どこからか草刈り機の音が聞こえる
生ごみをコンポストに入れる
夕方の風は涼しくて
空には五本
爪で引っ掻いたあとがある
端っこの赤いところから
ゆっくりと解け、崩れていく
なにかもっと真 ...
葛藤や荒波 絶望を
自力で乗り越えたことがない人の
その優しさは
ただのパウダーシュガーの
プラシーボ
乗り越えたことがある人は
安易に優しくしない
乗り越える辛さを
自分の中に蓄 ...
景色を忘れた心の
そんな電車に乗る
何かが心で
何かに流れる
この私は流れるだろう
私の 見えないものにも 色は
電車はある
電車の上を
色の上に背負って
どこにいく ...
ひとりで生きてゆけるように
おまえはつよくなろうとした
一喜一憂しないように
おまえはいつもひとのために祈った
オレなんかと出会わなければ
おまえはふつうを手に入れていた
日になん千回も ...
あれから
どの位
経ったのだろうか
楽しかった。
思い出が
全て
消えていく
いい訳になる
師匠のお言葉は
厳しい。
私の進むべき道を
教えて下さい。
隣のビルが見つめている
夕焼けの頃
熱い視線で
緋色の丸い目玉
上から下に舐めるように
ニヤリと笑うエントランス
時々人を喰っている
宵闇が訪れると
目玉は見えなくなり
...
空の青と
花の赤を
重ね合わせた
君の可憐のマゼンダを
追いかけ過ぎて
森の緑を彷徨った
森の緑と
空の青を
擦り合わせた
僕の弱虫のシアンを
飼い馴らせなかったから
花 ...
画用紙を広げる様に
あなたは私をシーツに広げ
筆を走らせるように
舌を這わせた
水を含んだ画用紙の様に
私の体は弓なりにぐにゃりと曲がり
...
光に目を凝らすと
色彩が失われ
あらゆるカタチはこわれている
ひとつの塊にしかみえなくなっている
蠢くものの姿がみえない
ほかと選別できないから言葉がうかびあがら ...
大袈裟な 君のこと
僕の行方など
分からないのだろう
考えることが 嫌いな 君
考えることしか 出来ない 僕
それでも 考えても 考えても
「答えは出ない」 君は 言う
君の ...
生まれてから何をする
分解者 生産者 消費者 誰になる
問いかけ回り道を這いずり回る
通りの紫陽花が雨に撃たれて皮肉な顔
頭のネジを一本抜くと良い
斜めな世界を斜めから見たら正しく見える ...
夜の散歩に出掛けた際に
無数の小さな光たちは
私を少年時代へと連れていく
できるなら、ここへ来ることは避けたかったのだが
不意に遮っていったかつての残像は
無罪の色をしていた
...
闇夜で全てが閉ざされて
影が襲い掛かってくる
大空を見上げても希望なんて見えてやこない
過去が輝いて見えるのは 今を切り開けていないから?
未来が塞がれているのは 今を見据えていないから
...
祈りつづける
明日やいまに
声高らかに凛として
アカペラが
空を渡る雲や風
君来た道にこだまする
カントリーロード
僕は幸せ祈れない
さきにしたのは僕なのに
幸せ祈るまねしたくな ...
一団の土地から分筆された遊休地に
エンジンのない建設機械が放置されたまま
数十年が経ち
その間にもわたしの弟は
産まれてこなかった
だからまだ名前もないし
椅子に座ったこともな ...
暗闇の中
漆黒に目を取られ
張り詰めた空気だけが
火照った柔肌を突き刺す
何も分からずに
その場にうずくまる
不意に
地平線に一筋の光の矢
照らされた体を
薄 ...
べっとりと体内にこびり付いた物体
これを何と呼ぶべきか私は知らない
だがこの物体は私にとって間違いなくやっかいものだ
完全に取り去る事などはなから考えない方がいい
どうしたらいいのかもう答 ...
満月はやはりいちにちかぎりのお話しみたいだ
ふつかが過ぎると
クレヨンしんちゃんみたいになっていた
彼女のベッドで眺めたてかてかの月は
ふたりのからだを青くそめていた
なんどもかたちを入 ...
高校の卒業旅行の折、詠めるうた。
桜散る空は見遣らで
独り座す伽藍の内に落つる閑けさ
愛とは悲しみの離反する結晶
水の中で笑う
幾千の粒に包まれて笑う
フルートが草原に響く
遠くまでたどり着きたいと
馬の腹を蹴りながら先を急ぐ
時間は飛ぶ 鳥のように
時は翼を持ち 鳥 ...
何もない 海には
吹いている 浮き袋が 透明な風が見えた
夢が
揺れているのかもしれない 遠くがあって
そんなふうにして 喫茶店を 眠りにつこうとする
思いながら
ネタは何もな ...
真夜中
帰宅すると
家の前に車が停まっていた
父さんだ
と信じて
走っていくと
みじかくパッシングして
行ってしまった
あれが
父だとは思わない
もういないことは
...
服を脱げば
汗をぬぐえば
そこには
熱い風でもない湿りでもない
夏が
夏というものが現れる
幼子のころを思い出すなつ
幼子はおとなにあこがれた
おとな ...
暗闇のなか
横たわる身体
目を開くそして
閉じることの無意味さよ
何も無く
耳を通る音だけが
時間らしきものの有ることを
暗示する
今
こうやっている
トキがいい
時間は ...
懐かしく
甘い
夜
風が無く
声も無く
静寂に包まれた
街の奥で
ただ
確かに
愛されていた
故郷にも似た
広い心
澄み切ったような
正直さ
喋った言葉も
...
バイトボーイ バイトガール
ウィーハズカム
ノーボーイ ノートーイ
ノーバッキンガム ノートルダム
バイトボーイ バイトガール
ちりちり蟻 ヌメヌメ蝮
トロトロ目玉 ジュクジュ ...
僕が死んだら 笑う奴のところにいこう
ひとりひとり顔を見て
悲しさと虚しさで むせび泣き
僕が死んだら 泣くやつのところに行こう
生きていてくれたことに
喜びと照 ...
少年が銃をぶっ放している
ブサイクは恋に夢中だった
少年が銃をぶっ放している
とある二人が永遠の愛を誓っていた
少年が銃をぶっ放している
ニートは親と自分に言い訳を続けている
...
上を目指せばキリがなく
下を目指せば際限がない
このまま進めば
きっといつかは力尽きる
だから、私たちは種を撒く
明日につながる種を撒く
そ ...
下らない話題についていけなくて席を立った
夜風に当たって不満を込めた煙草を吹かした
山の向こう側 輝く星はあまりにも綺麗で
今日だけは上手く笑える そんな気がしたんだ
夜空には数えきれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
見失う
北野つづみ
自由詩
8
10/8/28 14:43
あまい 毒
雨音些末
自由詩
1+*
10/8/28 13:48
月曜日の川原で、いつも
番田
自由詩
1
10/8/28 13:39
ありがとうありがとう
吉岡ペペロ
携帯写真+...
14
10/8/28 12:42
涙。。。
ペポパンプ
自由詩
2*
10/8/28 12:33
夕目
うずら豆
自由詩
3
10/8/28 11:59
補色残像
nonya
自由詩
16*
10/8/28 11:36
絵画
ala
自由詩
1*
10/8/28 10:56
ピアノ協奏曲「月光」
石川敬大
自由詩
21
10/8/28 9:37
*洗いざらしの太い毛糸
藤鈴呼
自由詩
3*
10/8/28 9:36
ゆりかご
しょうた
自由詩
1
10/8/28 9:28
bdBは死んだ
中原 那由多
自由詩
13
10/8/28 9:25
航海
しょうた
自由詩
1
10/8/28 9:09
君の来た道
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
10/8/28 8:53
粘土
たもつ
自由詩
4
10/8/28 8:19
払暁
寒雪
自由詩
0
10/8/28 6:52
生
小川麻由美
自由詩
4*
10/8/28 4:44
満月もふつかを過ぎると
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
10/8/28 4:31
桜散る空に
れもん
短歌
2*
10/8/28 3:16
ride ride ride
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/8/28 2:29
2010年の日記、夏
番田
自由詩
2
10/8/28 2:17
パッシング
小川 葉
自由詩
6
10/8/28 1:31
あおぎみる、なつ
唐草フウ
自由詩
8*
10/8/28 0:56
闇の時間
シホ.N
自由詩
2
10/8/28 0:55
used melody.
Akari ...
自由詩
0*
10/8/28 0:52
二十八時間働いてこれですか?
kei99
自由詩
0
10/8/28 0:34
印象探求⑦
短角牛
自由詩
1
10/8/28 0:30
child
tam
自由詩
3
10/8/28 0:28
100年先を、
ala
自由詩
3*
10/8/28 0:10
スターライト
1486 1...
自由詩
2
10/8/28 0:05
3843
3844
3845
3846
3847
3848
3849
3850
3851
3852
3853
3854
3855
3856
3857
3858
3859
3860
3861
3862
3863
3864
3865
3866
3867
3868
3869
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
9.41sec.