父よ
母よ
神々は太古からそこにいて
神々は初めからここにいはしない
ヒトが路上で嘆息する時は
ただ頭上に空と、眼前に生活があるだけで
哲学や文学など役に立ちはしない いつだって
それで ....
ねおきのうつろな鼻ごえは

のびやかな甘えたなこえだった

ベランダの空が切り取られていた


空綺麗


部屋がしずけさと懐かしさで冷えていた

ベランダぎわの植物たちがわら ....
人々の不幸を暴き立てるために
睥睨し荘厳に昇る太陽の光を
紅い白目の中に取り入れ
嘆き悲しむきみの背後で
ぼくは聞こえないような小さい声で
きみの悲しみを言葉に置き換える
今まで生 ....
{引用=
先が尖っているので
さらに研ぎ澄ませて
接続しろ
差込口は
広げておけ
僕たちは
友達だ
だから
君の肌が冷たくないように
心まで閉じてしまわぬように
先は
氷に浸し ....
開けた窓から
今朝も差し込む
眩い輝き
静かなささやきに
手を伸せば

置きっ放しの夢の種
芽がちょっぴり顔を出し
出合い頭で鼻をつつかれる
通りすがりの薫りが  ....
「久しぶり」

「うん」



実家に帰ったら、従姉妹がいた。年下の俺は小さい頃から彼女と一緒に過ごしていた。毎年会っているものの、彼女の成長具合というか大人になる加減があきらかに ....
まあいいんじゃない?
やるだけやった今年にGood bye!

さあてもう一頑張り
やらかしましょうや
新年にWelcome!

いっときますか?今年も
ウサギ見習い
宇宙へJUMP!
星空巡って初日 ....
公園で草刈り機がうなっている
ひなびた街並みにただよう
ことし最終のくらしのにおいだ

草むらからかまきりも飛びだすだろう
病葉も枯れ葉もお供にされるだろう
地祇のたもとにいだかれもせずに ....
世界が声を失くしても
消えない音符と手を繋ごう

脳が奏でる
たった一つの音楽

外国語よりうんと近くて
私が使う日本語より
少し遠い言葉達

その歌の中に自分を見た
その人 ....
体が渡っていく
時というものをとらえている
内で揺れている思いは
木霊のように 降りている

次のよりどころはあるのだろうか
でも先の事を知って なんになる

ところどころに私が居る
 ....
夢をみた
二度とみたくないほど支離滅裂な、後味の悪い夢だった
だけど起きたら半分以上を忘れていた

・・・ね、人生だってそんなものだよ?


だれもわかっちゃいないんだ
これは大掛かり ....
幼いこどもが悪い言葉ほど直ぐに覚えてしまうように
ちょっと悪ぶってチャラい言葉なんか使ってみる

私に似合わないのはわかってはいるよ
でもね、今年のクリスマスも思い出となるよなサプライズはなか ....
子猫を抱き上げるような眼差しで
この街を歩く人は少ない

真剣に生きようとする人の眼光は鋭く
何かを諦めたような人の眼は暗い

そんな視線が複雑に交差しているのを
私の視線は知らずに追い ....
バイトを
コンビニでしていて
にくまんを
おとして
べんしょうする

あなたの愛情
あなたの愛情
墺紗佐々
瀬諏佐紗佐々
緋色

あなたの愛情
あなたの愛情
墺紗佐々
瀬 ....
夢に根ざした情熱は
けれどガラスのように脆い炎だ
その熱情は外に向かって放たれ
壁の前に砕け散る
それでも消えずに突進し続ける
ドン・キホーテの姿は哀しい
ゴッホの空咳 コッホ、パスツール ....
橋をあるく

瑠璃いろの底は

すこし黄ばんで透明な水いろ

ぼくらは影絵かも知れない

なんの影で

だれが見る絵なのだろう

橋をあるく

ぼくらは瑠璃いろの影絵だ
 ....
re

雪原の果てに、捩れた樹木が十字架の形をなして、風雪の中に佇んでいる。
純白の地平に、いかなる嘆きの声も、ここに反響することはない。
遠く、一切から、遠く離れて。誰しも一人となってここ ....
ベッドが
解体されて、きみの死を
模倣する

抉りぬかれた
目、きみが見ている、わたしで
あり、言葉で
あり、盲た
光であり、

切り離されたもの、半分に
されたもの、
 ....
そんなに大きなツリーというわけではないのだけれど

11か10メートルぐらいのクリスマスツリーの点灯式に呼ばれて
 
早押しクイズの解答権を得るためのボタンみたいなのがあって、

NHKの ....
水底リザーブしておいて
これから、瞳は、こぼさず、もらさず
底までゆこう光の竿をたぐりよせあゆみつ
The wind dies down.

少女は祈る少女世紀の立体少女症候群の。―――熱 ....
ぼくが入院してから半年が経った。
11月が終わる頃には、
小児病棟にもスノーマンやら、サンタクロースの人形が置かれたり、
クリスマスツリーやリースが飾り付けられた。

24日、クリスマスイヴ ....
新興住宅街 新興住宅街 俺は大っ嫌いだ
見通しがいい 見通しがいい やたらと見通しがいい
人影がねぇ 人影がねぇ 昼間は人の臭いがねぇ
公園から続く 緩やかな坂道
バットを担いで 自転車乗った ....
うんうんと首を縦にふる
なんだか良いこと舞い込んでくるような

ダメダメと首を横にふる
良いことなんかどっか行っちゃって
なんだか悪いことだらけな日々となってしまうような

こりゃダメだ ....
ねずみも寒かろ 朝陽に抱かれるよに 優しく包んであげよ

雨が降っている  夜に 雨が降っている

今日は 何曜日だろか

風が冷たい もうすぐ冬だろうか
夜風が寝る前に君に教えてあげよう
僕が昼寝していた時のこと
公園の芝生にやんわり擦られながら
木陰がそっと忍んできて
日射しを追い払ってくれたみたいで
すっかり夢心地に浸ってしまって
何故 ....
きみでありわたしで
あり、反復
する、終わることができた
ひとたちの夜に
携帯をにぎりしめる手がかじかむ頃

うちのハートも西高東低

はよかけてこんと、もう知らんよ



 
転がると死にます
死がこわいなら転がりません立ちます
座るのでもよいでしょう
はいそこの彼は転がったので死です
死んだら転がります
つまり大体転がりました

鮭の切り身をむしゃむしゃやり ....
寝ると明日になって
古文書を読まされるので
寝ないことによって
明日がこないようにできる

バルキントンが
くりきんとんと
にている

 それで、どういうのが面白いと思っているかとい ....
 抽象画家が描いた
 うつくしくはりめぐらされた運河
 本流が支流になって
 クモの巣状の千の川になる
  ―― そこに
 ジェルマン
 という街がある

 静電気をおびた ....
空丸ゆらぎさんのおすすめリスト(1614)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はじめに言葉ありき。超エテ公の独り歩き。- salco自由詩6*11-1-2
空綺麗- 吉岡ペペ ...自由詩511-1-2
役立たずな- 寒雪自由詩311-1-2
WE_あるいは_接続の魔術- 真島正人自由詩10*11-1-2
Happy_new_year- 乱太郎自由詩1511-1-1
いくつもの嘘を隠していた- ayano散文(批評 ...310-12-31
WELCOME- 詩月自由詩110-12-31
胸の隻影(六)- 信天翁自由詩310-12-31
優しい剣- 三奈自由詩1110-12-31
日々- 砂木自由詩5*10-12-31
神の夢- らぐっぱ自由詩210-12-28
悪いひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*10-12-27
「視線」- ベンジャ ...自由詩4*10-12-27
なんとかかんとか_ブロッサム- a自由詩110-12-27
ゴッホの空咳- salco自由詩12*10-12-26
橋をあるく- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-26
___________r_e- るか自由詩310-12-26
きみの死を模倣する- こもん自由詩910-12-26
クリスマスツリー点灯式- 北大路京 ...自由詩7*10-12-26
日暮れのさよなら_(ご利用は計画的に)- 乾 加津 ...自由詩6*10-12-25
病棟のメリークリスマス- 北大路京 ...自由詩7*10-12-23
旅路の果て- yumekyo自由詩510-12-20
うんなひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*10-12-20
ねずみも寒かろ- 北大路京 ...自由詩4*10-12-20
水仙の歌- 乱太郎自由詩16*10-12-20
きみでありわたしであり- こもん自由詩710-12-19
知らんよ- 殿上 童自由詩9*10-12-19
webbed- KETIPA自由詩3*10-12-18
クリーム色_バルキントン- a自由詩110-12-18
架空の街のロビーにて- 石川敬大自由詩17*10-12-17

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