気になったあの子は
イメージが難しかった
理想を当てはめるのに
ぴったりだった
あるいは、
恋の正体を見破っていたから
抽象的なものには
名前とイメージを付与
自身のストー ...
「まるで地層」
頭上を滑るコンテナトレーラ層
は
さらに上空をよこたわり蛇行するモノレール層に見下げられている
地下層はたぶんなにもない
原っぱ
交差点にできたとうめい角膜のレイヤーだ ...
あいたい
アいたい
逢いたい
さみしい
会いたい
遭いたい
合いたい
さむい
和いたい
在いたい
存いたい
きすしたい
有いたい
遇いたい
あいたい
あいたい
あ ...
「あの部屋はおまえの良い所を全部台無しにしてる」
まるで、クイズの正解をあっさりと言われたような
まるで、なくしたピースが帰ってきたような
そんな感覚で、私の心は ...
わたしがいま
かんじたことをそのまま
あなたにとどけたい
たとえばあのひ
かんじたろうかのながさだとか
たとえばあのひ
におったゆりのにおいだとか
たとえばあ ...
ぼくの生きてきた年月
きみの過ごしてきた人生
それぞれが時を経て
今軌跡を辿りながら
交わり合う
その喜びを感じながら
ぼくはきみを抱きしめる
寝付けない夜
ベランダか ...
警告は確かに受けた
それでも抱きたかった
僕だけが火だるま
君は涼やかな微笑
悔しいけれど惨敗
このまま灰になりたいな
もっと焼かれたいな
そうして君を見ていたら
凍りつくようなフレー ...
生きている感触が廊下でひしゃげて転がっている
仕方がないから裸足の爪先でそこそこに蹴飛ばして
やたらとブラスがぶうぶう言う古いロックを聴いた
並べてみた言葉はどれもこれも不器 ...
酒を飲んで笑いあって
愚痴を言って認め合って
手をつないで誓い合って
肩を組んで抱き合って
まだ君を失ったことを飲み込めない
このまま忘れていくことが救いなんて
悲 ...
登っていこう
この丘のてっぺんまで
急な坂道辛いけど
えっちらおっちら
登っていこう
肌を焼く暑い日差し
汗をかいても挫けないで
カマキリだって
カナブンだって
カナヘビ ...
今日一日仕事して
帰りに一杯飲みながら
笑っていられる
それは
今日一日がんばった私への
神さまからのごほうび。
ありがとう。
綺麗ごと 言うのやめた
愛 幸福 友情 平和
そんな言葉があるから……
何もない私に
疲れているのは 何もない私の
言葉だが 何もなく私の
魚に呼び出されている 呼ぶ
水色の湖を 魚が見る
ぼんやりと 日の中の
泳ぎ回る姿に
私を アメリカに 見てい ...
真夜中2時の青ざめた部屋
居心地が悪くなって窓を開ける
迷い過ぎた …考えすぎだ 冷めていく現実
空見上げたら光る粒子
願い、辿る軌跡
願う、不確かな奇跡
磨かれない輝石をかざして
...
スーパーマーケットの
タイムサービスで
父が売られていた
お惣菜売場の隅に
さみしそうに立っていた
私が買った
うれしそうな顔をする父に
何か食べたいものはないか尋ねると
...
お母さん
殻を捨てて
どこに行ってしまったの
虫って短命だ
それなのに
幼いわたしは必死になって
いのちを透明な箱にぶら下げて
笑っていた
(昔 蝶のこと)
もし/わたしがちょう ...
夏の終わり
ちっと舌打ちした彼女の悪意は
秋の初めには
彼女のもとへ戻るだろう
向日葵のような少女の笑顔は
来年の桜の頃
少女のもとへ戻るだろう
悪しきの足は速く
良のもの ...
ベッドに、青い月光がさし、
はじめて来た女の子をキャンセルし、
しみじみ、
厄年は恐ろしいと、打ちのめされる。
とうとう、
ぼくも、性病持ちだ。
おちんちんになんかの消毒液 ...
大王にも統率力のあるやつと
ないやつがあって
キュロス2世はひきいるが
ダリウスはひきいないという
じょれつがあり
ランクによってわけられる AとかBとか
ほかに人間にも
たいしたや ...
夕焼けを迎える前
乳白色に染まる空
その色がまるでホットミルク
凍える冬を終わらせるための魔法
芽吹き始めた桜
風に震えるつぼみ
その色はまるでホットミルク
長い冬を眠らせるための魔 ...
ジェットコースター乗って
夢の世界へ行こう
怖かったら目を閉じて
耐えよう
重力変動には弱い俺
隣の君は喜んでいる。
怖いもの知らず何処に
その元気があるのか
分からない。
...
雪が降るのは
冬が来たことをしらせるため
雪が降るのは
がちゃがちゃうるさいものを鎮めるため
雪が降るのは
少しだけよりももうちょっと大きい寂しさを
人にしらせるため
夜の海へ飛び込んだように
目の前の景色が滲んでいる
零れ落ちてゆく星を見上げれば
私はこんなにも小さい
打ち上げられた空き缶と海藻
錆に絡まる濃い色合いが生々しくて
気づけば思いき ...
大空に
影を伸ばしてはばたくが
夜に黒羽根
気付かれもせず
あの日も確か雪で
丁度あれぐらいの大きさの竜が
南へ向かって飛んでいった
私達は先を急いでいた ...
枯渇した心に君が
ゆっくりとアイをカタムケタ
ゆらゆらと満たされ
ふらふらとたゆたう
僕は海月にでもなったようだ
柔らかく
震えてもっと
君に触れてほしい
心
皮と ...
ランチのあとヨシミを会社のビルディングまで送り子供のように素っけなく別れた
東京のよく知らない道をヨシミに教えてもらったとおりシンゴは帰った
歩きながら会社からのメールを覗いた
むかし夏の日 ...
久しぶりに酔いつぶれた
たった瓶ビール2本で
その日はなにか その人に
無意識にメールをしてしまった
新宿で待ち合わせて
1時間だけ飲む
何年ぶりだろう
いっしょに飲むな ...
線路というやつはなんだって
この直線的な箱を
ねじ曲げることなく
流していけるのだろう
緩やかに曲がってくクセして
ぼくは客車のぱさぱさとした手触りの赤い
キルトのようなベッドの上 ...
白い塔の表面を
カッターナイフで削ってみると
そこから
赤い血が滲んできたので
包帯を巻いてやった
それが正しいやりかたなのかどうかは
知らない
コンビニのゴミ箱に捨てられていた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白昼夢
tam
自由詩
1
10/8/26 13:00
そびえたつ邂逅
乾 加津也
自由詩
5*
10/8/26 11:54
あいたい即興曲
くろきた
自由詩
1
10/8/26 10:45
そして私は部屋を片付けました。
〃
自由詩
3*
10/8/26 10:33
ことば
〃
自由詩
3
10/8/26 10:26
固有運動
寒雪
自由詩
0
10/8/26 9:15
火傷
杳
自由詩
1
10/8/26 8:01
スリーパー
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
10/8/26 7:23
_
しょうた
自由詩
0
10/8/26 6:20
丘のてっぺん
うずら豆
自由詩
2
10/8/26 5:31
神さまのごほうび。
れもん
自由詩
2
10/8/26 4:44
夢を見過ぎた
tam
自由詩
1
10/8/26 3:58
そのドトールの前で
番田
自由詩
1
10/8/26 2:46
星彩
相羽 柚希
自由詩
1*
10/8/26 2:42
タイムサービス
小川 葉
自由詩
14+
10/8/26 2:32
いのち
桐谷隼斗
自由詩
1
10/8/26 1:53
終夏の空に流るる
もずず
自由詩
3
10/8/26 1:35
尿道の痛み、月の光
はだいろ
自由詩
2+
10/8/25 23:54
率いない大王 黒ダリウス
a
自由詩
1
10/8/25 23:54
hot milk
Akari ...
自由詩
1*
10/8/25 22:38
遊園地
ペポパンプ
自由詩
2*
10/8/25 22:16
雪が降るふる
小太郎
自由詩
1
10/8/25 21:57
バタフライ・エフェクト
中原 那由多
自由詩
4
10/8/25 21:43
翼よあれが
TAT
短歌
3*
10/8/25 21:23
dragon phantom
〃
自由詩
1+*
10/8/25 21:19
「だからもっと愛して」と僕は謂う
瑠音
自由詩
2
10/8/25 19:20
音のない洞窟
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/8/25 17:49
薄い胸
森の猫
自由詩
4*
10/8/25 15:39
リトルナゴヤとカブトムシーズの冒険-1
水町綜助
自由詩
7*
10/8/25 14:45
スカイツリー
大覚アキラ
自由詩
4
10/8/25 14:02
3846
3847
3848
3849
3850
3851
3852
3853
3854
3855
3856
3857
3858
3859
3860
3861
3862
3863
3864
3865
3866
3867
3868
3869
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
7.78sec.