いたみ。
  それがひとつ、
  水たまりにうかんでる。
  とろとろの月といっしょに



  サンダルをひっかけて
  コーヒーを買いにでたり、
  すこしだけひらい ....
鮎を釣る若い男女のペアルック 表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで 愛に深さがあるのか テーブル、ほんの一秒まえの
カーテンの波を再現できない
難しいことを言わないで
泣いたり笑ったりして
わたしの手前で
息を吸って
そしてすぐ後ろで吐き出して
運動を繰り返して
 ....
謙虚な君 主張する自己を脇に置き

傾ける耳の側に 妖精を瞬きと共に見る

 乾燥した晴れの海に沿う アスファルトの道で謙虚な君を初めて合致する出逢いをした

 私は私を主張する自己を真ん ....
寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める


苔のむすまで

緑におおわれるまで

森のうえから

さざれ石

山のうえから

緑におおわれるま ....
運命
振りかぶって何球も、何球も
性懲りもなく くり返し、くり返し


運命
胸トラップで何回も、何回も
性懲りもなく くり返し、くり返し


フォームなんて 気にし過 ....
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち

人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ....
乾いてる軒下暮らし梅雨の日もそれが定めとうな垂れて

ほんとうに美しい玉葱の芯どうしてもほら泣いてしまいます

玉葱の玉を採ったら葱だらけでもそれは夢{ルビ二兎=にと}を追うひと

玉葱の ....
夢の扉の向こう側に
絹の衣装を纏ったあの時の
嬉しそうに君
幻になった
君の
優しかった歌
ユリの花束も抱え切れないほど
飾って置いた無傷な部屋


/海底に沈んでいった記憶の ....
爽やかな初夏の朝
コーヒーショップの窓の外では
スズメ達が噴水に集まって
小さな翼をシャンプーしている
音大行きのバス乗り場では
客はバスの屋上に梯子で登り
ピアノを楽譜初見で弾かない ....
冷蔵庫から
冷えた頭蓋骨をとりだすとき
ふしぎにこころは温かかった

聞いたおぼえのある歌、
見たおぼえのある映画、
読んだおぼえのある物語、
それらがいっせいに再生され
頭蓋骨を割っ ....
白いときは過ぎて
テーブルのうえに飾られた造花
死んだ動物の肉と
赤い靴下

カレンダーのしるしが
ぴらぴらと減っていく
みんな行ってしまった
ほそい煙草が
長方形のまま燃えつきてゆ ....
生きている
だからそうして息してる

息してる
だからこうして生きている
幼い頃から海が大好きだった。
道産子なので北の大地も僕の遊び場だったが函館という港街に長く住んだ。

洋風の風が吹くこの街で潮の香りが好きだった。
朝市のような活気に満ちあふれた世界はとても心 ....
しょくぶつえんで待ってるねってトモヒロくんにメールしてから、リップクリームをいじくって遊んでた、半透明の、わたしこんなことばかりしてる、ゼリー状の、誰にも真似されたくなくて、真似しちゃったりぼんのむす .... 死にたくないのは痛そうだから?

痛くなかったら死ぬの?

痛くても生きたいの?

からだもこころも

ぜんぶ弁慶の泣き所

だからけんかしないんだ

だから生きてゆけるんだ
 ....
何にも手につかない昼下がり
いたずらに伸びた髪をくくって
裸の目には世界は曖昧にしか見えない
外から支配する微熱が
指先から内側へ忍び込んで
たまらなく逃げ出したくなるから
足元で丸くなる ....
わたしの心臓を

あなたがもちさってしまったから

うごけないの、



たすけて
  #

さびしさが一輪咲いて
ほら風にそよいでいるよ
きのうも、
あしたもあさっても

  ♭

いつかのうたが立ち去りがたく
苦いの我慢してお薬飲んでる

  #

か ....
太陽のまわりに

わっかが出来ていた

伝えてくれている

あなたのことを思い

あなたのそばにいる

じぶんの肉体以外の存在を思い

じぶんの肉体以外の存在のそばにいる

そんなふうに

この命を使 ....
静かな 絡まらない 単調に打つ 更ける思考回路

夜は 静かな 深呼吸を海水が触った砂浜を歩く時間

 明日も仕事 明日は明日のこと

今宵は 物思いを 白線に直し 明日またスタートさせよ ....
夕飯の前にお花に水をやり聴いていただく今日の出来事 両翼を広げて谷間を覆う様に飛んで行く



渓谷に遊べば

すくい上げたのは 6月の空

まだ 冷たいね

あー
ホウノキの葉
何枚の葉が あの子を支えているのだろ

 ....
みんなの寝しずまるのを待って
腕をきるので
みんな寝ない
みんなの起きるのを見はからって
眠りにはいるので
みんな起きない
だんだんできてゆく
柵のそと側へのがれてみると
そこはぐるぐ ....
質素な食事は
タマンキとその弟子たちにとって
いつものことだった
タマンキには
スプーン五杯の
ゴッツァン海産のチョウザメの卵と
ブドウの搾り汁を発酵させた飲み物一樽と
小麦を丸めて焼い ....
摂氏零度付近で繰り返す
憤りと自己批判
つい今しがた晴天だったはずも
霰の降る未熟さ
頭を垂れるつららになれたらと
空を仰いでみた

雪解けの光沢に偽りはないのだが
春の陽射しは強すぎ ....
 し ご と を し の ぎ

  こ こ ろ こ か げ に

 み え ぬ わ き み ち 

  と き が と け だ し
 

 
美しく病んだ六月の背中で
僕らは夢か ....
あたたかく降り積もった雪の下に埋めた
女になってしまう前の、
何でも言葉に出来ていた少女のわたしを

女になるというのは
自分が一番遠い他人のように感じる生き物に
なる事なのだ
女になっ ....
空丸ゆらぎさんのおすすめリスト(1627)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とろとろ- 草野春心自由詩813-7-6
鮎を釣る若い男女のペアルック- 北大路京 ...俳句213-7-6
表札にあなたの名前載せてたらいつか帰ってきてくれそうで- 北大路京 ...短歌213-7-6
愛に深さがあるのか- 北大路京 ...自由詩413-7-6
(-)- はるな自由詩313-7-5
謙虚な君- 朝焼彩茜 ...自由詩813-7-5
さざれ石- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-7-5
泥臭き爽快- komasen333自由詩1*13-7-5
破片- そらの珊 ...自由詩18*13-7-4
玉葱なひと- たま短歌25*13-6-29
愛の夢___(リスト「愛の夢」を聴きながら)- 乱太郎自由詩1713-6-21
プレリュード- 壮佑自由詩14*13-6-17
冷えた頭蓋骨- はるな自由詩413-6-9
赤い靴下- はるな自由詩313-6-9
リバー- 秋助自由詩2*13-6-9
海と風と僕のねじれたこころ- 梅昆布茶散文(批評 ...913-6-9
17さいの夏の日はやっぱ無味だよねわらい- ざらざら ...自由詩10*13-6-9
日傘をさして- 吉岡ペペ ...自由詩613-6-9
からから- Mélodie自由詩813-6-9
どろぼうさん- 伊織自由詩4*13-6-9
うた- もっぷ自由詩713-6-9
太陽のまわり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-6-8
ラベンダーの眠り- 朝焼彩茜 ...自由詩813-6-8
夕飯の前にお花に水をやり聴いていただく今日の出来事- 北大路京 ...短歌513-6-7
ホウノキ(朴木)の花が咲く頃- ぎへいじ自由詩18*13-6-7
スイッチ- はるな自由詩613-6-7
アソコ伝____86章- 花形新次自由詩613-6-6
反省- 乱太郎自由詩19*13-6-6
散策迷路- ただのみ ...自由詩19*13-6-5
「花曇り」- 桐ヶ谷忍自由詩29*13-6-5

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