トントントンごめんください

コンコンコンごめんください

カンカンカンごめんください

キンキンキンごめんください

ドンドンドンごめんください

バンバンバンごめんください
 ....
漆黒の
無音の闇
耐える
遠大な時間

復活す
無縁の神
超える
身体の空間

自意識の危うさに
気付いて
混沌を垣間みる

時空の果てに
あるものは
名状しがたい ....
もしかして

CO2の削減が遅れているのって

僕らのため息が多いからじゃないか

人口もべらぼうに増えているわけだし


昨日

3円でレジ袋をお願いしました

クーラーの ....
まもなく幸せになれるでしょう

と言われても
不安感の先立つ今日この頃だから
それって、ほんとかなと首をひねってしまう

フィギュアスケートとかのスポーツ番組みてると
まもなくまもなくっ ....
かたちを見つめる

虚無がしずかだ

茶室に作法がこだまする

石庭の顔いろで

抹茶が飲み込むデスマスク

宇宙の鈴の音を聴いている

エイトビートのピアノ鳴る

声が消 ....
乾いた表情 無色の空

20.8%の酸素に 宇宙船が浮かんでいる

あとどれくらいしたら 見えなくなるのだろう

止まっているのに 居なくなるんだ

さようなら 僕は地球人

風が ....
ギザギザの
気温の折れ線グラフの
端がほつれて
光の縦糸が
眠たそうな家並に
垂れ下がる

カチカチに
凝り固まった表情筋の
端がほつれて
微笑の横糸が
路地裏の野良猫を
追い ....
さみしい人が多いから
インスタントのコーヒーを
淹れて配りましょう
ミルクもつけて

ひとりになってうつむいて
泣きそうな背中に
かける言葉が見つからなくて
迷いそうでも

コーヒ ....
うかれているしかなかったのだ

さびしかった

信じられないくらいの

さびしい状況にいたのだった

いちかばちかのような気持ちだった

だから

うかれているしかなかったのだ ....
弟ガイウ
母ガ癌ダト
マルデ命ヲツカサドル神ノヨウニ
母ノ余命ハ半年カラ一年
私ハワライナガラ
ソレヲ知ラナイ母ニ
来ルコトモナイカモシレナイ
来年ノ旅行ノ話シヲシタリスル
海ヲ渡ッテ ....
おまえと言葉を交わすために
教典なんて必要ない
目を閉じれば
そこにはおまえの
輝く神々しさがある
おまえは静かに
おれの言葉を待っている


おまえと二人で語らうために
 ....
朝露が滴る蜘蛛の巣に
不思議な世界が見えたような気がして
顔を覗かせると君が居た気がした

「会いたい」と声を出すと
美しい蜘蛛の巣が僕の声を
一文字一文字絡め捕り
現実の世界に言葉 ....
黄色い帽子をかぶった女の子が

お母さんに手をひかれて

ちょこちょこ小走りに

横断歩道を渡っている


いくつまでお母さんの手を

握っていられるのだろう

無邪気な笑顔 ....
咳き込んでいるのは僕から逃げ出したいから
なのだろうか。僕の身体はもう値しないもの
になりつつあるのかもしれない。濁音が空を
汚す。ひとつ。暫らくして、またひとつ。藻
みたいにドロドロして、蝕 ....
野生の鶏が森に溶ける朝
立ちのぼる夜の残り香
白く踊る靄
女たちのはごろもの袖が
空に還るよう
斜めに抜ける鉄道の跡地に
芽吹く春を見守っている
私の肩に麦をふりかける人よ
瞳は黄金を ....
にょうろりにょうろり長い紐

トタン屋根またがり

ポストくぐって

にょうろり、にょうろり

どこまでいくのか

酒屋のシャッター錆びの穴

にょうろりにょうろり

中に ....
 草のなかにレールをみつけた
 錆びた鉄の平行な二本線が
 弓なりに
 ここから延びていた
 または
 この草のなかで
 すっぱりと裁断されて尽きていた

 あおぐらい記憶 ....
ゾロリ
色のない
貧血の頬を
滑るカミソリ

ピリリ
痛みのような
微弱電流

プクリ
鼻の左下
盛り上がる
赤い液体

チッ!
煩わしいだけの
日常茶飯

ゾ ....
もしも、もしものことだけれど
ぼくに彼女ができたら
ぼくは回転寿しで、
絵皿ばかり食べようと思う
お祝いに

ビートルズのUKオリジナル盤を、
まとめて買おうと思う
ラバーソールは ....
ほらっ、ジュン、早く!
運転手さんを待たせちゃ失礼だぞ
それじゃあ、よろしくたのみます

おにいちゃ〜ん
レイちゃんの居場所がわかったら
連絡するから〜

小さく頷いて、ジュンはトラッ ....
頭の中で 鳴るんだ

音を飲み込む音 音を噛み砕く音
音を叩く音 音を破る音
音を切る音 音を捻る音
音を削る音 

それらが それぞれ七色に発光して
カウントダウンが始まる
サーカ ....
エリカの部屋へ電話をかけて
ハイパーメディアクリエイターの芝居
続けてみたけれど
あの娘ももはや
興味なさそうで
そうそう付き合ってももらえない

用事がなけりゃ
連絡するな
そもそ ....
世界の果てに 椅子を二つ置いて
暮れつづける夕暮れと
明けつづける夜明けとのあいだで
いつまでも 話をしていよう
横はいりなんかしてないのに
ちゃんと並べと咎められたことがある

トラウマになってしまったのか
また文句言われてしまうのではとオドオドしてみたり

私って気が小さいのかな

それからは ....
いきる
燃えさし
あがってくると

            ( こころは バイパス
爛れた
くちびる
あてがいながら
眼窩(すかいらいと)
から
入水

          ....
新緑の風は
棘がなくてとてもよい

海が近くになくとも
森が近くになくとも

ほんのすこしの
風の匂いは
生命の香に満ちている

ほんのすこしの
ざわめきは
生命の音で満ちてい ....
ゴルフ場の空に日暈が出ていた

ぼんやりとしたでっかいわっか

それが次第にはっきり虹いろになっていった

日暈に背をむけながらフェアウェイを歩いていた

だれかがオレのために祈ってい ....
「明日の情」


優しく蛇行して
適度に濁って
こそばゆく岸を撫でながら
僕の根底を流れる
情の小川は

ときおり
なす術もない豪雨に
のたうち回って

 ....
星形のサボテンの気分で目覚めた

窓の外に
柔らかい青空

いっきにトゲとけた
ふにゃりくにゃり

もぞもぞさがす右手
君に報告

生きてますよ
あのね
ありがとう
サバは猫ではなかった。

猫がサバだったのだ。

おもい。

わりきれない素数のように

バサッと

樹のうえから降ってきた新しい猫と屁理屈を彼女はうけとることにしたのだ。

おもてなしうらなしてだ ....
空丸ゆらぎさんのおすすめリスト(1627)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トントントンごめんください- 紀ノ川つ ...自由詩5*11-3-2
名もなき混沌- シホ.N自由詩211-3-2
CO2の削減方法- 甲斐シン ...自由詩511-3-1
まもなくのひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*11-2-28
茶室のデスマスク- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-28
風が止まって- 甲斐シン ...自由詩211-2-27
ほつれる- nonya自由詩22+*11-2-27
コーヒータイム- 朧月自由詩411-2-27
さびしかった- 吉岡ペペ ...自由詩1611-2-27
- 月乃助自由詩1211-2-26
Prayer- 寒雪自由詩111-2-26
蜘蛛の糸- 影法師自由詩411-2-25
幼い日に- 橘祐介自由詩7+11-2-25
嘔吐- 乱太郎自由詩9*11-2-25
鶏の香り- たちばな ...自由詩15*11-2-25
にょうろり- 橘祐介自由詩811-2-23
ノスタルジックな軽便鉄道の駅頭にて- 石川敬大自由詩20*11-2-23
- nonya自由詩14*11-2-22
彼女ができたら- はだいろ自由詩211-2-22
泥の付いた・・・・- 花形新次自由詩2*11-2-22
サーカスがやってきた_/_****'04- 小野 一 ...自由詩6*11-2-22
悪女ってほどでもない- 花形新次自由詩5*11-2-22
週_末- 塔野夏子自由詩19*11-2-21
並ぶひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-2-21
とうえい_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩9*11-2-21
新緑- 夜恋自由詩111-2-21
日暈- 吉岡ペペ ...自由詩311-2-21
ヒーローズ_(昭和編)- nonya自由詩8*11-2-20
青空- 朧月自由詩211-2-20
サバ- 阿ト理恵自由詩9*11-2-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55