好かれていないとわかった
そこらへんの
おおぜいと
いっしょだとわかった

好かれていないとわかった
そこらへんの
てきとうにこえをかけるやつと
いっしょのあつかいだとわかった

...
花ははじけて水に巻かれて
命消えたように
みえて
根っこの存在をあなた忘れていませんか

涙こぼれて水にまざって
夢消えたように
みえて
心の存在をあなた踏みつけてませんか

小さ ...
I pick up my bag in the trash
every morning of my school days
running shoes, training suits,
t ...
咳がとまらないのは喉を傷つけたからだろう
見えない肉片が腫れているのだろう
小雨の降る中 でも見てしまう
干からびて縮んだ小さな蛇が半分だけ
蟻の巣穴に入っている所
この間 蟻に狩られた蛇は ...
男も女もセックスが好きで



違うのは





男はセックスを愛するが



女はセックスに付随するオプションを愛する


...
私の「うちう」
世界と「うちう」の界面


私の表面は
二つの回転に挟まれて
無数の渦

「うちう」を見る


意識化された
漆黒の「うちう」と
言語


無数の渦の中 ...
激しい息遣いで
果てたそのあと

背中を向けて
一つの国の国民の数ほどの
命の迸りを受けた
ゴムの膜を
さっとはずして

 こんなんで隔てずに
 お前の中に入りたいよ

君はそ ...
曇った硝子窓。
向こう。
記憶。

ブランケットで身を包みながら、探し物。星屑、蜂蜜。水煮の缶詰。
そして、おやすみなさい。の、声。ため息、一つ。
あたたかい事から思いだしてし ...
此処に無い 吐息や瞳や肉体の 影を探して 眼を凝らし
耳を澄ませて狭い部屋 感じるのはただ まだ泣き止まぬ夕立のみ

互いの指から延びる糸 束ねて結ぶ紅い絆
其れをお前の肌に喰わせ ただ貪る一 ...
その気負いが私には大層いとおしい、そんなことを言うときっと彼女は隠しきれない屈辱を半月から漏らしつつ、ありがとう、なんて返すのだろう。そうして堪らずに伸ばしたように向かってくる私の腕を拒絶できまい。衿 ... ふぁ〜あ
Wake Up This Morning
朝だ 朝のブルース聴いとくれ


歪んだ空間に像を結んだ視線の先に
必ず潜んでいるネズミにご挨拶
ネズミの寝起きは良くない。
  ...
夢見がちな昼下がり
のん気な猫と素気ない曇り空
今となっては通い慣れた道だけど
さよならを言いに来たなんて言ったら信じてもらえるだろうか

始まりは水たまり
きっかけはメガネの縁と反 ...
そら
おそろしい
しずけさ
ふくらむ
むねに
雷霆ひびき冴えかえる

たれこめて
いずれふって来る
私の上に

見つめあえる
傘は
無用であります
そういったものは
そ ...
蔦に覆われた墓石
此処は僕が眠る場所
あの日殺した僕の心が

全ての鎧を剥ぎ取られ
めったやたらに切りつけられた
悪魔の形相で

あまりに恐ろしくて
あまりに痛くて
何も感じないよ ...
ロマンティック
その瞬間が
ロマンティック

君が瞳を閉じて
僕に顔を寄せたとき
君の左の鼻の穴から
ちらりとのぞいた
鼻毛一本
てっきり「これ抜いて」
の合図かと思った僕は
左 ...
じんしんじこで電車がこないホーム、ホームをはしからはしまであるいている、きれいな服だねと言われた、せかいは熱湯のなかにある、この駅には猫がすんでいる、猫はよごれている、わたしは白線ぬかしのずるをし ...  心の響き

落ち込みてゆく心に
とっぜん、ピアノの連弾
絵と壺とかけ時計を
見まわして

わが心何処に置くべき
表通りは人の影さえなし

雀が少なくなった
寂しい

二人で ...
小学校から帰って
叔父に自転車の運転を習う
家には大人用しかない
「両足がとどかないよ」
「おれだってとどかないよ」
叔父は自転車のサドルから腰をおろして
片足しかとどかない姿をぼくに見せ ...
おまえらの常識だとか
おまえらの真実だとか
おれにとっては
こども銀行発行のお札と同じさ
長く生きてきたことを
素晴らしいことのように語り
身につけた経験が
人間全体の真理であるかの ...
{引用=
夕方の交差点にあふれだし出会う
苛立のつぶては骨までずぶ濡れにして
肩の汗に流れず浴室は
からだの痛みと感情の軋みをうったえる場所
真夜中につぶやきをひとつぶひとつぶ垂らし ...
何もない手に
私は 見る
空っぽな 自由を
私は 思いうかべるだろう

夜の中だった
空の そこかしこに
木の根として見つめさせられた
湖の音が 打ち寄せられていた

同じ色の ...
Jポップに音の芯が
鼓膜の中にはないものだったとしても


私は 一つの憂鬱として聞こえない
私にはいつくしみが必要だった


今日も憂鬱な様子がしている
小魚の前だった


...
まあるく光る月の夜 あなたの体温思い出すかのように 
少しきつめのアルコールで ぼくの身体を軽く火照らす
きらきら輝く月の夜 あなたと初めて会った日を思い出すかのように
少しお高いアルコールで  ...
 
 
 
【それぞれが戦う理由について】



 誰しも好きで戦場に立った訳じゃなかったんだ。
 争えば体は傷ついて血を流すし
 後には心を痛めることだって知っているから
 本当 ...
 


 捨て身の勢いだけで引っ越して来た初めての街は、知り合いがひとりもいないところだった。
 寂しい、とかそういう気持ちは、どこか麻痺してしまっていた。誰も知り合いのいない場所で、毎日黙っ ...
ルーズリーフの落書きやめて
刺青をいれろ!!
夜に歯が立たなくて
おちるまえに爪で
ひっかいた月が
やっとちょっと欠ける

いろんな想いのせいで
雨っていうのがふって
恵みだって祈りを
捧げる民族になりたい

当たり前の空気を ...
夏が映り込んだ幻想の裏庭で
ちいさな手のひらをむすんではひらいて
なにを探していたのか なにを見つめていたのか
午後の太陽はコンクリートを熱する

やがて沈黙がやってくるなら
なにも悲しい ...
じーじーじー
喚く歌が煩くてしょうがない
もしも手に届くところにあれば
躊躇無く握りつぶせるのに

きょむきょむと潜む足音
横になれば耳元に囁く証
生きているということが
死んでいくと ...
汗をたくさんかく夏は、おもい出も汗と流れてしまうのかしら、あまりおもい出はない。
数年まえの夏は、ずーっと絵を描いていた。白い白いカンバス、いくつもの濃さと硬さの鉛筆、やわらかい消しごむ、ビニー ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
影毛布(シャドウモーフ)a自由詩110/7/15 22:57
生命力朧月自由詩310/7/15 22:49
Knife in my mind1486 1...自由詩0*10/7/15 22:40
狩る 咳砂木自由詩3*10/7/15 22:16
セックスについての悪魔の私見TAT自由詩2*10/7/15 22:15
うちう佐藤伊織自由詩110/7/15 22:12
最強装備雨音些末自由詩1*10/7/15 21:45
ねこといっしょ〜デゴルジェ〜おっぱでちゅ...自由詩510/7/15 21:23
潔愛sora-m...短歌010/7/15 19:31
しみ有末自由詩2*10/7/15 17:25
朝のブルース……とある蛙自由詩6+*10/7/15 16:33
2:12BOOKEN...自由詩3*10/7/15 16:08
名の無い死こしごえ自由詩3*10/7/15 14:27
傷ついたレコードうずら豆自由詩110/7/15 13:38
ロマンティックが止まらない花形新次自由詩2*10/7/15 12:52
ホームはるな自由詩210/7/15 11:18
心の響き生田 稔自由詩310/7/15 9:52
川のコトバ殿岡秀秋自由詩410/7/15 9:18
I'm Here寒雪自由詩110/7/15 7:14
真夜中に涙をひとつぶひとつぶ流していてくださいフミタケ自由詩5*10/7/15 2:47
世界地図を、全部見た番田 自由詩210/7/15 2:08
空と一個の檜と自由詩110/7/15 2:06
まあるい月sora-m...自由詩110/7/15 1:22
それぞれが戦う理由について綾瀬たかし自由詩210/7/15 0:45
失恋に溺れてチアーヌ散文(批評...110/7/14 23:14
精神と肉体光井 新散文(批評...010/7/14 22:58
手強い夜に抱かれて朧月自由詩310/7/14 22:54
憤る瀬崎 虎彦自由詩010/7/14 22:52
足音松本 卓也自由詩210/7/14 22:46
夏のことはるな散文(批評...010/7/14 22:43

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