何も考えずに
野原を歩きたい
たくさんの血の雨が
空のかなたから降り注いでも
傘もささずに歩きたい
本当は笑っちゃいけないんだろう
泣いちゃった方が気が楽だろうけれど
どんなにか許しをこ ...
ふわりと舞い上がっては
すぐに降り止む四角い雪に包まれ
夢のヤマネ
春までを君のポケットで過ごそう

小屋の中では
幾つもの赤い糸で
あやとり
ハンモック編んで眠る

松葉の夢
...
デリーの南西約260kmに位置、ラジャスタン州の州都であるジャイプール。約10kmの赤い城壁は赤砂岩の色に合わせてすべて淡紅色に塗られ、別名「ピンク・シティー」なんて異名ももつお茶目な都市でもあります ... 川は、流れるか?

風は、流れるか?

わたしは、流れるか?
永遠なんて存在しない
全てはいつか消えて無くなる。
変わるのが時間
時間は戻らない。

慰めなんていらない。
信じるものを離さずに
負けない。諦めない。
流されない。

人間である ...
ささった棘が痛いから
もう歩かないよ
だれもかれも追い越してけばいい

くじいた足が痛いから
もう動かないよ
だれもかれも見下ろしてけばいい

人に価値があって
人にえらいとか 強い ...
新月の深い闇夜はいつも
晩夏の有明海を思い出す


まだ19歳のひとり旅だった

熊本長洲港から最終間際の有明フェリーに乗船し
対岸の長崎国見の多比良港に渡った

フェリーに親しげに ...
シャボンが ぷ・か・り

ぷ・か・り

洗濯物きれいに

乾いて、乾いて


昼まのお月さん


こんにちは


お嬢さまハンカチの落し物

蜂の大群の大移動

...
憲法9条にしろ、北朝鮮核問題にしろ、飲酒運転ひき逃げ事件にしろ、
浮気にしろ、結局は自分の生き方である。
常に真面目に生きるべきであると思う。
完璧な法は無い。抜け道はいくらでもある。
真実は ...
星が瞬く理由は、

オーロラの正体は、

生きてる意味は、

花火の後の残骸は、

僕らは醜さの上に成り立って

また明日も笑えるような気がした
{引用=
おんなのこってなんでできてる?
おんなのこってなんでできてる?
おさとうとスパイスと
すてきななにもかも
そんなものでできてるよ


『マザー・グース』より「おとこのこってな ...
あなたはしっかりしているはずで
私は頼りないはずで
そんな二人ならうまくいくはずなんです
なのにあなたは なぜかタバコをやめられないのを
私のせいにするんです
そんなあなたの後姿になにか投げ ...
無い音が無い音のまま駆け廻る影より疾く影より疾く




花はただ花を呼吸し花に在るわたしたちでなくわたしらでなく




空つまみ冬を廻して雪を舐め夜を分 ...
鳥を越えやがて止む雪咽に剣



融雪も乳牛もただ濁りゆく



区切りから区切りへ曲がる午後の音



何も得ず何も失くさぬ冬木立



{ル ...
冬ふるえ夜ふりまわし地に血反吐


大声を信じる先は闇ばかり


文法と知識ひけらかす奴ばかり


文法はおまえに訊かぬ辞書に訊く


何様だ「そんな日本語 ...
さぁその角で天を突け。
空を破れ。
湾曲した、その角は雨を降らす為にある。

大移動は、あまりしたくないだろ。
アメリカバイソンは人に狩られ絶滅危機さ。
お前等が一番かっこいいのにな。 ...
降りしきる雪に
運命を委ね
去って行くのですね
白い肌は
景色に吸い込まれ
後ろ姿が美しいから
何時までも見ていた

触れあった
指先の温もり
覚えてますか
手渡しで与えあった
...
けっこうウザく
思われるかもしれませんが

構内全面禁煙と
太いゴシック体の赤字でプリントされた
間抜けなチラシが等間隔に張られた

ヒトまばらな
長い駅の端っこで

帰り道

...
踏台昇降の結果がやたら
長距離走を進めてくるので
試しにやってみたら

ずっと痛くて
静寂を破る号令を待っても
美味しいおやつの夢で誘惑してても
青空を吸い尽くさんと砂の上に転がってると ...
私が築き上げた世界なんて
積み木のようなものでしかなくて

それでも高く高く重ねては
バランスなんて気にしなかった

子供みたいに無邪気になれるから

崩れた責任を問わずにい ...
振り返ったっていい

逃げ出したっていい

チョロQだって

パチンコ玉だって

引いてから前に進むのだ
もしも、あなたが
ダメな人間なのだとしたら
どこがどうダメなのか
問題はそこにあるのではなく
あなたという人間の総体がダメなのであって
また、そんなあなたを含んだこの人類すべてが
ダメなの ...
実家から送られた
みかん箱
食べきれないので
ざくざく捨てた

ああ
言葉だってそうなのだ
あなたの声が
古びていく

やさしさも
心配も
やがて
甘やぐ果汁になって

...
ここだけの話
寂しそうな家の前を通ると
文字のない手紙をポストに入れる
いつも笑顔の少年が
この町にいるという

行く先々で配る手紙で
肩からかけている袋は
いつも重い

どれくら ...
「もしもし」

    「もしもし」

「”煙と工場”ですか?」

    「はいそうです」

「生きてますか?」

    「生きてます」

「どうやって」

    ...
批評・評論をする資格は誰にでもある。しかし、
「芸術に正解はない」
ということを理解していない評論者は意外にも多い気がする。
さすがに
「自分の考えこそが答えだ!」
なんて思っている阿呆は多 ...
何かを選択をするということは何かを捨てることだ。そして、生きるということは他の生命を奪うことだ。何度同じことを考えてきただろう。ずっと、このことを考えている。

選択することができなかった。何も捨 ...
卓袱台が乱舞して
クリスマスが始まります 
踊り場に回転扉
理科室の彼女くるくる踊る

つぼみは
クラインのつぼみ
螺旋は
肉と心を纏ったままの人骨のらせん

一つメビウス
二つ ...
日に一人インフルの人増えていく

通院や綿棒くじや新型や
君が金魚を見殺しにしたのは事実だ。
餌をやらず、水も換えず、
君自身は傍観者で、いただけだ。
むしろ君が金魚を殺した。


赤い花の下、金魚の墓を作る君。
どんな気持ちなの。
見殺しにしておいて。
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
泣かさないでよ賛歌真島正人自由詩3*09/12/22 1:05
スノードームの嵐海里自由詩109/12/21 23:46
インド旅行記4(ジャイプール)チカモチ散文(批評...309/12/21 23:38
流れるか?殿上 童自由詩1*09/12/21 23:36
おらーいくぞー!ペポパンプ自由詩4*09/12/21 23:02
いくじなしだけど朧月自由詩209/12/21 22:47
不知火の海楽恵自由詩13*09/12/21 22:46
人生楽楽ソンソンペポパンプ自由詩5*09/12/21 22:38
よもやま話散文(批評...3*09/12/21 22:18
綺麗の背景秋助自由詩1*09/12/21 22:17
おんなのこってなんでできてる?亜樹自由詩109/12/21 22:14
別れ雪朧月自由詩109/12/21 22:08
わたしたち わたしら木立 悟短歌409/12/21 21:47
午後を離れて俳句209/12/21 21:44
冬と血反吐川柳3+*09/12/21 21:40
ウシカモシカ。菊池ナントカ自由詩3*09/12/21 21:11
ミツバチ自由詩17*09/12/21 19:45
おじさんなりのやさしさってのはよーかん自由詩209/12/21 18:46
振動風恋誦自由詩109/12/21 17:29
世界と終わりの予兆秋助自由詩1*09/12/21 16:20
後退前進自由詩2*09/12/21 16:16
ダメな人間の条件ふくだわらま...自由詩009/12/21 11:23
甘やぐ果汁uminek...自由詩2*09/12/21 8:26
知っていてほしいことりょう自由詩8*09/12/21 7:46
じこしょうかい煙と工場自由詩009/12/21 3:01
批評について結城 森士散文(批評...109/12/21 1:09
選択と削除散文(批評...0+09/12/21 0:24
百と八つのルナティック海里自由詩109/12/20 23:55
_八男(はちお...俳句009/12/20 23:37
金魚と毒薬。菊池ナントカ携帯写真+...309/12/20 23:13

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加筆訂正:
甘やぐ果汁/umineko[09/12/21 23:44]
ちょっとだけ211221
5.07sec.