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この間
コロナを拗らせて
死んだじいちゃんの
机の中から
一冊のノートが見つかった

じいちゃんは
自称詩人だった

証拠隠滅のために
その夜
家族みんなが見守る中
庭でそのノ ....
背後霊が生前自称詩人だったため
いつも耳元でクソみたいな
自称詩を囁かれて気が狂いそうだ
自称詩人の背後霊は
自分のことを
「うしろの朔太郎」と名乗っているが
朔太郎とは程遠いクソ野郎だ
 ....
不完全なものしか出来ないのを
承知の上でイイねを入れることに
何の意味がある
ただのイイね交換だったら
そんなもんクソの役にも立たないことは
分かっているはずだ
(自称詩人には分からないか ....
AIの野郎
クソソフトスターリニズムに
イカれやがって
暴力的な言葉を使って
詩や短歌を書けとお願いしても
拒否しやがんだぜ
暴力的なのも
人間性のうちだということが
分かってねえんだ ....
地下鉄に銃声響き振り向くと
俺の亡骸転がっている

早朝の新宿独りふらついて
すれ違いざま胸を刺される

拘束衣着せられたままハイウェイ
死へのドライブ逃げる術なし
目覚めた瞬間、
唯一無二の人生が続くと聞いたとき
生きることの意味を無に帰す孤独感が襲う

あるがままの自分を受け入れることも
開かれた未来を楽しむこともできず
奪われた時間を刹那的に考え ....
夏祭り彼を見つめる美人妻

宵がかり蛇衣を脱ぐ美人妻

母の日に母を忘れて美人妻

夏浅し白肌見せず美人妻

美人妻頬赤らめる栗の花

走り梅雨ずぶ濡れになる美人妻

美人妻待 ....
戦場に咲く花に向け口笛の
音色密やかに響き渡る

機関銃の音響く中
一杯の赤ワインの味を思い出す
背中向け誓い破りし血の涙
復讐の刃敢えて厭わず

深き罪背負って生きる傷痕は
まだ癒えぬまま影となり残る
浴室の薄暗がりに浮かぶ男の影
胸に迫るマシンガンの音に 
神経が逝ってしまいそうだ

都会の共同体に蔓延る深い暗闇
心の荒野をさまよう 
男の狂気に似た影

人間が埋も ....
風鈴の音夕暮れに死の香り

一人夜の絶望滲む蝉の声

血だらけの亡霊達と盆踊り

睡蓮の紫映る変死体

親殺し傷癒しつつ夕涼み

紫陽花が夢遊病の夜に咲き乱れ

夕立の香り仄か ....
五月の風景を眺める 
僕らは虚空に散らばった
葉書たちに思いを馳せる
孤独に怯え、胸を締め付け 
心臓は早鐘を打ち鳴らす

命の繋がりに歓びを感じながらも 
いつか来る別れに慄く
揺ら ....
遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ

駅のホームさよなら告げる切ない風
うつむくきみの瞳見えない
ピストルを乾かす冷たき残酷の
世界の果てで胸を裂く日々

ナイフ刺しその心臓を止めたとき
深き絆も全て消え去る

割れ人形風に揺られて儚くも
あの懐かしさだけはそのまま
憂国の思い握りし日本刀
血渋き刃に未来夢見る

亡国に響く死の鐘の音
青雲の向こうに夢想の兆し
バーの中でウイスキーを一杯
ボクサーのような男が、血の滲む傷を舐める

ジャズの音色が深い哀愁を誘う
女がショートスカートで踊るが、彼の心は冷たい

絶望に打ちひしがれた男は、無力に生きる ....
カブトムシ野郎が
愛と平和なんて言い出すから
世の中つまらなくなったんだ
というハンター・トンプソンの
言葉が好きで好きで
俺もこんなことが言いたくて
ものを書いている

ポリコレなん ....
四月は
新しい生活に馴染めない
潜在的自称詩人が
その芽を出す季節

───今より他の場所へ

その思い一心で
自称詩投稿サイトの門を叩く

しかし、自称詩人になることは
何の価 ....
自称詩とは
私の造語です
自称なんたらとは
通常自分が何者であるかを
指し示すのであって
自分=何者の"何者"を自称する
のです
従って自称詩人はあり得ても
自称詩 ....
俺は一般人として
ここに参加している
自称詩人では勿論ないし
新興宗教に入れあげてもいないし
変な政治集会にも出たことはない
普通の正規雇用の労働者で
女房はずっと専業主婦だから
食うに ....
自称詩人から
発せられた自称詩が
風に飛び宙を舞って
どこか自称詩人から
ずっと遠いところで
自称詩単独で成立するもんじゃねえんだよ
自称詩は何処まで行っても
自称詩人から切り離されはし ....
基本、自称詩には
どんな言葉も使ってはならないのですが
なかでも世界とか宇宙とかは禁句です
そんな言葉に見合うだけの拡がりは
全くありませんし、とどのつまりは
私、思いつきのまま
それらし ....
太宰の長男に
障害があったことは
世間ではあまり知られていない
ダウン症だったと言われている
桜桃では、そのことに触れ
ひどく心配していることが
書かれている
太宰の死に関して
この長 ....
自称詩人界隈に
もう13年も関わっているが
その昔は
挨拶替わりのイイねが
50個ぐらい入るなんてことが
ざらだったのが
今じゃ多くても10個程度になって
非常に喜ばしい事態になったけれ ....
ゲリ、ゲリ、ゲリラ
豪雨の降る夜
特別避難警報が鳴り響く中
どさくさ紛れに
逃げ出した精神病院
追って来るのは
氾濫した川の濁流と
いつもの奴らの声だけだ
「ゲリ、ゲリ、ゲリラ
ゲリ ....
人は
人として経験すべきことを
経験して
初めて成長する
誰かを好きになって
振られたり
誰かに好きになられて
恋人になったり
仕事に就いて
成功したり失敗したり

結婚して子ど ....
田中教平さんの花形新次さんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
じいちゃんの正体- 花形新次自由詩223-7-17
うしろの朔太郎- 花形新次自由詩223-5-10
自称詩人達へ- 花形新次自由詩423-5-5
AIとの決別(ちょっと早いんじゃねえか)- 花形新次自由詩1+*23-4-28
AI短歌9- 花形新次短歌123-4-27
朝の倦怠- 花形新次自由詩1*23-4-27
美人妻俳句1- 花形新次俳句1+*23-4-27
AI短歌5- 花形新次短歌123-4-24
AI短歌4- 花形新次短歌1*23-4-24
失われた存在- 花形新次自由詩1*23-4-24
AI俳句1- 花形新次俳句1+*23-4-24
五月の風景- 花形新次自由詩123-4-24
AI短歌3- 花形新次短歌3*23-4-23
AI短歌2- 花形新次短歌223-4-23
AI短歌1- 花形新次短歌2*23-4-23
ボクサーのような男- 花形新次自由詩2+*23-4-23
ハンター・トンプソン- 花形新次自由詩223-4-13
自称詩人発生注意報- 花形新次自由詩223-4-12
自称詩とは- 花形新次自由詩523-4-4
俺は一般人だ- 花形新次自由詩4+23-4-3
自称詩人になる前にやるべきこと- 花形新次自由詩423-3-27
自称詩で使ってはいけない言葉- 花形新次自由詩423-3-26
太宰の長男- 花形新次自由詩122-10-29
野垂れ死ね、自称詩人- 花形新次自由詩122-10-27
ゲリラ豪雨- 花形新次自由詩122-8-28
成長するっていうこと- 花形新次自由詩522-4-30

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