僕は高杉修
名前はまだない
修やんと呼ばれて
どれくらい経っただろう
僕は高杉修
名前は知らない
随分長い間
この呼び名で覚えられている
僕は高杉修
名前は付 ...
あなたが誰と手を繋ごうが
あなが誰に合鍵をあげようが
あなが誰を助手席にのせようが
あなたが誰とセックスをしようが
もうわた ...
朝焼けの美しさの前で途方に暮れるたび
あらかじめ失っているものの大きさを思い知る
それでもこのまま進んでいくことしかできない
アルゴリズムに沿ってできるだけ
ループから消えた数字は
...
空よ 月よ と 鳴くばかり
空よ
月よと
鳴くばかり
わたしは芋虫
かえるの 子
明日を夢見て
明日
に
棄て
られ
それでも
...
{引用=
ハナアブのはねを千切って
裏返すと コメツキ虫のように跳ねた
しばらくすると独楽(こま)のようにその場所を回転していたが
捨てた記憶もないのに 朝になると消えた
僕らは身体を突き合 ...
遠い夢にひとりきりでたっている 澄んだ海辺に干されるように
やるせないものばかりを盗んでいる ほつれた糸を引き抜くように
後ろ手に楽器を鳴らすようなもの わたしを見ないひとを抱 ...
くち元におだやかな笑み 午前2時 夢をみながら 夢みせるひと
体温のうら側を抱き合うふたり せまい寝床は寝息で縺れて
私は目的など 捨て去った人間だ 過去は
地図のようだった 世界全体で
この場所を 拒む人間は 私を
棺桶の中の遺体を 笑うだろう
今日ではないかのような 現在として
人間は 言 ...
明日の朝には諦められるだろう、なのに
明日の朝には諦めるつもり、だったっつーのに
それってわざとだろう?
それってふざけてんの?
皿の上の溶けたバター、ダイビングやっほーい
言わ ...
指先を絡めて紡ぐ恋歌に
灰雲からしろい雫
水は無いはずの月から
ぴしゃりぴしゃりと
まるで空さえも味方につけたかのように
「恐れるな。藍闇の向こうに広がっているのは光原だ。」
本当 ...
笑っちゃうくらいに
社会の門は狭くて
ごくごく普通の
一般人だった私には
門番さえ 見向きもしない
{引用=
今流行りのコミュ力とかいう
得体のしれない力がないと
わずかに開かれた ...
柳の木の下で
若い女が泣いていた
亡くした夫の遺影を抱いて
帰ってきてよと泣いていた
しょんぼりとした後ろ姿は
しだれた柳の枝のよう
風だけがそよそよと
後ろめたそうに吹いていた
...
9月
かなしみがいくつかの言葉をかりて
生活の足元にまでやってきた
そいつらの化けの皮をはぐことはやめて
砂のように 乾いてゆくのを
見つめていたい
ただ今 ...
にわにさく
はなをみている
きょうもきれいに
さいていると
おもっている
はなも
わたしをみて
ひとがいきていると
おもっている
きょうもきれいに
いきてい ...
アルペジオから始まる朝
はじまりを待つ、密かな胸の鼓動
流されることを良しとせず
ぐっと、吊り革をつかむ
誰かのせいにしてくたびれた靴で
いまも夢のつづきを探してる
例えばそれが、がらくた ...
誤解されて
ひとの役に立てなくなるようなとき
この詩を口ずさんで
しずかな気持ちになるのが好きです
脱力して
まるではだかで抱き合うように
お喋りしながら
ま ...
迷宮(ラビリンス) 彷徨いながら 刻み込む 運命(さだめ)の女 古(いにしえ)の海
突き抜けて 鎌倉の蔵 恋時雨(しぐれ) 見守る仏 細波(さざなみ)の夜
縁結び はっと我に ...
木枯らしが吹く頃には
僕はどうしているだろうか
木枯らしを受け止めて
一歩一歩前に進んでいるだろうか
それとも木枯らしに翻弄され
ころころと後ろに転がっているだろうか
夏に夢を ...
もう大沢親分とハリさんの名コンビが見れないと思うとかなしい。
そう残念がっていた人いませんか?
御安心ください。
今後 マンデーモーニングの あっぱれ!&かつ!役に見事ばってきされま ...
冷たい直線が
流れていく
今日は朝から
ろれつが回らない、
白い紙へと
その先に長く続く
生物の住めないプール
それは時計にある
二つの瞳孔
人が唇を触りながら
ゆっくり ...
ストロベリーとカスタード
生クリームにマスカルポーネ
いちばんカラダが甘くておいしい
スペクタキュラス、インテグラル
五反田のペントハウスでクンニリングス
ゴーヂャスに裏さびれたお肉の宴
...
{引用=壱}
部長失踪
「たいせつな家族を探してください
栗色のロングコート・チワワ2歳、名前 部長
狛江市と調布市の境近辺で行方不明になりました」
雨上がりの駅前、電信柱にカラーコ ...
企業は消費者の奴隷か?
お客様はほんとうに神様か?
ああものを買うときおれは神様なのだろうか、
ものを売る人に向かって
真実の愛を与えうるのか
でたらめだ
どうでもいいほどに
企 ...
この夏何匹のミミズが死んでいったのか考えています。
死んでから干からびたのか、干からびたことで死んだのか、
そういったことです。
それは世界の秘密、
幼いころはどんなことでも秘密のように感じて ...
.
{引用=在上越国境嶺上観望越後而詠。}
.
(長歌)
くにざかひ オキの石根{ルビ=いはね}に
なづみ立ち ふりさけ見れば
たたなづく 越後の嶺{ルビ=ね}らは
氷{ルビ ...
あたしをアンタで割らないで
ゼロ掛けて 消し去ってくれた方がマシよ
「・・・そこまで言うか」
憤慨する俺を尻目に
おまえはコップの水に飛び込んだ
上白糖のように
一瞬で水和して
マニキュ ...
幸せな 人見て吾が身 嘆く我が
いやらしかなし ゆく日の気配
何を願い
何を望むか
何を思い
何をするか
何を祈り
何を……
楽園は歪だった
自由の楽園はいつだって歪だ
自由って言うものは
何かに執着したら自由じゃなくなる
誰が言ったかと ...
暗くて
じめじめした
この森の中で
最初にしたことは
女戦士との闘い
クロロホルム嗅がせ
拉致してきたのは
キャットファイトの
日本チャンピオン
ほらね
覚醒した彼女は
...
仕事をしたいけれど見つからない
元々仕事がしたいわけじゃない
いろんな理由があって
僕たちは今日からNEETになった
世間体とか家族の目とか
そういうものが気になるうちは
まだニートと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
改名
寒雪
自由詩
1
10/10/20 8:49
_
くゆら
自由詩
0
10/10/20 7:53
プログラム
高梁サトル
自由詩
7*
10/10/20 7:03
よわむし
アラガイs
自由詩
4*
10/10/20 4:42
ハナアブの丘
石田 圭太
自由詩
16*
10/10/20 3:26
神様
はるな
短歌
1
10/10/20 3:12
いとしいひと
〃
短歌
1
10/10/20 2:52
眠り
番田
自由詩
1
10/10/20 2:37
中毒、カッコワルイ
佐波巻塗
自由詩
0
10/10/20 2:35
恋歌
ガリアーノ
自由詩
0
10/10/20 2:23
空
三上あず
自由詩
4*
10/10/20 2:11
木情絵巻
Akari ...
自由詩
3*
10/10/20 2:06
9月、10月
佐倉 潮
自由詩
2
10/10/20 1:57
花
小川 葉
自由詩
4
10/10/20 1:07
あゆみ
アズアミ
自由詩
2
10/10/20 0:29
八木重吉の『雨』
吉岡ペペロ
自由詩
7
10/10/19 23:54
短歌「迷宮( ラビリンス) 」
TASKE
携帯写真+...
1
10/10/19 23:04
木枯らしが吹く頃には
うずら豆
自由詩
1*
10/10/19 22:07
追悼 大沢親分
八男(はちお...
自由詩
1
10/10/19 21:30
副題
たもつ
自由詩
12
10/10/19 21:28
ズッパ・インテグレーゼ
salco
自由詩
5*
10/10/19 21:17
地域限定詩 其壱、其弐
〃
自由詩
3+*
10/10/19 21:13
企業は消費者の奴隷か
はだいろ
自由詩
0
10/10/19 20:52
夕立ち
鈴木まみどり
自由詩
3*
10/10/19 20:40
国境ヨリ越後ヲ望ム(長歌并短歌,増補修正形)
Giton
伝統定型各...
0
10/10/19 19:29
あたしの二乗
夏緑林
自由詩
0
10/10/19 19:28
暑い秋
within
短歌
5*
10/10/19 18:15
_
詩月
自由詩
1
10/10/19 18:08
ダークフォレスト
ハイドパーク
自由詩
1*
10/10/19 18:00
今日からNEET♪
SEKAI ...
自由詩
0
10/10/19 17:13
3770
3771
3772
3773
3774
3775
3776
3777
3778
3779
3780
3781
3782
3783
3784
3785
3786
3787
3788
3789
3790
3791
3792
3793
3794
3795
3796
3797
3798
3799
3800
3801
3802
3803
3804
3805
3806
3807
3808
3809
3810
加筆訂正:
Fate
/
三上あず
[10/10/20 2:37]
こそあどにしたかったので・・
5.33sec.