鋼鉄のブリザード ザン ザン ザン
とレールの上をすべるように走りきて
重いこころ重いからだ思い 思い 残
しばらくして夕凪のような沈黙に抱きすくめられる
微笑して降る冬の夜の霧雨
寒さ ...
あなたから
ことばがとどき
かえしうた
あなたから
詩集が届き
ひもといて
活字の黒と
余白に酔える
あなたから
おもいがとどき
詩を書いて
おもいつおもえ
おもわれし ...
僕は言葉ひとつ
夢にできたらと 声に出す
僕として
僕に対して 断定している
詩んしな人たち
詩たがる人たち
あしたあいつにことばちあたれ
なんのために詩を書いているんだい?
理屈はないか
詩るべなき道に咲いているのは
詩くらめん
いわゆる
{ルビ詩=う ...
元気が出る
脳をいつもと違うように使える
冒険の話しでっす
小さな恋のピエロ
おしゃべりな小鳥がささやいてくれる歌の詩は、
自然の季節が 巡る 喜び
うれしい話を集める コ ...
職場で叱られそうになって
動悸がしても
南無南無南無と口ずさむと
意識が現場から逸れて
少し楽になる
幼い頃に
母に連れられて寺に行き
大きな仏壇の前で
毎日題目を唱える
そうい ...
このまえ見た夢の話だ
二日続けて同じような夢を見た
ひとつめの夢は
小五の息子が妻とタバコを吸っていた
それをとめようとドキドキしながら叱ろうとしていた
ふたつめの夢は
信頼してい ...
世界は汚い
人間は醜い
だから毎日が嫌い
嫌い嫌い全て嫌だ
つまらないし
せつないし
孤独だし
でも
汚かったのは周りじゃなくて
きっと自分
...
{引用=
私はいっつも赤いマフラーして
私はいっつも赤いヘッドフォンして
そんで黒い服ばっか着とるんやけど
それはなんでかってきかれても困ってしまう
赤はずっときみの色やし
...
幾等泣いたら、
君を傷付けずに済むの?
夢のような言葉を吐いて、
ゆらゆらとたゆたう。
どれ程言葉を削ったら
君を泣かせずに済むの?
待って欲しいなんて云える筈無くて、
涙に溺れた。 ...
お元気ですか
私はとても元気です
私の住んでいる街は今
イチョウがキレイです
上を向いても
下を向いても
黄色です
これで歩いている人が
黄色だったら笑えます
前 ...
輝く人に、憧れて。
それでも私には、何も無くて。
何も無いまま、こんな所まで来てしまっていて。
これからの私に、何が出来るだろう。
ごちゃごちゃと、色んな想 ...
頼みごとをする前に
ちゃかすのはやめてよ
頼みごとをした後に
抱くのはやめて
どうせいなくなるんでしょ
どうせ出て行くんでしょ
止めようなんて思わないから
黙って出て行って
最 ...
【牛歩】
講義が終はった夕暮れ時、皆で学食に向かふ途中で、不審な動きをする男を見た。彼は歩道の真ん中を、ほとんど足踏みするやうにゆるゆる歩いて行く。事情を知ってゐる友人によれば、彼は母親にかう言はれ ...
むらさき色が歩いてくるどうやらここまではこれないようだ
耳がスピーカーから逃げたがる愛とは素晴らしい愛とは素晴
らしい賑わっている壁を通り過ぎる人並みが人ごみになるまで
あと何分くらいだろう何や ...
なんで愛されないといけないの?
そうきいた少年は歩きながら振り向いた
なんでなんだろうね
おとうさんはよそ見しながらこたえた
なんで愛さないといけないの?
そうきいた少女は走っていってし ...
空の写真を送ってくれる?
たとえこの空を見上げても、
繋がった空だと知っていても、
天気が違えばきっと、ほら、
心は心許ないし、
天気が揃えばやっと、ほら、
心細さが吹き飛 ...
今この瞬間が
ものすごい速さで反復され続けていくので
すっかり気の抜けたビールが
待ちくたびれたまま蒸発していく
深夜2時の居酒屋
鶏や豚の脂でべたついたテーブルの上
今この瞬間に
きみ ...
水銀の雨が地面を潤し
地中に浸透し
しきれない分は溜まりを作る
今は冬篭りの季節だから
昼間は寝ている
一匹のケモノになって
陽の光の届かないところで
身体を丸めて眠っている
...
猫ってのは厄介だ
初めから詩になっちゃってる
サーカスってのもそう
初めからそうだ
銀蠅
なんてのも案外
詩になっちゃってんのかもしんない
けど僕は
猫の ...
寝れない夜は
眠たくない夜は
聴き飽きた音楽と
読み耽る文庫本
イメージのその先に
詩を書き留めた
堕ちてきた空の浮遊する曖昧なままの姿で天使は悪魔に恋をしてしまったと呟いたのを聞いたんだ太陽の熱に冒されてしまった頭じゃなにも考えられなくて大量に流れ込む情報の波に飲み込まれてしまうだけの姿を思い浮か ...
ある国に住んでいる悪魔が
ある教会の美しいステンドグラスとオルガンと聖母子像と黄金の鐘と
そこで毎日祈りを捧げている敬虔な神父を激しく憎んでいた
彼は日が暮れると宵の明星、魔王に誓いをたてた ...
いいところに家を買って
いい間取りで
いい家具ならべて
いいおんなと
いいお酒
いいグラスに注ぐ音
いい暮らし
いい気持ち
空は天気で
夢ひとつ見ない
借金など
返すつもりもない ...
{引用=
繋いだ指を
震えさせたきみをぼくはどうして抱き締めよう
愛し方がわからないなんてそんな青さが
空に溶ければ柔い雨
ぼくを見上げる二つの黒い瞳が
濡れてしまうなこんな日 ...
{引用=月の無い空に踏み出した
僕らの星が降る
綺羅星よ、名も無い僕のカタルシス 溢れるきみの瞳を舐めれば
吐く息が溶けてきらめくこの町の 空を見上げるまなざしのおと ...
君は静かな夜に詩を書いている。
しかし、
僕は詩を書く。仕事の合間
苦しみ楽しみある時は
僕は詩を書く。静かな朝に
深く悲しみある時は
僕は詩を書く。休みの午後に
心に深 ...
{引用=
まるでそれは、
やってくる 物質の
そんな重さや たしかさがある
―――――――【 night 】――――――――――――――
逃れようもなく
完璧に閉じられる
空 ...
眩しい光が深夜の通りを彩って
堀に流れる葉を浮かび上がらせる
白熱灯と蛍光灯の混ざり合う照明が
文化と文明の間の小さな隙間にある
たくさんの人の吐息の白さと
風と風の隙間で
世界と一致して ...
,音 ‘ という女が(回覧版)を手渡してくる
「お祭り騒ぎというめしべ」が回覧版に挟まれている
足がツッた人から『順』にクリスマスという山へ登り
谷を下ると鏡餅とい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の夜の霧雨
瀬崎 虎彦
自由詩
1
09/12/17 1:36
あなたから
〃
自由詩
2
09/12/17 1:33
_
番田
自由詩
0
09/12/17 1:24
あしたあいつにことばちあたれ
海里
自由詩
1
09/12/17 0:34
喜びの冒険家たち
万田海斗
自由詩
1
09/12/17 0:26
もう唱えない
殿岡秀秋
自由詩
5
09/12/17 0:05
我が家族たちよ
吉岡ペペロ
自由詩
0
09/12/16 23:39
世界を映す
一華
自由詩
1
09/12/16 23:33
きみのいっちゃん好きなとこ
あぐり
自由詩
3*
09/12/16 23:33
hope
三上あず
自由詩
1*
09/12/16 23:14
手紙
未完
自由詩
3*
09/12/16 22:09
探想。
aokage
自由詩
5*
09/12/16 21:50
深夜の別れ
朧月
自由詩
2
09/12/16 21:14
【140字小説】牛歩他
三州生桑
散文(批評...
2
09/12/16 20:49
フォコ
キリギリ
自由詩
0
09/12/16 20:47
未来を信じたい
朧月
自由詩
2
09/12/16 20:15
この空を見上げても
邦秋
自由詩
1*
09/12/16 20:00
儀式
大覚アキラ
自由詩
1
09/12/16 18:16
篭もるケモノの見る夢
within
自由詩
5*
09/12/16 16:35
夜想曲
藪木二郎
自由詩
3+
09/12/16 16:35
小さい世界
秋助
自由詩
1*
09/12/16 15:52
世界の終わりに
いのせんと
自由詩
0
09/12/16 15:19
悪魔にラヴソングを
楽恵
自由詩
4*
09/12/16 14:52
いい暮らしを買って
ふくだわらま...
自由詩
0
09/12/16 11:20
空に青く
あぐり
自由詩
2*
09/12/16 10:10
ふたごの星
〃
自由詩
3*
09/12/16 10:06
孤独な道楽ー Dylan Marlais Thomas へ ...
……とある蛙
自由詩
6*
09/12/16 9:35
Holy night
月乃助
自由詩
8*
09/12/16 8:52
浮舟
相田 九龍
自由詩
3*
09/12/16 3:34
『「・・・・・・(・・・・・)・・・・・・・」』
ヨルノテガム
自由詩
0
09/12/16 3:24
4124
4125
4126
4127
4128
4129
4130
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4.66sec.