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意外なところから
闇が降りてきた

その中で書いていると
母が向こうを向いて
おばあちゃんと
しゃべろうとしている
しかしお母さんの許せない気持ちが
歯の形になり
お母さんの言葉は
 ....
いつまでも
置き忘れられたような
宿題のような生活だ
いつまでも焦っている
逃げるように眠る

鳩が鳴いている
静かにメスを入れられる時間
過去はえぐりだされた

歌います
感情 ....
僕のカラダには裏山がある

街を自転車で走り抜けて
裏山が虚ろなる音
こだまする

君達とすれちがい
顔が痛い
裏山の木木がざわめく
鈍いろの
横たわる裸の老人
新聞に囲まれて
 ....
形容詞が
見当たらない

生き物の震えは
魂だ
猫がないたら
魂だ

月が見えるとき
ただ見ている
それなのに
感じながら
ただ見ている時間は
魂だ


手紙が
届い ....
曇って
見えない夕陽を
さがしていると
さびしかった時間が
今と重なる

ひんやりとした母の顔
ギザギザにみえて
夕陽道を歩いている
学校の校庭は
黄色い砂漠
ひとり歩く
重い ....
足を
風がなでる

しばらく眠っていた
永遠に近い
あなたはいない

すいこまれるみたいに
街は
夕から闇へ
日が早くなった
当たり前のこと
おどろき

もう暑くなくなる
 ....
絶えず
変化しつづける
球の上を歩いている
感じ
大事だ

毎日
サンダルはかない
スニーカー
ニューバランス

バランスはとらない
揺れるままにしておく
今ご飯を食べていな ....

言葉の深淵を
明るく渡れ


アイスコーヒーを
飲みながら

かろうじて
ぶらさがる
吊り橋

上から
光と荷物と
レシートが落ちてくる

それらすべての
降り注 ....
「詩と”私”を切り離せ」こういう大胆なタイトルはなかなか書けないものだし、あざとく見える危険もある。よく書いたと思う。http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=426 .... 覚えていること
今日覚えていること

財布の整理をしたこと
アロエの葉っぱの伸びように驚いたこと
死ななかったこと
皿を割らなかったこと
急ぐことはないということ
いずれいろんなものが ....
落合朱美さんの石川和広さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
それはかなしみのため- 石川和広自由詩8*05-9-20
逃げる眠り- 石川和広自由詩11*05-9-18
ここにあること- 石川和広自由詩5*05-9-13
手紙が- 石川和広自由詩6*05-9-2
夕方- 石川和広自由詩6*05-8-30
永遠に近い- 石川和広自由詩11*05-8-29
球の上を- 石川和広自由詩5*05-8-17
渡れ- 石川和広自由詩5*05-8-14
「詩」さんは何を求めているのかー「詩と”私”を切り離せ」を読 ...- 石川和広散文(批評 ...9*05-8-8
祈り- 石川和広自由詩10*05-7-6

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