AKB48の小野恵令奈ことえれぴょんが
今夏限りでAKBを卒業する
そんな夏なんだ

買ったときは三十センチほどだったマングローブの木が
もう一メートル近くに育った
葉を触ると
つるつる ...
小学校から帰って
叔父に自転車の運転を習う
家には大人用しかない
「両足がとどかないよ」
「おれだってとどかないよ」
叔父は自転車のサドルから腰をおろして
片足しかとどかない姿をぼくに見せ ...
あと余命半年です
目の前に座る
眼鏡が似合う医者に
冷静に告げられた時ほど
冗談であってほしい
そう思ったことはなかった
その言葉に続けて
医者が何か言っていたけど
もう何も聴 ...
水晶の心臓をもつあのこの
心音は途切れずに
星雲で脈打っている。まなざしは
林の陰のように微笑んだまま
朝食をいただいている
鉄塔の影はのび
山際の空が紫にいろづく
せせらぎを
さかの ...
高い秋空と純白の雲
あの雲はなんと言ったっけ

長くなった影
巨人のシルエットのようだ

綺麗な花が咲いている
僕の隣には君がいる

雲の名前はわからない
花の名前もわからない
...
妻ともおまえとも別れられないオレだった
寝てないから仕事はキレを増した
足首からしただけがふわふわしていた
おまえのことばかり考えていた
女は幸せとは好きなひとといっしょになることだと言った
...
なにもない
ふたり同士
ひとつにはなれないで
身をかさね
日をかさね
それでいて
ひとつにはなれないで
なにもない
ふたり同士
ひとつにはなれないで
ひとりずつ
べつべつに
...
わざとでも嫌な出来事思い出し離れて正解だと思い込む




手をつなぎ寄り添い共に年を取り和む日々など永遠の夢




最期まできっとあなたは我の道私はたまに思い出す女(ひ ...
ここ丸の内
日本の中枢企業のある街

久しぶりに訪れた
皇居の緑は深く

街は整備され
喧騒渦巻く 企業街とは
思えないたたずまい

かつて あたしも
OLとして営業マンの補佐を ...
生ゴミをドブ川に流して捨てよう
ディーゼルエンジンに軽油を焚き
美しい山々に煤煙を撒き散らそう
美しい村娘たちを集落に閉じ込め
阿片漬けにして七年間強姦しよう
生まれた子供は皆殺して捨てよう ...
俺、今ちょっと手持ちが足りない
セブンスターとチェリオで420円
そんな端金も今はちょっと払えない
まあ今じゃなくても払えないけど
っていうかじゃあなんで買い物なんかすんの
っていうかじゃあ ...
孤独が少し寂しくなったのは
あたたかさの意味を知ったから
わからないままでよかったけど、
わかっちゃったから苦しいよ。

いかれた誰かさんにおじぎして
これから先の路をきく
変だな、地図にはないみたい ...
みなみ風
母子を包む
蝉しぐれ
言葉をなくし
影を見つめる

くれないの
空に流れた
ヴォカリーズ
橋の上から
瞳を落とす

その名前
忘れたはずの
君の名は
ぼくにとっ ...
何にもない一日で
私の生活を過ごしている
片手は 私でもない本がいるようだった
体に 何を読んでいた


流れの忘れかけた
空を 季節のものの中で 読んでいる
ぼんやりと


移 ...
点滅途中の信号機
音の鳴りはじめた踏切
遮断中の横断歩道
アルコールを含んだ私の頭の中

かんかんかんかんかん

かたんかたんかたん
ことんことんことん


汚された制服を着てい ...
  速度についてのメモ

搭乗口はもう地上にある
顔で埋まる大きさの窓からは
厚い空気の層に
雲が積乱しているさまが見えた
上下には幾重にも
それぞれの居場所を定めた雲が
また層を成し ...
君だけに操を立てて只一つ恋焦がれるは命の終わり あんまりおなかが空いたのでわたし、
針金をのみこんだのでした
モビールの鴉のお腹から
ぬきだしたいっぽんのあばら骨、

するすると引っ張ると
するするとどこまでも伸びてゆくので
校庭の ...
沼の中に右手を突っ込んで
中から青白い球を取りだした
それは放射能で
皮膚を奇麗に焼く
癌になって
髪の毛が抜けて
息も絶え絶え
真っ白になって
叫ぶんだ
「この世は最高さ」
説得 ...
あ、あれ嘘ですから。

って、






信じてどうする。
これは 海の跡かな?
地平線のかなたまで
青い砂ばかりで
ぼくはそこに
しずかに体育座りした

地球はどうなったろう
ぼくの星は
こんな有様だけれど
地球はどうしているだろう

...
ミネラル水を2本並べてキミを待つ

花も2輪

硝子ボウルに洋梨と
赤い実のグレープフルーツを置いて
綺麗に磨いた先割れスプーン

忘れていけないのは

洋食と言っても箸が好きなキ ...
発泡酒2缶を勢いに

エアコンかけて
アタマふわふわ

目はすわって
アイロンをかけている

主婦業60%以下の
ダメなあたしには
めずらしい行動だ

あたしは
昔 暗唱する ...
また愛を怠って

また後悔などして

わたしは、いまだ愚かです
いつだって {ルビ別離=わかれ}た後に 視る夢は

      遠すぎる過去 触れぬ思い出



思い出の 箱に封じた ただひとつ

      「言えばよかった 声の限りに」
 
 
前田屋というそば屋で
四人でそばを食べた
あれが最後だったと思う

ほんとうは
生まれたばかりの息子と
奥さんのそばに
いなければならなかったのに

遠いところから
会 ...
愛はすぐに終わった。
愛と恋は違うというけれど
具体的にその具現性に於いてどこが違うのだろう。
愛には恋が必要で
恋には愛が必要だ。
言葉のパラドックスを解いていくと
そんなに言葉はたくさ ...
奥さまの名前は
ナオミ

そして
だんな様の名前は鬼六

ごく普通の鬼六は
ごく普通のナオミに
ごく普通に亀甲縛りをし
ごく普通に三角木馬に跨らせ
ごく普通に乳首にロウをたらし
...
いつも後ろから私を睨んでいるおばさんへの当てつけで、パソコンのディスクトップはダースベーダにしました。
おばさんは、スーハーってすごい息づかいでみなさんを睨んでは、ランチで、あのコはこんなことをして ...
小さな手のひらで
ふたつ
シワシワのウズラの卵
サワサワして
少年は今までにない
感覚を知ることになる

パパがママにしてもらってたのを
偶然見てしまってから
ついつい
自分でや ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
えれぴょん真山義一郎自由詩1510/9/1 7:00
川のコトバ殿岡秀秋自由詩6+10/9/1 6:29
残していくきみへ寒雪自由詩210/9/1 6:09
一瞬の影こしごえ自由詩5*10/9/1 5:25
ある秋の日うずら豆自由詩210/9/1 4:36
きょう一日が記憶にない吉岡ペペロ自由詩210/9/1 4:35
夜あけはるな自由詩010/9/1 4:30
恋詠み 2波乃短歌1*10/9/1 4:20
丸の内にて森の猫携帯写真+...4*10/9/1 4:18
超大作セガール、ご...自由詩410/9/1 3:09
カネ貸してくれ自由詩110/9/1 3:09
Aloneet cet...自由詩1*10/9/1 2:55
あこがれ紅糸短歌110/9/1 2:44
本で、海の中を番田 自由詩110/9/1 2:14
透明になった人間梨玖自由詩110/9/1 2:13
2010年8月31日高橋良幸自由詩2*10/9/1 1:56
梨玖短歌010/9/1 1:38
【連詩】 三軒目の鴉古月自由詩3*10/9/1 1:26
甘皮Oz自由詩010/9/1 0:59
ダイイング‐メッセージ鵜飼千代子自由詩6+*10/9/1 0:47
ブルーの星からsanat自由詩010/9/1 0:31
ふたりのきゅうじつmaumi自由詩2*10/9/1 0:26
アイロンをかける森の猫自由詩4*10/9/1 0:23
愚かです殿上 童自由詩11*10/9/1 0:22
創書日和「箱」 閉じた箱逢坂桜短歌4*10/9/1 0:20
最後の家族小川 葉自由詩810/9/1 0:18
言葉よ。ながぐつ長靴...自由詩110/8/31 22:50
奥様はマゾ花形新次自由詩4*10/8/31 22:46
私たちがいちゃいちゃする理由西日 茜自由詩4*10/8/31 22:16
小さな好み花形新次自由詩2*10/8/31 21:54

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