(水)


うえ
おいくか
こけきく゛け
こ゛すさこそせしす
てつとせたちつてとのな〇のにぬねのひほへふはほまもみむめもゆよえや●いう
れおるらりる
りろわえい
 ....
ならべならべ
はみださぬように
きれいにならべ

くちずさみながら君が
ならべるパンを買う
それが夢

お茶漬けのあと
ふたつならんだおちゃわん
ころんだお箸をそっとまっすぐに置く
木にとまっているカラスたち
愛されたいの?
ときくと 鳴いた
ばか ばか ばか
あつまっている
黒の群れ
あなたたちが少し
うらやましい気がする
冬の中のわたし
かなしい夢をみて
目覚めた朝は
ああ、夢でよかったと思う
けれど
かなしいことが
なくなった訳ではなくて
心の引き出しを開けたら
別のかなしいことが
そこにある

引き出しをちゃん ....
きのうのよるから
ぼくのねんりょうは
からっぽ

みずがなくなった
さばくのたびびとのよう

きみをもとめて
さまようばかり

ぼくのあたまも
もうからっぽ

ねじが ....
雨が降っているのかしら、と
君がつぶやく

君のつぶやきは
答えを求めている時と
そうでない時があるので
それを聞き分けるのが
とても微妙であるけれど
肝心なのは
語尾のニュアンスで ....
東電さん

マスクを配ってあげなよ

半減期30年とか

風が吹くたび

骨や筋肉や甲状腺に居座るんだろ

ひとを不安にさせまいと

めんどくさいから

みんなマスクをして ....
私は
カラダの中に
海の記憶をとどめておくの
何度
再生しようとも
薄れはしない
漣の音

いつか
愛しいあの人が
私のことを手にとって
そっと耳にあてたなら
懐かしい愛の歌が ....
過ぎ去ろうとしている
冬のしっぽが
白く きらめきながら
川面を流れていく午後
でも
私は
それをつかまえられない

パレットに出された錆びた金色を
時間の筆が
グラデーションを付 ....
あたしの部屋の窓から
みえる空は黒くて
たぶん曇っているはず
あなたはどうしているかな

青空の下にいたね
昼間のあなたは
届いたメールに添えられた
空はすきとおった青だった

続 ....
山砂はもうない
海砂ばかりが浚われ
洗われ
遠く運ばれ
混ぜられる
ごくありふれた砂粒に時折混ざる
貝の欠片の白い顔
ガラスの名残の澄んだ瞳
際立つ別嬪な粒子たち
僅かに
微かに  ....
傘のさき

アスファルト滑らすみたいな

さびしさ

青い空の

すぐよこに黒灰色の雲の群れ

超電磁砲


追いつけば

広がるのは

明るい不穏

冷たい雨
 ....
2月も終わる

灰白色の曇り空

こころが痺れている

悲しくて

目や胸や膝が痺れている

青い空がある

それだって永遠じゃない

繰り返されている


だから生 ....
まだ 朝のやさしい光が
町にあふれるまでには 時間がある

薄闇の中で 白い呼気が 
のろしを上げている

白いのろしは まだ街灯が灯る 細い路地を抜け
 古びた木造アパートの鉄階段 ....
私には判らないことがある
貴方の愛が本当なのか?
ただの遊びなのか?

今まで 
たくさんの出会いと恋があった
私はいつも後先考えず
恋に夢中になってしまい
自分の感情で相手を振り回し ....
小学生の頃のいきつけの内科医院は いつも
消毒薬と漢方薬の匂いがしていた
医者の奥さんが受付の奥で薬を調合していて そこでもらう薬はとても粉っぽくて
飲むと必ずむせた

待合室から小さな裏庭 ....
降り止まない雨に
舌打ちして 空を睨む
思い通りにいかないことばかり
心がざらついて
軋んだ音が鳴りだす

苛立てば
心の瘡蓋はがれていく
「いつも君を想っているから」
あなたの声が ....
なにも持っては生まれてこなかった
はずなのに
なぜなくしたとおもうんだろう
毎日なにか足りない
なにを足せばいいのかな

まわりの人すべて
すべてってなんにん?
みんなってだれとだれ? ....
ナナという名前だった
もとは捨て猫だったらしいが
いつのまにか 
隣の家に居着いてしまったらしい
すごく立派な面構えで
どこかで外国猫の血が入ったのか
ブルーの眼と
むくむくの銀毛を持つ ....
                拳のなかで
                石は砕けて粉と散る
                返す言葉はどこにもなくて
           ....
ガラスだった

熱ければ溶けて

寒ければ縮んだ

落とせば割れるし

転がせばすぐ傷がついた

でもガラスは


中学のときかさばるし重たかったから

よくわざと教科書 ....
不安だから

あたし自身が不安な存在になってみる

不穏だから

あたし自身が不穏な存在になってみる

振り返るたび

あたしの骸が夥しかった

まえを向く

烈しいベース ....
ゆ ゆ ゆれ ゆれる
ふ ふ ふる ふるえる

年老いたふるえ
新鮮なまばたき

新芽がふるえて
春をくすぐる

大きくゆれたのは
気のせいじゃない
なにもかもが崩れ落ちた

 ....
かあさん
お空が ないてるよ
だれかが 
なぐさめてあげたらいいのに

かなしくなくても 
なみだはでるよ
なみだで
せかいを 
あらいながしたあとは
とつぜん 
正気にもどって ....
ぼくの人生はだれが采配してるのかな

彼女に言われたの

あたしは結婚も恋愛もあきらめていたからいいのってね

時々恋をしながらでも恋に遅れていたのだね


ぼくの中には数億から数兆 ....
公的扶助の受給者の列を写せ
民は思う
なぜ、もっとしっかり生きないのか

貧困で餓死した親子の部屋を撮れ
民は思う
なぜ、生活の保障を受けないのか

国や自治体の生活保護行政の抜け穴を ....
雨の中で君を想う
私の場所で君を想う
まっすぐにみつめているのはきっと
大事なものなんだよね
私もいくよ
私の大事な場所へ
それぞれの空から
同じに生まれた雨がふる
自分も毛糸玉のくせして
プッチは毛糸玉と
戯れるのが好きだった

ふたつの毛糸玉は
所狭しと転がり回り
私は面白がってその糸を引いたものだった

小学生だった私と弟
そしてやっと歩き ....
雨はとっくに 止んでいるのに
畳めない傘の中で
君は静かに濡れている

君だけしか聞こえない雨音は
周りの朗らかな声も上書きしてしまう

あなたには聞こえない この叫びは
通りすぎるビ ....
{画像=120222143926.jpg}

恋はトキメクし 愛は燃えあがる
恋は落ちるというし 愛は溺れるという
恋は病いだし 愛は執着だと思う

恋は形態であって 愛は本質だろう
 ....
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
終末- アラガイ ...自由詩6*12-2-29
パン屋見習い- 朧月自由詩212-2-29
カラスの群れ- 朧月自由詩112-2-28
引き出し- そらの珊 ...自由詩1012-2-28
燃料- ジュリエ ...自由詩112-2-28
弔い雨- そらの珊 ...自由詩9*12-2-28
北風に想う- 吉岡ペペ ...自由詩212-2-27
貝の夢- そらの珊 ...自由詩1212-2-27
午後の川辺で- そらの珊 ...自由詩10*12-2-27
同じ空の下- 朧月自由詩112-2-26
一個の孤独- ただのみ ...自由詩13*12-2-26
オンリーマイレールガン- 吉岡ペペ ...自由詩612-2-26
光が射してくる- 吉岡ペペ ...自由詩5*12-2-26
まだ_朝のやさしい光が- いねむり ...自由詩5*12-2-26
【_今の恋人は_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-2-26
小さな秘密- そらの珊 ...自由詩16+*12-2-26
【_雨宿り_】- 泡沫恋歌自由詩8+*12-2-26
ハグ- 朧月自由詩312-2-25
Days_of_cat- そらの珊 ...自由詩10+*12-2-25
言葉と祈りと拳のなかで- 石田とわ自由詩12*12-2-25
ガラスの教室- 吉岡ペペ ...自由詩712-2-25
ギアチェンジ- 吉岡ペペ ...自由詩212-2-24
冬の終点- within自由詩5*12-2-24
お空の_なみだ- そらの珊 ...自由詩912-2-24
待ってる娘- 梅昆布茶自由詩1212-2-24
オツタエシマス細胞- 乾 加津 ...自由詩16+*12-2-23
同い年の雨- 朧月自由詩212-2-23
雨とプッチと毛糸玉- そらの珊 ...自由詩14*12-2-23
傘の中で降る雨- subaru★自由詩12+*12-2-23
【_Love&Love_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-2-22

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