君の唇から放たれた輪を
君の目の前で潜ろう
君がまんまるの目で俺の目を見てくれたなら
ほほえみ弾けさせて応えよう
漂うホンダワラのブーケを投げたら
君は受け取ってくれる?
君がホンダワラの ...
感傷にひたりたい
夕日にそう言うと
大急ぎでおちてった太陽

次の場所への移動中
そんなプレートがからん

夕焼けに染まりたい
真っ赤さんにそう言うと
ふいに真っ黒になっちゃって
...
頂点を仄青く明滅させる三角形が
部屋の片隅に居る

銀のお手玉をしながら
華奢なアルルカンが宙を歩いて過ぎる

星のいくつかが
音符に変わり また戻る

硝子瓶がひとりでに傾き
グ ...
十年、こもった
もう良いかと思った十一年目の春
伸びた髪の毛が邪魔だった

二十年、こもった
意を決した二十一年目の夏
世界の熱量に敵わない気がした

三十年、たった
重い腰をあげた ...
 
豆腐がテーブルの下に入ったまま
出てこようとしない
いくら呼んでも
何の反応もしないでじっとしている
仕方なく椅子をどけて
自分がテーブルの下に入る
特に豆腐に恨みがあるわけでも ...
何もしなかった三連休に、
フットプリントを残そうと、
ぼくは、デリバリーヘルスに電話をしました。

(デリバリーヘルスの語源は不明ですが、
ピザやお寿司のように、
ある電話番号に電話をして ...
こんなにも綺麗なのに。

写真じゃ伝え切れなくて。

逢いたくなる。
むのたけじ『たいまつ』そっとひらく赤い 行間引かれた線にひかれる

まずおわる はじまり関係する前に 詩聖に浸り愛でる 弱さを

まずおわる ひのでひのいり続くなを なを名を忘れたくない御なを ...
バケツをひっくり返したようなって言われても
ピンとくるわけじない

ひところ軒先で騒がしかったツバメの巣はいつの間にやら静かになっていて
育ち盛りと餌を催促してた雛たちは
ハーメルンの笛の音 ...
散らかったペットボトルを潰す行為
吐き散らかす罵声は

好き

の羅列


嗚呼サミシイヤ
カナシイヤ


大好きだとは言えないまでの感情を天秤に
何を片側に乗せるんだい
...
離れれば離れるほど
遠くに飛ばせば飛ばすほど

宇宙の神秘に気が付いて
宇宙のはじまりに近付いた

それはまるで僕らみたいで
この距離さえも愛しく思う
いちもんじせせりを
うどんこ と呼び

指先についた燐粉を
ズボンのひざになすりつけ

指紋の溝が光るままに
半日を走って過ごしたのは

いつまでだったでしょう
何が楽しかった ...
わたしの恋は

あっけなく終わった

あまりにも

あっけなくて

泣くことさえ

忘れていた


酷い言葉でもくれたら

思い出せたのに
翼をもがれた哀しい天使は
穢れた地上に囚われた

美しい心は踏みにじられ
純白の服は朱に染まった

誰も天使を振り向かない
みんなの幸せを願っているのに

愛することを忘れた街
天 ...
夏のあの日、
僕らは海岸線を二人で歩いていた
僕はメソメソと泣いていて
彼女は導くように
僕の前を歩いていた
そして
僕らの手と手は
人差し指だけで繋がっていた

夏の夕陽を浴びてい ...
母め締め、八女笹睦め
実殺しあひて、綾なす夕美の仄かなる
ひゅうゆる揺る火、厭いて子ら。
性鳴きの、湯気なす舞に、罅いて子等。
笹女、湯女なつかひ女、さばらなす
九つも、湯女綯い厭いて
掻 ...
 こどくにはつよいはずだった
 ぼくが
 ふあんにたいして
 ふあんていにたいして
 こんなにもぜいじゃくでむぼうびであったなんて
 おもいもしなかった

 ふいのかぜがふい ...
atプラスに掲載されてきた柄谷氏の連載の最終回『世界同時革命』と、氏の近著『世界史の構造』の序文を読み終えた。時間的余裕がないので、後者については本文最終章「世界共和国」もざっと拾い読みしてみた。
...
山あり谷あり
強風ありの
難コースに
今日も
白球が乱れ飛ぶ

フェアウェイをキープして
ついでに愛人もキープして
男の甲斐性
見せてやれ

行け、行け
タイガー
タイガーウ ...
きのう手紙がとどきました。ふるさとのこころの箪笥から。
【前略 私は あなたの本当の母です。あなたは 親に「橋の下でひろってきた」と言われると喜んで、高貴な産まれを夢想するような娘でしたね。卵が先 ...
真夏の温度の中にいて
少しのけだるさを感じるのかと
おもってこわがってた今朝

無音の朝の気配には
なんの操作もなくて
自然の風にさらされる

ときが通り過ぎる
過去も今も未来も
...
冬でも雪が降らない
そんな暖かい僕の家でも
おまえは寒そうに
ストーブの前で丸くなる


背筋に稲妻の閃光が走るような
艶光りするおまえの
ビロードを思わせる黒い体毛
思わず ...
君に回帰する青空
新しい道具を手に入れて
揚揚と胸を張り進む
紫外線もものともしない

砂漠と草原とステップとツンドラ
悲しみの緯度が増し飛行機の窓が割れ
近く遠く自転しつづけては公転す ...
全うできなかった
今日一日が
人生なのではないか

あれもしたかった
これもしたかった
と思いながら
終わるのが
人生なのではないか

それでもまだ眠れずに
朝まで起 ...
いつもの光を眺めて
枕の上で縺れた四角に溺れてる
学生の声と濡れた街並み
混声と綺麗なドミノタワーの麓で

ハラワタのない虫たちと
戯れの演奏会
偽装されてはいる
欺かれても逃げな ...
なんか、現代社会で異性にモテモテで仕事もうまく行ってる連中ってのはみんな骨法を会得しているのではないかという直感がありまして。
いや、そんなことはないかもしれないんですけど僕がちょっとですね、Y ...
超BIGなミルクプリンを
すくっては丸飲みする

輝き始めた友人たちを
プリンの中に沈めてやる

甘すぎないその味に
小さな嫉妬が奥行きを与える

明日は呪詛のように
私をコンクリ ...
 狂女の独白

いつもそれは夕刻よりも暗い夜明け
一日は、東の地底で死んだ胎児のように
いつ迄も、紫色の胎盤にまみれて
暗黒の硬い産道に引っかかっている
胎児の頸には硝子のつららが刺さって ...
 夜想曲

おお夜よ、おお夜よ
人は眠りを貪りながら死は恐れ
瞼を閉じて覆い被さる闇を追い出し
より暗い臓物の中へと逃げ込んで
しかし閉所恐怖をも克服する為
そこにマッチの軸で
天国の ...
明日は傷ついて生きていく
今日は知らない振りでも良かったから
手をつなげる
人はいない
公平な利発さ
すごいスピード
新しすぎて焼けついてしまう

誰かは言いたい
僕の自堕落を咎 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Delphinus delphis黒い翼自由詩4*10/7/19 21:27
タイムリミット朧月自由詩110/7/19 21:18
現象:或る七月の夜塔野夏子自由詩7*10/7/19 21:11
WCプル式自由詩5*10/7/19 21:10
冷奴たもつ自由詩910/7/19 20:36
海の日の女はだいろ自由詩2+10/7/19 19:42
あぁ。狠志携帯写真+...210/7/19 19:37
なぜかピアノのある物理講義室で、たいまつをよむかじさんが好き ...は やしや ...短歌310/7/19 18:39
野良猫のうた恋月 ぴの自由詩18+*10/7/19 17:07
伸びた前髪の向こうから見つめて欲しい幼虫バニラ自由詩2*10/7/19 16:48
恋距離遠愛秋助自由詩0*10/7/19 16:28
うどんこまひ自由詩1*10/7/19 16:26
あっけなく空美自由詩2*10/7/19 16:19
哀しき天使うずら豆自由詩110/7/19 13:46
人差し指Oz自由詩110/7/19 10:51
record_100718@jisitsu(1).txtもしゅ自由詩010/7/19 10:34
木の葉のふあん石川敬大自由詩610/7/19 10:33
悲観と楽観A-29散文(批評...010/7/19 10:28
タイガーウッズマスク花形新次自由詩1*10/7/19 9:06
やわらかな殻るるりら散文(批評...13*10/7/19 9:01
永遠の一瞬朧月自由詩410/7/19 7:58
るる寒雪自由詩210/7/19 7:47
オルフェウスのように瀬崎 虎彦自由詩110/7/19 5:42
小川 葉自由詩210/7/19 5:09
lihk sonnner preson竜門勇気自由詩1*10/7/19 5:04
こっぽう散文(批評...010/7/19 4:35
nick自由詩2*10/7/19 3:58
黎明salco自由詩9+*10/7/19 2:58
自由詩6*10/7/19 2:57
hipearrowe dw parrlowe竜門勇気自由詩0*10/7/19 2:55

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