すべてのおすすめ
子供が行きたがっていたはずの
遊園地に行った
子供が恐がるであろう乗り物
恐がらないであろう乗り物
そのひとつひとつに順序良く
そしてなるべく丁寧に
乗っていく
スタンプカードがたまった ....
君は芝生の上でバランスを取る。


一糸まとわぬ露わな姿で
豊かな乳房を宙へ向けて解放つ。


日差しは、もう秋の方に傾き加減で
夏の終わりを告げている。


時代の息吹を君は背 ....
   きっとずっと昔から変わらないんだよね

   れんげ畑に座っていたあの頃から
   茜色の空は繰り返し
   私を迎えてくれていたんよね

   いつの間にか見なくなった
   忘 ....
さようなら月の猫


あなたは猫が好きだった


猫のぬいぐるみ

猫のTシャツ

猫のマグネット

今でも大事にしてしているよ


あなたは今どうしているだろう

 ....
夢のように美しく 哀しい

きらめく空中ブランコ
この手に掴めたもの
掴めなかったもの

きらめく空中ブランコ
この春と夏とを彩った
ときめきを見送る

きらめく 宙を舞う肢体
 ....
もう良いことなんか何も無いから
デザートを食べよう
甘い
甘い
デザートを食べよう
何がいいかな
さあ並んでちょうだい
プリンやゼリー(でも、少し物足りない)
シフォンケーキ(ぼそぼそ ....
絶えず
変化しつづける
球の上を歩いている
感じ
大事だ

毎日
サンダルはかない
スニーカー
ニューバランス

バランスはとらない
揺れるままにしておく
今ご飯を食べていな ....
洗い場には
石鹸の代わりに豆腐があった
かじると
石鹸の味がした

食卓には
冷奴の代わりに石鹸があった
かじると
やはり石鹸の味がした

豆腐はすべて食べてしまったの
と言 ....
薬指で唇をふちどる
慣れるということはない
深々と 息を吸う
いっそ無心に吸う

わたしのごちそう
仰ぐ因子
風を口にふくむ
上昇する本能

ここは分解の森
わたしは湾曲した小さ ....
シンディのお勤めは6時から12時まで、『クリスタル・パレス』
お酒は弱いからいつもヘロヘロになって帰って来る
新聞も取ってないしワイドショーしか見てないから
話題と言ったらお客さんに合わせるだけ ....
ひらいた
真っ青な夏の花、の小さな朝のこと
誰も忘れていたそれは、僕の机にあったらしくて
迷わずに僕に返還される
空に混ざれば見えなくなりそうな
僕の目は青に染まる

誰もいない部屋のこ ....
窓風に
遮断機の音
終電が出たあとに
こんな音を鳴らすのは
長距離貨物か寝台急行か
レールの隙間につまづきながら

(一日、伏せてたのかい、それはしんどかったね)

それが見知らぬ場 ....
焦らずに生きよう

吸い込んだ空気の味を確かめるように
君は口の中でその言葉を噛み砕き
ため息に混ぜて吐く

空のむこう

酸素のない宇宙空間に
君の知らない自由があるとしても
そ ....
君は僕の全てに 泣きたくなると言った

そうなるともう止まらないのだ
降り出した雨が 肩に、胸に

どうか 僕を哀れんでくれ
こんなにボロボロになってしまっても
君を愛すしかない僕を
 ....
流行りの歌しか聴かない君が
着メロにしてるのは名曲カノン
君らしくないねとからかう僕に
だって好きなんだもんとはにかんだ

すれ違いが目立ち始めた昨年の夏
焦りとは逆に僕らの溝は深まるばか ....
君の
悲しみが

夏の夕立だったら
いいのに

なんて
ボクは、
無責任で


開けっ放しの
窓際に

飲みかけの
ソーダ水

、と
読みかけの
本が

 ....
わたしは 生みの親だもの
おまえが憎いわけは ない

けれども わたしは 手を貸さない


さぁ

潔く 
心地良く
羽ばたいて ゆけ



誤解も あるだろう
嫌悪 ....
書けなくなったら
書くのを止めるまでのことさ

なんてこと
言ってみたいな

言葉の神様
どうか
私を
見捨てないでください
 片手のナイフは今日も光ってる
 昨日のサーカス団の幻影を追って
 赤いテントの中に入れども
 その中には小象が一匹残っているだけで
 
 置いていかれたのだろう
 少しだけ鼻を揺らし ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
真夏の昼下がり
{ルビ春日通=かすがどお}りを歩いていると
ふと右手に
「東京都民戦没者・慰霊の地」
と記された入口が静かに口を開いており
吸い込まれるように足を踏み入れた

頭上の青空 ....
鬱蒼とした山々の間
引かれたレールの上を
走る
蘇る鉄橋の
下では
おばあちゃんがこぼれる
谷川に近い公民館は
オープン
クーラーは無く
扇風機がぐるぐる
回っている
まるでお伽 ....
行きたい
夢にまで見た
あの公園に
屋号
ぶら下がるプレート
呼ばれる過去
超高速
ピカ
落ちてくる
大音響
豪雨
超高速大音響
晴れ晴れとしてすっきりして
缶ビール
超高 ....
シーソーの両端にふたりで乗ると
どちらか重たいほうが地面に着くんだ
シーソーに乗る前から分かるものなんだ
どっちが重たいかってことは
駆け引きなんてものはない
君がいくらわたしの方が
重た ....
記憶と想い出は
にていて、ときおり
くべつがつかなくなる

枝に懸かる
満月
いま、そこにあるのに 
想い出のようで
あの 夜のように
そう凍るように美しい

ひゅうと、あしもと ....
僕は一頭のロバ
痩せこけて貧相な一頭のロバだけど
君の重い荷物を背負って
毎日運河沿いの道を
とぼとぼ歩む

僕が何か粗相をしたときは
右手に持ったサボテンで鞭のように
僕を叩いておく ....
空が割れて
夏で満たされたプールで
泳いでいる
さかなのアンテナで
誰とも触れることなく、すり抜けて
泳いでいる
すれちがう誰もさようならをうたわない


体の中心がどこなのか
わ ....
追われてゆく、陽の速度に倣って、大気は燃えている。すべての失われた魂を鎮める夏。その高温へと連れて行かれる。靴の紐がほどけている間に、素早く足裏をさらけ出し、女の後ろ髪がほどかれる間に、どうにかいまを .... この世が終わっても
私は 終わらなくて

途方に暮れて
あなたを みたら

眼に涙を滲ませ
終わり と言えないでいる

どうして 他人のあなたが
私達のために 泣くの
言えば 言 ....

言葉の深淵を
明るく渡れ


アイスコーヒーを
飲みながら

かろうじて
ぶらさがる
吊り橋

上から
光と荷物と
レシートが落ちてくる

それらすべての
降り注 ....
落合朱美さんの自由詩おすすめリスト(2390)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
飴玉- たもつ自由詩1805-8-18
裸婦像- 恋月 ぴ ...自由詩15*05-8-18
れんげ- yaka自由詩4*05-8-18
@8_月の猫- 貴水 水 ...自由詩305-8-17
サーカス- 塔野夏子自由詩11*05-8-17
今日のデザート- チアーヌ自由詩805-8-17
球の上を- 石川和広自由詩5*05-8-17
絹ごし- たもつ自由詩15+05-8-17
花火- こしごえ自由詩6*05-8-17
シンディ- クリ自由詩605-8-17
ひらいた- 霜天自由詩1005-8-17
踏切にて- たりぽん ...自由詩1205-8-16
空のむこう- ベンジャ ...自由詩8*05-8-16
檸檬哀歌- pinoco自由詩2*05-8-16
カノン- 相沢邑人自由詩4+*05-8-16
ある夏、夕立- 043BLUE自由詩9+05-8-16
うたの掟- 千波 一 ...自由詩16*05-8-16
no_title- 大覚アキ ...自由詩605-8-16
小象とナイフ- りぃ自由詩305-8-16
ばいすくるのソネット- umineko自由詩9*05-8-16
静寂からの呼び声_〜’02年_8月15日・終戦記念日〜- 服部 剛自由詩5*05-8-15
奥羽本線- チアーヌ自由詩1405-8-15
超高速道路- チアーヌ自由詩405-8-15
シーソーはほんとうにフェアなんだ- 鳴々門 ...自由詩505-8-15
さくらの想い- たりぽん ...自由詩6*05-8-15
ロシナンテのように- 恋月 ぴ ...自由詩7*05-8-15
満水の夏- 望月 ゆ ...自由詩37*05-8-15
散文的な夏- 岡部淳太 ...自由詩12*05-8-15
オー- 砂木自由詩13*05-8-15
渡れ- 石川和広自由詩5*05-8-14

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