ザックリ
バッサリ
アキレス腱を
ザックリ
バッサリ
叩き斬る
ギッシリ
ビッシリな
アキレス腱が
ビッチャリ
ビッチャリ
飛び散る、春


琥珀の一部であった
お前の魂 ...
指先に留まった苦しみを
息でそっと包み
薄闇色の瞳に差し出す
雨の映らない水平線
雲が滲んで共鳴する
あの先には願いがあるの 海の中は冷たくて
重ねられた言葉 鈴のような声が
私をつらい ...
ともだちみんなに責められて
泣きながら土下座をした夢から目覚める朝
からからと窓を開けると
こいびとが
摘んだ花を差し出して笑っていた
洗濯物のすきまから
「どうして?」って訊いたら
「 ...
しんどくて
きついけれども
とびきりの
笑顔で笑え
男の子なら
瞼を閉じて見えるもの
それは漆黒の闇ではなくて
無限に飛び回る光の残像

この目で見た世界の景色を
逃さぬように閉じ込める

それは僕が生きた軌跡

焼き付けたら
また目を開こう
...
死にたい死にたい死にたいが













...
おやすみの点呼は二回息を吐く
今日の思索を脱ぎ捨てながら

行儀よく今日の寝床をしつらえる
繭の機能を備えています


錠剤を飲み下したら探しだそう
数えきれない
羊の群れを
...
優しくなってしまいそうな時間
だれのことも恨みたくない
悲しくなってしまいそうな時間
ねえ もうゆるそうよ

口をすべらしてしまいそうな時間
なにげに告白でもしようか
重荷になってしまい ...
なんの力もない場合にどうしたらよいかというと
さげすみをうけるとよい
かいわをしてもすぐにきりあげられたり
むしされたり
なぐられたり
ばかにされたりする
ことによって
適正な位置に収ま ...
砂浜から間抜けた様子で眺めていました

流されないように飲まれれば良いよ
と貴方は仰いましたね

空の上から耳を打たれた人人は
履歴書を埋める作業が大好物で
細細と癖のある字で書き込みま ...
あの夏にいたあのこは、

目眩の見せた幻。

輪郭のない蜃気楼。

茹だる午睡の短い夢。



もう会えないけど、それでいいの。

私大人になったから。
私ら人間の血を吸うております
気づかれぬよう
そっと
それほどお世話になっておりながら
何のお礼もできないばかりか
私らが血を吸った跡は
とても痒いのです
痛くないだけましかなと
自分 ...
おまえの不在と

おまえのそばにおれの不在


見える世界に傷つけられて

見えない世界で痛みと自失

だから幸福なんてないんだと

だから永遠なんてないんだと

うそぶかな ...
いちょう並木のカフェに自転車で現れた
荷物をおく椅子えらんでいた

どこに座りたい?
ここに決まってるじゃない、

同棲とはまいにち会うということだ
秘密をじゆうに探すということだ
頭 ...
成城石井で食材をどか買いして
カラオケにいって
てきとうにBGMをかけながら
鴨のローストやよつ葉のヨーグルトや無花果のお菓子を食べて
ぼくは尾崎豊を歌い
あなたはカントリーロードやトムソー ...
例えば、道玄坂のラブホテルで、
待ち合わせの女の子と、90分コースで遊んだ場合、
ホテル代込みで、
約3万円です。

もう、そんな遊びは、やめることにして、
有楽町の性病科に行ったら、 ...
バスに乗って
ドアに挟まれ
皆に助けてもらう。
もうどこにも行きたくない

毎日車に乗り
600km移動する。
気持ち悪くなり
吐いてばかり

毎朝いつも
パンとサラミとトマト  ...
優美な残酷さと


いち秒を刻む粒子を注いで



それは過去でなく、


飽和された熱核を
幾夜にも渡り積み上げた


反映と対象するホログラム




世界は
あなたの為に夢を観て



...
明るく
希望抱いて
元気になる
笑いたくて
楽しく喜ぶ

シャドーボクシング
イメージトレーニング
万が一を想定する。
思いが巡る。

人を幸せにする。
人が寄ってくる。
人 ...
歩いてきたね、もう10年。

いつも一緒の歩幅で歩いてきたね。

いっつも一緒。

君と同じ足取りで。

失敗しては泣いてるお母さんの私だけど

君はいっつもだぁいすき。

ど ...
厚く垂れ込めた雲の上に
もうひとつ、血色に染まった鮮やかな雲が
たなびいているのを
私は知らない

知らないままに見えないままに
鍵を開けて
ただいま
散らかった部屋
私と家族で ...
愛しか数えたくないのに
私の変換は
愛でなく 哀とでて
悲しくさせるのです

人差し指が枯れるほど
押しているのにみつかりません

あなたのかいたさよならが
削除されずにそこにある
...
午前八時と午後八時に
ミノペン錠100を嚥下する
わたしはやっぱり梅毒だから
あなた方はどうか高台にのぼって
聖蹟桜ヶ丘の高台にでものぼって
どうぞ記帳を済ませてきてください
そして金輪際 ...
ろくろく労働もしないで
不愉快な暮らしに憤慨する
私の年金手帳はどうにも
B5判のようにも見えるし
100円ショップの会計に
2時間並ばされてもいる
棚卸の日当は7500円
但し交通費の ...
素肌にニッケルを重ねて
二十四時間過ごしてみろよ
アレルギー反応を起こして
素肌がかぶれたやつらには
百八人の経産婦がやさしく
ステロイド製剤を塗ってくれる
三畳一間の小部屋のなかで
ジ ...
もう見慣れたものさ
のんだくれの青空ベッドなんて

誰も起こしたりしないよ
シャツの下ボタン肌けて仰向けに
観音菩薩の表情(かお)はいまも石川さゆりの膝枕なんだろうけど
酒やけで毛穴全開サ ...
どこからか草刈り機の音が聞こえる
生ごみをコンポストに入れる
夕方の風は涼しくて
空には五本
爪で引っ掻いたあとがある
端っこの赤いところから
ゆっくりと解け、崩れていく
なにかもっと真 ...
葛藤や荒波 絶望を
自力で乗り越えたことがない人の
その優しさは
ただのパウダーシュガーの
プラシーボ

乗り越えたことがある人は
安易に優しくしない
乗り越える辛さを
自分の中に蓄 ...
景色を忘れた心の
そんな電車に乗る
何かが心で
何かに流れる


この私は流れるだろう
私の 見えないものにも 色は
電車はある


電車の上を
色の上に背負って
どこにいく ...
ひとりで生きてゆけるように

おまえはつよくなろうとした

一喜一憂しないように

おまえはいつもひとのために祈った

オレなんかと出会わなければ

おまえはふつうを手に入れていた


日になん千回も ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
切り裂き魔マコゴースト(無...自由詩4*10/8/29 0:15
開いて及川三貴自由詩010/8/28 23:57
青の朝石黒あきこ自由詩410/8/28 23:54
泣いてても笑ってても夜は夜TAT短歌010/8/28 23:42
光跡うずら豆自由詩210/8/28 23:41
流れ星の行方TAT自由詩2*10/8/28 23:25
ねむれますように、のうたあまね短歌510/8/28 23:20
ながれるとき朧月自由詩110/8/28 22:46
メッツェンガーシュタイン、ベルリフィッツィングa自由詩110/8/28 22:33
たのしみいろのうみりこ自由詩5*10/8/28 22:22
あの夏小鳥自由詩210/8/28 21:51
蚊の憂い曲がり屋レオ...自由詩210/8/28 21:44
おまえの不在吉岡ペペロ自由詩5+10/8/28 20:12
いちょう並木のカフェ自由詩210/8/28 20:02
こころたち自由詩410/8/28 19:44
3万円でできること。はだいろ自由詩210/8/28 19:28
日常と楽しみペポパンプ自由詩2*10/8/28 19:27
花のいち秒オリーヴ携帯写真+...610/8/28 19:14
黄金郷ペポパンプ自由詩4*10/8/28 19:12
君へ桜 歩美自由詩2*10/8/28 18:57
17時27分錯春自由詩310/8/28 17:25
クリックの夢朧月自由詩410/8/28 17:24
サイクリンセガール、ご...自由詩210/8/28 16:35
鼠頸自由詩210/8/28 16:34
アンテベート自由詩310/8/28 16:33
追いかける声乾 加津也自由詩6*10/8/28 15:42
見失う北野つづみ自由詩810/8/28 14:43
あまい 毒雨音些末自由詩1+*10/8/28 13:48
月曜日の川原で、いつも番田 自由詩110/8/28 13:39
ありがとうありがとう吉岡ペペロ携帯写真+...1410/8/28 12:42

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加筆訂正:
朝露/ペポパンプ[10/8/28 20:52]
ニコを二胡に直しました。
5.52sec.