私ののどはちょっとおかしいのです
私の単純明快な言葉は
突然鈍行列車になってしまうのです
私は私を貫く影に
対抗する手段を持ちません
……ほんとうでしょうか
たぶん嘘ですね
私は、手段を ...
もう電柱の皮膚になった古いポスター
汚くて優しい町にみえる
かつて通学路だった道に ハートの落書
ブロック塀の透かしで途切れた 相合傘
あそこに住むおばさんが 恐いと駆けてく少年達
...
これだけなだらかな
流線型の谷を下るあいだに
私はすっかりと忘れてしまっていたのだ
これが谷であるということを
私は視覚的な美しさを楽しみ
そこにはすべてがこめられていると思い込んでいた
...
始まりも終わりも
どこかへ置いてきたような貴方は
歯を食いしばって生きる私を
遠くへ遠くへと
引きずり込もうとする
ああ また時間が去ってしまうよ!
いつも私の頬を引っかいて逃げるんだ ...
小さく芽吹いたポプラが
わたしの背を追い越して
空まで届かんと
生き急ぎます
ナナカマドをついばむカッコウが
雪に赤い跡を落とし
上昇気流にのって
翔けまわるのです
潰されたホ ...
これからいくつもの 時が流れるこの瞬間 何処まで君は 突き進む事が出来るか?? スタートラインに立って 心に決めた二文字 「挑戦」という言葉で一歩進んだ 世間は広い途方もなく これが俺 ...
俺の言葉の最後の
鏡と声に憂鬱をかみ砕いて
エズ村、声
潜めての夕焼け
その心の奪われた寂しさの
景色にぼんやりとブリキ立つ
煉瓦のお土産
屋人のいないパリのバス停停
留所の子供がスリ ...
俺は詩を捨てた
詩を捨てた者として生きていく
代わりに得るのは何だろう
誰かの喝采も
拍手もいらないよ 俺は
詩を捨てたのは 誰かの拍手や喝采のために
俺はそうして金を手に入れるだろう
...
京浜東北線に乗ったら、隣に乗り合わせた男がガムテープを鞄から取り出した。黒い生地の埃っぽく薄白く汚れたビジネス鞄。黒い繊維で側面の汚れたガムテープ。
ビリビリ、ビリビリ。
引っぱがし ...
歴史的なエピソードにこと欠かないこの地で
芦田川について語られることはあまりない
芦田川の河口はもちろん海とまじりあうのだが
見つめていると
この川が本質的には海であることがよくわかる
芦田 ...
目を瞑ると落下してる
驚いて目を覚まし
また目を瞑る
ふたたび落下
それを何度か繰り返し
その恐怖に慣れた頃
私はやっと
眠りにつく
夢で見た
あの青い海も
本当は ...
ゴリラを棚の上に載せると
エビスビール500ミリリットル入りの缶を
二本も開けて仕舞った
あんなにビールを嫌って居たのに
棚の上に載せただけであんなに美味しそうに飲むなんて
私はびっくりして ...
はじける光を逃がしたくなくて
手のひらで両耳をきゅっとふさいだ
いくらあたたかな毛糸で肌を覆っても
手足は温度を忘れたかのように冷たい
冬は嫌いじゃないし寒さにも強いほうだけど
この ...
愛人の彼氏は中国人だ
愛人は韓国人で俺は日本人だった
三人をふくむ友人たちと
餃子パーティーをしたことがある
広島の別荘で真夏のことだった
中国人たちが餃子をつくっているあいだ
日 ...
おじいさんは杖をやっとの思いで丘を登った
家を出たときはまだ3時だったのに
今はもう夕日が丘の上からきれいに見える
おじいさんの妻であるおばあさんは
長い間病院で入院している
何かの ...
気絶しそうな海が春の鼻先で
壊れたり生まれたり寝返りを打ったりしていた
レイン・ツリーと何度も口にしながら
飛行機雲を保存する方法を考えた
音が消えると振動がなくなるので
悲しみは無意味 ...
コツン
と、道端の小石にだって躓いて
踏みしめるあなたの地肌は硬い
それなのにわたしたちの共存は
たしかなもの
世界の車窓から
わたしは国外へ出た事はないけれど
画面の前で夢を膨 ...
【ジュゴン】
目覚めると、恋人がジュゴンになってゐた。慌てて抱へあげ風呂に入れたが、彼女はとても不機嫌さうだった。湯に食塩を入れると、少し機嫌が直った。あとは食べ物だ。ふえるわかめを湯に入れてみても ...
幼い歌声・・・
「さっきも聞いたッ!」とか言わないで。
ここからもっと先があるんだから。
購う過去をプレーヤーに嵌め込んで、等値してみる。
これも詩吟なんだと、引き出されてみる。
あなたが
黄色く話していると
楽しくさせますね
でも
黄色ばかりだと
かなしくさせますね
カナリヤ、ハンカチ、スマイル、
あなたが
胸にもっている黄色
黄色の水たまり
...
暗黙に覆われた憂きの日に
肌つきささりし 蟻走の如き責苦に耐えかね
赤の屍衣を身につけ 細く白くか弱きものに現化す
哀れ 夢か現か されど惑わらん 惑わらん
かつての現の未練 果たされぬ想 ...
手紙を出す用事があって
エレベーターを待ってる
扉が開く
エレベーターの中が
こんにゃくでいっぱいだったので
乗らずにに見送る
あんなに沢山のこんにゃくを積んで
あのエレベー ...
躁々晴れようが 鬱々伏せようが
めそめそ泣こうが にやにや笑おうが
佇んでようが 微えんでようが
鬼住んでようが 邪が住んでようが
いつかわたしも しぬるんだ
そうかわたしも し ...
怖い
貴方という存在は
私の中で
こんなにも
多くを占めていて
貴方が
いなくなってしまうかもしれない
いま
が
とても
怖い
...
ぼくらは虹の両端を掴み、世界と縄跳びした。
雨を閉じ込めたビー玉をきみにあげるよ。
雲のうえに寝転び、お日様と会話したんだ。
雲が流れ流れて、空がふと目を閉じた。
雨が地面に触れた 。 セカイ ...
萎れた木から一匹の羽虫が飛んだ 羽虫は雨に濡れて地に堕ちた
泥水の中でも奴は生きる しぶとく生きる 足が蠢いている
背中の夥しい数の斑点は死の象徴 色濃く鈍い色彩を放ち
羽が濡れ 長い時間をか ...
愛される喜び
愛する喜び
笑顔が絶えず
誉め言葉が絶えない。
信頼されて
頼まれて
信じて
頼られる
心に光を
心に安らぎを
心に安心を
心に希望を持つ。
言葉の使 ...
新聞を広げると
我が子を不慮の事故でなくし
涙ながらに悲痛な思いを語る親が
そして同じ紙面に
我が子に虐待を繰り返し
死なせた上で「しつけだった」と語る親が
...
白いあなたはたちのぼりました
火葬場の空に
時間はどこででも流れるものだと
感じた棺の残骸
自分の嗚咽に一番 自分が驚きました
私はあなたを憎んでいたし
あなたと対決する日がこわか ...
わたし詩が好きよ
だって好きなこと書けるじゃない
雨、雨が降ってきた
上がったわ、な―んて虹、虹をかけたワ
夜なのに午後って言ってみたり
わ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
待ち時間まで
真島正人
自由詩
3*
10/1/27 4:14
郷愁
風恋誦
自由詩
3
10/1/27 3:59
憧憬
真島正人
自由詩
4*
10/1/27 3:52
川とつりざお
nick
自由詩
2*
10/1/27 3:03
銀世界に紅
相羽 柚希
自由詩
4*
10/1/27 2:47
challenger
逆鱗社長
自由詩
1*
10/1/27 1:42
ユーミン
番田
自由詩
0*
10/1/27 1:09
ポエニスト
〃
自由詩
1
10/1/27 1:08
皮膚の境目
なき
自由詩
1*
10/1/27 0:31
芦田川にて
吉岡ペペロ
携帯写真+...
8*
10/1/27 0:20
落下
小川 葉
自由詩
4
10/1/26 23:41
笑う時だろうか
間村長
自由詩
2
10/1/26 23:38
真冬の灼熱
あ。
自由詩
9*
10/1/26 23:26
愛人の彼氏
吉岡ペペロ
自由詩
2
10/1/26 22:34
愛の贈り物
ありす
自由詩
2
10/1/26 22:28
飛行機雲を保存する方法
瀬崎 虎彦
自由詩
5
10/1/26 22:18
愛して止まないおっきなお母さん
窓枠
自由詩
2*
10/1/26 21:47
【140字小説】ヤクザの親分他
三州生桑
散文(批評...
4
10/1/26 21:27
巻き戻された香港からの調べ
吉岡孝次
自由詩
0
10/1/26 21:26
黄色
昼寝ヒルズ
自由詩
6
10/1/26 21:01
戦慄
yumeji...
短歌
0*
10/1/26 20:47
こんにゃく(さん)
たもつ
自由詩
9
10/1/26 20:45
しぬるんだ
仁惰国堕絵師
自由詩
0*
10/1/26 20:43
いかないで
まさたか
自由詩
0
10/1/26 20:38
土のベッド
岡崎師
自由詩
1
10/1/26 20:36
死の伝染
yumeji...
自由詩
3
10/1/26 20:33
天使のささやき
ペポパンプ
自由詩
5*
10/1/26 20:13
違い
くろきた
自由詩
1
10/1/26 19:04
忘れ形見
朧月
自由詩
12
10/1/26 19:02
ワタクシ詩が好きよ
ヨルノテガム
自由詩
2
10/1/26 18:34
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
4170
4171
4172
4173
5.31sec.