朝がくるたびに
こそこそするよ
生かされたことに
複雑だよ
懸命じゃないと
はずかしいから
隠れるように
後悔するよ
でも
よかったんだよ
君にあえるから
早く君に手紙をかこう
...
その日茗荷谷博士は、
本屋「絶倫堂」店員のノリちゃんに
八幡宮に呼び出されました。
博士は、ノリちゃんに出会って以来、
毎日「絶倫堂」に肉まんを大量に抱えて通いつめ、ついに
ノリちゃんと付き ...
{引用=
君が呼吸を整えて
眠りながら
安物のCDプレイヤーの
スリープ機能で
ジャニス・イアンを
流している間
僕は僕の部屋で
下手な歌を爪弾いている
あ、
ああ、
あああ ...
ありがとう数え切れない思い出をくれたあなたと共の六年
わが店とともに始まりわが店の終わりとともにピリオドの恋
まぶしすぎて螺旋を描いていた
体中の塩分が海に向かって
こぼれだしそうで
じっとフェンスを睨んだ
死んでしまうまでの時間を
生きていると呼ぶのだ
死んでしまう前に
生きているだけのこ ...
花屋の店先にいろんな中古車並べるなくそが
お前本当にどうしちまったんだよ疲れてるのか
花屋の店先に中古車ばかりを並べてよ
それで中古車は売り物にしないなんて意味不明だよ
自分の所はやっぱり花で ...
あなた方は優しい
わたしにも愛をくれる
ここでひとつ提案があるんだが
あなた方がくれる
わたしへの愛を担保にして
500万ほど貸してはくれないか
あなた方がくれる
わたしへの愛を担保にし ...
なんでわかんねえんだよ
仕事がねえって言ってんだろ
電車に乗るカネがねえって言ってんだろ
自転車は両輪パンクしたって言ってんだろ
花は全部枯れたって言ってんだろ
夜はもう八時前に寝るって言っ ...
かかっている
ぼくの心にはいつも
『準備中』って看板が。
毎日。 毎日。
「カッコ良く死にたい!」
とか、そういうこと思ってるから、
いつまでも裏返せない。 ...
子供に○○○されても
□□□□る大人になりなさい
それでもやっぱりどうしても
変な物を身につけてしまうから
だからそんな社会で、
君らが少しでもそれを捨てられるように
10年後そん ...
部屋の中で
言葉を東芝の冷房が無くしている
音楽が 傍らには
音符が 効いている
日が 買っただけで 流れている
音楽の本 読んでいないのかもしれない
流れているのかもしれない ...
秋の夜長が静かにこちらへ歩を進めている
もう虫が鳴いている
昼間の入道雲が萎んでしまえば
いそいそと秋が町のあちらこちらに姿を見せる
ところがどうだろう
私はまだ秋の準備ができていない
...
だだッ広く真夜中
合宿中の体育館
暑ッ苦しく白昼
高校生たちの汗
熱く寝苦しい
名前だけの顧問である私はその夜だけ代役で泊まることになった私が昼間健康的な熱気あふれた誰もいない体育館の板 ...
何かをこらえるときに
下くちびるを噛むせいで
わたしのくちびるはいつも痛んでいる
本当に痛んでいるのはきっと
こころというものであるはずなのに
わたしはわたしの痛んだくちびるの
その細 ...
チェンバースは
やりかたってもんを
とても、よく
心得ている
それは
おれの寝床で
今日に
踏ん切りがつかない
おれの意識を
疾走させる
果てし ...
夏の瞬間が、過ぎ去っていく。
今日、暑いって思う、思いでも。
一日二日で、過ぎていく。
去っていく。
寝付けない夜。
夜の海の温さ。
君の熱さ。
咲き誇る花火。
...
セフィロトの樹、連なる鎖を
信じるとすれば君と僕は永遠に、
無限につながっている
両生類の抜け殻
何度でもよみがえるくらげ
無数の、ハッコウブッタイを持つものの、むれ
ゆらめくのは ...
低価格が売り
のイタリアンレストランチェーンで
今日も時間を潰している
学校帰りの高校生集団
乳児を連れた家族
帰りに一人で夕飯を食べる会社員
そういえばこの店では
おひとりさま ...
{引用=
ふいに落ちてくるのは声
ねむりを破る声
とどまることなく走りつづける
でんしゃのなかを
でんしゃと同じ速度で疾走する男がいて
疾走する男のその努力をもし徒労という ...
小田急線で育ったボクは
蕎麦と言えば箱根そばで
小学校も高学年になると
駄菓子屋で50円のカップラーメンくらいじゃ
我慢出来なくなってさ、
そんで行き着いた立ち食いそ ...
ハルシオン
トランキライザー
アスピリン
...
北海道の大地で
暑さにじっとりと
汗をかきながら
見上げた
夕空にひつじ雲
数え切れないくらいに
血まみれの羊たち
この群れの中にも
羊飼いは
居るのだろうか
野に住む ...
田舎にいた頃はヘルメットかぶって自転車を
...
好きなのか嫌いなのかと問うて見る心は正直「嫌いではない」
年老いて病んだあなたはきっと言う「ありがとうな」がせいぜいの縁
きっとまた良い男(ひと)が ...
言葉を抜き取ったら
私は
空っぽに
なってしまうのだろうか
愛情を表す表情は?
哀情を表す表情は?
こんなこと誰にも訊けないよ
胸の中に
タイムカプセルを埋めたの
お菓子の空 ...
壊れたメトロノームの
壊れたリズムで
第一楽章は始まる
歪んだ旋律が
琥珀色のホールを満たし
それでもヒトたちは
祈るように席に座り続けた
やがて楽団員が一人また一人と
舞 ...
mam...
わたしが欲しがらない子でいたために、まち、星が、羅列したお話。
手
ビニール袋
トタン
足音
うずもれた緑だった。
暑い一日の。
汗の粒がなみだみたいに、腕に垂れた。
2010. ...
あなたが
後ろからそっと私を抱きしめる
せせらぎが流れるように
肌を滑る冷たい腕
蒼白い月明かり
私はまるで
羽衣を纏った 一晩の天女
シーツの波間を漂う蓮
水草の絡まる細 ...
井の中の蛙
大海を知らず
自分がお山の大将と
思っている。
世の中の事は
何も知らない。
ただ勉強しか
して来なかった。
いいのか悪いのか
わからない。
知らぬが仏と思って ...
ジャズで
スイングしよう
ノリノリに
体を動かす。
タロットで
死神を引く
おみくじで
大凶を引く
仕事の依頼
そよ風に吹かれ
コーラを飲み
帽子をかぶり消えてゆく。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
れたあ
朧月
自由詩
3
10/9/2 8:49
あしたのタケジョー
花形新次
散文(批評...
2*
10/9/2 8:47
君が眠りながらジャニスイアンを聞いている間
真島正人
自由詩
0
10/9/2 8:07
恋詠み 4
波乃
短歌
0*
10/9/2 8:06
展望台と世界の花
瀬崎 虎彦
自由詩
3
10/9/2 5:49
箆
セガール、ご...
自由詩
3
10/9/2 3:47
申し込み
〃
自由詩
1
10/9/2 3:46
誘導
〃
自由詩
1+
10/9/2 3:46
Reverse
甲斐シンイチ
自由詩
3
10/9/2 3:16
未来に植える小五の種
酸素の枷
自由詩
1
10/9/2 2:56
いつしか失業してた
番田
自由詩
1
10/9/2 2:10
夏なつかしく秋になく
木屋 亞万
自由詩
4*
10/9/2 1:15
真夜中の体育館
tomtom...
自由詩
2
10/9/2 0:59
くちづけ
ベンジャミン
自由詩
4*
10/9/2 0:57
生身のものにはノイズが混じるものさ
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
10/9/2 0:04
秋の匂。
狠志
自由詩
1
10/9/2 0:00
Eins ist alles
ブロッコリー...
自由詩
1
10/9/1 23:15
イタリアンレストラン
kauzak
自由詩
6*
10/9/1 23:14
でんしゃのなかにふる雨は声かもしれない恋かもしれない
石川敬大
自由詩
18
10/9/1 23:14
ハダカヌードル
BOOKEN...
散文(批評...
3*
10/9/1 22:58
内服薬
TAT
短歌
0
10/9/1 22:39
血まみれの羊たち
板谷みきょう
自由詩
2*
10/9/1 22:31
H22.9.1 重要度・やや高 要ケア
TAT
自由詩
2*
10/9/1 22:15
恋詠み 3
波乃
短歌
0*
10/9/1 21:21
詩を書くこと
Akari ...
自由詩
2*
10/9/1 21:18
ホール
たもつ
自由詩
6
10/9/1 21:03
VIEW2010 1(1)
はなもとあお
携帯写真+...
8
10/9/1 21:01
蒼月
Akari ...
自由詩
2*
10/9/1 19:57
あっぷっぷ
ペポパンプ
自由詩
3*
10/9/1 19:30
SWING & SWAY
〃
自由詩
2*
10/9/1 19:30
3849
3850
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3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
3887
3888
3889
加筆訂正:
2010年8月31日
/
高橋良幸
[10/9/1 23:55]
表現を見直し、修正しました。
5.7sec.