する
あなたといつも
ことば
戯れてごろごろ
猫じゃらしであやしたあとで
バケツ ...
その日の美術の科目は
自分の
もう片方の腕のデッサン
写実主義の鉛筆は
大気の成分のようにすみきっている
大陸棚から
波紋のようにそそりでた喜望峰にゆきつけば
五指しめす照 ...
優しさの詰まった袋があったら
ひとつでいいから分けてほしい
哀しみの詰まった袋があったら
僕の哀しみも入れてほしい
沢山の傷と
少しだけの笑顔
僕の人生の袋には
何が詰まって ...
砂漠
{引用=飽和湿度に近い街で
渇いた自分を見ている
店のガラスだけではなく
道行く人々の顔にも
同じような表情が広がって
だから
ときどき
父や母の顔を思い浮かべる
のだろう ...
朽ち果てた向日葵と
咲き乱れる彼岸花
柔らかく
過ぎていく
日々の中で
取りとめのない考えから抜け出せなくなっている
秋に実る
豊かな音楽のループ
fall in me ...
太陽は
雲に隠されてしまうけど
光だけ
火花のように洩れている
絵筆を持った少女が
街を見下ろして言う
「そのビル一つ塗り替えられないくせに
人の心一つ塗り替えられないくせに
...
私の
白い爪の先を
撫でる
あなたの大きな
親指
電車の隅に座って
人目を避けて
生きてきたのに
手鏡を見つめる
自分の顔と
その向こうに流れる
車窓の景色
懐かし ...
ベルリンの壁が壊れて産声をあげたわたしに世界が刺さる
誰とでもハローがいえる。誰にでもわたしのせいぎを「愛せ」といえる。
戦争をしらないこども ほんとうの平 ...
ぼくはひとより黒くて
くの字に折れたコバルトに
気付いて貰えない
のはわかっているけど
くるくると複眼で見据えても
確かなものなど
なかなか映りやしないけれども
誰よりもはやくはやく ...
眠れない道路のために
枕を置いていく
だから手紙を書きたいのに
便箋が見つからない
右手の方に流れている川は
蛇行を繰り返し
やがて左手の方に流れる
そのためには橋を渡る必要 ...
蒸気機関車の車窓から
景色が後方へ飛んで行く
山は碧から朱に変わっており、
山肌には不気味な道が這い回る。
しゅっしゅらしゅっしゅっしゅ
しゅっしゅらしゅっしゅしゅっしゅらしゅっしゅ
...
オタマジャクシが
ぼくのまぶたの裏側に棲みついてしまった
けれど、だれからもみえない
ぼくにも
影の輪郭しかみえないが
たしかに棲みついて動きまわっている
...
「正義」の最大の敵は「悪」ではなくて「べつの正義」なのだ
なんだか最近よくこの言葉を見たり聞いたりする。
ひょっとしたらごく一部で使われているだけなのに、私の好みのフィールドが偏っているせいで ...
平日は
ぎっしりと湿った砂が詰まった頭に
素敵な大人のお面をつけて
行列の最後尾で傾きながら
特別快速の通過を待っている
休日は
いっこうに衰えない逃げ足に
穏やかな家庭人のジャ ...
それが一日で終わるなら
(一年に忘れ)
一年をともにするなら
(十年は思い出すだろう)
*
捨てたのですね
思い出を
あした詩人が
なん ...
死んだところで
傷跡なぞ残せるものか
生きてこそ
痛みを分かち合うのだ
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は目を逸らす
太陽が睨む / 私は背を向ける
太陽が睨む / 私は靴を脱ぐ
太陽が睨む / 私はうずくま ...
日々の生活に伴うさまざまな枷
精神的労苦から逃れるために
うたをよみ酒を飲む
ずっと ずっと ずっと こうして
暮らしてゆきたくなんて無いけど
互いの鎖を共有しようなんて人には言 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今日死んでも歴史上、差し支えない奴は、今日死ね
TAT
短歌
1*
10/9/11 23:23
後ろめたい気持ちを隠しながら
kauzak
自由詩
6*
10/9/11 23:11
大事なもの
maumi
自由詩
2*
10/9/11 22:54
土曜日はひとりで梅酒
苅田由枝
短歌
9*
10/9/11 22:26
高校二年生のラブソング
青木龍一郎
自由詩
3
10/9/11 22:07
世界を身籠ったあなたへ
〃
自由詩
2
10/9/11 22:00
割烹着
板谷みきょう
自由詩
3*
10/9/11 21:46
ワンステージ
結川菜青
川柳
1
10/9/11 21:37
沈んだ四次元
信天翁
自由詩
1
10/9/11 20:51
直線 9/11
夏嶋 真子
自由詩
27*
10/9/11 20:30
ためらいの理由
三田九郎
自由詩
0
10/9/11 19:31
蠅の婆ちゃん
曲がり屋レオ...
自由詩
6
10/9/11 17:47
あ・ん
乱太郎
自由詩
12*
10/9/11 17:33
腕から先のゆめ
乾 加津也
自由詩
5*
10/9/11 17:31
袋の中には
うずら豆
自由詩
3
10/9/11 17:17
オベリスク
AB(なかほ...
自由詩
7
10/9/11 15:43
fall in mellow
Akari ...
自由詩
0*
10/9/11 14:23
パレット
〃
自由詩
0+*
10/9/11 14:07
ローカル
〃
自由詩
1*
10/9/11 13:53
9.11
あぐり
短歌
6*
10/9/11 13:35
アオスジアゲハ
夏緑林
自由詩
3
10/9/11 13:04
積木
たもつ
自由詩
4
10/9/11 12:50
登山列車
……とある蛙
自由詩
8*
10/9/11 12:30
ふあんな街は犀の背中にのっている
石川敬大
自由詩
16
10/9/11 10:49
お前が世界と戦う時は 2
テシノ
散文(批評...
0
10/9/11 10:47
アンバランス
nonya
自由詩
10*
10/9/11 10:32
深いねむり
アラガイs
自由詩
4*
10/9/11 6:46
Be Alive
寒雪
自由詩
0
10/9/11 6:44
過ぎゆく夏
within
自由詩
6*
10/9/11 6:19
2010/9/11
鎖骨
自由詩
4
10/9/11 2:51
3759
3760
3761
3762
3763
3764
3765
3766
3767
3768
3769
3770
3771
3772
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
3785
3786
3787
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
3796
3797
3798
3799
加筆訂正:
ワンステージ
/
結川菜青
[10/9/11 21:39]
修正しました
蠅の婆ちゃん
/
曲がり屋レオン
[10/9/11 17:56]
指摘、多謝
5.39sec.