かぜのむかいがわ
なみのむこうがわ

ページの隅に
まだ海はあるのに

夜の砂浜みたいに
なくなったところから
あおぎ
鉛筆でつなごうと

メーデー

ほほをなでる寒さ
な ....
朝、机に向かうと、原稿用紙の中央に一行だけ書かれていた。

「昨日の夜、あなたは誰かを見た。」

私はそれを消した。
理由は特にない。ただ、そこにある必要を感じなかったからだ。

 ....
人と人のあいだに沈んだ
名もない小石の名付け親
職人は考えずつくるだけ

言葉を磨けば整うけれど
基礎のない砂上の城楼は
静かな風にも揺れている

抽象はときに誤解を招き
夜は焼酎の ....
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黄昏砂浜
半分埋もれた懐中時計は
壊れて逆回転をします
長針の影が伸びてきて
足元までは届かないまま
夜に溶 ....
○「テレビ時代の終焉」
ついにWBCがテレビで見れなくなった!
年寄りは
BSの繰り返し番組で我慢するしかないのか

○「豪邸趣味」
豪邸は
掃除が大変だろうな
戸締まりも大変だろうな ....
九十九の悲劇を一の美談で帳消しにはできない
であれば
九十九の幸福を一の悲劇で台無しにもできない
だろうが
一の悲劇で台無しになりましたとさ

悲劇はどこにでもある
焦点を合わせればどこ ....
 彼が散歩から帰ると、右脚の膝にやはり違和を感じ、シャワーをそこに浴びせようとしたが、最近は、暑いのか、寒いのか、トント分からぬ、と感じていた。
 着替えて、書斎に向かうと、ノート・パソコンで一件の ....
心が激しく燃え上がる夜よ!
私は車を運転して
蜘蛛のように道路上を這った

首が自由になり
眼が自由になったので
世界の真実と向き合う

愛と勇気を溶かしこんだ
漆黒の夜は
月と星 ....
春のぬるむ日
路地の軒先に咲く
沈丁花の香り

小さな花がたくさん付いて
ふわりと香る艷やかさ

焚きしめた香は好みかえ
そんな問いを空想する

ええ、ええ、
美しい香りですとも ....
海外に逃げようと
あと一時間で出発の時
パスポートがないことに気づく
そんな感じのミスを
いろんなところで
しでかしてる
ネジが抜けてる
崩れそうな僕

夢かもしれない
悪いことの ....
 
 彼は何度も風呂に入った。その度に膝の違和感は消えて、気づくと又痛み出した。
 遂に風呂の栓を抜くと、シャワーで髪と体を洗った。
 その間、ユウスケは情緒と論理について考えて、又、芥川龍之介 ....
シャカシャカシャカ
ぽわあんと口あけて
シャカシャカシャカ

ピーマンきらい
男子きらい
漢字テストはもっときらい
学校やだな

シャカシャカ

前髪パッツン
あいつに会い ....
私の人生は生まれてから今日にかけてほぼ余生と化し、若し社会復帰したとて大成難しく、御身無事でも妻子居らず。好き勝手生きりゃあ良い、知ったこっちゃあない勝手男であるのだが、そんな私が色々諦めつつ書き続け .... 去年の十二月から
見守る越冬サナギ

今日も
葉っぱで巻かれたように
微動だにしない

もしかして
羽化を忘れて
もう何年も越冬している

のかもしれない

もしや誰かが ....
私は沈黙翻訳家だ。
仕事は、沈黙を翻訳すること。
人が何も言わなかった瞬間を文章にする。

呼吸の長さ。
椅子の軋む音。
指が机に触れる間隔。
紙や衣擦れの音。

音だけでは分からな ....
ある日 事実は愛の人がわたしが忘れそうになっている
わたしの成した善き事をしずかに語った それは音楽だった

音楽の中でも なぜか人生の岐路にいつも聞こえてきた曲 
ビリージョエルのオ ....
風が歌っているのは
何の舞台
夢花火
風車の回転
川の流れに
歌が響いて
水の渦と筋が
悲しみを溶かしこむ

夢を見てきたよね
悪夢もあった
でも今見える光が
私達を包んでいる ....
街の外れに、小さな市場がある。
看板は古く、文字が半分ほど消えている。それでも人はそこを知っている。

ガラス戸には、かろうじてこう書かれていた。

「中古品取扱」

何の中古かは書かれ ....
夜の八時四〇分

ベランダに出ると

真ん前に月

後片付けが済んで

やれやれな時間

この月は

世界の色んな所で同じ

この月を

どんな状況で

どんな ....
凍結された日常
鏡の向こうと同じなんて
当たり前じゃなかった
最後に生けた薔薇が
寂しそうに項垂れている

もう二度と会えないなんて
楽しすぎた日々が
残酷さを帯びて
ひび割れた
 ....
ジョセフ・O・レガスピ

創世記のホモセクシュアル・ヴァージョン



それは、一冊の薄い本である。

当然のことながら、賛美にふさわしい神は、現出させられた、
すべてのものを。光 ....
話したいことがたくさんあった。
話したいことが、たくさんあったんだ。
雪がいつかは溶けてしまうことすら
忘れてしまうほどに たくさん
話したいことがあったんだ。
どうすれば、この世界を愛 ....
古文書のようなカルテを
棚に そっとしまう

このときが
いちばん気を遣う

開院当初からの
患者様が多い

カルテは自然と分厚くなり
傷みがひどい
修復しても追いつかない
 ....
壊れゆくこの世界
君は笑う
違う世界を見ている
僕と交わらない世界線
今はもう世界大戦
ジリジリと近づいてくる破壊に
気づいてほしくて振る手は空振り

物価は上がり続ける
日用品を買 ....
雨の降る中
鳥は飛んでいきます
出港ー!

濡らす雨!
水のつぶ!
私の皮膚は乾いているから
少し水気をもらおうかな?

時々は一緒に戯れましょう
世界への愛ゆえに
緑萌える世界 ....
久しぶりに聞く曲

ラジオから流れてくる

当時
カーラジオから
聞いた曲

散々なドライブ
溝にはまり
山でパンク

散々すぎて
おかしくなってしまって
笑い出した私 ....
昼に起きた休日
一日の短さに憂える
それでも眠りたいだけ眠った

植物も夜間は眠っている
遮光カーテンを閉じたまま仕事に行くから
うちの観葉植物は眠りすぎている
光合成をする時間が短くて ....
○「あたりまえにめぐってくる季節」

梅の花が咲き
鶯が鳴き
桜の花が咲く
今年もあたりまえの季節が
あたりまえの顔してやってくる
めぐってくる季節の有りがたさ
毎日日が東から昇り西へ ....
この物語は、あなたが読むことで初めて形を得る。
読まなければ体験は消え、読むのを止めれば未体験も跡形もなくなる。

さて、始めましょう。

あなたは、もう読んでいる。
そして、この文章の存 ....
ようやく一反木綿ドローンが完成した
宙に浮いたままの議論を捕縛するのですね
ホバリングといいたまえ
いったんホバリングしたあとは着地ですね
もめている議論の無難なフジ着地点さ
富士に着地した ....
洗貝新さんのおすすめリスト(2123)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メーデー- wc自由詩326-3-8
消えない一行- 後期自由詩226-3-8
たぶん、継続は力なり- 足立らど ...自由詩2*26-3-8
過去作、音楽(懐中時計)- wc自由詩526-3-8
独り言3.8- zenyama太 ...自由詩3*26-3-8
悲喜こもごも- りゅうさ ...自由詩4*26-3-8
小説の習作_原稿用紙三頁_#27- 田中教平散文(批評 ...326-3-8
夜に座って- 杉原詠二 ...自由詩3*26-3-7
沈丁花- 伊藤透雪自由詩4*26-3-7
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小説の習作_原稿用紙三頁_- 田中教平散文(批評 ...4+*26-3-7
変身- yaka2自由詩4*26-3-7
『公民千益』と『同じ穴の狢』- 鏡ミラー ...散文(批評 ...6*26-3-6
黙するサナギ- 花野誉自由詩14*26-3-6
沈黙翻訳家- 後期自由詩6*26-3-6
事実は愛の人- るるりら自由詩826-3-6
夢花火- 杉原詠二 ...自由詩6*26-3-6
中古の幸福- 後期自由詩3*26-3-6
同じ月の下で- 花野誉自由詩12*26-3-5
鏡の向こう- 自由詩5*26-3-5
LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳_しょの5- 田中宏輔 ...自由詩1326-3-5
あった。- 鳥憑自由詩626-3-4
紙のカルテ- 花野誉自由詩17*26-3-4
無力- 自由詩12*26-3-3
雨の降る中- 杉原詠二 ...自由詩2*26-3-3
朝焼けの中で- 花野誉自由詩11*26-3-2
光合成の時間- 自由詩7*26-3-2
独り言3.2- zenyama太 ...自由詩4*26-3-2
消える読者- 後期自由詩226-3-1
議論のホバリングは、ほぼリング_-NEW_DANCE_、Oh ...- 菊西 夕 ...自由詩3*26-3-1

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