朝一番に窓を開けると真っ白に吹雪いていた
時が流れるにつれて徐々に雨へと変化して
暮れる頃にはそれさえもあがっていた
駅の改札を抜けて家路につく
空には呑気に星がちらついていて
コー ...
これ以上登場人物が増えるのを僕は望まない。
そして、これから僕を含む何人かが壇上を去ったとしても、おそらく代わりの誰かはやってこないだろう。
だから、今から話す男については、ひとつの比喩と考え ...
ため息 タメ息
溜め息 tameiki
=
安心できるもの
いろんなためいきがあるけれど
溜め息をつくと安心する
なぜか知らないけどホッとする
「どうしたの ...
私のおなかの上で赤鬼みたいな怖い顔をして
額の汗を拭おうともせず
力強さこそが総てと容赦ない恥骨の痛みに涙を流す
*
さきほどまでの赤鬼が嘘のような寝顔
横になって見つめれば不思 ...
風の行方を見にいこうよ
名前も告げずに電話口
あいつの気まぐれ 僕の楽しみ
気乗りしないふりをする
あいつからチョコレートをせしめるために
風に飛ばすものを鞄につめたら 丘のうえ
風の ...
ここはどこなのか
じめじめとした空気が
身体にまとわりつき
呼吸さえも自由にできない
暗く
深く
冷たい場所
動かずうずくまってしまうと
この暗く深く冷たい場所に同化し ...
チャーリー・パーカーを聴いているうちに、やはり自分にはジャズは向かないと再認識。
2日を以ってジャズ卒業とする。^^;
一言でいってジャズは出口の見えない伏魔殿。体に良くない。
...
雪国の町は空気も凍る
重い空の下
ねぇ
あなたは凍えていませんか?
秋の日の柔らかな日だまりの中で
産まれたばかりの私を
あなた
そっと抱きしめてくれた
それが暖かで
それが安ら ...
水まくら ゴムの内から ノックする 気ままな水に 又知らん振(ぷ)り
永遠に独白しつづける少年少女の夢
ナイーブであることが夏休みを凍えさせたけれど
薄い氷にとびこんだときに
からだがコバルトいろになったよ
と言った
ぼくのほんとうの髪は
茶色くて
...
キミのココロの旋律が 時を超え 空間を超え
ワタシの胸を響かせる
時に激しく狂おしく ワタシの胸をとどろかす
時に切なくやるせなく ワタシの胸にこだまする
キミの ...
ごめんなさい とあなたが言うから
ぎゅっと抱きました
生きていたくない とあなたが言うから
なにも言えなかった
息をしてるだけで ごめんなさいと
あなたが手紙に書くから
息をしていてく ...
「シャチョー」
「なんや」
「この前頼んでたプログラム出来ましたって」
「プログラム、て、なんやったっけ」
「自動で送ってくれるやつ」
「はぁはぁ、いっぺんにメール送れるやつやな」
...
しがみつけ
すがりつけ
しがみつけ
おれに傷痕を見せてくれ
おれに傷痕をつけてくれ
おれの傷痕を覚えてくれ
おれの傷痕をなめてくれ
東か ...
分けもわからず四音を重ね、しじゅう音を外しているクセに、そうとは認めない。ヤツはオレにタバコをくれるとか、妹を世話してくれるとか、そんな理由でつるんでいるだけのクズ同然のクロンボちんどん屋らと、そのろ ...
がらがらの電車の緑のシートに座った途端
私だと思っていた私が
すとん、
と奥に潜ってしまった
私は一体誰だっけ
私は一体何だっけ
体の奥の、ずっと奥
はどこかに繋がるドア ...
今日もまた音楽を聴きながら朝の身支度をする 九十年代末に流行ったUnderWorldというテクノバンドのBorn Slippy(NUxx)という曲が流れている 「Second Toughest In ...
こんにちは!ひらがなのくにから、きたよ!
(…えっ?)
ん?なあに?
( ひ ら が な の く に … ? )
そうだよ!あたし、ひらがなのくにのひと、だよ!
(ニホン ...
ひとりでもつづけよう
体温になついている匂い
いま/きみ/とりどりのきみどりのなか
閉じているきみの内側が
きみだけのものにならないでほしい
黙っ/たままのミルク ...
今年もまた、この街にやってきた。
一年ぶりに見るこの街は、昨年と何も変わっていなかった。
人々は、冬に向けての支度を始め、ショウウインドウには冬物の服が飾られている。
またこの季 ...
{引用=
幼い頃から爬虫類や両生類や昆虫が大好きで
森の中でそんなものたちと出会ったら
木苺にでもなって食べられたいと思ってた
青々と茂った中にちらほらと咲く白い花
水底の砂利まで見える ...
ギトギトの君を、
ギトギトでヌメヌメの君と、
ギトギトでヌメヌメでベトベトの君が、
好きすぎて近寄りたくない気持ちを
恋と呼んでいいものか悩むから
もう夏だ
私は赤いニットのカットソーを握 ...
恥ずかしい生命
僕はこれから全ての季節を殺しに行く
ようやく開いた花弁を
飛び交う鳥の嘴や羽根を
丁寧に剥ぎ時には乱暴に毟り取る
地面を這う影を燃やし
壁に貼られたポスターを破り
...
1 ピアノ
誰もいない地平で
黒いこども達が踊っている
輪になって
誰もいない地平で
黒いこども達が歌っている
よその国の歌を
どこに置き忘れたのか ...
攝津さんのリクエストに応えて、ジャズを聴くよう心がけ出した。できれば彼の要望どおり、感想なども述べてみたい。
つーわけで、とりあえず『サマータイム』を基軸にして、ジャズ畑へ足を踏み入れた。
...
大人になる
見えなかったものが
見えてくる
大人になる
見たくないものも
見えてくる
時の流れには逆らえず
嫌でも何でも
大人になる
空想を語りつぎ
今はただ虚無でしかない
物語りはかなりの頻度で
涙をながした
ありとあらゆるもの全てに
意味があるけれど
時代がすすみにつれて
その意味がうす ...
金よりも大切な物とはなんだろうと、いつもおもうわけです。だから何かを食べたいなどと、店主のいる場所に叫んだ。あるものが、そこに消えていくみたいに。一羽の鳥だけが飛んでいく港。カアカアという声だけが響き ...
僕はあきらめかけていた
僕の未来への切符を手にしたい 子供の肩をかすめて
濃い群青色のシートに座る 駅張り広告から放たれているにぎやかな光
新しくできた小島の中にあるという 僕はお台場へ
...
二千十年一月二十一日木曜日執筆開始
その日攝津は午前三時半に目覚めた。少し早過ぎる起床であるが、前日床に就くのが早過ぎたので、丁度良いのだろうと思っている。昨日欠勤してしまったが、今日は出勤出 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
水たまりには世界が写っている
あ。
自由詩
25*
10/2/8 19:05
唾と蜜ーー参考資料⑦
robart
散文(批評...
0
10/2/8 18:58
ためいき
ありす
自由詩
1
10/2/8 18:57
さくら坂のひと
恋月 ぴの
自由詩
33*
10/2/8 18:34
風の行方を見にいこうよ
永島大輔
自由詩
1
10/2/8 17:49
奈落の底
舞狐
自由詩
1
10/2/8 17:48
ジャズ出門
A-29
散文(批評...
0*
10/2/8 17:28
祈り
ルナ
自由詩
7*
10/2/8 15:15
水まくら
みずまくら
短歌
3
10/2/8 14:10
maroo
イシダユーリ
自由詩
5
10/2/8 14:01
シンクロ
葛葉もなか
自由詩
1*
10/2/8 13:34
息 してる
朧月
自由詩
10
10/2/8 13:30
ビジネス
捨て彦
散文(批評...
0
10/2/8 12:51
傷痕
寒雪
自由詩
1
10/2/8 12:33
ジャズ入門 2日目
A-29
散文(批評...
0
10/2/8 12:30
家出
なき
自由詩
1*
10/2/8 11:17
水槽の中の泡沫の原子
within
自由詩
8*
10/2/8 9:47
ひらがなのくにのひと
鈴木陽一レモ...
自由詩
0*
10/2/8 9:32
ラップトップボイスヴァーサ
あすくれかお...
自由詩
10*
10/2/8 6:24
冬
音遥
自由詩
0
10/2/8 4:49
ハルミ
高梁サトル
自由詩
7*
10/2/8 3:31
知らないし君の尋常
手乗川文鳥
自由詩
8
10/2/8 3:09
無題
〃
自由詩
9*
10/2/8 2:26
音楽
〃
自由詩
13*
10/2/8 2:18
ジャズ入門
A-29
散文(批評...
1*
10/2/8 1:29
大人
次元☆★
自由詩
2
10/2/8 1:11
天使のハイタッチ悪魔のグーパンチ
こめ
自由詩
12
10/2/8 0:54
虚無描写
番田
自由詩
0
10/2/8 0:50
浮浪者の恋
〃
自由詩
0
10/2/8 0:42
生きる
攝津正
散文(批評...
1
10/2/8 0:32
4129
4130
4131
4132
4133
4134
4135
4136
4137
4138
4139
4140
4141
4142
4143
4144
4145
4146
4147
4148
4149
4150
4151
4152
4153
4154
4155
4156
4157
4158
4159
4160
4161
4162
4163
4164
4165
4166
4167
4168
4169
加筆訂正:
水槽の中の泡沫の原子
/
within
[10/2/8 15:13]
「、」を「/」に直しました
水槽の中の泡沫の原子
/
within
[10/2/8 12:06]
漢字の間違い訂正しました
耳鳴りに親和する
/
kauzak
[10/2/8 1:57]
誤字を修正しました。
7.65sec.