わたしは勿論あのひとを
大切に大切におもっているが
もしかしたら実は
あふれこぼれんばかりの
「愛したい!」という
エネルギーのかたまりを
ぶつけられる相手ならば
...
こんなにいいおてんきはうそなんじゃないかと
うそみたいな白い砂浜に座礁したのは
あれはざとうくじらかしら
おうおうとあしかのようなかけ声で
おとこたちが
丸太を ...
ヴィクトリア記念堂に行ってきました。当時、インドの皇帝も兼ねていたヴィクトリア女王を記念して造られたもので、純白の大理石を使った美しい建物です。
カルカッタの中心にあり、広大な公園に囲まれていました ...
あ・うん の呼吸を探していたら
思わぬところに落ちていた
なんと
小学一年生で 宝の地図は
手にしていたのだ
あいうえお の 35文字を超えた時
や行が やってくる
いえ を重ねて
...
∞ おわりに
私はこれまで
数々の冒険について述べてきた
世界はかくも荒々しく美しいことを
伝えたかったからだ
最後に一人の青年
カントリーボーイの話を記して
筆を置くことに ...
高村光太郎は嫌いだが
高村光太郎風に
朗読がしてみたくなった
人間の口は
そんな所についてないじゃないか
人間の眼は
そんな風に並んでないじゃないか
人間の顔は
...
{画像=100104083022.jpg}
その時は
あなたのその手で いっそ
あたしを殺してくれますか
それができぬのならば
最初から好きにならずにいてください
恋心とい ...
夜半から降り始めた砂が
やがて積もり
部屋は砂漠になる
はるか遠くの方からやって来た
一頭のラクダが
もうひとつのはるか遠くへと
渡っていく
わたしは椅子に腰掛け
挨拶を忘 ...
切り倒したばかりの白木 刳り貫いて
船をつくろう 船をつくろう
亡くなった人の骸を入れるため
船の棺に入れて 愛しい亡骸を入れて
白浜へ挽いていこう 海まで挽いていこう ...
かえる 跳ぶ 柳の下
かえる 届く 柳の枝
かえる 折った 柳の枝
おとな かえる どなる
こども かえる どつく
かえる とんだだけなのに
かえる なく
かえる あるく
かえ ...
元旦の朝
目覚めると
枕もとに息子が
座ってました
いつからそこにいたの
と尋ねると
わからない
と笑うので
不思議な気がしました
それから
お雑煮の餅を
小 ...
モノクロームの
夢を見た後は
必ず
部屋に月がぶら下がっている
月は
蛇みたいに
神秘的だと思う
胸の空白に
薄い風が吹いている
風で砂漠の砂が
少し飛ぶと
君の心に
届く ...
コーヒーを飲んで、ふと思った
抱きしめればよかったのか
抱きしめて、抱きしめられて
そうすれば
ふたりの間のなにかを埋めることが、できたかもし ...
この世界に折り合いつけて
清く正しく生きるタメ
今日も“理性”をちゃっかり
すっぽりっ。とカブってる
なのに
フィットしないなカブリモノ
無性に心地悪くてさ
バランスなん ...
失われた日々として手にした
暖かな季節の外で
言葉を遠くにさせられていた子供の頃から
僕は書かされたそんな
抱いているものを
虹
少しだけつまずいて 人が見ているうちは
おどけた顔して笑って見せて 誰もいない場所で一人泣いた
何処までも続くストーリー どうやって進めば正しいのか
知らされぬまま旅は続く 立ち尽 ...
君のことが好きで
大好きで
好きずきて
怖い。。。
君は居なくならないよね?
僕より先に逝ったりしないよね?
大丈夫だよね?
...
たべること、の行為性から公式を導き出せ
抱え込んだまま手放せない負の負債
線になりえないまま描かれたグラフ
点の散逸は戸惑うばかりで
「くずしてよ」
倒したグラスが
反転した世界か ...
私の魂というものは
量りにのせて
測定することはできません
たとえば眠りの夢に落ちる時も
たとえば悲嘆に暮れる日さえも
私の内的生命は
一本の透けたアンテナを立て
...
高すぎる温度は猫舌には無理そう
少し飲みやすくなるまで
数分間の画家になってみる
キャラメル色の狭いキャンバスだから
そう大層なものは描けないけど
白いらせん 溶けて
甘いらせん ...
砂肝一本
獅子唐
銀杏
俺は今日まで
何処に居た?
何処から何処まで
何処を通って
この焼酎の
お湯割の
湯気の向こうに咲く
花の
否
花のような貴女の笑顔の
記憶を辿 ...
音楽はやまない
いつまでもその唇から
風に
風に乗って
その唇に
やわらかい草のゆれる
広い野を越えて
人々の雑踏を超えて
あなたの街を超えて
音楽は続く
とどまる場所があ ...
文字達を咀嚼しようと思って本屋へ
沢山の活字たちに囲まれて気分高揚
どんな文章に出会えるかが楽しみで
どんな自分と向き合えるか嬉しくて
明日はどんな私になっているのかな
そん ...
私が君を知ってから
血管のひとつひとつから
香り高く咲き出るように
この肉体は、花となる
私は歩く
今迄よりも、ほっそりと
今迄よりも、まっすぐに
そうして只
...
真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている
思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく
冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ...
死んでしまった
わたしは
ゾンビのぬけがらを探している
腐っても腐っても
失いたくない何かを
無くしたがっている
母の抱いた夢を
娘は黙って飲み込んだ
いいも悪いも ...
電車のつり革につかまり、揺らいでいる男性。
おそらく、電車が止まる度に生じる力に抗する力を持っていないのだ。
男は頭をうなだれている。
よろめく姿から想像する。
彼は、今眠くて仕方ないのだ。
...
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ...
綺麗な空を見る
水の流れる音を聴く
君の声がする
たったそれだけで
世界がくるり、素敵に思う
僕も私も自分も俺って
心配するフリして不幸自慢
弱い自分が大好きで
わざと鬱った君がいた
依存した生活のその先に
赤色で埋め尽くされちまえ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
そらおそろしく ゆめのまにまに
笠原 ちひろ
自由詩
8
10/1/4 13:27
こんなにいいおてんきにくじらは
tutty
自由詩
2
10/1/4 13:25
インド旅行記14(カルカッタ)
チカモチ
散文(批評...
3
10/1/4 12:06
あ・うん
鵜飼千代子
自由詩
5*
10/1/4 10:49
冒険の書 著 エンディ・スタッド
りょう
自由詩
3*
10/1/4 10:19
ピカソ
藪木二郎
自由詩
1
10/1/4 10:18
「恋情」
月乃助
自由詩
12*
10/1/4 8:23
記憶
たもつ
自由詩
16
10/1/4 7:48
船葬
楽恵
自由詩
13*
10/1/4 6:06
かえるのうた
伊織
自由詩
3*
10/1/4 3:48
天使の演習
小川 葉
自由詩
5
10/1/4 2:25
エピデンス
真島正人
自由詩
4*
10/1/4 2:17
Coffee Break、Heart Break
逢坂桜
自由詩
7*
10/1/4 2:14
カブリモノ
オンガシ
自由詩
3*
10/1/4 1:23
詩
番田
自由詩
0
10/1/4 0:45
虹
itukam...
自由詩
2*
10/1/4 0:09
好き。
ほのか
自由詩
2*
10/1/3 23:45
公式
石黒あきこ
自由詩
1
10/1/3 23:11
魂の器
服部 剛
自由詩
9*
10/1/3 22:40
休息
風恋誦
自由詩
2
10/1/3 22:26
やきとり流儀
ふくだわらま...
自由詩
4
10/1/3 22:13
あなたに届けよう
瀬崎 虎彦
自由詩
6*
10/1/3 22:00
美味しいランチの後
らぐ
自由詩
1*
10/1/3 21:55
捧げもの
服部 剛
自由詩
2
10/1/3 21:30
白
ミツバチ
短歌
8*
10/1/3 21:02
初夢
百瀬朝子
自由詩
6*
10/1/3 20:30
芦毛の伝説
ブライアン
散文(批評...
1
10/1/3 19:18
四行連詩 独吟 <星>の巻
塔野夏子
自由詩
7*
10/1/3 18:32
特別じゃない風景
秋助
自由詩
5*
10/1/3 18:24
0394-2
〃
自由詩
1*
10/1/3 18:16
4117
4118
4119
4120
4121
4122
4123
4124
4125
4126
4127
4128
4129
4130
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
6.32sec.