隣の犬が吠える

僕は 心の中で言う

『おはよう!』

ウーワンワンワン!

想いは

なかなか

伝わらない
あのさ恐竜ってさ
誕生日
2回あるよね?

どうやら去年のクリスマスも
恐竜グッズをお願いした彼は
新たな発見に大興奮だ

卵を生んだ日と
卵から出てくる日
ハッピバースディが2回 ....
僕は病院が嫌いです。
痛いし辛いし怖いし寂しいし、何もいいことなんてありゃしない。でも、行かなきゃいけないときは行こうと思っています。何でそう思うようになったのか、僕の話を聞いてください。

僕 ....
君がふと
だまりこむだけで
私は遠くへとばされる
沈黙という名の遠心力によって
私は遠くへとばされる
恋し君を想う

幾年の月日
幻想と現実の狭間で
彷徨い
バランスがくずれ狂気の世界に足を
踏みいれ始めた

頬を伝うは
悲しみ 喜びの涙か
その世界で
なにを見たのか
 ....
ただ 生きていたい
分かるかな 君がいて

夕日が輝いて 生きていて
これは 君のおかげ

水溜りに空が移る 動いてく
これも 君のおかげ

そんな 簡単な事ね
ふと 気づくんだよ ....
風に乗って

誰かの泣く声がする

かけよって抱きしめてあげたいけど

姿が見えない

どこにいるのかわからない



何が哀しいのか

何が辛いのか

胸が締め付け ....
窓のむこうがわに
青い空をならべて

窓のこちらがわに
鼻筋のととのった顔をおく

わたしだけのものではない
その世界がすき
  


  海亀の産卵に
  つきあったことはないが
  砂に穴を掘って
  跨り
  カプセルのような卵を
  産み落としている
  映像はみたことがある
  海から這い上がっ ....
パレードがいってしまう
オープンカーがいってしまう
紙吹雪がいってしまう
にぎやかな楽隊が
歓声がいってしまう
   
パレードに手を振った
誰かが
こちらに手を振った
私が手を振る ....
アナタとの関係は
着かず離れず、
そんな感じが一番落ち着く

でも、
たまに近づきすぎて
たまに遠すぎて
私もアナタも傷つくんだ、

目指すは、月と太陽
惑星のように一定の場所、
 ....
道 たんぽぽ 笑い声
父 温もり 母
私はその時子供だった

息 白い 細波
私は 歩む
薄い 夏 戯れ

昔 いつ うしお潮は
果てなく沈む日の
向こうにも続く

それがクニ ....
上昇気流が息をし始めるが、
僕は、24時まで何もせず、
あたかも無実をよそおって、いる
おねがいしますと言う人が、いる
わたしを過去にほおって置かないで

緑の看板を地軸に、交通規制
こ ....
僕は消耗品

コンビニでもらうお箸やストロー

街角で配られているポケットティッシュ

どうぞ僕を使ってください

用が済みましたらゴミ箱に捨ててかまいませんから

あ ....
裏返る感じがして
げぼっと吐いた
ごめんなさいごめんさないと
つぶやいてみたけど
ほんとは誰もいなかった
いないのはわかっていて
わたしは必死で謝る
ごめんなさいこんなことしてごめんなさ ....
あなたの玩具箱から

逃げ出したいと思う

このまま 

古いもの 新しいものに 

埋もれていくのは

嫌なんです

なぐさめてくれるお人形は

ひとつぐらい

どこ ....
この真夜中の
この静けさに

チラチラと
狂気は降って


闇の秒の遅さと
生の流れの速さに
僕は怯える


明かりを付け
異国の古い
映画に紛れながらも


こ ....
雨が近づき
誰もいない
贈り物を捨てた



霧に立つ
赤と白の脚
ひとつの弦を聴いた



動かない虫
窓ごしの雨
深緑の声



夜は去り
水は残り ....
ゆうやけ こやけ あかねいろ

かごめかごめの こどものわ

ながく のびてく かげのかず

なんだか ひとつ おおいみたい

なんだか ひとり おおいみたい

みんな しってる  ....
 手が届きそうな低い空を
 逆光に輝く雲が流れる
 私は何か恐ろしかった
 歩く犬の眼が不吉だった


 堤防の道を愛想笑いで
 私は歩いていたと思う
 濁った ....
子連れの熊だから
逃げ足が遅いの
お願い
驚かさないでね

わたし熊だから
大きな手に
鋭い爪があるの
あなたの首をへし折ったついでに
あなたの脳髄を掻き出しちゃうよ

わたしは ....
女は
胎内に新しい生命を宿したら
「母親」になるというのに

男は
新しい生命が誕生してから
「父親」になる権利を得る
のだろうか

それは
目の前に細く頼りない道が一本
 ....
僕がバイクで事故を起こした時

真っ先に駆けつけれくれたのは

君だった


いざとなると皆冷たいな

そんな僕の愚痴を笑って聞いてくれたのは

君だった


そんな君が今 ....
僕の部屋の窓ガラスが

強い風で音を立てる

今にも割れそうだよ

嗚咽か慟哭のようだ

僕の心の傷跡にしみる

僕も君も

そんなふうに泣いたね

君が僕を好きだと言って ....
学校で教わった中いちばんに役立ってるね。と、体育座り

信長もアムロもブッシュも捨てさって君だけの声をあげるなら今

快楽と達するときの絶望は炭酸みたく溢れるしかなく

僕らなど愛とダ ....
ゆめの風
荒地のビルの砂けむり


起きるから寝られる

寝るとめざめる

その当たり前の営みの
出来ないこと

吹き荒れるはげしく

おそろしい
あたりまえの日々

 ....
花は何処かで咲いている

あなたが欲しい花は

必ず何処かで咲いている

だから いつか

その花を見つけるまで

今は目の前にある小さな花と

暮らしていこう


ほら ....
まちぶせた そのねつが
ニヤリとね ぼくにいう
とおまわり してただろ
そのとおり ひしがたの
たいようを さがしたり
くりかえす なみのはな
とめようと してみたり
うれいごと ひとと ....
すっかり草に覆われた
ぼくらが秘密基地と呼んでいたここに
今年もまた暑い季節がきました
打ち捨てられた自転車が
見捨てられたこの場所に
あの頃のまま忘れられて

なにが秘密だったんだろう ....
激しい雨音
それは、ボクの体を雑巾にする
そんな笑えるほど滑稽なシロモノ

たまにはいいこともする
笑えるほど滑稽なくせに
気のきいたハカライもする

近所迷惑な
喜怒哀楽
そいつ ....
朧月さんのおすすめリスト(1460)
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記憶- 自由詩204-11-19
要は簡単だ- Tシャツ自由詩7*04-11-18
「_さみしさ_」- 椎名自由詩204-11-3
- 鈴本 蘭 ...自由詩204-11-2
海亀- 天野茂典自由詩204-10-21
パレード- umineko自由詩604-10-9
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在るということ- はらだよ ...自由詩304-9-20
のら猫ジャンクション- 祐伸自由詩304-9-8
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盲目_(2004.7.6)- 和泉 輪自由詩1204-7-6
母熊- チアーヌ自由詩2*04-7-2
入学式前夜- たもつ自由詩35*04-6-28
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★91_ボクトキミノキズ- 貴水 水 ...自由詩7*04-6-21
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遠回り- 松本 涼自由詩4*04-6-12
夏の日- ワタナベ自由詩15*04-5-30
雨音- もこもこ ...自由詩4*04-5-20

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