今日をもちまして、
体力の限界・・・(ここで涙)・・・
風俗遊びから、引退をいたします。
今まで本当に・・・


それで本当にジェネリックの
バイアグラも捨てましたよ。
はい・・・ ....
私の歌は、物語ではない
想像力も、独創力もない

私の歌は、写真だ
今ここにあるものを映しているだけ
今ここにある私という生を切り取っているだけ


私の明日は、物語になるか?
私の ....
この夏もよく働いてくれた扇風機。
5枚の羽、それぞれに、夏の埃、同じ分量。
次の季節が
わからなくなる時がある


幼い日の写真のように
一瞬だけ切り取られて
動けなくなる



あの日
羽ばたいた蝶々の鱗粉が
鼻先をくすぐり
視線を逸ら ....
空を詠みながら
星を解きながら

両腕を回す
宇宙のベルトに

縫い付けたくなる
心も体も

違う時間を
生きる人の声で

帰る道を知り
肩を落とすけど

まだ間に合うな ....
ひとりぼっち、くらがりの寝床で
週末の予定だけが
きらきらとひかっている
君の服装
君の表情
君の声
今全てが足りていなくて
考えるだけでどきどきする
まず何て声をかけようか
嬉 ....
何が欲しいの
何を求めているの

それより
何が要らなくなったの
何を棄てたいの

自分が見えないの
それとも
自分から
眼を反らしたいの
それは
現実から眼をそむけたいから
 ....
ひたすらに憧れて
螺旋階段を昇っていく降りていく
根無し草の宙吊りで
呼ばれるように拒まれるように
(何一つ叶えられることはないのだと)
遠い遠い鐘の音を聴きながら
ただひたすらに憧れて
クッションはねこじゃないですけど
言葉を話すねこならここです
ねこが見ている月
本当に月を見てるんでしょうか
月が夜に引っかかってるうちに
早くねこを探したほうがいいですよ
夜道が明かりで ....
右手を伸ばして掴めばぐにゃり
潰れて指の間からぼたぼた落ちていってしまう
くすんだピンク色のそれは疲労

床で潰れたピンクがぶわり広がって
足元からどこかへ引きずりこまれ顔まで埋まる
 ....
台風のこどもが、道にまよって、
たけのこ半島に上陸。
でも、たけのこはじょうぶだから大丈夫。
夜じゅう風がふいたけれど、へっちゃら。
 
「おかあさんはどこかな?」
 
台風のこどもが、 ....
泣いても無駄。
時は戻って来ないのだから
ならば生きている内に
為すべき事を為すしかない
厳しいけどこれが現実
人を頼んでも無駄
自分でやるしかない
眠ってる奇跡を起こしに行こう。
笑っちゃうほど大きなシンバルを持って。
およそ人は
算数に支配されて
生きている
らしい

私に
数学は役に立たない

ワルい人
ワルくなってしまった人
ワルくなる可能性を秘めた人

そしてワルくなれない
善良な市 ....
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め 夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ....
見えないもの

聞こえないもの

触れないもの

存在しない筈のないものが
眼を閉じると
姿をあらわしてくる

荒れ野は果てしなく
正体不明の光の輪が
暗闇の樹木の周囲を飛び ....
生命線の終点に爪で強く印をつける。
心の弱虫を追い払う、僕だけのおまじない。
月の夜にはからすが舞う
かけたままの心には蟋蟀が鳴いている
無垢な地図帳には地番がない

条件は
いつだって
みたされないものだ

要件は大概なおざりにされ

描き続けること
想 ....
優しくない私は
救いようがなくて
自分でもほとほと
呆れてしまうくらいで
そのくせ見栄っ張りで
礼節をわきまえてる
ふりをしてみたり
人前では決して
涙を流さずにいたり
取り乱して声 ....
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ

それにして ....
お供えの花を供えても、
同じことです。

強い風の日には。

同じ時間という、
事象はありません。

自分が周っていなくても、
地球は周っている。

白い塩をまきましょう。
 ....
この国の季節は四つ
春夏秋冬
なんで春が一番なんだ

一月の時点で冬なんだから
冬春夏秋でいいんじゃないの

冬春夏秋
読みづらいな

話は飛ぶけど

地球に巨大な隕石近づいて ....
一日の終わり、日めくりカレンダーをビリッと。
その紙を正方形に整えて、今日は今日の鶴を折る。
産まれてから死ぬまでの
間をいっしょうと言うらしい

死んでからふたたび産まれるまでの間を
何と呼べばいいだろう

棺のなかで花に埋もれながら
蓋に釘を打たれた日
そこから始まる舟の旅 ....
深海の船の残骸無の世界

根無し草旅に明け暮れ野垂れ死に

閉経しそれでも夜は女です

月一で赤い夕日が昇ります

いきなりの激しい降りに肌着透け

欠片さえ愛はなくても「ラブホテ ....
貴女のはげしい想いを、
 わたしのなかにおとしてください。
 
わたしのなかできえていった、
 なにものかがふたたび息吹をもつように。
 
貴女の大人らしく澄んだひとみから、
 するどい ....
緑の木葉が揺れている
私は大きく息をする
一人の孤独なわたくしが
初秋の大気を思い切り
吸い込み、黄金の日輪のなか
自らの不安定さをのりこなす
よすがを必死に探している

広がる雄大な ....
缶ジュースの
プルトップを
引いたら
覗きたい明日が
あるということ

光と闇に
折り目を付けるまで

緩くなった
ジンジャーエールが
騒ぎ方を
忘れていくけれど

逆さま ....
震えが止まったから
詩を書こう

今日は雄大な青空が広がっているから
その素敵な一瞬の光の下

年老いていく日々残余を祝福し

孤独死すら受け容れる

そういう人に私はなりたい
 ....
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
引退宣言- はだいろ自由詩519-9-27
私の歌は- 三月雨自由詩1*19-9-27
- クーヘン自由詩2*19-9-27
少女だった- あるみ自由詩2*19-9-27
希望が丘- ミナト ...自由詩119-9-27
題なんて無い- 三月雨自由詩1*19-9-27
欲望と欲求の- こたきひ ...自由詩319-9-26
憧れ(改訂)- ひだかた ...自由詩619-9-26
ねこいますか- 日々野い ...自由詩219-9-26
終電- 三月雨自由詩1*19-9-26
台風のこども- la_feminite_ ...自由詩4*19-9-26
断片- 渡辺亘自由詩119-9-26
シンバル- クーヘン自由詩3*19-9-26
貧と富- こたきひ ...自由詩319-9-26
落花春恋- 秋葉竹短歌519-9-26
吐き出す(改訂)- ひだかた ...自由詩6*19-9-25
未遂を繰り返す- こたきひ ...自由詩319-9-25
おまじない- クーヘン自由詩4*19-9-24
月夜には- 梅昆布茶自由詩14+19-9-24
乱調、音程は保ちつも- 坂本瞳子自由詩3*19-9-23
地球に座る- ひだかた ...自由詩1219-9-23
彼岸でもまた台風- ナンモナ ...自由詩14*19-9-23
四苦八苦は多すぎて- こたきひ ...自由詩219-9-22
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転生- こたきひ ...自由詩219-9-21
夢華火- こたきひ ...俳句219-9-20
雲をこえて- la_feminite_ ...自由詩4*19-9-20
よすが- ひだかた ...自由詩4*19-9-20
- ミナト ...自由詩3*19-9-20
私はなりたい- ひだかた ...自由詩4*19-9-20

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