三馬鹿兄弟は一つの題材なのだ
永遠不滅の象徴として

三人は描かれる

どうしてなのか

樽に乗った「三人男」が

馬鹿者の代表として

歌われているのを

ご存知だろうか? ....
首を切断された猫の骸が
もう何匹も発見されている

ニンゲンの仕業

ニンゲンから産まれて
ニンゲンとして生きている
ニンゲンの仕業

猫よ
ネコゴロシに捕まるな
ニンゲンのネコ ....
備え付けの
グレイのロッカーの扉を開けると
中に針金のハンガーが二本
ぶらさがっていた

わたしの前に
入院していた人が
使って残しておいたものだろうか

ただ一本の針金からできてい ....
その日
私は独り鉄棒に腰掛けて
夕日を眺めていたいだけだった

鍵を掛けて体の奥に仕舞っていたはずの
シキュウという箱の中に
エイリアンの胎児が
突如侵入してきたみたいで
ただ不快で気 ....
リーナス・トーバルズはわたくしにとって神です

GNUがカーネルと定めたのに異論を挟む余地は無いのです


「なんらかの阻害がわたくしを阻むなら自分で」

カスタマイズは自由信奉者が行う ....
降る 積もる

逝くに 躊躇う

戸を 窓を

開ければ 湿り

篭りの歌が 聞こえ

白が 心を 支配する


生まれの地は

遥か 遠く

色としての 白

 ....
なんにでも
なれるよ
手にも
足にも

明日の扉をあけたいと思ったら
鍵を差し込んでごらん

キミの心がそう望むなら
ボクはなんにだってなってみせるよ

翼にも
     ひいらぎの葉蔭にて
     にたりと嗤う貪りに
     肩を叩かれ
     身をふるわせる              
     夜廻りのいわしの
     潰れ ....
いちにちに八十回くらいあのばしょを思います帰ります

オレンジのひかり月のひかり花火のひかり

みどり電車のおと落ちてるセロファン系お惣菜やお料理


愛がたくさんつまっています

 ....
僕たちはなんのためにボブ ディランを
きいてきたのだろう

少なくともこのユダヤ人の歌は
娯楽ではない

でもトークブルースとしては
とても素敵だ

NHKで放映されたドノバンやジョ ....
むかしむかしの おかいもの

「くださいな」 「はあい」

こぜにを しっかり にぎりしめ

おそらは あかねいろ おみせやさん

おつかいは たのしいな

「おやおやえらいね こ ....
路地裏の朝顔が綺麗なのは
それに丹精を込めた人の息遣いや想いを
一緒に重ねてしまうから

そういった情緒を
たっぷり吸い込んだ花だから

アパートの洗濯物なんかにそれぞれの家族構成やら
 ....
人は
たくさんの事柄を
忘れながら
生きています

朝起きてみれば
隣の空き地は
白く覆われて
ただひとつの足跡もない
とてつもなくやわらかい
真新しい道に思われました

その ....
       風が匂うは梅見月
       口を閉ざした木々の芽は
       浴びる陽ざし待ちわびて
       うずく枝先たおやかに
       ふくらみ帯びて君を ....
        「不用品なんでも買い取ります」
             
        そんな張り紙のある煤けた店で
        残っていたわずかなやさしさを売った
        音 ....
{画像=130128134754.jpg}



気楽なのです

しょせん死は

一つの潰えです

誰も泣かず

誰も泣かさない

手向けはどうぞ

孤独以外に

 ....
冷たい布団に潜り込んで
悴んだ体を丸め
膝を抱えて
ゆっくり目を閉じる

呼吸を整え心臓の鼓動に重ねると
間もなく私の意識は解き放たれ
私を形作っている六十兆の細胞の波間を
ゆらゆらと ....
月のまわりにちいさな虹が

そのおおきな横をヒコーキ雲が

夜空もぼくらを許していたよ

夜空もぼくらを応援していたよ


つぎはぎだらけの愛のことば

なんか聞いてほしかったん ....
空が何も言わなく成って

もう随分と時が流れた

雲が背中を見せて

流れ過ぎ去り

稜線に時折光が遊んでも


空の無い絵が貯まるに連れて

益々沈黙で地に押し付けられる
 ....
きみから
ありがとうという言葉を聞いた事がなかった

すみませんという言葉しか出てこなかった
それは感謝の言葉ではないんだ

君からは何ももらわなかった無表情なその平凡な佇まいは
拒絶や ....
ふたりの朝は

にかい連続

雲ひとつない

こんなふうにして

ひとはひとと

別れてゆくのだろう

こんなふうにして


だれかがこんなぼくのために

命を使って ....
川が かろやかに ながれている
人々は みな
黒い衣装を着て
積み重ねてきた色とりどりの思い出が
しずかに ながれていくことに 心を寄せている

美しい心でありたいと焦る日々を埋葬し ....
冬の涙はさらさらで
誰も引き止めるものはない
蜂蜜ほどの粘度があれば
甘く熟成されようが

冬の涙が歩き出す
朝の魔法にうながされ
あなたの窓に
わたしの窓にも
冬の先輩が太陽を白く吐く

先輩がもうすぐ卒業する 天道虫の校章をつけて
思い出の扉を瞼で閉じ 積る雪で熟成させる

また冬の先輩に逢う日まで

冬の真ん中の冬の先輩 祭る行事に揺れてい ....
冷たい風が、街路樹のあたりで、

キョロキョロと挙動不審で。

一瞬でマンションのベランダに駆けあがると

干されていた白い洗濯物を奪って逃げた。



空を眺めるのが大好きな僕は ....
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

 ....
偶然触れてしまった
手と手の間に
青い花火が散ったのを
キミは静電気だと言ったけれど
人と人の間に
ぶつかって発生する電気信号みたいなもんさと
ボクは思った
キミが粒ならボクもありふれた ....
{画像=130129031256.jpg}

寂しい深夜に元気な子

ちぃちぃとお話するよ

おめめもちゃんと開き

毛並みも素敵なおちび

もうすぐ乳離れするよ

手のひらに ....
かわいいね
といって
ベレー帽を
かぶっていて
てんし

かわいい
イタリア料理をたべたい
かわいいから
自分が、好きでやっていることなのに

時々、どうしてだろう

無性に嫌になって、嫌になって

くだらない、つまらないもんだと

唾棄してしまう。



自分が、好きでやっている ....
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三馬鹿兄弟について- ドクダミ ...自由詩1*13-2-9
猫よ- そらの珊 ...自由詩15*13-2-9
針金ハンガー- そらの珊 ...自由詩23*13-2-7
その日- 夏美かを ...自由詩29*13-2-7
信者共よアンチを観よ!!- ドクダミ ...自由詩2*13-2-6
- ドクダミ ...自由詩113-2-6
未分化細胞- そらの珊 ...自由詩1213-2-6
夜陰- 石田とわ自由詩7*13-2-6
ぼくのやすらぐばしょ様- 吉岡ペペ ...自由詩613-2-6
ボブ・ディランの肖像- 梅昆布茶自由詩23*13-2-3
おつかいはたのしいな- ドクダミ ...自由詩4*13-2-2
路地裏- 梅昆布茶自由詩19+*13-2-2
残り雪- そらの珊 ...自由詩2913-2-2
待ち人焦がれて- 石田とわ自由詩7*13-2-2
半端もの- 石田とわ自由詩6*13-2-2
美しくは無い花束は- ドクダミ ...自由詩3*13-2-1
私は私に抱かれて眠る- 夏美かを ...自由詩20*13-2-1
夜のヒコーキ雲- 吉岡ペペ ...自由詩813-2-1
無言の空へ- ドクダミ ...自由詩6*13-1-31
ありがとうの季節- 梅昆布茶自由詩1013-1-31
雲ひとつない- 吉岡ペペ ...自由詩413-1-31
_白が虹むところ- るるりら自由詩20*13-1-31
- そらの珊 ...自由詩12*13-1-31
冬の先輩- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-30
凍結する時間。- 元親 ミ ...自由詩1413-1-30
夜に浮かぶ光のように- 梅昆布茶自由詩2413-1-29
スクールデイズ- そらの珊 ...自由詩17*13-1-29
ちゅっちゅの_ちゅ- ドクダミ ...自由詩5*13-1-29
けんしこ- 6自由詩213-1-29
自分が嫌いになってしまったら。- 元親 ミ ...自由詩413-1-28

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