真っ白なシャツを着るんだ今日は面接 とある男が
じっと石を眺めていた。
一日中である。
それこそ寝る間を惜しんで、石の前に座り徹していた。

「その石は何なのですか」

尋ねると、男は答えた。

「これは石ではない」
...
 
 
下着売り場で羽化したセミたちが
越冬のために南へと渡って行くのを
ぼくらは最後まで見届けた

空の遠いところにある白い一筋の線
あれは飛行機雲じゃない
だって、ほら
指で簡単 ...
出勤まえにアイラインを引く
鏡の向こう側で
いつも私の代わりに私を演じてくれているもう一人の私と目が合う
季節外れのプールみたいな彼女の眼球の中央に
黒い硝子の宇宙、
私の魂の出先機 ...
あなたの声が、ききたくて

教室のドアを開ける、私がいる
「くろきたバカだからキライ」

「くろきたに友達いんの?」

「いるわけないじゃんかー」


「くろきた受験するの?」

「いくつ受けるの?5校?」

「ちょっと合格鉛筆かしてよ ...
気づいたときには 独りぼっちで いつの間にか 慣れていく

優しさだけに引き寄せられて 何も見えなくて五感が鈍る

本物 なんて見分けられずに 指の隙間からこぼれおちる


良い人 悪い ...
日本史の授業、
カゼで教室には二人だけ
先生はつじつまを合わせるために話しかける。
私はそれに乗っかっていく

言葉がやり取りされる中で、
「飴玉」なんだと思った。
止まってべたべたしす ...
 現代詩フォーラム50選を発表し、わたしがたのしい。という企画です。
 批評祭がずっと前におわっても、平気で大発表してしまいます。ラスト!
 最後に、感想を書きました。最終行までお付き合いいた ...
窓の外夜明けの街が見えてくる時間はやっと僕に追いつく

悪夢から逃れるために朝を呼ぶ白く浮き出る山里の霧

サスペンスドラマの合間に殺人のニュースが流れ心複雑

試験日の前夜に食べる一夜漬 ...
キャラメルの匂い
芝生の感触
白い机と椅子
小さなあの子が
オモチャの車で
犬っころを追いかける
目をつむってみて
想像できるでしょ?

そんな夢を明日も見たい
手を差し伸べて
...
凪の海からひとつ
またひとつ
大小のみずばしらがそそりたち
消えて
また生まれ
抑揚
クレッシェンドが見えてくる
乳白色に似た
朝焼けの視界
ヌードカラーのドレスで歩む
なんらかの ...
この窓の外には
光の世界
私はひとり檻の中

淋しくなんてないわ
窓の外には危険が
この部屋には平穏が

私はひとり檻の中
だけど淋しくなんて
ないわ 決して
答え
じゃなく

質問に
なりたい
♪ツタヤは、ど〜ちだ〜

 『あしたのジョー』の節で。意味不明。仕事中、大先輩のそば。耳の遠い大先輩には聴こえず。ツタヤに用無し。
人間…。

 ついに食事をともにする配偶者のそばで出た。意味不明。「なんか言った?」「いや…。」
泥を喰え

一日を目一杯生きるお前の命を試せ

どんなに汚くとも 

どんなに貧しくとも

お前の真実は変わらない

お前は家畜じゃない人間だ

底光りする生命の勝 ...
(1、2、3…)



空は墜落する もう手遅れ
聞こえない 聞きはしない
羊は沈黙する
終末を知っているから



100まで数えたなら
さよならを教えて

全て捨てて ...
しましまの囚人みたいな服を着て四角い窓から空を見ていた 私は立ち止まらない
この道を行くと決めた
匂いの蒸せる深森の内を
怪しげなけものみちであっても
感じるままに行方を選ぶ

暗がりを畏れて
夜は月を探す
闇の海原は私を奪ってゆく
私は ...
大丈夫さ

君が思ってる以上に

俺は怒ってる


君は言う

俺は君より早く死ぬと

俺は意気地がないと

俺は疲れやすいと

俺は傷つきやすいと

俺は生命力が薄 ...
五月の空を銀の気球が低く屋根瓦を掠めて
ありゃあ避妊サックの夢想のように見えますな!
ゆくりと気ままに、何処となし危なっかしくふらふらと
乗っているのは飛行服の方が本田征次郎
何とか云う触媒方 ...
{引用=
ハルが鳴く

寂寞とした夜が明け
やわらかな陽射しが
小さな籠をみたす頃

デジタルのアラーム音に
携帯のモーニングコールに
沿って響く
心地よい声が
目覚めを誘う
...
マイタケはビラビラと
エリンギは太くて長い
シメジから精子の匂い
すべて炙ってしまおう
煙はもくもくと天まで
汁が垂れては蒸発する

腐りかけた鶏肉の蛋白
腐臭の向こうに精液臭
この ...
嘆きなど持たずして駆ける、自分を失うときー言葉
ふたつの足はひとつだけの存在、電光は解き放つー白色
誰でもないふたつの手、

怒りはーある
若葉をぐいとこね上げていく、
甲斐があったのか、 ...
 
 
夜更け
冷たくなった台所で
誰かがじゃんけんしてる

声は聞こえないけれど
それは
たしかに聞こえている

誰もいない台所で
聞いている
じゃんけんに
勝ったものは声 ...
僕の訳の分からないミニの中で
君が洗いざらい気持ちを吐露した
その夜も半ドアだった
君がドアを閉めると
いつもかっちりとはまっていない
走行中にトラブルはなかったけど
結構危なかったんだな ...
田園を突き抜ける
畦道の片隅に
いつの頃からか
忘れられたよう
佇む地蔵になって

夕日に照らされ影法師をのばし
もぎたての野菜をお供えされ
ときどき
女生徒の恋話を盗み聞き
ある ...
 
 
 
 
さらっと、ことばがでてきたりして、この間、夢をみた、、ことにして、、私、これ、からっ、ぽの、また、さらっとして、、とんでもない雨にうたれてしまいたくおもって、、そういえば、私、 ...
武田剛三が引退した時、テレビショーの演出かもしれないが、家族が出来て死ぬのが怖くなった、と引退の決心をしたエピソードを話していた。
他の選手達が家族のために戦う、とリングに上がるのに対して、武田剛三 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シャツsh俳句2*10/2/17 22:04
石を眺める甲斐シンイチ自由詩410/2/17 21:42
白紙委任状たもつ自由詩810/2/17 21:04
過去は長い夢であり、楽恵自由詩7*10/2/17 20:32
毎朝8時15分くろきた自由詩210/2/17 20:32
私が全てじゃないけれど自由詩610/2/17 20:29
愛されかたの知りかた愛心自由詩4*10/2/17 20:25
転がされる山岸美香自由詩2*10/2/17 20:03
現代詩フォーラム50選 (3)露崎散文(批評...1510/2/17 16:27
僕に追いつく夏川ゆう短歌310/2/17 15:59
祈るよOz自由詩210/2/17 15:48
みずばしらたちばなまこ...自由詩10*10/2/17 15:30
かごのとり倉本 真秀自由詩110/2/17 15:02
Q&043BLU...自由詩010/2/17 14:23
本日(一昨日)の独り言 その十八A-29自由詩010/2/17 13:02
本日(数日前)の独り言 その十七自由詩1*10/2/17 12:57
人間蒲生万寿自由詩110/2/17 11:40
さよならを教えて青井とり自由詩110/2/17 10:21
いつかsh短歌3*10/2/17 7:26
風の行方within自由詩19*10/2/17 5:15
初期衝動的な何かkei99自由詩010/2/17 2:18
お空を旅するsalco自由詩1*10/2/17 2:07
主旋律高梁サトル自由詩9*10/2/17 1:45
Like a rolling story木屋 亞万自由詩2*10/2/17 1:38
横断番田 自由詩010/2/17 1:33
じゃんけん小川 葉自由詩2*10/2/17 1:20
半ドア15フィール...自由詩010/2/17 0:59
休日アズアミ自由詩010/2/17 0:41
夜と独り言ハツ自由詩110/2/17 0:16
未だに僕は戦争を悪だと断定できないし、もちろんテロについても ...ブライアン散文(批評...010/2/17 0:00

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