オトコと
一緒に暮らすというのは
お店で気に入った扇風機が
部屋では音がうるさくて
風量調節がいまひとつ
という感じかな
まぁ距離を保てば使えるしね

オンナと
一緒に暮らすというの ....
神さまのぬり絵は芸が細かい。
僕の心に眠る花にまで色がついてる。
光が幹に当たり移動していく
奥まる緑が揺らいでいる

落ちる木葉を捕えた視覚、
落ちた木葉を掴んだ感触、

この晴れやかな秋日に
僕は自分を忘れていく

森の只中に佇んで
すっかり ....
晴天の空色が蒼く見えるのは
それなり理由があるんだろう

夕焼けが血の色に見えるみたいに

空気が無色透明でいてくれたから
自然界の全ての色を
この眼は識別できる

でも
そこから ....
いずれ遠くなっていくこの一日に
ちょこんと座り瞑目する君は
未だ見ぬ異郷の光景が
大地をカッと割り姿現わすのを
静かに一途に待っている

)熱風の匂い 大気の感触
)ああ既に遠い一日よ
 ....
青と緑、光と影
空に突き上げ梢が揺れる
照り映えながら、翳りながら
青と緑、光と影
ゆったりと時流に貫かれ
今日という日を進みます。
乳歯が抜けて、AQCが生えました。
Aから始まってるので、品質は良さそうです。
太陽の目を
見た日に始まった

心を読まれて
裸にされる
透明な鏡
なぞる指先で

言いたかったこと
言えなかったこと

輪郭になる前の
言葉だけが
壊れそうだから
大事に ....
今晩はメンチカツとかぼちゃの煮物

腎臓の弱いあなたのために
塩分に気をつかって調理した
いつかのメンチカツとかぼちゃの煮物

思いっきり味の濃い
今晩のメンチカツとかぼちゃの煮物

 ....
秒針は
ガチガチ言いながら
私を刻む
午後九時半

やりかけの洗濯物は
どんどん乾く
外は真っ暗

今朝
置いてけぼりにしたのは
夢か?感情か?

あと六時間
私の明日 ....
俺の家から歩ける範囲には
コンビニ スーパーマーケット
俺の家から歩ける範囲には
学校 郵便局
等がある

なのにどうして
俺の家から歩ける範囲に
天国と地獄がないんだよ

何を寝 ....
楽園への切符をかった
でも誰も待っていないだろうとおもった

楽園への切符を売って
一冊の本を手にいれた

普遍性への手引きという
ちょっと手擦れのある素敵な本だ

ぼくたちのちいさ ....
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
腹の底に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく

西の空が
漆 ....
海王星と冥王星は今でも友達だろうか。
年賀状のやりとり、まだ続いているかな。
何でも同じ物を
持ちたがる
その心に飼える
羊の数は
あなたと私で
違うはずだった

怖い夢を見て
涙滲む夜は
助けに行くため
羊に乗るから
数えていないと
不安になるよ

 ....
廃墟と化した商店街が完結している
続くべき陸地はすべて粒と化した
誰もが譫妄を欲する真昼
比喩が陽射しとともに降り注いでいる
つぶらな嘘が重い層となり
死地から死地へと飛び移るとき
 ....
哀しいかな
俺は爽やかイケメンじゃない

哀しいかな
俺は正義に味方しない

哀しいかな
俺はボランティアに気持ちが向かない


哀しいかな
俺は自分の都合しだいで
コロコロ変 ....
今日は雲の流れが速い。
または僕の血流が遅い。
ふつか連続あさそとにでると

キンモクセイの詩をかきたいなとおもった

なんだかひかりが透明なたそがれみたい


ひとのやさしさはさりげなさ過ぎて

在ることがあたりまえすぎて無視さ ....
扇風機の羽根に
纏わりついた
綿ぼこりが
窓をすり抜けて来た風に
ほつれて
ふうわりと
フロアに舞い降りてくる頃

天秤座のワタシは一つ歳を取ります

プロペラを持っているのに
 ....
子供の頃から 前編と後編に分けられたテレビジョンドラマを見るのは嫌だった
中編なんてあったら許せない気持ちになった

人生を前半と後半に区切るという難問には 対決する必要なんでない


 ....
良寛の詩に涙するのは
そこに嘘が無いから

まわりくどく何でも一言
別の言葉に置き換えるような
幼稚な発想が無いから

良寛の詩に涙するのは
そこに飾り気が無いから

日常の汚 ....
車輪 歯ぎしり
笑い すぎる曇
橙色に触れる指
午後の星のはじまり


水の蜂 あがき
音の失いきらめき
泡の浪 痛み
報われない 複眼


夜に鳴る紙
さざ ....
ラーメン屋さんで
割りばしが
綺麗に割れなかったので
死にたくなった

あぁ、なるとの渦に
引き込まれる

飛び降り自殺をするには
飛び降りる勇気と
死ねるという自信が
ないとい ....
五円玉に麻紐を通したペンダント。
母に馬鹿にされ、小さな家出、幼き夕方。
どぶ川に浮かんで漂う人間のクズ
何処かで殺害されてから深夜に運ばれて川に投げ込まれた
と推察された
男には相応しい死に様だった 誰からも同情されないだろう
寧ろ犯人は称賛されるに違いなかった
 ....
その距離は
未だ測れないまま

見つめる星が
見つめ返した夜

瞳の中で
転がる光は

孤独な鉛筆
削り終えたよ

大切なことを
書こうとすると
先へ進まずに
折れる心が ....
心が汚れるって?
どんな風に

心が洗われるって?
どうやって

なんて愚かな質問

答えは存在しない

思うわけ


まだ夜が明けきらない朝
街はまだ目を覚ましていな ....
言葉なんかまるで足りないのに

出来事なんかなんにも役に立たないのに


何故こんなこころの苦しみや悲しみは

ぼくらのからだに変調を来すのだろう


言葉なんかまるで足りないのに ....
今日帰ってくるのは
化け物だ
僕が知っているだれでもないし
だれが知っている存在でもない
乾電池を無数に並べて
その真ん中で丸めたティッシュを燃やす
ティッシュには膿の混じった血が乾い ....
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暮らしと現実- イオン自由詩2*19-10-2
ぬり絵- クーヘン自由詩4*19-10-2
森にて- ひだかた ...自由詩419-10-2
総天然色とはいかない世界で- こたきひ ...自由詩119-10-1
君(改訂)- ひだかた ...自由詩519-10-1
帆船- ひだかた ...自由詩519-10-1
AQC- クーヘン自由詩7*19-10-1
感傷- ミナト ...自由詩119-10-1
メンチカツとかぼちゃの煮物- 印あかり自由詩1019-9-30
忘却と秒針- 三月雨自由詩4*19-9-30
感情の昂り- こたきひ ...自由詩519-9-30
楽園への手引き- 梅昆布茶自由詩1019-9-30
闇の推移(改訂)- ひだかた ...自由詩519-9-30
友達- クーヘン自由詩5*19-9-30
睡眠時間- ミナト ...自由詩219-9-30
律動- 葉leaf自由詩119-9-30
叶うなら- こたきひ ...自由詩119-9-29
または- クーヘン自由詩3*19-9-29
キンモクセイの詩- 函館ドラ ...自由詩119-9-29
天秤座のワタシ- まいこプ ...自由詩419-9-29
人生の前編と後編- こたきひ ...自由詩319-9-29
空っぽの言霊たちへ- 丘白月自由詩119-9-28
飛べぬもの_視るもの- 木立 悟自由詩319-9-28
飛び降り自信- イオン自由詩3*19-9-28
家出- クーヘン自由詩5*19-9-28
私は私には私とは- こたきひ ...自由詩419-9-28
ハミング- ミナト ...自由詩119-9-28
心が汚れるって- こたきひ ...自由詩219-9-28
変調- 函館ドラ ...自由詩119-9-27
何も送らない日- 竜門勇気自由詩1*19-9-27

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