机の一番上の引き出しから 幾つかの星を取り出して夜空に貼った。
二番目の引き出しから 三日月を持ってきて3時の位置に張り直した。
引き出しの一番下から太陽を持って来ると 枕元に置いて明日に備えた。 ...
真夜中が
ずっと
かたくなに守り続けた
ぼくの有刺鉄線を
溶かしてしまった
だからって
泣いたりするもんか!!
剥き出しにされた
ぼくという存在
空気に触れた ...
悲しくても
涙は流さない
ショートしてしまうのです
すべてのプログラムがイン・プットされているなら
それでよいはず
機能を十分に果たせるように
あたしがいる、冷たい手をしたその指先に ...
ねこバスをおりて走れば森の道
裸足でならす五月の姉妹
ねこ紳士希望を連れて空を蹴る
胸に抱くは夢見る少女
もののけが太古に生きる彼の地での
奪う命と生きてく力
迷い込む秘密 ...
安ピアス寝る間も着けて年を越し自堕落三昧クロムの髑髏
湯に浮かぶ剥きたる桃の白肌を潰すが如く愛でる五指見ゆ
バーニーの毛髪のごと陰毛の白き痴丘で侘び暮るるかな
大雪の町にて我も遊びたしおのが頭蓋 ...
仙川駅前商店街の貸ビルの屋上のベニヤ板囲いの中
2頭の双子のグレートデンは3×5メートルの矩形の空に向かって吠えている
5月下旬の暮れなずむ小豆色の空は日曜の買物を済ませた女達に優しく
薬局の店 ...
目覚めた後
ミネラル・ウォーター
コップ一杯
ベッドに戻る
温もりの中
透き通 ...
{引用=
ここにつづられている出来事、名前、心情の一切は嘘であり、時間関係も、もち ろんのごとく、事実に該当しないので、よろしく。
言葉で表現をしようとすると、たいていの物事は絵 ...
ひとつだけ言わなくてはいけないこと
わたし
実はクローン人間なのです
誰に造られたのかわかりません
右肩にあったはずの製造番号
体を洗うごとにかすれきって
わたしが偽物か本物な ...
ベッドから起き上がることができなかった
[細かい深い傷をつけるならどうか殺してほしい]
何度願っただろう?
わがままを言うつもりはない
きちんと正しい呼吸をさせてくれればいいだけ
それな ...
掌をふたつ合わせて手に入れた
祈りを今日の命に変えて
風さえ眠った真夜中
月と花だけが起きている
ぴとん ぴとんと
君の白いベッドは滴った闇で濡れている
けれども君は決して染まることはない
しゃらん しゃらんと
暗がりで微かに鳴っ ...
何もすることなく物体があることを理解しようとし続け、何も物体としてはそこには手にしないままだ。何らかの物体なのだとしては約束されているのだが、物体なのだと言うことのほかはまったく理解されていない。闇は ...
何もない通りを流れていく
歩きながら見ていた 窓だけが
存在していたことを すべて忘れたようだった
爽やかな匂いが漂ってくる 今日の思いの中だ
淡々と いつもその場所にあったかのように
...
平穏な昼下がり
闘争を負えたテーブル
負債ばかりの椅子
そこでたくさんの言葉を殺しながら
僕は君と話をしている
少なからず感じる違和感は
きっとそれらが重さを持って死んでいくから
どう転 ...
一人称にはもううんざり
二人称にももううんざり
語るべきわたしも
語るべきあなたもいない
ただ語りたいという欲望だけが
宙を彷徨っている
語ることもないのに
そしてその欲望を 遠くから眺 ...
ずっと同じテンポで動いていた
ゼンマイ仕掛けのからくり人形
左右によろけながらゆっくり進み
段差にぶつかって静かに転んだ
床に落ちたシンバルが音を立てていた
誰か僕のゼンマイを巻 ...
あなたは毎日アイシテルヨって言う
私はほぼ毎日ウンって返事をして
時々ごく稀にワタシモって言う
近頃あなたの言葉は習慣的に響き
私は習慣的に聞き流している
そんな気がする
このやり取り ...
心配ってさ
きっといつまでもなくならないと思うんだよ
君が僕でない限り
僕が君でない限り
だったら
はじめから自分を愛せばいいのかな
そんなことを思いながら
僕は僕のためのコーヒーを淹れ ...
雨と光は
海へゆく
雨のまま
底に達した雨たちが
海を少し持ち上げる
その声が
骨となり打ち寄せる
...
きらい
なにもできない自分がきらい
ぐしゃぐしゃで不安定で
なにかんがえてんのかぜんぜんわかんなくて
だれか
だれでもいいから
わたしに笑ってくれたら
それだけでいいのに
...
五番目の銀の天使が笑ったよ。くちぶえ スキップ 春のあしおと
僕の銀色の船は、雨の海を北上し、
目的地の虹の入り江にたどり着いたところだ
虹の入り江は、とても綺麗に湾曲している入り江だ。
ここは本当に美しい月の名所で
地球にいた頃から ...
憧れとは幻
手を伸ばしても
触れる事のできない領域
追いかけた背中も
求めた笑みも
深海で漂う気泡
風を縫う鴎は海上で
ただただ祈りを捧げ陽を仰ぐ
“どうか、アナタが
幸 ...
黒ずんだ木の床にそっと頬をよせる
インクと機械油の匂いが染みついた床は
使いこまれた年月を
なめらかな感触でつたえてくる
古い印刷工場をリノベーションしたと
誰かが言ってたっけ
そ ...
てすとテストてすとテストてすとテストてすとテスト
永遠に並ぶ文字
学生に課せられた退屈な文字
国語数学英語理科社会
真面目ニ勉強シテ良イ点数ヲトリマセウ
教室に響く先 ...
東京にくると
かつて7年住んだとこだからか
いまだに成長してる都市だからか
なんだか照れくさい
いまもいつもそうだ
でも夜になると
ぼくは金魚になって
水槽の色彩に泳ぎだすようだ
友人 ...
叩け! 叩け!
ドラムを叩け!
力強く叩きつけろ
音は伸びゆく
何処までも 何処へでも
生きた音が身体を突き抜け骨を噛む
時はばらされ遍く行き渡る響き ...
そとは雨降り
東京での一日目の仕事が終わった
家賃の高そうな高層ビルの一階で
友人の迎えをぽつねんと待っている
6時にもなっていないのに
新大阪駅は会社員でごったがえしていた
ひとごみの ...
人は共に支えあって生きている。
今日あらためてそう思った。
お客様は私を必要としている。
私はお客様がいないと食べて行けない。
お客様が可愛い。
愛している。
ひいき目である。
愛し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
巨人族の朝
岡崎師
自由詩
2
10/2/16 9:17
MIDNIGHT
寒雪
自由詩
2
10/2/16 8:49
アンドロイド
月乃助
自由詩
10*
10/2/16 6:50
ジブリに心うごかされ
窓枠
短歌
6*
10/2/16 3:13
新年
salco
短歌
2
10/2/16 3:05
リムスキー・コルサコフのフレミング右手の法則
〃
自由詩
3+*
10/2/16 2:56
にどね。
甲斐シンイチ
自由詩
3
10/2/16 2:52
子供たちの世界
真島正人
自由詩
2*
10/2/16 2:32
クローンは人にあこがれて
窓枠
自由詩
1*
10/2/16 2:26
トラウマ
雨音優歌
自由詩
0
10/2/16 2:08
祈りと命
小川 葉
短歌
3
10/2/16 2:08
漂流者
やや
自由詩
1*
10/2/16 1:26
言葉の世界論
番田
自由詩
1
10/2/16 1:23
ジャジーの頃
〃
自由詩
1
10/2/16 1:22
ジェノサイド
15フィール...
自由詩
1*
10/2/16 0:37
かたり
小幡日美
自由詩
2
10/2/16 0:17
ゼンマイ
1486 1...
自由詩
2*
10/2/16 0:11
会話
智哉
自由詩
0
10/2/15 23:53
僕らの場合
朧月
自由詩
4
10/2/15 23:10
ノート(46Y.2・15)
木立 悟
自由詩
2
10/2/15 22:48
message
嘘而
自由詩
1
10/2/15 22:36
あしおと
ことり ま菜
短歌
5
10/2/15 21:53
月面航海記(虹の入り江)
楽恵
自由詩
14*
10/2/15 21:49
遠く遠く
見崎 光
自由詩
3*
10/2/15 21:47
かんばんむすめ
渡 ひろこ
自由詩
22*
10/2/15 21:06
そんな時間が一番平和だったってこと
くろきた
自由詩
5
10/2/15 20:48
TOKIO
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
10/2/15 20:43
ドラム
蒲生万寿
自由詩
0
10/2/15 20:24
月の待ちびと
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
10/2/15 19:14
取り越し苦労
ペポパンプ
自由詩
7*
10/2/15 19:13
4103
4104
4105
4106
4107
4108
4109
4110
4111
4112
4113
4114
4115
4116
4117
4118
4119
4120
4121
4122
4123
4124
4125
4126
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4130
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4133
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4140
4141
4142
4143
5.62sec.