雨と光は
海へゆく
雨のまま
底に達した雨たちが
海を少し持ち上げる
その声が
骨となり打ち寄せる
















...
きらい
なにもできない自分がきらい

ぐしゃぐしゃで不安定で
なにかんがえてんのかぜんぜんわかんなくて
だれか
だれでもいいから
わたしに笑ってくれたら
それだけでいいのに

...
五番目の銀の天使が笑ったよ。くちぶえ スキップ 春のあしおと 僕の銀色の船は、雨の海を北上し、
目的地の虹の入り江にたどり着いたところだ


虹の入り江は、とても綺麗に湾曲している入り江だ。


ここは本当に美しい月の名所で
地球にいた頃から ...
憧れとは幻

手を伸ばしても
触れる事のできない領域
追いかけた背中も
求めた笑みも
深海で漂う気泡


風を縫う鴎は海上で
ただただ祈りを捧げ陽を仰ぐ
“どうか、アナタが
幸 ...
黒ずんだ木の床にそっと頬をよせる
インクと機械油の匂いが染みついた床は
使いこまれた年月を
なめらかな感触でつたえてくる


古い印刷工場をリノベーションしたと
誰かが言ってたっけ
そ ...
てすとテストてすとテストてすとテストてすとテスト

永遠に並ぶ文字

学生に課せられた退屈な文字


国語数学英語理科社会

真面目ニ勉強シテ良イ点数ヲトリマセウ

教室に響く先 ...
東京にくると

かつて7年住んだとこだからか

いまだに成長してる都市だからか

なんだか照れくさい

いまもいつもそうだ

でも夜になると

ぼくは金魚になって

水槽の色彩に泳ぎだすようだ

友人 ...
叩け! 叩け!

ドラムを叩け!

力強く叩きつけろ

音は伸びゆく

何処までも 何処へでも

生きた音が身体を突き抜け骨を噛む

時はばらされ遍く行き渡る響き ...
そとは雨降り

東京での一日目の仕事が終わった

家賃の高そうな高層ビルの一階で

友人の迎えをぽつねんと待っている


6時にもなっていないのに

新大阪駅は会社員でごったがえしていた

ひとごみの ...
人は共に支えあって生きている。
今日あらためてそう思った。
お客様は私を必要としている。
私はお客様がいないと食べて行けない。

お客様が可愛い。
愛している。
ひいき目である。
愛し ...
ぜんぽうのとおいさか
口を動かす ぜんぽうのとおいさかをみつめながら 何か言おうとしてこすれ合う
くちびるをさわる 遠い風が ふたつのゆびが 互いにこすれ合う
わたしはさかのちゅうふくにたって  ...
あいつのせいで

食事が楽しくない

箸の持ち方が変だと笑われ

ペチャペチャ音すると笑われ

ほっぺの米粒を見つけると

「麻痺してんの、お宅の顔。」

みんなの前で馬鹿にさ ...
お兄ちゃんは
アッキー
妹は
あっちゅ

ふたりとも
「あ」から
はじまる

あっちゅの
舌たらずを
利発で達者な
女の子にかまわれて

いつのまにか
ついていたあだ名
...
雨が降ることにもやむことにも現象として以外に何の意味もありやしないのに余計な意味付けをしてしまい食傷気味だなどとひとりごちてみる。 誰かの名を呼ぶ君の声は
ごく自然に聞こえるんだ
まるで一つ屋根の下で
過ごした家族みたいに

それは僕の名についても
同じことが言えるだろう
使い古されたように
何の変哲も無いように
...
千変的自慰に諌められる事も無く
大概の明晰夢は外に放り出されてしまった
暗がりの草稿は不幸せな醸造をくれたのか?
神々の眠らない日を数えもせずに

胎動からやってくる邪魔が
私の千変的無情 ...
今日 高校時代の 友と 恋人と 

明るく 楽しく

皆で 遊んでいる 夢を見た

夢の中でも 僕は 彼女を 諦めてて

彼女も それを知っていて 

でも 昔みたいに
...
蘭祭りを見に行った
最近
お花の 香りの
する 心地よさ
を 思い出す

久しぶりに 来た
ここは そんな
優しい 風にのり

お花畑を 見るような
穏やかさを
感じる

...
息が凍りつく
順番が回ってくる
もうすぐ
目の前で走る
彼女の姿を見やるが
自分の番がきたら
もう一度
深呼吸をする

私はただ楽しくて
誰よりも速く
過ぎ去っていく光景を
知 ...
お前と言い争った夜は
何となく落着かなくて
布団に入って目をつぶっても
まぶたの裏が赤く焼き付いて
ウイスキーを一杯


もう
どうしようもない状態
取り返しもつかない
で ...
自分だけの世界にだれもいない
なんて思うことはあさはかで

草木の陰 風の中 きこえる音
それぞれに 生きる命 かくれて
そこに世界がある

どちらが優先か 己が決めるだけ
どうせ と ...
貧血になるかと思うほどの
出血 

流れだす
あたしのカラダから

確認させるように
ドクドクと

おまえはまだ
女だと

恋をしてもいいのだと

流れ出す
流れ出す
...
厨房へ入ろうとしたら狭い通路で全裸の人魚が廃液を捨てようとして居た/私は私1人分なら通れると思って通ったので有るが何時もの癖で中途半端にしか着て居なかったエプロンを前でヒラヒラさせて居たのでそれが全裸 ... 冬の畑の渦巻き模様

雪原に融雪剤の渦巻き模様
美瑛三月の雪原の丘
たった十日の早い雪融けへ
スノーモビルによる散布

美瑛の美しい起伏は
パッチワークの丘
四月柔らかな陽光の中
...
とん
と背中を押された

ためらっていた足が
転ばないよう
身体を支えるように一歩


また一歩



歩き始めた赤ん坊のように

ぎこちなく踏み出した足と心


こ ...
珍しく何かを呪いたい心地なのは

きっとやたらと寂しいからで

自動にんげん交流機が

ひと方向に壊れちゃったからだ


ボルトが足りないよ

ヒューズが被ってる

弦が錆び ...
おめでとう。
その言葉は
直接言うからこそ意味を持つ
そう痛感している

残念だった。次頑張ろう。
その言葉は
直接言えたとしても
意味がないこともある
でも、言うべき人が誰だったの ...
なんで
どうして


そんなこと
言ったところで
何も変わらないじゃないの

こうしよう
って
ふみださなきゃ





わかってるんだけどさ
{引用=
君は遅れてやってきたんだね
背中に大きな月を背負って
いい匂いがするな
樫の匂いだ
子供のころから
これを嗅ぎたかったな
鋭い爪で
僕の肌を刺したら
波みたいに後悔しよ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ノート(46Y.2・15)木立 悟自由詩210/2/15 22:48
message嘘而自由詩110/2/15 22:36
あしおとことり ま菜短歌510/2/15 21:53
月面航海記(虹の入り江)楽恵自由詩14*10/2/15 21:49
遠く遠く見崎 光自由詩3*10/2/15 21:47
かんばんむすめ渡 ひろこ自由詩22*10/2/15 21:06
そんな時間が一番平和だったってことくろきた自由詩510/2/15 20:48
TOKIO吉岡ペペロ携帯写真+...610/2/15 20:43
ドラム蒲生万寿自由詩010/2/15 20:24
月の待ちびと吉岡ペペロ携帯写真+...310/2/15 19:14
取り越し苦労ペポパンプ自由詩7*10/2/15 19:13
空の溜る坂えりくさちえ...自由詩3*10/2/15 19:09
マナーハイドパーク自由詩2*10/2/15 18:36
あっちゅ鵜飼千代子自由詩16*10/2/15 18:27
雨降り/雨やみ水中原動機携帯写真+...010/2/15 17:57
手をつなごう葛西曹達自由詩110/2/15 16:22
我が微動散布すべき薬...自由詩010/2/15 14:01
I'm dreamingkei99自由詩0*10/2/15 13:29
いろんな想い鈴鈴自由詩1*10/2/15 13:08
駆け抜ける彼女within自由詩7*10/2/15 11:45
GONDWANA寒雪自由詩210/2/15 11:42
オールラウンド朧月自由詩410/2/15 10:26
流れる森の猫自由詩1*10/2/15 10:15
人魚姫間村長自由詩210/2/15 9:49
美瑛の春……とある蛙自由詩9*10/2/15 9:49
無題舞狐自由詩810/2/15 7:46
_雨流れ。自由詩010/2/15 6:44
言葉は意味を持たない智哉自由詩110/2/15 2:45
いいわけこころゆくま...自由詩2*10/2/15 2:08
君と戦車真島正人自由詩3*10/2/15 2:00

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