俺って
私って
芸出作品?
神様の創ってくれた

だからイケメン
だからイケウーメン

だから俺ってかっこよくて爽やかで
だから私って化粧品なんていらないくらいの美貌なの

悪い ....
もし
おのれの本能と欲望のままに生きられたら
             生きてしまったら
間違いなく犯罪者になってる
         なっちまう

ある日逮捕されて
身柄拘束されて
 ....
まだ空は暗い
誰もが待ち焦がれている
それは確かにそこに在る
星が見えれば上出来だよ
それ以上を求めちゃいけない
けれど誰も欲を抑え込めない

空が明るくなるあの瞬間を求めて
この暗が ....
沈黙の夜に耳を澄まし
星の歌を聴く

こぼれ落ちる音を
部屋の天井にピン止めする

布団からそっと覗けば
ここは夢の待合室
最後に見た海は
寒桜の隙間
白い泡が飛んで散る
追いかける花びら
ウミネコが咥えていく

水平線の空
雲を割り降りてくる
オレンジ水晶の柱

ピンの折れたオルゴール
星を ....
冬の風は少し固い
庭の薔薇は頬の色
妖精が落とした花びらは
降り積もる雪の栞となり
あなたの愛のように読まれる
晦日の夜に
透空遥か、星瞬き
シリウス、ベテルギウス、プロキオン
冬の第三角を壮大に結び
除夜の鐘待つ街を照らす

燦々と光ふるふる新年に向け
透空遥か、星々の輝く
昨日、毎年書いている、
「年の瀬」の詩を書こうと思ったのに、
書かなかったら、
もう詩の中心が逃げてしまっていて、
今日はもう書くことがない。


来年は給料も下がり、
ボーナスも出る ....
もう寒くないのに
この冬は寒くなかったのに、

雪を待ってるなんて、バカばかり
あの日は、待っていたけれど

ただの風邪のように鼻水を
すすりながら、心も

カビないのは寒い ....
光溢れるこの午後を
旅人は行く、
白波飛沫浴び

見知らぬ漁村の
裏庭を
冬薔薇の香に包まれて

旅人は行く、
光のなかへ
今この場所から離れていく
飛行機や新幹線のように
全てを持っていけないから
思い出に変えて胸にしまうんだ

時が経てばあの日の涙も
私を飾ったリボンみたいに
滑り台を作り未来へと進む
 ....
スカッとしない毎日に
いらっとする日々
ふらっと入った店で注文した拉麺
不味い
それでも勿体ないからすすってたら
グラッときた

地震は大したことなかった
よかった
ラッキー
そ ....
  旅


こころは
しらないうちに
旅に出る

笛のねに さそわれて
むかし 人びとがすんでゐた
海辺の村で
潮風にふかれてゐる

いつになつたら
かへつてくる ....
ふっと森の脇道に
消える女の
コートの裾が引き摺られ

土煙上がり
瞬間の
狂騒に黒い幹がそそり立つ

森はやがて雨に濡れ
ひっそり静まり返っている
片恋と
相思相愛は
たとえるならライスカレーとカレーライスくらいに
距離が離れてるのかな

片想いは一方的に直線を進んで
甘く切ない想いは線香花火のようで
儚い

両の想いは遅からず ....
樹間から
覗く冬晴れの青、
ふるふる震え
落ち葉舞い散るこの夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ ....
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
僕は行く
天に呑まれ

光の矢、光の矢!

蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている
ネットの海でサーフィンする
ひまさえ有ればしてしまう
その間は会話が減ってしまう
反対に
話しかけられるとウザい

ねぇ
何で今スマホなの?
お話ししようよ
せっかくこうして会って二 ....
今頃、どこら辺に居るのだろう?
君が旅立ってまだ一日と経っていないよ
けれど、わたしは君がどこへ行ったかを気にしている
何も手がつかなくて日常が荒れ果てていったとしても
わたしは君の居場所を探 ....
少年
彼はウヨクである筈がない
暴走するバイクの後ろにこの国の旗をバタバタさせたに過ぎない

青年
彼はサヨクである筈がない
ただ単純に労働者の要求として賃金値上げの運動に名前を並べたに過 ....
夜の入口にて
誰かと誰かが話している 

太陽が無限に没した後
地球という宝石箱はぶちまけられ

夜の入口にて
誰かと誰かが話している

蠢く闇に包まれて
密やかに、密やかに

 ....
おとなになんか
なりたくなかった

ずっとこどものままでいたかった

わたしはまだ
シャボン玉を屋根まで
飛ばしたことがありません

わたしはまだ
夜になるとおもちゃが動き出すって ....
歯ブラシの先が割れて開くまで
僕等は何を磨いて来たんだ

青春が落ちてまた繰り返した
砂時計の窓かも知れない

心臓に咲いた花のように
誰かを包める優しさはもう

屋根がなくても登っ ....
パチンパチンと音がする
シュンシュン シュンシュン、音 響く

半端な冬の夜半過ぎ
黒ずみ弾ける二股鞘と
剥き出される真っ赤な種子
街灯に照らされアトランダムに
蒼い地面に撒き散らされ
 ....
荒波白波 眼底痛
堪え堪えて書いて書く
笑っておくれよ、地蔵虫
少しの集中で火を噴く目ん玉
だから書けるうちに刻み込む

生きているから痛いのさ?

そんな生半可な答えでは納得せぬ
 ....
許す事しかできない
私達は
全体に包摂されているから
許す事しかできない
私達は
新しい生を得るために
前進する足場が必要だから
私達は全体に包摂されているから
幸せだった
あなたも
わたしも
脊椎動物に生まれて

+

心臓が痒かったので
慌てて掻くと
僅かばかりの
生活があった

+

収穫を終えたばかりの
アーモンド ....
片目だけ開けた狭い惑星に
捨てられたのは僕じゃないよ

眠るフリをする可燃物の夜
愛が幻になろうとするたび
輪郭を求める指輪のように

知り尽くしてるつもりの好みさえ
まだこの世に残っ ....
人はお祭り騒ぎをやらずにはいられない

人生は茶番ではないが

茶番めかして見せたいテレビ

成功秘話はドラマ仕立て

実際にはなかった必然性を時空軸に与えるのだから

やらせっぽ ....
反自然的な
うつろな眠り

夜明けのまどろみ
夢ははかなく

消え入る夕暮れ
たどる空

目が冴え始める
宵の覚醒

明から暗へ
かつ暗から明へ

その境目に
 ....
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自惚れの戯言なんて- こたきひ ...自由詩220-1-1
黒く塗りつぶせない- こたきひ ...自由詩220-1-1
空白- 卯月とわ ...自由詩220-1-1
夢の待合室- 丘白月自由詩119-12-31
星のかき氷- 丘白月自由詩119-12-31
アンネフランクの思い出- 丘白月自由詩119-12-31
晦日の夜に- ひだかた ...自由詩419-12-31
年の瀬2019- はだいろ自由詩119-12-31
雪を、待つ- 秋葉竹自由詩4+19-12-31
旅人- ひだかた ...自由詩119-12-31
リボン- ミナト ...自由詩219-12-31
虚無と日常- こたきひ ...自由詩319-12-31
旅・遺作- 石村自由詩19+*19-12-30
- ひだかた ...自由詩619-12-30
カレーライスとライスカレー- こたきひ ...自由詩319-12-30
遠い記憶(改訂)- ひだかた ...自由詩419-12-28
蒼穹- ひだかた ...自由詩619-12-28
鏡に写らない顔で微笑む- こたきひ ...自由詩219-12-28
今頃、どこら辺に居るのだろう?- 卯月とわ ...自由詩419-12-28
風が吹けば人の目には涙が- こたきひ ...自由詩219-12-28
ある日- ひだかた ...自由詩419-12-27
童心- 都築あか ...自由詩119-12-27
新世界- ミナト ...自由詩219-12-27
繋ぐ命- ひだかた ...自由詩319-12-26
疼痛宿痾- ひだかた ...自由詩519-12-26
断片- 渡辺亘自由詩119-12-26
しあわせ- たもつ自由詩1*19-12-26
ゴースト- ミナト ...自由詩319-12-26
祭りの後解散- りゅうさ ...自由詩219-12-26
闇と光のあいだ- シホ.N自由詩219-12-26

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62