やわらか
マシュマロ
冬の庭に 小さな実をさらけだし
小人の作る あわい白玉が
あちこちに 雪をふらせて、
寒いね、
ここでは、そんな優しさは許されないのです
ここでは、強 ...
最近
私はよく出会ったばかりの頃のキミを夢でみる
夢の内容はあやふやだけど
いつも何故だかキミはとってもうれしそうだった
だから
私もつられてうれしくなって
最近はすぐにふ ...
重たさを持ったあの音楽が内側から叩く
必死に私は口元を押さえて
空気に触れないようにと思っている
もしもそれがこぼれてしまったなら
それは途端に1人になり
それはさみしさに気化してしまう
...
アナタの瞳は潰され
その傷口からは血の涙が零れる
四肢を支える腱すら失って
何もかもを亡くしたアナタは捕らえられてしまった
その目はもう何も映さない ...
【心臓】
キミの心臓 柔らかくて 暖かくて 愛しい。
その左胸に耳を澄ませたなら
聴こえてくる鼓動
キミの命
取り出して呑 ...
ソプラノのプラズマ
含地球太陽系の太陽が
太陽風の歌を歌っているように
比喩でなく銀河もまた
可聴域外のアリアを奏でています
銀河風とスターバースト
超新星爆発ごとの
スタッカー ...
隠れキャラは見付かるまでずっと隠れていた
錆び付いた針金で檻をつくったよ
けれど錆びていたからすぐに壊れてしまって
それは檻と呼ぶには理解出来ないものになっていた
鋼のハートを ...
青銅製の戦士像
錆付いた彼の硬い頬に
涙がひとすじ
流れてる
多感な彼女は
どこにいてもそれが分かる
神様のように優しい雲たちが
どんなに慈悲深く
覆い隠そうとしても
...
なにも見えなかった時を経て
今は少し見えるようになったのかな
あけたドアから入った空気は
痛いぐらいに透き通っていた
なりたかったものになれなくなって
できなかったことができるようになっ ...
遥かな夜空の彼方から
世を去った友の涙が一つ
ぼくの頬に、落ちてきた
イヤフォンを入れた耳には
(can you hear me?)
という唄声が繰り返され
昨日、遠い ...
神戸での会合を終えて
新幹線に乗り込んだわたしに世界は
スピードと夜を与えていた
岡山までの短い時間だけれど
南方の従軍基地にむかう兵隊さんの
わたしはひとつのたとえ話だ
船底にち ...
オレはいまひとりかい
レゲエさえせつなく聴こえるよ
ブルー?ドロップス
おい
レゲエって黄色じゃなかったっけ
思いきり
スマイルしてみる
愛がほら
スキ ...
仮にきみが
一生をかけて消してまわったとして
世界中で便所の落書きは増え続け
子供たちは世界をほんの一瞬憎むだろう
そしてきみはいつか迎合する
つまり
悪意にみちた世界
世界は悪意に ...
例えば地に足が着地したとして
曇り空と背の高い建物の間に
そっと手を差し入れることもできるし
湿っぽいから霧を出してもいいし
花のように丸くなることもできる
後悔はな ...
Aボタンを押す、彼女の手は震えていました。
動機と目眩。頭痛に涙腺爆発の傾向。
どうか誰か、私を救ってくださいと悲劇のヒロインを演じています。
彼女はネガティヴな人間でした。
周りの人間は ...
霜月、師走、お願いしますと人は走り続けてる
しもしもしもしもしも〜
しわしわしわしわしわ〜
FLY,FLY,FRIDAY NIGHT
戦士の休息…街を歩けば、四六時中よく見掛ける12月のマ ...
ひとの明かりが照らす夜から
星の光を洗い出して
空を見る
冷たい空気に頬を浸して
昔覚えた星の名を
思い出そう と
{引用=ベテルギウス リデル
カストル ポルックス
シリウス ...
たとえば君が
太陽や月でなくとも
シリウスようなきらめきで
夜空に祝福を与えてくれる
たとえば君が
笑顔を失ったとしても
僕がお道化になって
気付かれないように
君の元へ駈けつけよ ...
変化のない日常はとてもとても退屈で、とてもとても詰まらない。
しかし、僕はそんな日常を繰り返す。
文句も言わず、愚痴も零さず。
だって、これが僕の人生だから。
ただ、生きて ...
「人類は未だかつて宇宙で妊娠したことはないんだよ。」
「へえ。」大した興味もないという感じで、彼女はインスタントのブラックコーヒーに口を付ける。宇宙というにはあまりにも薄く、そして濁りすぎたその ...
じっと目を見て
19歳の青年は言います
おはようございます
挨拶を交わして
仕事につく
あなたは時折わたしを
じっと見ます
だから見ない
吸い込まれてしまう ...
昔、誰かに言われたことがある
自分の為に行動をしろ 人に迷惑をかけない大人になれ 人がどうかなんて関係ない、と
そのときの自分には
それがなんか悲しくて
でも正しいような気がしてて
ただ ...
半分は嘘を言ってるようで
時折マジを入れてきて
冷たいようで
時折優しさ見せてきて
無関心なようで
くだらない話まで覚えててくれて
そんなあなたの手の上の私
支配するのが好きな私が
...
沁みる言葉が在るよ
優しい言葉の
その裏側
秘められた暗号が在るよ
独りで積み上げた城には
誰も住んで居ないんだ
軋む廊下の音に
どうして誰も気付かないのかな
誰も居ないから
...
彼は何度も自分の死を夢想した。
自殺願望によるものかマゾ的な嗜好かナルシズムによるものか、何なのか。
臨床によっても解明不可能な病だった。
本当に死ぬわけではないので、彼は何度も妄想の中 ...
いつまでも
どこまでも
離れてゆく
その手と
この手
遠い
そのふたつのへだたりに
風が流れる
水に
浸されたゆびに
からむ水草
きらめく陽射し
ふたつのへだたりに ...
とろりとろりと
日が暮れて
お社の石灯篭の暗い影
僕の背丈より
いつの間にか長い
鬱蒼と生い茂る鎮守の森
空にはねぐらに帰ってきた鴉の
黒く騒がしい群れ
忍び寄る夕闇せかされて
...
場所はどこ
この僕の その匂いが
体のレモン色みたいに歩いていた
僕はたどり着こうとする道に
知らないけれど オレンジになって
きっと僕は 満月に見た
週末を歩いていたんだろう
疲れ ...
胸の奥つ城にまで
低音がズンズンこの上ないものだから
小さな小箱と大きな小箱
少しのオーケストラ・コンサートと
ヴィクトローラやレコード
森の中で
モーツァルトの
ケッヘルナンバ ...
立てた小指の
赤い指輪は
細く練った
水飴の糸かもしれない
柔らかく伸びて歌って
キリキリと
絞めてくるから
ピアノ線なのかもしれない
いっそ
この指を切って
いっそ切り落として
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「雪の実」
月乃助
自由詩
6*
09/12/10 5:12
無題
zzZ
自由詩
0
09/12/10 2:59
この音楽
セキラボ!
自由詩
1
09/12/10 2:26
君のための唄。
aokage
自由詩
2*
09/12/10 2:06
心臓
綾瀬たかし
自由詩
1
09/12/10 1:55
天のディーヴァ
海里
自由詩
1
09/12/10 0:47
スポットライト
こめ
自由詩
11
09/12/10 0:39
虹を駆ける少女
楽恵
自由詩
5*
09/12/10 0:06
歩いていこう
朧月
自由詩
3
09/12/9 23:17
呼び声
服部 剛
自由詩
3
09/12/9 23:02
世界はわたしに
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/12/9 22:20
ブルー?ドロップス
〃
自由詩
1
09/12/9 21:57
ゴー
udegeu...
自由詩
3
09/12/9 21:54
たおやか着地
嘉村奈緒
自由詩
15*
09/12/9 21:31
だから私は、彼らに名前を付けたのです。
黒乃 桜
散文(批評...
1
09/12/9 18:28
恋の哲学21
TASKE
携帯写真+...
1
09/12/9 18:14
星の名
照留 セレン
自由詩
6*
09/12/9 17:55
クロスロード
within
自由詩
12*
09/12/9 15:42
終わらない夢
敬語
自由詩
0
09/12/9 12:35
宇宙というインストゥルメンタル、あるいは逆再生された無音
robart
散文(批評...
0
09/12/9 12:07
カケヒキ
くゆら
自由詩
1
09/12/9 11:16
凍結吐露
tatsuy...
自由詩
1
09/12/9 10:38
ただ分かること
夕切り
自由詩
1
09/12/9 8:29
虚の城
AKiHiC...
自由詩
1
09/12/9 3:32
死神
済谷川蛍
自由詩
1
09/12/9 2:52
在るために
浅見 豊
自由詩
3
09/12/9 2:35
とおりゃんせ
楽恵
自由詩
11*
09/12/9 1:26
アロマへの、就寝
番田
自由詩
1
09/12/9 0:55
君のオーボエを覚えている
海里
自由詩
0
09/12/8 23:59
歯形
佐藤真夏
自由詩
1*
09/12/8 22:34
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
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4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
4170
4171
加筆訂正:
駄菓子屋のソネット
/
あ。
[09/12/9 0:10]
若干修正。
4.84sec.