さかずき喰らって大吟醸を
のむ父は
共産党の
批判をしながら目を回し
タタミの上へ転覆

風が吹くと
島根の森が育つ
楽器のように
にょきにょき伸びて
お祭りさわぎ

三十年前 ...
陽だまりの光をあつめて
手のひらですくうようにしたら
伝わってくる温もりが
静かにあふれていた

あなたはいつも
そんな仕草を当たり前のように
僕に見せてくれる
見えないものを見えるよ ...
わたしにはみずこがいる
それにいつからか名前までつけている
ときどきゆめにそのこがあらわれる
ベランダでげんきよくはねてあそんでいる
あぶないからと注意しても
わたしをなめているのだろう
...
バイトの面接にいった。それだけで脳から鉄の匂いと鉄の味がするくらい疲れた。実際今もさびついた鉄の歯車が俺の脳内をギシギシいいながら回っている。そういえば俺は今生きてるだけで疲れているのだった。みんな軽 ... 僕の死は 陽の目を浴びることなく
おけらみたいに生きていた
すう、と風にアシをもがれたら
青くなって空になった


僕はみじめなおけら
金色の羽根
天使のラッパ
幕が下りた


...
見えるものは分解し
聞こえるものは融解し
感じるものは一体となる
世界はバラバラに崩壊する!

それは俺が張り裂けるのと同じこと
堪えがたきこの苦痛!!
忌わしいこの世!!

俺の核 ...
クロスバーを叩く鈍い音がした瞬間
頭を抱えた君は
最後まで顔を上げることは無かった
ゲームが終わり
同年の松井は一緒に涙を流していた。

気にすることは無い
君達は偉そうに出来もしないで ...
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue


がんばってなんか言えなかったよ
がんばらないでも言えなかったよ

あなたは走る つばめのように
...
湿った風 追い風 まとわる

体中すいこんだ わたしたち

早足で 砂浜のような 濡れた アスファルト

バスを 待つ余裕も なく

霧雨は 小さく崩れて 銀色 とけあう熱気

あ ...
ウチら卒ギョーしてもマジでシンユーだから






AKB48の歯が1個道に落ちてた?






それがおまえの薬指


お前がずっと話しかけてたの担任の先生じゃ ...
足の裏に雨がついた
足の裏からむこうが水の世界になった
ゆうらゆうらと ひったんひったんと
足の底から水がせまる

私はいっそお願いと
沈むチャンスをうかがっている

雨は惜しみなくふ ...
焼き尽くす奉げものとして
俺を神殿の祭壇に供えよう
オプロパナクス
ジャポニクス
(ナカイ)ナカイ
そしてふたたび
この宇宙の闇から君の名を呼び
俺のなけなしの光を差し延べよう
山上の ...
 
 
時計の断面が落ちている
側に誰かの置いた花束がある
初夏の陽射しは影をつくり
わたしはわたしの影を
地面に埋めていく
勝者などいない
敗者だけの戦いが終わったのだ
イワシの缶 ...
細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている

遠くまで流れていく雲
君は花畑の中で
太陽の匂いのするそよ風が
帽子を飛ばせば
愛が笑う
ク ...
「恋」

七年目の恋に
激しく身悶えするような
情熱を注いで

イケメン男子は
初夏に早々と
もてないブサイク男は
落ち葉を揺らしながらも

たった一人の女しか ...
 随筆を書いてみる。徒然なるままに、とりあえず書いてみようと思う。
 私という人間は、今まで随筆というものを書いた事がない。学校の作文も、夏休みの宿題に付き物の日記も、そこに本当の私の心を書いた事な ...
またこの季節がきた
むかしの女から選挙の電話だ

感情が宗教にとりのこされてぽつんとする
勇気、無私、新たな地平、
どんな宇宙のものまねなんだろうか

宗教は、いや、宗教を選ぶということ ...
誰かを好きになるってことは

いつか
その誰かを
嫌いになるっていうこと

誰かに好かれるってことは

その誰かに
いつか嫌われるっていうこと


わかっていたはずなのに
 ・ ・ ・ ・ ・ ・
 木哺デハ
 北東ノ風 風力8
 気温7度
 1024ヘクトパスカル
 晴レ

 鬱瀏島デハ
 北北東ノ風 風力5
 気温3度
 1018ヘクトパスカル
...
(?)

お腹のなかの緑色した
涼しい星たち
その
熟成のない
天体の運行。

体内のなかにある
岩窟のような暖簾を潜ると
視えない無数の蟹たちの
ねっとりとした体育館。

...
どれほどの痛みの上に
咲いてしまうのだろう
あふれるほどきれいに
屈託なくわらう、あなたに恋をした
語彙をふりはらい
あなたに愛を告げる
どんな勇敢な姿になれただろう
わたしはことばを
...
  81.

  太陽の真実を
  月が省察している

  82.

  会議室のホワイトボードに掲げた
  サハラ砂漠のレントゲン写真
  言葉は保冷剤ほどの値打ちもない
...
狩野川台風で橋が落ちたために
駅からタクシーで大まわりして
修善寺温泉街にはいった
九歳のぼくは父と母に連れられて
和風の大きな旅館にはいる

玄関をあがるとすぐに大きな池がある
池の周 ...
なぜ 走るのだろう
肉体は悲鳴を上げ
精神は潰れかけていながら

なぜ 休むことなく
前に進むのだろう

スタート地点の仲間は
もう 傍にはいない

友の励ましも
家族の祈りも
...
交差点に来た
私を中心に
たくさんの人が行き交う

たくさんの人が
入れ替わり 立ち替わり
私に笑顔を向けてくれる
私もそれに応える

(誰も 私の
 本当の顔は 知らない)

...
前を向け
足を上げろ
走り出せ


強要される俺
うずくまり
何かを待ってる俺


首根っこを捕まれて
無理矢理立たされる俺
前に進むことだけを
命令される俺

...
深夜 ライブの帰り
ぼーっと ゆらめく半月に
見上げ つぶやく

飲み会で ふわふわした
足取りで着いた 
駅のエスカレーターの下

料理がしたくなくて
焼酎の炭酸割りを 口にふくん ...
境界を分かつ分厚い朝の4時 ずっと後回しにしてた、
ほつれかけてた
コートのボタンを付け直した。

ずっと前から、
ずっと会いたくて、
ずっと会えなかったあの人に、
ずっと言えなかった「ごめんなさい」と
ずっと言 ...
男と女のことを白昼の往来に叫ぶのはよそう
ほらあんなにも冷たい視線が僕に向けられて
それだけでまた少し勃起角が上向きになって
巡査と巡査部長が早歩きにこちらへ来るから
男と女のことを白昼の往来 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
どんぶり一杯の日本海小笠原理工自由詩010/7/3 23:03
手のひらの中の午後ベンジャミン自由詩8*10/7/3 23:02
にどめの死吉岡ペペロ自由詩910/7/3 22:46
歯車佐藤伊織自由詩310/7/3 22:22
おけらの詩ドクター・キ...自由詩110/7/3 22:15
全にして一、一にして全一 二自由詩210/7/3 21:25
泣くな 駒野……とある蛙自由詩4*10/7/3 21:07
つばめにゃんしー自由詩010/7/3 21:06
消えてしまおう唐草フウ自由詩6*10/7/3 21:02
ふたりぼっちの卒業式akb48自由詩010/7/3 20:31
水鏡朧月自由詩510/7/3 20:29
地獄薔薇黒い翼自由詩110/7/3 19:22
花束たもつ自由詩810/7/3 18:36
愛が笑うミツバチ自由詩10*10/7/3 18:16
乱太郎自由詩10*10/7/3 17:53
エセエッセー光井 新散文(批評...210/7/3 17:27
祈り吉岡ペペロ自由詩810/7/3 17:27
永遠風音携帯写真+...410/7/3 17:11
「オヤスミナサイ」ryou自由詩210/7/3 15:47
文通長岡瞬自由詩210/7/3 15:46
告白かんな自由詩1*10/7/3 14:28
都市風景(81〜100)草野春心自由詩1*10/7/3 14:15
修善寺狂想殿岡秀秋自由詩510/7/3 10:35
42.195km結城 希自由詩0*10/7/3 9:44
明日があるから自由詩3*10/7/3 9:13
行軍寒雪自由詩010/7/3 8:08
な・ま・え森の猫自由詩3*10/7/3 6:38
4時はるな川柳210/7/3 3:11
ずっと結城 希自由詩0*10/7/3 2:31
男女セガール、ご...自由詩410/7/3 1:59

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加筆訂正:
10言/番田 [10/7/3 20:37]
ついか
4.76sec.