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〜夜明け〜

森の呼吸
白く霞む朝
誰かの声
遠く響く
満たされる
満たされる
静かに濡れた空気
新しい命



〜静かな午後〜

緩く開いた手のひらを上に向けて
目を ....
瞬き一つで
百の竜巻と
千の地震が起きるくらい
長いあなたのまつげ
震わせて
百万の津波と
いちおくの洪水
引き起こす涙で

「心配になるくらい好きだった、たまに
それしか出来なく ....
昨日、うちに迷い込んだ、

丸い目をした子猫が

夜の空の右側と

夜の空の左側を

不思議そうに交互に眺めていました。

空は相変わらず広いから

多少のものは描くことができ ....
きみは静かに
美しかった
この土地はきみの中で生まれ
きみは一滴の
沈黙の中で
ぼくの愛を生んだ
走り去ってゆく時間は
さまざまの彩りの中で
きみの姿を奪い去ってゆく
空を穴が空くほ ....
ぼくは歌わなければならない
風をひとつ折って その先で
記憶する 読むことのできない詩集の中で

ぼくは歌わなければならない
花と恐竜の足跡を辿れば
やがてぼくらは海の波のひとつであること ....
知らない足音がわたしたちを追い越し
立ち止まっていることに気づく
群れるものたちのすべてが
居場所を持っているように見えて
小さな声でいることに
少しだけ疲れて

彩られた樹木たち ....
コマドリたちが騒がしいよ
外はすっかり晴れた
夕べの雨
あれ、嘘だったんだ

緑なんかつるっとしてて
ビニールや何かみたい
走ってくる赤い点は君

氷をほっぺたにくっ付けて
びっく ....
背負うものが

不確かなものなら

その重さは

自分で決めていいらしい
右も左もわからなくなったら
手のひらをみればよい

右の手にはひらがなで
「て」と書いてあるから

そうやって教わった
あの頃まで振り返る

何かこの先に進むための
ヒントがあるよ ....
いずれにせよ
暮れていく日は
潤みをおびて
今日を終える

熱いうす紅色の
暗さに泳ぐサカナの背には
虹色の羽が
時をうけてはためいている

空の濃さが増すにつれて
キミの輪郭は ....
あいしてる なんて
恥ずかしいことをつぶやいたのは
目をとじる一秒前

とけこむように夜になれば
のどの奥から舌をつたって
やわらかなわたしが外へ流れる
うごかない小指だけを
体に残し ....
はかりしれないほど
スィートな加速度で
ぼくたちは走っていたので
日々の円周ばかりを、何十回とまわり
あしたの記憶だけ
どこかに置いてきてしまった


クラクションが、鳴ってる

 ....
はじっこに
水が
たぷたぷと
押し寄せる

はじっこに
水が満ちたら
翼が生え


と ん で い こ う

おおぞらへ?
いいえ
うみのそこ

まだ、行ったことがな ....
鏡台のまえに座り
紅をひく
雨音が
静かにへやを満たす
なにをするでもなし窓の外へ目をやる

何億年もの上空で
移ろうおもいが重さをもって降ってくる。
そう何かで読んだことがある
こ ....
自分の心の強さは
人並み以上のものだと
ずっと過信していたこと

笑顔であなたを見送った後は
すべてを思い出にかえて
元気に生きていけるはずだと
強引に思いこんでいたこと

わたしと ....
引っ越すと言うので
貰った8角形のコップ
口づける度
あなたの味して
使えません
種もつ闇の
ちらかる 真昼

夜から じっと
はりめぐらせた

たんたん ひとつぶ あまい 夢
たんとん ひとなみ ふるい 風

かすれた なきごえ
かみきる したあご
 ....
私は待つ

私は待つ
憤りが雨に変わるのを
私は待つ
悲しみが雨に変わるのを
私は待つ
喜びが雨に変わるのを

私は待つ
待つことは罪か
希望さえ
空を仰ぐではないか

純 ....
長い眠り
    そして夢
彼は水の底で 海の底で
静かに
雌伏の時を過ごしていた
そして眠り
またも眠り
心地良い水のゆらぎの中で
彼は際限なく眠りつづけていた
動乱の前の
不気 ....
このうそつきの唇は
あなたの耳に嘘をつく

このうそつきの唇は
あなたの唇に素直になる。
白い
湖の上に立って
寄り添いながらじゃれては離れる
二匹の犬を見ていました
灯台の麓では、おじさんが夕暮れの写真を取っています
私に気づくとレンズが光りました


孤独が

 ....
双子の兄弟が天秤の右と左に乗った
同じものを食べ同じものを着ているのに
右にのった弟の方が重かった
弟が髪の毛を数本抜いて
ようやく天秤は釣りあった
天秤から降りると
母親は二人の ....
街の上で
朝を 投げている

小さな 丸い 飛沫が
きらきら ころがりながら
あふれかえる

夜よ
よき 友人よ

くりひろげられる
問いの多くを 吸い取り
泣きな ....
裏も表もないよ
毎日つまらないね
何してても
つまらないね
何も面白いことなんかないね
どんどんなくなるね
お茶飲んでビール飲んで
音楽聴いて映画観て
歌って踊って叫んで恋して
やっ ....
ほほを伝う

つめたいのかあついのか
肌に、にじんでゆく
幻聴ではなく{ルビ潮騒=しおさい}の。
いえ
ただの涙ですけれど…

守るものは魂
あんなことや
こんなことが
あった ....
自らの愚かな手で
目の前をさえぎる沼を
つくり出してしまった時は
でくのぼうとなって立ち止まり
かけがえなき友の背後から吹き抜ける
風の言葉に耳を澄まそう

私は木になりたかった
幾 ....
からだの曲線にそって
あなたは
かんたんなじゅもんなのだと指を折った
てのひらをそっとひらいて
りゆうもなさそうにわらった時
すこしだけ
えんえんとつづいてゆく
朝の風景を おもいだして ....
わたしが指差したすばるを
あなたは見えないといった

わたしたちはずっと
違う世界を見ていたんだね

これからも ずっと
不安定な空から

雨が降ったり

また降ったりしている


陽の微妙な生暖かさが

人々の肌の上で遊んでる

春が夏を引っ張ってんだ



出会うことと気付くことの交差点 ....
瑞々しい感情など
とうの昔に失くしたと思っていた

ワイシャツの襟汚れに
靴下の泥汚れに
石鹸を塗りつけ
揉み洗いをする手

夕飯の買出しに行っては
20円の値引きに目が留ま ....
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