彼は模試で学年4位を取ったらしかった。彼は誰にも話さなかった。定期テストでクラス1位の女子が興味ないという風に友達とはしゃぎながら横目で彼の用紙を見る。彼女は25位だった。

「先 ...
日頃の不摂生で 
年の瀬に熱を出し 
病院で点滴をした三日目 

今日、初めて気づいた 
点滴を吊るした棒の台車に 
歩きやすいよう 
掴まる取っ手がついてたことに 

昨日、僕は点 ...
ほれたはれたは うきよのつねで
ちょことかたれば すぐわする


ほれたはれたは うきよのことよ
わすれてさけでも のめりゃいいい


ほれたはれたは いつものことで
まくらかえれば ...
朝の10時頃、カルカッタに着きました。ジャーナリストと一緒に街を出ると、そこは泥臭いバラナシとは打って変わった都会でした。
地面は土ではなくコンクリート。道路には黄色いタクシーが大量に走り、牛の落し ...
もう
おしまいにしよっか なんて
言わなくてもいいことは
空へ 空へ

さみしさは
出来の悪いコピー機みたいに
あやふやなものが
伝達されない

寒いね
寒さだけが本物だ

...
先生が悔いを残さず生きろと言うたった一度の人生だから

浴衣着て線香花火一つ持ち飛び散る夏に切なさを見る

言いづらい質問されて聞こえないフリして実は心に刺さる

母親に男を見る目ないのだ ...
傾き歪んだ棚に並べられた手帳を眺めながら
{ルビ目眩=めくるめ}く年月を想えば
こんなにも{ルビ歪=いびつ}な階段をよくも登ったもんだと
自画自賛をしたくもなった

書斎の{ルビ黴=かび}た ...
見知らぬ地名をナビに入れてみる

一時間四十五分

見知らぬ地名が時間に変わる

こうやってこころを動かしておく

これで今日はもうこころが動かない

黄ばんだ冬の青空を見つめてい ...
 数学が嫌いだった。
 今ではちょっぴり後悔している。

 もともと興味を持ったらまっしぐら、それこそ寝食を忘れ、日常生活に差し支えるほどのめり込むくせに、逆に食指が動かない物事は、もはやそこま ...
活けられた
あしも茎も
垂線のむこう
まなざしに分かたれ
きめ細かで
しべも口もまだ
ざらついていた
肌に
注がれ
開かれてゆくところ
注がれては
省みることを忘れた
めも鼻も ...
 やはり一般の駐車場などで突然にタンゴを踊りだす行為は悪なのか。野島公園にほど近いバーミヤンの開けた駐車場はおよそ十台の車を停めることが可能である。私は毎回二台分のスペースいっぱいに駐車して逃げるよう ... 扁桃腺が腫れて、高熱が出て 
水もろくに飲みこめなかったので 
仕事を休んで総合病院に行った 

耳鼻咽喉科の待合室で 
中年の美しい女が頭を抑え 
看護婦さんに背をさすられながら 
洗 ...
もしかしたら
わたしはここにはいなかったかもしれない


過ぎた夜に
濃密な1割の感謝を

明くる朝に
幸福な2割の希望を

脈鳴る今に
残りのすべてを


もしかしたら
あなたもここにはいなかっ ...
「おやすみタイマー」の時間が切れて 
はぁ〜・・・っと暖房は息を吐き出し 
お役御免、の佇まいで 
部屋を静寂が、支配する。 

その割り切り具合に何故か 
好感を持つ、夜のひと時。 
...
 ヴィンテージではないんでしょうが
 ちょっと汚れたデニムのパンツが
 似合うおばさんなんです

 コンビニにも制服があって
 下半身だけが私服なわけですが
 お弁当温めますかのあとカウン ...
もう君に嫌われたくない
また前みたいに
お前のことしか見てないって
言われたい

でもダメだ
もうどうすることもできない
あのときの自分が
フラッシュバックして
頭がガンガンする
...
あのとき
会いたい
って言ってくれたこと
覚えてる
忘れられるわけない
あんなに
好きだったんだもん

ともだちでもいい
好きになってくれなくていいから
会いたい
顔を見て話した ...
思いきり泣ける場所がほしい

嫌われちゃったかも

それでもいいか

全部自分が悪いんだし
握りしめられて手のひらで溶ける
それはとても幸せな時間

春が雪を溶かすとしても
それまで雪でいる必要なんてない
たとえ一瞬でもいい
あなたの手のひらに触れて溶けていきたい

だから幸 ...
あなたが欲しいわけではないの
ただ見ていてほしいだけ
なんて
私の我儘には
もう付き合ってくれないでしょうね
夕立が
やっと
やんだ

しばらくすると
虹が出てきた

とても
きれい
しばらく
そのまま
光を照らしていた

虹って
とても
きれい
素敵な
雨上がりの
午後で ...
今日は
めずらしく
早起きしちゃった

いつもは
朝は
苦手だけど

今日は
気分もいいし
リフレッシュ

よぉし
今日も
1日
がんばるぞ
らり?

らりるれろ

らりるれろ
らりるれろ
りんごの少年らりるれろ
がぎぐげご
だぢづでど
凍った田んぼが歌いだす
らりるれろ
らりるれろ
星になったよカエルの轍
がぎぐげごがぎぐげご
らりるれろ ...
さようなら
君の事は
忘れない

そういって
あなたは
去っていきました

あなたの夢は
必ずかなうから
あきらめないで

あなたらしく
自分らしく
輝いて
歩いていって ...
いづこの上空で生まれ ここ
つつじが丘にやってきたのかい
としつみづきのきぢれぐもよ
急がずじっくり眺めておくれ
このおれがぼんやりと落としている
ひねくれたシルエットを
庭の裸木はおまえ ...
こんばんわ
強盗さん
金を出せと言われても
ご覧のとおり何もないわよ
あなたに渡せるのは
この部屋の暖かさだけ

求められたら
声は聞かせてあげる
耳元でささやいたら
強盗さんの右 ...
オウムの缶詰めを砂漠で開ける。
月が、ゆるやかに実ってる。

こんな時にはリンジーの事を思い出す。
彼女は今でも俺の事を史上最低のボーイフレンドと思っているだろう。

クレイジー・タイ ...
その握りしめた手の中にあるものを

一緒に両手で包んでいたかった

あなたの左手に握りしめている過去

そんなに見つめて手を開かないで

砂のように指の間から落ちてしまう

例えそ ...
なんで人には心があって・・・
night hurts me・・・ひとりってさみしい
Love,so what?

ほんとは 気付いてないあなたに腹を立てているのか?
それとも嫉妬心の強い自分 ...
花弁が
閉じられていくように 
終わってゆく 
それは、けして植物をたのしむ
観賞的な終焉などでなく

冬空のきびしさに
指先をこごえさすように
手をのばそうと、
やってくる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
脱皮榊 慧散文(批評...409/12/31 22:07
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今年最後の投稿じゃーほれたはれたーどどいつ……とある蛙伝統定型各...8*09/12/31 20:59
インド旅行記12(カルカッタ)チカモチ散文(批評...409/12/31 20:03
ゆうぁ まいんuminek...自由詩6*09/12/31 19:03
先生夏川ゆう短歌309/12/31 17:19
『縷々継がれ往くサマ』Leaf自由詩1*09/12/31 16:47
空の色吉岡ペペロ自由詩309/12/31 16:37
妄想三角比都志雄散文(批評...1+*09/12/31 16:04
_石黒自由詩309/12/31 15:45
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新しい季節へ 服部 剛自由詩309/12/31 14:55
藪木二郎自由詩109/12/31 14:39
1218cass自由詩109/12/31 14:01
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01:41自由詩109/12/31 13:43
My Dear帆乃香自由詩209/12/31 13:41
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雨上がりそよ風さん自由詩1*09/12/31 12:09
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約束そよ風さん自由詩2*09/12/31 12:04
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closing月乃助自由詩7*09/12/31 7:09

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