特別な人
普通の人とは違う人
こんなに近くにいるのに
絶対に触れることができないあの人

普通の人
そこらへんにいる人
そこら中に散らばっているのに
あえて選ばなければいけないある人
 ....
掴んだ腕に舌を這わせて

気が狂うまで接吻を重ねて

白い肌に爪をたてて抱きしめて

そのまま雪に血を落として





間違ってなんかいない

ただ本能のまま そのま ....
缶ジュースを買った。
たぶんスペシャルなジュースではない。
でも、なんだかおいしい。
なぜだろう。
たぶん、弱い人の痛みを知っているからだろう。
元気のないウサギを見る。
とても、不思議な ....
栓を開ける

蛇口からバリバリと
氷が落ちて
僕の手を
傷つけていく


窓に笑みが浮かび
僕もつい
笑ってしまう


痛みは無い
青空が濃くなってきた
空がやってきたのだ
鴉が去って
太陽がやってきて
のんきにお手玉をしている
単調に繰り返すのを
家の子達はいつまでも見ている
目玉が焦げるといっても
信用して ....
傷ついた
というより
どうしようもなかった
話がある

洗濯物をたたんでいく
パンツ
シャツ
ヨーロッパ


僕の無器用さは消えない
どうしても嫌なことは嫌といってしまう
言 ....
兆し
まだ何のためか
なんであるか
わからないまま
僕は
昼間泳いでいる

つかんだ波
はなさないために
好きでいられるように
とつとつと
祈る

笑うひと
奪う波
死に ....
うつぶせに寝た彼の下祖父帰る

驚いた家族「おかえりなさい祖父」

ワシとても腹が減ってる飯をくれ

ちゃぶ台で本人囲み三回忌

あの世には吉永小百合五人いた

父は母母は娘の頬つ ....
3分間で あなたの愛に 火照らされて

私の心を いっぱいにしたと 思ったら

当然のように 3分間で 食べ尽くされ

殻になったら棄てられるだけなんですね
もうすぐどこかで雪が降るのかな
君を真白な街に連れて行って
君の白い肌と真白な街並みを見たい

さらさらと降りつもる雪と
すべすべの君の肌は
どっちが気持ちいいのかな

雪を溶かす ....
待ち合わせした繁華街の一角
まるで笑わない君をはじめてみた
僕の胸は既に鼓動を抑えられない

あれ?どこかでお会いしたことはありませんか?

消えた彼女を追って僕は旅をした
昔と同じよう ....
君に あいじょう ばかり 押し付けて きたね 。げんなり するような あいじょうを でも きみは 受けとって くれたね 。ときにコマリナガラ ときに アヤフヤナ。タイドデ 。 ぼくには ともだちが た .... 呼ぶ声は誰のために
呼ぶ声は誰のために
遠くから来た人は家を建てた
終(ついえ)の住み処に
なるとは知らずに


往く人は誰のために
往く人は誰のために
墓碑に添えられたコップ
 ....
中学校を卒業してあなたは僕に勉強を教わりに来ている
そういった名目で僕のうちに毎日来ていた君
だから君の高校の英語の宿題の最後のドットを僕が打った日
僕らは会う理由をなくしました
君の英語の宿 ....
私の水色を空に預けると
静かな雨が降ってきました

私の水色は雨に任せて
夕暮れにまどろむと

出会った日の水色が
ゆっくり漂い始めました

伝えなければならないと
思えば思うほど ....
開会式の行進
のはずなのに
みんな何故だか走っていて

走るのは遅くない
はずなのに
何故だかだんだん
取り残されていって

仕方がないから
後ろのクラスに合わせようと
スピード ....
サンマがぐんぐん泳いでいます。

サンマが群れを成してぐんぐん泳いでいます。

サンマは海を泳ぎます。

サンマは海を遠くの方から

反対側の遠くの方まで泳いで

そうやって一生を ....
一昔前の愛の歌を聴きながら
歌詞を追っていた

たとえこれが、私のために歌われたものでないにしたって
それでも、感情移入してしまって
いつしか、涙が零れ落ちてしまった

『 さよなら 』 ....
私の中のコンピュータは壊れているのか

私の思いを言葉に変える
こんな単純作業なのに

心の中の変換ボタンを押したって
正しく変換されないよ
君を傷つける言葉にしかならないよ

その ....
太陽にかざした
ビーカーの中に浮かんだ花びら
太陽光線に照らされ
薄桃色の水溶液の中に舞う
花びらは実験室の万華鏡
桃の缶詰に入れた試験管に
チョンっと触ると凍っていく水

なんて不思 ....
 最初に詩を投稿していた頃は自然に頭に浮かんだまま詩を書いていたのですが、ほぼ毎日詩を投稿しているうちにもっとポイントが入る詩をかこうと推敲しているうちに自分らしい詩が書けなくなってしまった。他のメン .... いつもと変わらない
思い込みだと思いたかった
あなたと一言交わす度
確信に近づいていく予感




あなたの目はもう僕を見ていない
高く澄んだ青空の下
広い芝生の上
この細腕には少し重いベンチを
歯を食いしばり運んでいた

色とりどりの枯葉が無数に敷かれた
穏かな秋の陽射しに影を伸ばす
あの{ルビ木陰=こかげ}まで
 ....
ローテンションで日々を

嘘すらも横目で見逃し

些細なことで驚かなくなった

一喜一憂は遥か彼方

淡い恋などさらにその先


それでも

泣いたり笑ったり

同じこと ....
また
しっぽが
挟まれた

自動ドアが
わたしのしっぽを
認めない

管理人さんが
困ったねえ
と言って
ちゃんねるを変える

新しい服を
買って
穴をあける

埋め ....
【花時計】

ある一時 

植物のように生きることを夢想する。宮沢賢治は雨ニモ負ケズといったけれど、植物は雨に負け夏の暑さにも負け 
害虫にやられて レタスは高騰するのを見ながら。
 ....
うまく言えないけど


とか


うまく伝わらないかもしれないけど


とか


そんな前置きなんかもう



言わなくても


言いたいことは
伝えたいことは ....
なりたがり。
男ってのは基本的に「なりたがり」だ。ワナビーだ。
映画を見ればその主人公になりきりたくなる。
小学生の頃など、土曜日には学校中にブルースウィリスやシュワちゃんがいた。
ばきゅーん ....
のどに はしゃぐ みめいの
つきの すずか つむぐ かるた

まわる やまの はるか さます
かやの ねむり まどう むごん

みちぬ おもい ゆきて きえる
かえぬ こころ ぬぐう ....
こんにちは と
差し出された名刺には
箱庭とだけ書いてあった


鞄の中から取り出した
石に草木に川に橋、
さらには水車小屋までも
あれやこれや説明しながら
砂を敷き詰めた顔面に
 ....
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