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両翼を広げて谷間を覆う様に飛んで行く



渓谷に遊べば

すくい上げたのは 6月の空

まだ 冷たいね

あー
ホウノキの葉
何枚の葉が あの子を支えているのだろ

 ....
太陽が戻った

もう ここに居るのは疲れたよと東へ流れ去って行く雨雲を見送れば

残していった渇いたため息が 風に変わる

うまく やり過ごした
のびのび体を開いて歩き出す
急げ ....
博士 オリンピックが終わって寂しいです。
あの感動は4年後まで 待たないと再び戻ってこないのですよね・

南君 勝ち負けを超えた 彼らのあの限界に挑戦する姿こそ 時代を作っていくのだ、しかしその ....
軍手の布地が手の水分を奪う

支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品

レースの手袋じゃあ無いんだから

指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ


あかぎれの ....
メロディーは まばたきに似て

吐く息は 山をさまよう霧に変わり

心のきらめきは 星よりも激しく燃える

遠く町の灯火が やさしい

やがて静かな会話がはじまり

凍りつく 寒気 ....
手のひらを
空が ざわざわしている

手袋の上に舞い降りて
うっ、雪達は しまった まずいと むずむず

気が付いた

この肌に触れれば 飛べない水滴
水っぽい冷汗ならいいのですが
 ....
顔を上げて元気を出せ!
独りぼっちで淋しのか…
振り絞る様な虫の音の外は雨
空木岳は雪にちがいない

湯に浸かるこの体は疲れていて
もう少しだけ このまま眠って居たいのに
天井から落ちる水滴が冷たくて

まだ羽根を すり合わせている
 ....
中速 4時間タイマーで
ぐるぐる回っている扇風機に 話しかけて みた

扇風機よ

ただ 回っていないで
一つ歌でも うたってみたらどうだ



首を縦に振った


 ....
空丸ゆらぎさんのぎへいじさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホウノキ(朴木)の花が咲く頃- ぎへいじ自由詩18*13-6-7
単独行- ぎへいじ自由詩12*13-4-19
ドウリンピック“北(ぺ)博士の野望”- ぎへいじ散文(批評 ...513-4-7
あかぎれ- ぎへいじ自由詩18*12-12-28
クリスマスツリー- ぎへいじ自由詩14*12-12-21
雪と手袋- ぎへいじ自由詩14*12-12-8
自分へ- ぎへいじ携帯写真+ ...5*12-11-23
虫の音- ぎへいじ自由詩10*12-11-5
夏ばて- ぎへいじ自由詩5*12-9-20

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