ローマの失敗は教訓とされず

一見民主主義ととられる

議会は実は利己主義

即ち資本に支配されている

軍産複合体に更に貪欲が加わる

歴史とはなんだ?

忌まわしい因習を打 ....
     雪がふる雪がふる
     音もなくふりつもる
     蝉たちは土の中
     耳を傾け夏をまつ
     あの日の麦わら帽子は
     いまも埋もれてい ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
 ....
 埃だらけのコンクリートに影を焦げつかせ、
立っているひとりぼっちの後ろ姿を見つける
のに君がずいぶん手間取ったのは、二歳の子
には高すぎる太い鉄柵がちょうど君の視界を
遮り、そこからコンクリ ....
空っ風の吹く夜は
別宅の湯屋のうすい硝子戸が
ぶるぶる震えて怖かった

ぼんやり灯る電球の下
木の蓋をとれば
お湯はもうもうと息を吐く
祖母は
もう、いいよ、というまで
ごつい亀の子 ....
    
    水道の蛇口を閉め忘れたようで
    寝ているうちに耳の方へと
    冷たいものが流れてきます
    明日は仕事なのだからはやく
    眠らなくてはならないと ....
何処に居るのかを教えて
苦しみ悩み弱気になって

夕陽に考え込んで
黄昏る時に勘違いして
大きな期待をして

君は
息を潜めて

ボクは
腹を立てて

日の本なんて国は

 ....
 
愛染夜曲をききながら

たいして飲めやしないお酒をちびりちびり

いつの間にやら夜が更ける



*愛染夜曲 http://www.youtube.com/watch?v=gwc ....
鉄パイプが固い大地に立て掛けられて

その先端は、浅く立てられた爪のように

大地に少しだけ引っ掛かっている。



これを石頭(セットウ)で叩くのだ。



背がねじれ、肩が ....
     死にたいと
     ほんとうは生きたいがために
     ひしひしと迫る死期に怯え
     死にたいと
     そればかりを
     口にするあなたを
 ....
永遠の生命ってよくSF
なんかに出てくるが退屈だろうなっって思ってしまう

もちろん駄作でも良いから
詩みたいなものを書こうとも思わないだろうし

有限な物の限界を嗤っても
生命の実感は ....
      あなたとわたしは一膳の箸でした
      年を経た槐の木から
      それはそれは丁寧につくられて
      生まれたのでしたね
      ある朝 ....
有名な寿司屋の

決して安くない

にぎりを食った

どうして心伝わらぬ

裂くどりと

それに対する

考慮の不足

確かに素材は悪くない

客が味を堪能するには
 ....
私はこの歳まで生きてきて
分からないことがたくさんある
まず「正しい」という言葉の
意味がよく分からない
「正しい」ってどういう意味ですか?
知ってる人は教えてください

「間違い」の反 ....
明るさに越える 華やかな人生を進む
時に小さな石ころを山と見積もっても 積るのは徳だけ

迷いなんて解ける糸なんだ 解かなくても
一歩引いて望めば オーロラに映える等身大の雪の結晶

一粒 ....
言葉、とは
不思議なものだ

スリッパだと覚えれば
スリッパ以外の
なにものでもなくなる
寒い冬
人の足をあたためて
踏みつけられているくせに
そのいでたちは
ほんのり可笑しみを含 ....
      あなたにあげる
      おおいぬふぐりのあおい花
      うぐいすのなきごえ
      おひさまのあまい香り
      はるの日のはじまりを
 ....
     からっ風に吹かれ
     あなたはひとり
     どこへ往く
     寒かろう
     たったひとりでは
     あなたの暖となり
     ともに往き ....
ぼくとつ



一人のぼくとつを見た
五十手前のぼくとつは
頭を低く低く下げ
ただ芸を身に付けようと
足掻いておられたもくもくと

「芸を極めるか
 家族を愛するか ....
ただそこに在る 思考より感情を含む空気
色だけ覗けば 桜を待つ橙色 生命の明るい炎

窓を邪魔とも云わず 柔らかく射して来る ここへ来る

四季がまた美しく溶け出す マーブルにキラメキを添え ....
冬をついばむ
くちばし

幼い蕾が
羽ばたく季節の夢をみている
今はまだ色を持たずに

たくさんのおみくじが
今年の枝に結ばれて
羽ばたく明日を待っている

少し前まで
小さな ....
ひとりのひとを ほんとうに愛することができたら
多くの人に愛される 気がします
僕が好きなものを、キミは嫌いで

キミが好きなものを、僕が嫌いだったりもするけれど

それでも、僕は、キミが大好きで

キミも、僕を、大好きだって言ってくれた。



それで十分だ ....
上を見て、下を見て、前を見る。

右を見て、左を見て、後ろを見る。



天を仰ぎ、その空のcolorが沁みる。

鮮烈なる青、又は紫、あるいは朱。

ぼんやりとした灰色、または薄 ....
雪の日に




しんしん積もる
雪の日に
私の命が降りてくる

私の分身
私の死体

しんしんとしんしんと
降りてくる

懺悔と
嘲笑と
甘えと ....
人がいないことのかなしさ
戻ってこない哀しみがおおう

巻貝の自由だってもうちょっとましかもしれない

ただ居ても伝わらないかなしさが一番だったかもしれない

いつも人を否定しながらそれ ....
ブッダは死んでから
自分の言葉が
いじられて
伝えられて
さぞかし

言葉として
詩的な
言葉
第一次教集
口伝であった言葉
弟子一人ひとりに
それぞれの背景があって
対応す ....
      あなたが浸る湯船にうかぶ
      ひとつのゆずになりたいと
      からだの芯まで温めて
      すこやかなれと
      やすらかなれと
       ....
ニルバーナ。
至る事、存在の理をブッダは述べる。
肉体と精神。「この体に何の価値があろうか」
「付き従い」それを否定しない。
逆説を述べ、存在の意味を問う。
彼がこの世に残した言葉はそれ自体 ....
其れが基本だべし
あいしでいます
言葉だけでおめに
つだえられね
ほんにめんごいがらな
けんどもあいさねば
ならんべえよ
HALさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
USAが帝国だと云わぬ_何故だ?- ドクダミ ...自由詩1*13-1-10
蝉たちの子守唄- 石田とわ自由詩13*13-1-10
幸あふる- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-9
動物園- Lucy自由詩19*13-1-9
湯屋のおもひで- そらの珊 ...自由詩14*13-1-9
蛇口がみつからない- 石田とわ自由詩12*13-1-9
全く以って- 板谷みき ...自由詩1*13-1-9
愛染夜曲をききながら- 殿上 童自由詩16*13-1-9
打つ。- 元親 ミ ...自由詩213-1-9
狭間をみつめ、いつまでも- 石田とわ自由詩5*13-1-8
神様- 梅昆布茶自由詩913-1-8
一膳の箸- 石田とわ自由詩16*13-1-8
どのさかなにも- ドクダミ ...自由詩4*13-1-8
【_マインドセット_】- 泡沫恋歌自由詩16*13-1-8
風の華- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-1-8
名前を呼ぶ- そらの珊 ...自由詩23*13-1-8
はるをつめこんで- 石田とわ自由詩11*13-1-7
からっ風がわらうとき- 石田とわ自由詩7*13-1-7
ぼくとつ- 田園自由詩11*13-1-7
晴れた冬空を- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-1-7
素描- そらの珊 ...自由詩18*13-1-7
I_love_you_&_ゆー_らぶ_みい- るるりら自由詩19*13-1-7
スキキライ。- 元親 ミ ...自由詩413-1-6
歩き続けること。- 元親 ミ ...自由詩5*13-1-6
雪の日に- 田園自由詩9*13-1-6
空白- 梅昆布茶自由詩913-1-6
北伝仏教- ドクダミ ...自由詩2*13-1-6
ひとつのゆず- 石田とわ自由詩11*13-1-5
命は遂に- ドクダミ ...自由詩2*13-1-5
あいさねばながんべな- ドクダミ ...自由詩1*13-1-5

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