あなたの命はあとどれぐらいなのか
私にわかればいいのに
最後まで離れないのに
あなたの胸の上下する動きが愛しくて
目が離せない
生きるということ しぬということ
あなたをみてると ...
私の苦しみは酷く透明に尖っていて、きっとアンタも傷つけちゃうわ。
それにアンタにも私の苦しみは理解不能よ。
ヒールで踵返す、ワガママガール。
それでも宜しくお願いします。
と、お手上げ ...
雪に落ちた足跡を辿り
君を追いかけた
延々と歩きふと気がつけば
足跡は途絶えて消えて
羽ばたきが聞こえた気がして見上げた空から
雪に混じって一片の羽が降る
そう
君は手の届か ...
【ラブレター】
「彼女とヨリが戻ったよ、有り難う!」「よかったわね!」「うん、君のアドバイス通り、手書きのラブレターを彼女に渡したら、もう大喜びでさ」それはあたしが欲しかったもの。「君のおかげだよ。 ...
この世には
絶対はないという絶対しかないっていう絶対はある
って、誰かが言っていたような気がする
どういう意味かと聞いたら、
意味なんてないことが意味なのだと、教えてくれた
僕にこの地球 ...
倦怠に縁取られた
無垢な黒い瞳
その瞳は
高い空を見上げることが無い
足元に絡んで踊る枯葉を
鼻先で弄びながら
右足と左足を交互に休ませ
歩き出す合図をただ待つ
広 ...
サングリア
サングリア
サングリア
三対一の割合で男の空気は無いに等しい
隔てたテーブルがまるで川のようだ
反対岸の草陰から覗いているような
そんな気分になる
女達は曝け ...
私の手は冷たいの
冷え症なのかもしれないわ
でも
心がそうなのかもしれないわ
だから私は手袋を買ったの
暖かい色にしてみたの
でも
ちっとも暖かくならないの
私を呼んでいるのは 何
偉ぶっ ...
そこそこに慌ただしい日をこなしたあとは
急ぎの用ではない
コマゴマを
脇へ全部追いやって
静かに坐ってまゆつくる
まゆからでてきたからといって
羽根あるものになるでなし
わたしは ...
ねぇ、冬夜
雨はもうすぐ雪になりそうだよ
ほら、もう太陽の落し物たちは
息を潜めてしまったよ
だから、ね、冬夜
私の冷たくなった指先を
焦がすのは君の唇だけ
柔らかい ...
*1
宛先の無い便りがポストを探して彷徨っている
剥がれたかけた切手の刻印は遠い町の名が記されている
色褪せた封筒は数え切れない程の皺と手垢にまみれている
同封された写真には笑顔が ...
私がまだシロツメクサの繁る果てしない部屋の中で
喉は泉のように潤い
すべてが書かれている事すら知らなかった頃
とても小さな幸運を探す可能性を秘めていた私の朝
名誉でも報酬でもない景色が窓枠の内 ...
床に寝転がって
自分の手を見る
手の甲を見たり
手の平を見たり
小さな部屋
小さな自分
どうせちっぽけなら
無くなればいいのに
呟いても身体の向きを
変えても ...
子どものためにいるなど
誰が決めたのさ
長いローブを引きずるように、
白い髭を 凍てつく星空にゆらす
あなたは太った 赤ら顔の
エルフなんかじゃないはず
赤い毛皮の
違う そう、 ...
娘は先生を伴い玄関の前に立っていた
「おかあさん、申し訳ございません」
担任は、開口一番こう言った
娘のランドセルに油性マジックで
”死ね!土屋”と
でかでかと、いくつも書か ...
疎遠が寂しい
メールが来ても
こわくて
返さない奴だ
すまない
雨
なんで
好きになるか
誰か教えてくれたかな
寂しい時 つまらない時
気に入らないことがあった時
君の癖だよ
唇を尖らせて
キュゥゥと、鳴く。
ほんの少しの行動だけど
君の心を覗いてる気分で
暖かくなるんだよ
○
わたしはひそかにその人をガーベラさんと名づけている。
月曜日の昼、大体同じ時間にやってきて、大体同じ内容の花束を頼んでいく。ガーベラと赤みの差す花を葉蘭で包む花束を。
だからガーベラ ...
人の街を歩いて
シリコンの繁殖場へ
向かって歩いて
立ち上がる機械人
二日酔いかい
だるそうだな
でもこれも管理者のシステム
マクロ的に見ればぼくも
必要な余剰
灰皿を
ぐるり ...
誰かの言葉に
リズムを 叩いていた
爪の先を 誰かの
とぎれにしていく
枯れた葉
雪雲
花一輪
降るか
積もるか
轟くか
耳の奥が
反響する
キーン
高く
高く
染まっていく
降って
積もって
轟いて
届いている
きっと
凍てついても
...
空よ
お前がこんなにきれいであることよ
かなわない願いの数々よ
お前の下で生きるつらさよ
そのくるおしさよ
わたしはお前に耐える勇気を持てない
この一秒間に歩けているのか
...
アクセント は
人生にも必要ね
毎日同じじゃ
生意を見失いそう
街中がふうせんに満たされて
囁きあってる
あるふうせんは青信号まだかと焦ったり
あるふうせんは早くハンバーグたべたいな
ふんわり ふんわり
君のふうせんが こちらにやってきて
笑顔?
...
{引用=
なんでだろうかものすごくかなしくなって
デスクトップをじぃっとみつめているうちに
呼吸するように当たり前だとなみだが零れて
わたしの鼓動がものすごく頭に響く
しっかりと ...
わかるように多くあるべきな椿の墓が
坂に頷いているのは女性か
父は口を動かさなかったはず
氷に櫛を滑らせた日が組み違う軋みです
痛毛症の埋葬品が中身にあふれ出て
そこに触れる事がなにかに識別 ...
{引用=
懐柔されていく日々に
きみはわたしをどう見るだろうか
転がり続けていた二足の靴が
もう誰の影も踏めなくなって
それからきみは諦めようと何度も手を洗っている
いわゆるともだ ...
私がシンデレラなら
汚いままで終わらせて
私が醜いアヒルなら
醜いままで終わらせて
幸せは求めない
綺麗なままに生きられない
だけど私はこの一瞬を
...
そのうち通り過ぎるだろう
ほんの気まぐれな天気雨
一面の田んぼだったこの辺りは
ほんの少しの間に住宅街になった
たくさんの家が整然と並べられ
目線を上に持っていけば
規則的に並ぶ青 ...
未来は光より早く進む
知識の海は今日も荒れていた
僕が死ぬ夢を見た
気が付いて目覚めたら帰りかたを忘れていた
約束の時間には間に合いそうになかった
想像は毎回期待していた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
流れる時間の中で
朧月
自由詩
1
09/12/18 21:35
お手上げボーイとワガママガール。
菊池ナントカ
自由詩
2*
09/12/18 21:15
最果て
泉咲れく
自由詩
3
09/12/18 21:06
【140字小説】裸婦他
三州生桑
散文(批評...
0
09/12/18 20:28
不老不死
嘘而
自由詩
2
09/12/18 18:43
葦毛馬の夢
深月アヤ
自由詩
4
09/12/18 18:32
川で洗濯する女達
瑠王
自由詩
6*
09/12/18 17:31
暖かな白
黒乃 桜
携帯写真+...
2
09/12/18 16:06
まゆつく
笠原 ちひろ
自由詩
14*
09/12/18 15:16
冬夜-とうや
いのせんと
自由詩
0
09/12/18 13:47
常設されない夜
Shaka
自由詩
1
09/12/18 13:25
本当の名前
瑠王
自由詩
5*
09/12/18 11:14
師走の中で
未完
自由詩
2*
09/12/18 5:56
セント・ニコラス
月乃助
自由詩
4*
09/12/18 5:21
ランドセル
森の猫
自由詩
6*
09/12/18 5:00
かや
しべ
自由詩
1
09/12/18 4:48
キュゥゥ
Izm
自由詩
1
09/12/18 3:09
ガーベラさん
瀬崎 虎彦
散文(批評...
7
09/12/18 1:49
@
竜門勇気
自由詩
1*
09/12/18 1:49
_
番田
自由詩
1
09/12/18 0:32
スノーレター
秋也
自由詩
1
09/12/18 0:14
願いとして
kawa
自由詩
1
09/12/18 0:12
平凡な日々
次元☆★
自由詩
1
09/12/18 0:10
ふんわりはじけて
snowwo...
自由詩
0
09/12/18 0:09
名付けてしまう
あぐり
自由詩
6*
09/12/18 0:08
痛い
井岡護
自由詩
0
09/12/17 23:51
夢に流す
あぐり
自由詩
1*
09/12/17 23:25
幻想幸福
秋助
自由詩
0
09/12/17 22:39
美しく積み上がった世界の中で
あ。
自由詩
9*
09/12/17 22:30
僕が死ぬ夢を見た
こめ
自由詩
13
09/12/17 22:23
4122
4123
4124
4125
4126
4127
4128
4129
4130
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
5.43sec.