君を夏の一日に喩えようか
君は更に美しくて
更に優しい

夏の日差しは全てを等しく照らすから
心地好い虫の音はあまりに早く過ぎ去る

輝くばかりの新芽や花弁は
刻に陰らす雨雲によりその ...
君の夢で飛び起きる

ベッドが俺の形に汗をかく

悪夢なのか、正夢なのか境界線は消えてしまった

どんな夜にも朝は来る

良い人が現れる

そんな理論は聞き飽きた

自分で決め ...
地獄の奥底に
煮えたぎった湯が
沸いている。
線香の匂い

人肉を食べる鬼
金棒でぶっ叩き
つるし上げて
糞尿地獄

針の山
飢餓地獄
舌を抜かれ
人権が
尊重されていない ...
とることの出来なかった
君の手を

自分の手を強く握り占めることで
誤魔化した





あんなにも求めあった筈が
こんなにも簡単にはがれていった

その事実に零れるものはな ...
                 100824






方違えが面倒なので
裏口から出て
裏道を通り
表門を閉めて居る振りをしていたら
ケータイが鳴ってすぐに切れる
...
何かを 君に 伝えるために
言葉ばかりで 足りなかったから

僕は 大好きな 大好きな
この音を

君に 届けたいと
そう 思ったんだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:* ...
会社で毎日のルーティーンワーク
すると
ぼくの肩を叩いた同僚が
ぼくを名前で呼ぶ
生きてきてから今まで
慣れ親しんだ響きじゃなく
初めて耳に飛び込んできた名前
驚いて振り返ると
...
縁側で線香花火目を瞑り 美しすぎる貴方を
自分の躰の一部にしてしまおうと
よこしまな私は
咀嚼して貴方を消化した。
三十六歳児 
ランドセルを背負ったら
肩を脱臼した
自宅で昼間に一人でさ
三十六歳児
ランドセルを背負ったら
肩を脱臼して
人生初の119番さ
ランドセルを背負ったまま
救急搬送され ...
笑いたければ笑えばいいって
素敵な台詞をあなたが言うから
思い切り腹を抱えて笑ったんだけど
わたしってどうして殴られてるの?
どうして鼻を中心に殴られてるの?
正中線が人体の急所だってことは ...
仕事が全然ないのだよ
バイトも全然ないのだよ
なによりやる気がないのだよ
だいたい時期も悪いしね
季節は夏で無暗に暑いし
実際景気も悪いわけだし
だから今すこし私は待つよ
どうにかなるま ...
 
 
この人生を
すでに一度経験したような
気持ちになることがある

高校を出て
失われた十年が
やがて二十年となり
ある日突然
大切なものを失う

そして私は
実家の庭の ...
分かってほしい

その厚そうで薄そうなザラザラしたようなツルツルしたような時にはデコボコしたような
大きさだって色々あった方がちょうど良いじゃない


知りたくないのならそれでいい
...
酸素と染色体を使うことで蛋白質を
透明に軟骨を青に骨を赤に染め上げる透明骨格標本。

私、これに成りたい。

人間は汚いよ
臓器も醜い
だから骨に成りたいとずっと思っていた。

透明 ...
左肩が重たいよ 痛い痛い これは誰の哀しみ?
痛みは巡り巡ってやがて心の臓を突き刺すのだろう

他人の絶望なんて知ったことか
そう思うのに今泣いているこの涙はなんだ、なんなんだ

自分が自 ...
あなたを何かに見ていると
白いジュースも遠くの中で 見ないのなら
駅の 何を
飲んで 光る


夏の風景を 袋は 私の向こうに
見えないものを たぶん 柵に   
そうだ わからない  ...
{引用=
夜と夜を縫い合わせて
足を組み替えて
電車のシートで眠った
体中の
軟骨に混じりこんだ鈍器が
ゆっくりと再整備されるような気がした
嘘っぱちばかり
書かれた雑誌が
僕の頭の ...
あるある、いや、ないね
お前の言う事すべては きっと、嘘だらけに違いない
ならば、俺が正義なのか
いや、そうでもない、きっと、俺も嘘だらけに違いない

嘘と嘘と嘘だけだ
嘘を付いてないとい ...
最初の時を望めたのなら

最期までも望んでみたい



掴むことが無理だとしても

伸ばすこの手は止められない



暑く火照る身体も

頬を濡らす涙も

苦しさに吐く ...
あなたが増えてく胸の内
こころとからだを引き剥がす

偏光 錯覚しにいっちゃって
とりあえずの熱さまし
談合 ないもの掘り起こしまして
後先のないときめき

泥に塗れたあなたは
あた ...
月影と電信柱
かえりみちに天球の模様替え
エンドロール流れ去っていく感じに
星の浮遊をあやつって

街路灯、壁と窓、住宅街つややか
重なる吐息みたいに
暮らしと暮らしが混ざり ...
 僅かな隙間から見える向こう側は病室だった ブラインドを抉じ広げる白い指は冷たい
 見つめる一つの瞳は赤だけを映していて 僕は濡れながら踊る事ができた ゲリラ豪雨が硝子を歪めていたから 包帯で隠され ...
    引き潮に雨音が混ざる           
   夏の浜辺
  探せなくなったあの子の
   足跡が消える
    砂に残る蛇模様
   かすんでゆく水平線
  瞳の奥でざざんと縛 ...
朝から肉をもりもり食べる
むしゃむしゃ
むしゃむしゃ

ご飯もたくさん食べる
むしゃむしゃ
むしゃむしゃ

そのまま倒れるように眠る
ぐぅぐぅ
ぐぅぐぅ

昼過ぎ
あまりの暑 ...
それにしても、夏は暑い。この国には火葬と
いう習慣があって、それは宗教的な起源を持
つものではあるが、文字通りいまや習慣とし
て、その色彩を留めているのみだ。たとえば
他の国では土葬が一般的な ...
302号室の独身男がビデオデッキのスイッチを入れる頃
122号室の主婦は子供を寝かしつけてビールを飲む
209号室の小説家志望は10本目の煙草に火をつけて
501号室のOLは地元の彼に電話で愚痴 ...
 
 
人、水、それぞれに
順番
マネキン人形でもないのに
死んじまえと
死ぬほど言われたんだぜ
シーソーの話をすると
シーソーが嫌いな奴はすぐにわかる
シーソーなんて嫌い、って言う ...
かなしいことばかりなら
ゆめときぼうをもとう
うずぐらいまいにちよ
いつのまにサヨナラ

シアワセになりたいなら
ゆめときぼうをもとう
あいたくちがふさがらないような
ひとつ どでかい ...
僕は別に新しい出会いを求めていない
君も同じく新しい出会いなんて求めてない
ただお互いの進む道が 別々になったってだけで
いがみ合ったり嫌い合ったりしてるわけじゃない

未来は果てしなく長く ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
一 二自由詩110/8/25 13:13
_しょうた自由詩010/8/25 12:39
地獄の釜ペポパンプ自由詩2*10/8/25 12:38
愛してるala自由詩1*10/8/25 11:04
予定通りに行くとあおば自由詩6*10/8/25 9:06
*ハープ藤鈴呼自由詩2*10/8/25 8:43
偽者と本物寒雪自由詩110/8/25 7:41
線香花火こしごえ俳句0*10/8/25 6:34
薔薇を喰らう。れもん自由詩310/8/25 5:03
人生セガール、ご...自由詩210/8/25 3:46
人中自由詩210/8/25 3:46
改題自由詩210/8/25 3:45
予定通りに行くと小川 葉自由詩2*10/8/25 3:37
みかん赤澤るろる自由詩010/8/25 3:16
透明骨格標本朽木 裕自由詩2*10/8/25 2:46
これは誰の哀しみ?自由詩2*10/8/25 2:13
世界に、晴れた今日も山手線で番田 自由詩110/8/25 2:13
うそっぱちぶっくす真島正人自由詩2*10/8/25 2:09
超絶二次元殺法ポートフォリオ完食自由詩010/8/25 1:41
望むならば、ala自由詩0*10/8/25 0:18
はなればなれ坂井ハナ自由詩110/8/24 23:44
かえりjin自由詩310/8/24 23:12
光井 新自由詩110/8/24 23:06
晩夏ふるる自由詩5*10/8/24 23:00
覚醒儀式うずら豆自由詩110/8/24 22:58
火葬岡部淳太郎自由詩210/8/24 22:42
コーポ宇宙船haniwa自由詩410/8/24 22:33
人、水、それぞれにたもつ自由詩5+10/8/24 22:21
いまショボクレス...自由詩010/8/24 22:17
未来SEKAI ...自由詩010/8/24 22:15

Home 戻る 最新へ 次へ
3847 3848 3849 3850 3851 3852 3853 3854 3855 3856 3857 3858 3859 3860 3861 3862 3863 3864 3865 3866 3867 3868 3869 3870 3871 3872 3873 3874 3875 3876 3877 3878 3879 3880 3881 3882 3883 3884 3885 3886 3887 
5.66sec.