振り返ったっていい

逃げ出したっていい

チョロQだって

パチンコ玉だって

引いてから前に進むのだ
もしも、あなたが
ダメな人間なのだとしたら
どこがどうダメなのか
問題はそこにあるのではなく
あなたという人間の総体がダメなのであって
また、そんなあなたを含んだこの人類すべてが
ダメなの ...
実家から送られた
みかん箱
食べきれないので
ざくざく捨てた

ああ
言葉だってそうなのだ
あなたの声が
古びていく

やさしさも
心配も
やがて
甘やぐ果汁になって

...
ここだけの話
寂しそうな家の前を通ると
文字のない手紙をポストに入れる
いつも笑顔の少年が
この町にいるという

行く先々で配る手紙で
肩からかけている袋は
いつも重い

どれくら ...
「もしもし」

    「もしもし」

「”煙と工場”ですか?」

    「はいそうです」

「生きてますか?」

    「生きてます」

「どうやって」

    ...
批評・評論をする資格は誰にでもある。しかし、
「芸術に正解はない」
ということを理解していない評論者は意外にも多い気がする。
さすがに
「自分の考えこそが答えだ!」
なんて思っている阿呆は多 ...
何かを選択をするということは何かを捨てることだ。そして、生きるということは他の生命を奪うことだ。何度同じことを考えてきただろう。ずっと、このことを考えている。

選択することができなかった。何も捨 ...
卓袱台が乱舞して
クリスマスが始まります 
踊り場に回転扉
理科室の彼女くるくる踊る

つぼみは
クラインのつぼみ
螺旋は
肉と心を纏ったままの人骨のらせん

一つメビウス
二つ ...
日に一人インフルの人増えていく

通院や綿棒くじや新型や
君が金魚を見殺しにしたのは事実だ。
餌をやらず、水も換えず、
君自身は傍観者で、いただけだ。
むしろ君が金魚を殺した。


赤い花の下、金魚の墓を作る君。
どんな気持ちなの。
見殺しにしておいて。
...
金切り声で笑う。
禁煙は良い調子。
スーパーカーも笑いぱなしだ。
ニンフのエコーは声だけとなってしまったけどね。

ミシェルのクルクルとした毛は美しい。
冬の街のイルミネーションなんて ...
何の脈絡もなく泣いてみましょうか

オタオタするあなたの顔をみたい

目薬片手に、そんなこと思ったよ
はじめての優しさが、ぬくもり
長いあたたかみ


夢を見て、とびだした

意味があるとするならば、この日の為に生まれてきたんだ どこまでも
走るよ!!!!!

ちぎれそうな手足をひき ...
否定するだけじゃ何も変わらない
っていうこの言葉も否定の一種なんだよね
じゃあ何も言えない?そんなのは悔しい
ただ信じている思いだけを伝えたい



周りに好かれるためにキャラを演じてみ ...
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう



夜空見て 雲間に覗く 暗闇に 星の瞬き 生きてるようで



降り注ぐ 雪に音は 吸い込まれ 大地の鼓動 春までお預け
いつも踏んでいる
カゲ、自分の暗闇
それを許すことは

ひなたとひかげの境界線
いつもひかげの側で
忘れてしまおうとする

冷たい金属にひたいを当てる
なにかに熱を伝えたくて
...
ヲウスの心は壊れてゆく
白鳥になんてなりもせず
国から父から捨てられて
峠の大きな大きな木の下で
故郷を想い死んで逝く

ヲウスよヲウス

父の嫉妬に兄殺し、
それを父に疎まれて ...
僕は静かな瓦礫の上に立って
消したいもの
弱らせたいものを
蛍光灯の輪の中にいれようと躍起になっていた。
7時の鴎は鷹揚に息をする。
ただのЩとして成り立つために、僕達はどうしたらよかったの ...
あたしとあなたがもしも
もしもの例えだとしても
結ばれたら幸せなのかしら?

報われない関係も嫌いじゃない
掬われない言葉も伝えてほしい

あなたは優しすぎるから
あたしが ...
ほころぶ朗らかさ
ゆるんだ、とろけた心のそばから、身が弾み、
新進の気骨を誕生させる、横揺れパワー

胸の内からわき出る気分が、草花や自然風景ととけあうよー

胸を押し広げ、どこま ...
美しい夜の匂いに身を震わせその全てを溶かすのだ
染み込む様な水の匂いに甘いカラメルの様な薪の匂い
刈りたての柔らかな藁が夜気を含みいっそう柔らかになる匂い
遠くに見えるオレンジ灯りは学校の宿直だ ...
真夜中の台所の暗闇を手探りでさがして
やっとみつけたスイッチを押したら
なにも起こらなかったとき
なにかを間違えてしまった気持ちになる


アイボリーのしかくいこれには
スイッチ以外の名 ...
{引用=

兄が
妹に言う

(おまえは冷血動物だね)

ああ、そうですお兄さん
そんなことをあなたはいまさらいうんだね
あなたが温かい血の塊を全部貰ったから
わたしのものはもうと ...
甘い歌を繰り返してよ
甘い夢を繰り返してよ
気が済むまでどうぞ
気に病むまでどうぞ
凍てつくようなゆうべの空に
指をはなれた蝶が飛ぶ
ふわり
ふわり
ゆらり
ゆらり
旋 ...
「満月に吠える」

夜中眠りに就いて初めて裸を曝す
歪んだ時系列を跳ね跳び
活きた清涼水を次から次へと浴びる
そして吠える
自分の闇に悲しく浮かぶ
黄色い満月に



「手紙」
...
自分の世界は
心のどこかで 終わっていく
求めることなく追いかけさせられた
流行歌なのかもしれない

虚しさだ
霞の色ですらない休日だけが
立ち止まろうとして 這っていく
景色ですらな ...
休館日静けさ浴びる図書館の返却ポストは闇への入口

七夕の願い書かせるイベントで永遠よりも今の幸せ

長男が生まれた時に植えられた庭にある木は屋根より高い

窮屈な電車に揺られ会社へと向か ...
誰のための言葉かは
ずっと前から分かっている
口が、いつの間にか
真っ白な糸で縫われ
まるで自分のものではないようで

可愛い動物たちが
牙をむくのが怖い
客は
お金を払わないことで ...
【小児病棟】
「僕死ぬんかなぁ」点滴パックを換へながら答へた。「いつかは皆死ぬわ」「看護婦さんはいつ死ぬの」「そのうちね」少年はため息をつく。「僕なぁ、妹殺してしもた」「えっ?」「喧嘩して、死んだら ...
昔から見た未来
つまり今のこと

海の暗がりで
7つ7色の火花が散ったとき
男がうまれた

湖のほとりで
百八つの火が消えたとき
女は立ち上がった

湖にうつった月の上で
2人 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
後退前進秋助自由詩2*09/12/21 16:16
ダメな人間の条件ふくだわらま...自由詩009/12/21 11:23
甘やぐ果汁uminek...自由詩2*09/12/21 8:26
知っていてほしいことりょう自由詩8*09/12/21 7:46
じこしょうかい煙と工場自由詩009/12/21 3:01
批評について結城 森士散文(批評...109/12/21 1:09
選択と削除散文(批評...0+09/12/21 0:24
百と八つのルナティック海里自由詩109/12/20 23:55
_八男(はちお...俳句009/12/20 23:37
金魚と毒薬。菊池ナントカ携帯写真+...309/12/20 23:13
マインド・イントネーション・ストライカー。自由詩109/12/20 22:58
泣いてみましょうか殿上 童自由詩0*09/12/20 22:50
喜びの天使とデート万田海斗 自由詩009/12/20 22:44
Deny1486 1...自由詩2*09/12/20 22:35
鼓動ミツバチ短歌8*09/12/20 22:00
みなそこの こうえんたりぽん(大...自由詩409/12/20 21:50
やまとたける……とある蛙自由詩6*09/12/20 21:39
7時の鴎森山イロイ自由詩109/12/20 21:32
水面秋助自由詩0+*09/12/20 21:19
新しい、クリエイティブ・パワー万田海斗 自由詩009/12/20 20:37
水辺の夜明けプル式自由詩209/12/20 20:15
スイッチ因子自由詩5*09/12/20 19:59
かえるあぐり自由詩2*09/12/20 19:37
残留思念ホロウ・シカ...自由詩1*09/12/20 18:30
満月に吠える乱太郎自由詩15*09/12/20 18:08
部屋で番田 自由詩2+09/12/20 18:03
休館日夏川ゆう短歌109/12/20 17:10
祈りにいっと自由詩109/12/20 16:35
【140字小説】ふすま他三州生桑散文(批評...009/12/20 16:22
ミステリアスティック* イリュージョンりょう自由詩2*09/12/20 13:44

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加筆訂正:
アマリリス/月乃助[09/12/20 15:51]
誤字を訂正
5.55sec.