689年まえのぼくの誕生日
その三人は殉教した
ぼくはそのうちの一人の生まれ変わりだ
だからその信仰には
まるで興味が湧かないのだ
絶対なものなどないことが
す ...
十一月の凛とした
午前のひかり、風、匂いのない匂い
カーテン越しでさえ
きみの部屋を充たしている
カーペンターズが流れている
ノンビブラート
体温を超えることの ...
できれば富士山にはなりたくない
日本で二番目に高い山ぐらいがいい
だれにも名前をおぼえられない
そんな存在ならなおいい
たとえばまもるなら
どうでもいいものにいのちを ...
崖の上を覆う
赤い紅葉の
庇の下に
渓谷の底
竜が滑る。
鱗状の水飛沫(みずしぶき)
突然竜頭が
川底からなお落ち込む
崖の上には
紅葉楓の緞帳が
視線の上を覆っている
...
{引用=
草の先を
むすんで
おくのだという
悪戯心
という
生易しいものではない
もっともっと切羽詰まったもので
おさない死児が
先に逝った親しいもの ...
すくっても
すくっても
零れる時間を
気にも止めず
またすくう
ゆるやかな好きに支配された部屋で夜が明けるまでジェンガをしよう
伝えてはいけないことに無邪気さを添える あなたのとなりは黄色
真顔にはならない感情は見せないあなたに恋を強要しない
...
右のコメカミあたりが疼くと
もうすぐ朝が来るような気がします
昨日失くしたのは1セント硬貨とリング
残ったのは半裸の私と狂喜に満ちた表情
ロッカールームは閉鎖されました
...
街の空に
モノトーンの虹
夜が来れば
乾いた月がのぼる
この窓も枯れてしまった
無造作にガラスのコップに挿した
一輪のピンクのガーベラだけは
鮮やかに浮かんでいるけれども
街はずれの丘 ...
煤けた化学工場が
汚い煙突から
スモッグを吐き出す
ねぇ
どうしてきみは
こんなところで歌ってるんだ?
アイツの歌は
明るいけど
どこか悲しい
笑いな ...
深淵を見まして、見えへんもんを知りまして、鬱病になりましてん。世の中には理解できひんもんもあるもんや、と、分別ある生き方してきたつもりでしたが、その考え高慢ちゃうかと思い知らされたんですわ。アイデン ...
逃げるな
電車は来る
連れていく
時間通りに
決められた
その経路を
なぞるために
伸びる轍だ
逃げるな
明日はくる
世界に
嘘の雨が降る
私の呼吸は
それに従う ...
.
今度こそは醒めると思ったが醒めなかった
酔っているとは思わないがきみと居た時間
の記憶が残っているあいだは昔のように生きて
いられることが分かった空気がなくなる前のように――
. ...
努力をした
歯を食いしばった
だから
生まれてこれた
努力をした
歯を食いしばった
だから
一等賞をとった
努力をした
歯を食いしばった
だから
試 ...
混ざり合えばよかった
お互いが散り散りの今
隔てられてしまった闇
ひっそりと息をしては
私を繋ぎ止めているよ
一番の願いはいますぐ
燃え尽きることだけど
きっとまだ足りなくて
かけがえのない
一つの言葉
遊びに行こうよ
と君が言う
どこに行こうか
と私が言う
ここがいいなと
君は私の胸に手を当てる
ここでもいいねと
私は君の胸に手を当てる
...
「さあさあ皆さん、そろそろ冬眠ですよ」
その声をきいて、ぼくたちは数センチ浮いた。
つまり都会っ子の「なつやすみですよ」と同じ意味をもつ言葉なのだ。
家に帰ったときの「おかえりなさい ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
強烈。
ジャニス・ジョプリン体験は中学2年だった。ラジオから“Summertime”。女がこんなにシャウトできるのか、いや男でもこん
なに歌えるか? というそれは驚愕だった。
四畳半の呟きフォー ...
自分のページですが、宣伝させて下さい。
「王様」
基本的には絵を展示しています。
まだだいぶ工事中なので、詩のページとかはないのですが、日記で随時更新中です。
ドストエフスキー「罪と罰 ...
ふいに
窓の外の落ち葉が
気になった
口をあけながら
歯科の椅子の高さは
空中に浮いているようだったから
がさつ
という言葉が浮かんだ
繊細を願うセンセイの指に
小さめの紙コ ...
無職無芸の自分に向けられた罵詈雑言に
ヘラヘラヘラと冷笑を以て返すのが
心底辛くなったから
田舎を出てきた
そしてわたしを差す黒い指を
そのつどへし折って へし折ってきながら
ペ ...
うかつだった
私がうかつだったわ
今日はバイトだったのよ
バイトは接客業なのよ
彼氏にも会うのよ
わりとうるさい人なのよ
最近ハマってるのよ
遅れてきたブームなのよ
なんだか食 ...
臆病風に吹かれて 立ちすくみ
もう 立てないと座り込む私を
柔らかな 温かい風が
ふわりと 包み込んだ
がんばらなくていいよ
そう 囁いているように ...
パッデドをえいごにすると
paddedで
にほんごにすると
つめもの なので
わかる
レーズンパンを
パン屋でかうと
みみがかたくて
食味が上
ぶさいくで
おしのつよい
...
君の唾液がスプラッシュ
まるで天国のようなお店さ
ショットグラス一杯の唾液で
何時間も粘っていられるし
たった1000円のオプションで
ポラロイド写真もついてくる
人間なめられたら終わりさ ...
小さな鳥が豆を啄んでいる
その豆はでも私の豆なのだ
小さな鳥が啄んでいる豆は
その豆はでも私の豆なのだ
恒久の世界平和を祈念する
カジュアルに流鏑馬やるな
あぶないから公道でやるな
原動機付き自転車でやるな
誤射したら大変だからよせ
アメリカの広大な大地では
ジャガイモや麦がよく育ち
人々がふくふくと太ってる
合成 ...
サキちゃんごめん俺明日から出張営業やねん、、。
ごめんな?淋しい思いさせて、、、、
、、、、、、、。
前から言おうと思ってたんですけどぉ。
その顔でようそういう事言 ...
きもちよかったから授業が終わったあともふやけるまでプールの底で自作のテクノポップ歌ってたら初潮がきちゃって、ドリルみたいに。あまりに前衛的でショックで水がピンクで、ねばねばしてるのをだれかに伝えたく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
殉教
吉岡ペペロ
自由詩
1
10/11/7 16:59
十一月のカーペンターズ
〃
自由詩
9
10/11/7 16:18
きみはなにをまもる
〃
自由詩
1
10/11/7 15:56
竜化の滝ー塩原渓谷
……とある蛙
自由詩
8*
10/11/7 14:20
むすぶという祈りの方法について
石川敬大
自由詩
20
10/11/7 14:01
達観
未完
自由詩
1*
10/11/7 12:17
ジェンガ
田中ましろ
短歌
2
10/11/7 11:43
断ち切る
〃
自由詩
0
10/11/7 11:33
モノトーンの虹
塔野夏子
自由詩
3*
10/11/7 11:16
So
寒雪
自由詩
0
10/11/7 8:38
陽炎
光井 新
自由詩
2
10/11/7 7:38
ホーム
uminek...
自由詩
7*
10/11/7 6:31
赤い惑星
Giton
自由詩
2*
10/11/7 4:15
努力
yumeky...
自由詩
5+*
10/11/7 1:50
呼応
杳
自由詩
0
10/11/7 1:33
明日は休みだ嬉しいな
一 二
自由詩
0
10/11/7 1:09
おうちへかえろう
ゆうと
自由詩
2
10/11/7 0:27
廃人がポツリとつぶやく部屋11
過去ログ倉庫
10/11/7 0:27
ジョプリン以降
salco
散文(批評...
7+*
10/11/7 0:16
HPのおはなし
かとうみぞれ
おすすめリ...
0
10/11/7 0:04
イチブ
朧月
自由詩
3
10/11/6 23:58
背中で語る
yumeky...
自由詩
3
10/11/6 23:49
ラー油色の恐怖
かとうみぞれ
自由詩
0
10/11/6 23:32
風に吹かれて
ポー
自由詩
0*
10/11/6 23:16
つめもの よろい
a
自由詩
1
10/11/6 23:13
メロウ
セガール、ご...
自由詩
0
10/11/6 22:39
でん六
〃
自由詩
3
10/11/6 22:39
来年は本気出す
〃
自由詩
1
10/11/6 22:39
出張報告書
TAT
自由詩
4*
10/11/6 22:37
ガスマスク水
魚屋スイソ
自由詩
9
10/11/6 22:33
3760
3761
3762
3763
3764
3765
3766
3767
3768
3769
3770
3771
3772
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
3785
3786
3787
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
3796
3797
3798
3799
3800
6.2sec.