ふるる
しばらくお休みいたします。

出すのも自由、何か書かれるのも自由、それで凹むのも自由ということです。

現代詩フォーラムは、詩の投稿サイトなのに全然読まれないというほっとかれ感がすごく好きで、サイトのデザインやシステムも素晴らしいと思っています。ずっとあって欲しいです。片野さん、いつもありがとうございます。


文芸エム13号に……







イラハポ「視線」を掲載していただいております!!ありがとうございます〜!!!

Amazonでも販売しております。

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4年ぶりの同人詩誌『反射熱』13号もよろしくです。




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テイストが違う5冊です。







『さみしさで貧血』少年話者を集めました。書き下ろし4編↓
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『ベストオブにんじん色』不思議テイストを集めました。書き下ろし4編
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『遠くにいる』恋愛詩っぽいものを集めました。書き下ろし1編。
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『彼女は一冊の詩集を抱えて』抒情詩というか心象風景を描いた抒景詩たちです。書き下ろし2編。
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『書くことを恐れてはいけないと誰かが言った』暗めで真面目な詩を集めました。書き下ろし4編。
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近江詩人会の山本英子様より、詩集『花・深い日傘の』を頂きました。なななんと、表紙に私のイラスト(イラハポ)を使っていただいています。





北海道にて詩誌『阿吽塾』を主催されている綾子玖哉様より、阿吽塾の現代詩コンペの選詩集を頂きました。コンペは選外でしたが、表紙に以前作ったイラハポを採用していただきました。
本体表紙(少女)とカバー(少年)となってます。




------イラハポについてはこちら↓-----

言葉とイラストの融合詩イラハポについて|ふるる|note(ノート)
https://note.com/penpenmaru/n/n499a22f5bd74

Twitterアカウント名は@fururuusaです。

*******販売のお知らせ*******

BOOTHという、イラストに特化した販売サイトにて、2010年に自費出版した詩集を販売中です。

詩集『空き箱』



↓こちらにて。
https://fururuusa.booth.pm/



息子のイラスト集も見てくだせえ。
https://t.co/KvsFcIQxXY



2007年頃、サナギという名前でも投稿していました。当時は複数アカウント大丈夫だったので…
男性ぽい話者で書いてみたかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詩はいつも時流の先導に立って、来るべき世紀の感情を最も鋭敏に感知するものである。(中略)即ち詩は、発表することのいよいよ早くして、理解されることのいよいよ遅きを普通とする。(中略)
詩を作ること久しくして、益々詩に自信をもち得ない。私の如きものは、みじめなる青猫の夢魔に過ぎない。
萩原朔太郎詩集『青猫』の序より。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・試験の答案のような作品はまだ作品とは呼べない。なぜなら試験は設問者がいて、彼が考えた問いであり、彼には答えが用意されている。
作品と呼べるのは自分が考えた設問があり、それに自分が答えたものであるはず。


舟越桂著『個人はみな絶滅危惧種という存在』より


プロフィール詐欺と言われたので説明しますと、萩原朔太郎氏のは、そういう詩を目指すという意味ではなく、自分はわけわからない詩をよく書くので「意味わからない」と言われてもめげないようにしよう。という気持ちで揚げています。
舟越桂氏のは、「自分で考えた設問」とは、「自分は本当に何が好きなのか?という問い」だと思っています。私は、「イラハポ」という、言葉とイラストの融合詩というのを考えて追求しています。「試験の答案のような作品」というのは、世間一般で「良い」とされているものを指すのだと思います。でも一通りはそこを通らないと何が好きか嫌いかはよくわからないですが。
とはいえ、ここは何を出してもいい場所なので、上記の文言から外れているようなものでも、好きなように出します。詩集出してるからってこの場所に毎回ちゃんとした詩出さないとだめってことはないと思うけどな。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去の活動?

http://po-m.com/forum/profbbs_thres.php?hid=571&did2=360
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホームページ「ふるるの詩の置き場」はソネットのサービスが終了で消えました。。。
https://po-m.com/forum/profbbs_thres.php?hid=571&did2=706



























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投稿作品(660)
データ
ひとことダイアリー(10)

[271]ふるる[2009 02/17 00:42]唐草フウ石畑由紀子


 

[270]ふるる[2009 02/17 00:41]唐草フウ


 

[269]ふるる[2009 02/14 16:05]唐草フウmizu K


もういっこ。
 

[268]ふるる[2009 02/14 01:14]唐草フウ石畑由紀子


 

[267]ふるる[2009 02/14 01:14]唐草フウ


 

[266]ふるる[2009 02/14 01:13]唐草フウ


 

[265]ふるる[2009 02/14 01:13]石畑由紀子唐草フウmizu K


しょうもないまんが4連発。
 

[264]ふるる[2009 02/11 00:46]
ピクミン・・・

息子のお友達がゲームキューブ版「ピクミン2」を貸してくれました。Wiiでできるとは便利。案の定はまりました・・・。目を閉じれば集団で駆け回るピクミンが見えます。置いておくと寝転がったりぼんやりしちゃうピクミンがかわいい。けど、敵に一気に食べられるとすごい虚しさです。sage
 

[263]ふるる[2009 02/06 14:19]唐草フウ


昔描いた絵です。
 

[262]ふるる[2009 02/06 13:51]唐草フウ

「テキスポ」というサイトに書いたものを出しています。面白いのは、一つ一つの詩が、どのくらいの回数見てもらったか、書いた人は分かること。
ダントツなのが寝相の悪いうさっぺのイラスト。(詩じゃないじゃん)他のの倍の数。もう一度見てくれる人が多いのかな?(イラスト見て逃げていく人が多いのだったりして)sage
 

[261]ふるる[2009 02/04 16:55]
『メイちゃんの執事』宮城理子著 
漫画喫茶で8巻まで読みました。ドラマを見て、続きが気になり・・・。
内容は、昼ドラ?みたいな・・・始めはラブコメかと思いきや、巻を増すごとにドロドロした愛憎劇場に。このお嬢様たちは互いの執事を賭けて決闘ばっかりやっております。しかもその決闘は執事が代行します。さすがは大富豪ともなると、ちょっとやそっとの刺激では飽き足らず?しもべ同士を戦わせるというコロッセオ状態。執事=奴隷という時代逆行が起きております。まあ中学生くらいの少女というのは純粋や美が誇りであり、恋をしたら穢れと純粋の間で闘争がおきます。好きなくせに自分を純粋な生きものではなくしてしまう男性を憎らしいとも思ってしまう複雑さ。ドラマも是非そっち路線で。sage
 

[260]ふるる[2009 01/26 14:46]唐草フウ
自立とは・・・

下の続き。
親離れ子離れ、とか自立、というのは、すっぱり縁をきっちゃうことでなく、かといっていつもくっついていることでもなく、普段は一人で立っていて、本当に困ったときに助けてと言い合える関係を常に築いておくこと。それは友達でも夫婦でも上司部下でもあらゆる関係に言えることか。20代の頃は、人に助けを求めることがどうしてもできなくて、すごく苦労した覚えがあります。助けを求めるってしたことなくて、頼み方がわかんなかった。弱いところを見せたら人は呆れて去っていくものだと思い込んでました。けど、子育てや親の病気など、自分の力だけではいかんともしがたいことが色々あり、助けを求めても平気なんだと、むしろ自分の弱いところを見せないと相手もそうできなくてつらいということが分かりました。頑張って損した。いや〜生きるって難しい。sage
 

[258]ふるる[2009 01/26 09:40]
『親子という病』香山リカ著
『モダンガール論 女の子には出世の道が二つある』斉藤美奈子著
を、読みました。

親子という病は、親離れ子離れできなくてべったりした親子関係から生じるもつれのこと。これにつける薬はないんだそうで。最近、仲がいいのに親を殺してしまう子供が後を絶ちませんが、密着しすぎて一体感がありすぎて、自分がこんなだから親を苦しめてかわいそうだから無理心中、ということがあるらしい。対策としては、密閉空間にしないこと。とあります。風通しをよくする・・・子供はあんまり親にからめとられないよう気をつける、親は子供が出て行けるように頑張る。子供を家から出すことこそ、今の時代では一番難しい子育てだ・・・。一見居心地がよくて、真綿で首を絞められるような家庭より、しょっちゅう親子喧嘩や家出するみたいな家庭の方がある意味健全なのかも。
モダンガール論の方は、周りに親族がいない核家族というのはわりと新しいものなんだなと分かりました。その形ができたのが高度成長期に入った1960年頃。けど、バブルが崩壊してからは、共働きも増えたし、そういう形は難しくなってきた。共働きのためには、どっちかの親の協力が必要。核家族というのは、バブルがはじけるまでの、約30年間の幻想だったのかも。その期間で他人や親族がほとんど入ってこない親子の密閉空間があちこちで作られ、今になって弊害を生んでいるのかもしれません。
そう思うと、親の育て方が悪いってわけでなく、そういう形が憧れだった時代があって(専業主婦は戦前は上流の人たちしかなれなくて、憧れの的だった)その夢を叶えた人たちがいた、というだけのことなのかも。結果的にどうなるかなんて、温暖化と同じで誰も予想できなかったもん。sage
 

[257]ふるる[2009 01/25 01:50]
『エドワード・ゴーリー インタビュー集 どんどん変に・・・』カレン・ウィルキン編小山太一・宮本朋子訳
を、読みました。
エドワード・ゴーリーは劇やバレエやブックカバーなども手がけていたそうですが、あの奇妙な絵本たちしか知りません。人を妙〜な不安な気持ちにさせる天才ですね。
へえ〜と思ったのは、ゴーリーが日本文学大好きで、「個々の人間にとって生きることとは何かという問題について、これほど強く認識している文学は他に見当たらない。」と言っているところ。特に源氏物語をベタ褒めしています。「『源氏物語』は、西洋文学でほとんど扱われることのない、存在についての感情の機微を表現しているんです。」だって。ゴーリーは全てを語らないスタイルの人なので、あの水面下の感情表現がいいのかな。sage
 

[256]ふるる[2009 01/21 15:31]
映画「地球が静止する日」

キアヌ・リーブスお得意の無表情が見たさに観て来ました。1950年代白黒映画のリメイクだそうです。
さすがは昔のSF、無理矢理感あふれる設定で10分に1回くらい突っ込み所がありました。そんなところまでリメイクしなくとも。始めから最後まで、意外性が全くなくて逆にびっくりする映画です。子役の子の演技が上手くて、もらい泣きしました。しょっちゅう「パパなら戦ってくれたはず!」と言うのですが、そりゃあなたのお父さん(ウィル・スミス)は何度も人類を救っているもんね。ジェニファー・コネリーが美しかったのでよしとします。sage
 

[255]ふるる[2009 01/21 09:35]氷水蒸流
ジジェク・・・

『スラヴォイ・ジジェク』トニー・マイヤーズ著 村山敏勝訳 を読みました。
現代哲学を調べたりしていると、必ず出てくる名前なので読んでみようかと。ガイドブックですが、ガイドブックですら難しかった・・・。
ジジェクは現在もどんどん書いて出版している哲学者だそうです。これは新しい!と思ったのは、ジジェクの言う主体とは、形のあるものでなくて、空っぽの空間のようなもの。そこに言葉が入って、どうにか「世界」と「自分の体」をつなぐけれど、それは生身の、素の、言葉を介さない状態での「自分」ではない。引用しますと、「ラカンが言わんとしているのは、主体は言語によって取り返しのつかないほどに裂かれ、ばらばらにされているということなのだ」すごいこと書きますねえ。さて、言葉を介して認識している世界のことを「象徴界」と言うのですが、行為によって象徴界は一時的になくなるらしい。そしてその後は、違う主体(自分)に生まれ変わっているらしい。一時的に頭で考えるのをやめる、ってことかな?前に、『心は体の外にある』という本を読んだのですが、それには、「自分を変えたければ周りを変えないと・・・」ということが書いてありました。けど、周りを変えたからといって、「望み通りに自分を変える」ことはできないのかも。と思いました。生まれ変わった後のことを、自分では選べないように。逆に、何かを変えたくて、極端な行動に出る人もいますね。主体は、ポスト構造主義で言うように言葉や社会の操り人形ではないけれど、昔の人が考えるように自分の思うとおりに操作できるものではない・・・。
あと、「男女」というのは、性的関係をうまく象徴化できなかった証なんだって。つまり、そういう関係のわけのわからなさを無理やり言葉にしちゃった結果が「男」「女」ということらしい。性的関係は、最初から二分できるものではなかったんですね。もしや、何かについての言葉がある、というのは、「なんかよくわからんなあ・・・気になるなあ・・・」と人が思っている証なのかも。気になってしょうがないから付箋はっとく、みたいな。
あと、差別はなくすのが難しい、なぜなら差別は「○○がなければ社会はよくなるはず」という思い込みからくるものだから。「社会はよくなるはず」という思い込みがある限り、排除すべき○○という差別の対象はなくならない。とか。これは分かりやすかった。sage
 

[254]ふるる[2009 01/20 01:10]
ウェブの進化で詩は売れるか・・・

今までよりは売れるようになると思います。詩というものが、ロングテールの一番端っこだとしても。乙女の商品サイトに乙女にうける詩集とか。ヤンキーサイトには相田みつを。仕事と家庭にがんばる父さんには黒田三郎とか。あるいは、北原白秋好きが集まったら、白秋の好んだアスパラガスを売る・・・童謡のCDを売る・・・とか、「こういう詩が読みたい」や「こういうフレーズが入っていた詩の題名は?」という質問に答えるサービス、どうせ詩人は貧乏だから内職を斡旋(冗談です)とかね。手付かずの分野だけに、ビジネスチャンスはあるとみた。下と言ってる事矛盾してる?つうか、長すぎて誰も読んでませんね。sage
 

[253]ふるる[2009 01/19 23:32]
「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」梅田望夫著 「次世代ウェブ グーグルの次のモデル」佐々木俊尚著 
を、読みました。
グーグルやアマゾンがロングテール(今までは見られてなくてちょっとしか売れてなかったもの)市場を開拓、制覇しつつあるけど、次、どうする?どこにビジネスチャンスが?というお話。どうやら次は、企業が消費者を煽るというやり方ではなく、消費者が消費者を煽る、企業はその場を提供し、サービスしていくことで漁夫の利(?)を得る、というようなやり方になるらしい。あとは、消費者の過去のデータに頼って似たような物をおすすめするのではなく、これから欲しくなるであろうものを予測していくのが必要、とか。
うーん、こういうのを読むと、環境問題は?貧困問題は?カヤの外かい?って思います。
環境をよくして、貧しくて困っている人が消費できるようにしていく、ってことも同時にやるのが将来的には一番のマーケット拡大だと思うけど。
とは言え、私はこのまま大戦など起きずに順調にネットのインフラが広く整備されたなら、資本主義は終わる・・・ネットで架空のお金だけが飛び交い、データだけがやりとりされ、現実社会はみんな同じの社会主義のようになっていく・・・だって今や自由競争社会よりは、環境に配慮してゆるやかに開発していく共生社会でないとだめじゃん。ばんばん作ってばんばん捨てていったら、いつかは材料もゴミ捨て場もなくなる。そして企業は、消費者のニーズを追ったりニーズを作り出したりあくせくせずに、ニーズが来たら作る、ニーズがうまいこと飛び交うように整備するようなことで生き残るしかない、などと夢のようなことを考えているので、まあ、物を売るってことに集約される話はいいや。sage
 

[252]ふるる[2009 01/17 23:06]唐草フウ
大丈夫?

子育てというのは色々不安なことが多いものですが、息子について大丈夫?と思うのはなんというか・・・母親を好き過ぎる・・・。
以前はヤツは毎晩寝る前に「大好きだよー」と言ってから寝ていたのですが、最近は言わなくなり、「うむ、大きくなったのう」と思っていたらば、今日は「最近好きって言ってないけど、僕の気持ちは分かってるよね?」だって。
分かってるも何も・・・あなた大丈夫?もうすぐ6年生だよ?つうか私の育て方が大丈夫?ここまで人を持ち上げといて、将来は他の人に同じようなことを言うようになるとは、残酷なお話でございます。なってくれなきゃ困りますが。sage
 

[251]ふるる[2009 01/15 14:15]石畑由紀子
太宰治・・・

太宰治の小説を色々読んでいます。「人間失格」が暗いと評判の太宰治ですが、殆どの小説は軽快なリズムでぽんぽん進みます。
「十五年間」という短編小説の一節。「しかし、これでもまだ、故郷までの全旅程の三分の一くらいしか来ていないのである。読者も、うんざりするだろう。あとまたいろいろ悲惨な思いをしたのであるが、もう書かない。」読者もうんざりするだろう。もう書かない。だって。
あと面白かったのは、「朝」という短編の一文。「あの蝋燭が尽きないうちに私が眠るか、またはコップ一ぱいの酔いが覚めてしまうか、どちらかでないと、キクちゃんが、あぶない。」キクちゃんとは、主人公が面倒を見ている娘さん。その部屋に酔って転がり込んで、このままでは自分の理性が危ないんだと。キクちゃんが、あぶない。ってあぶないのはどっち。どちらも新潮文庫『グッド・バイ』に入っております。青空文庫にもほとんど入ってます。こんなオモローな小説がただで読めちゃうなんて。sage
 

[250]ふるる[2009 01/15 12:53]
「映画の構造分析 ハリウッドで学べる現代思想」内田樹著を読みました。面白かったのは、ヒッチコックがよく言っていたというマクガフィンの話。マクガフィンはそれ自体は何でもよくて、何か価値がありそうな、隠されていそうな、怪しいもののこと。登場人物がそれを中心にして色々させられるっていう。登場人物だけでなく、観客もそのドラマに引き込まれてしまう。マクガフィンが何でもいいというのは、何を隠しているかではなくて、どう隠されているか、ということを人は知りたがるからだって。推理物が面白いのは、犯人の動機やトリックのすごさというよりも、どうやってそれを見つからないようにしているか見破る、ということらしい。犯人がどうっていうのではなく、作者が読者に対してどのように真相を隠したか・・・どうやって巧みにそっちの方へ注意を向けて行って、肝心なところには触れられないようにしていたか・・・いかにあっさり読者が引っかかってしまうのか・・・それがラストで分かるから、面白いんだな。ヒッチコックはカメラの効果と観客の欲望をよく知っていたので、常に観客を驚かせることができた。時には「いかにも何かありそうな感じ」「見たい、見てなくちゃ感」を出すことで。あっ!結婚サギって、よく知らない人に何でお金渡しちゃうの?と思ってたけど、「よく知らない」からこそ知りたい欲が働いて、魅力がすごいのかも。そこに、「私は騙されているということに気づきたくない」という欲求がからめばあっという間ですね。振り込めサギもそうか。「お金を振り込めば、どうしてそういういきさつになったのかの秘密を私だけに話してもらえる!」という期待感が大金の振込につながるのかー。怪しいものといえば、子供の頃、犬と遊んでいて、後ろに手をやって何か隠しているそぶりを見せると、犬が「何?何隠してるの?」って必死で後ろを見ようとするのが面白かったのを思い出しました。「何か隠してあるみたい」というものの力に、犬も抗えません。
 

[249]ふるる[2009 01/06 00:14]唐草フウ
明けました。
本年もよろしくお願いいたします。
「ウォーリー」という映画を観ました。
CGはもうこれ以上きれいにしないで!お願い!と思いました。なんか、情報量が多すぎて疲れるというか、リアルにリアルをプラスするみたいな?料理の写真を撮るときに、水あめかけたり絵の具塗ったりしてさらに美味しそうに見せるらしいですが、そんな感じ。金属が錆びている感じとかすごすぎ。最初の、ロボットがひとりぼっちでゴミ集めをしているのはすごく孤独な感じが出ていてよかったな。あそこでゴキブリとか出さなきゃいいのに。ストーリーはまあ、子供向けというか、むかし懐かしSFって感じ。
子供は気に入ったらしく、お年玉をウォーリーにつぎ込みました・・・。
 

[248]ふるる[2008 12/27 17:13]
(画像がありません)
岡部淳太郎さん主催の詩誌「反射熱」4号が刊行されました。


Nizzzys
岡部淳太郎
遠海真野(ふるるです)
モリマサ公(ゲスト)
服部剛
大村浩一
佐藤銀猫
神山倫

散文  
ポエトリーキャンプ体験記 〜詩人の奏でるスケルツォ   佐藤銀猫
オノマトペについて  遠海真野
連載・黒田三郎の〈目〉〜最終回・紋白蝶の行方〜  服部剛
連載・「幽霊」の詩学1 道端に幽霊が立っていること  岡部淳太郎

です。
Nizzzysさんは、「遺失物の形成 2003−2005」として8編の詩を寄せています。 Nizzzysさんとしてはもう書かれないとおっしゃっていたので、貴重な詩篇です。(私にとっても)
ゲストのモリマサ公さん、新たなる同人の大村さんの詩も、よいですね。モリマサ公さんの詩は、まっすぐな感じ、大村さんの詩は、言葉がとてもリリカルというか・・・詩への恋心が感じられます。(勝手な感想)服部さんは、少しスタイルを変えられたのでしょうか。銀猫さんの描く、ポエトリーキャンプが面白そうでした。岡部さんの散文は、読んで、見えないものを見るということについて、思いを馳せました。私はオノマトペに関する文を書く時に、色々読んだのですが、ほほお〜と思うことがいっぱいありました。分かっててもはっきり分かっていないオノマトペについて、こちらを読んでいただければだいたい分かると思われます。
みなさん、それぞれがんばってらっしゃいます。私ももっとがんばらないと・・・。と思う年末であります。
最近の詩誌は、詩も散文も、何が言いたいんだかよく分からない・・・難しすぎて分からない・・・とお嘆きの方には、親しみやすい詩誌だと思います。是非に〜。一部500円、購入ご希望の方は岡部さんへ私信をお送りくださいませ。
 

[247]ふるる[2008 12/18 17:52]唐草フウ


ツリー。毎年、もう出さなくていいかな・・・と思うけど、子供が出して。と言うので。しかも、サンタはいないと分かったはずなのに、「やっぱりサンタはいる!プレゼント頼もう!」とか言い出した。この場合、付き合うのがやさしさってものなのかしら。ちなみに、14歳の姪も毎年サンタに手紙を書いて、プレゼントをねだる・・・今年は「DAIGOの写真集」だって。sage
 

[246]ふるる[2008 12/17 19:39]
風邪をひいてます。
毎年毎年この時期判で押したように風邪。
だから早めに大掃除とか年賀状とかやっとけばいいのに、やらないから毎年判で押したように年末大忙し。sage
 

[245]ふるる[2008 12/05 18:31]木立 悟
以前作った冊子を、下のサイトにUPしました。
よろしかったらご覧下さいませ〜。
テキスポ 超文系サイト内
ふるる「スウフンゴノセカイ」↓
http://texpo.jp/texpo_book/toc/2812/

テキスポを教えて下さったリーフレインさん、ありがとうございます^^
 

[244]ふるる[2008 12/02 14:30]木立 悟
Wiiを・・・
ついに購入しました。「街へ行こうよどうぶつの森」やりたさに・・・。けど、DSに慣れているのでコントローラーでキャラクターを動かすのが面倒だと気づきました。釣りの手ごたえがあるのは面白い。それじゃあってんで「ハッピーダンスコレクション」というのを購入しました。こちらは、コントローラーのよさが発揮されますね。というか逆に、手首だけではダメで、本気で踊らないと得点が出ません。聖子ちゃんメドレーやひと昔のアイドルっぽい振り付けは、まさにお母さん世代を視野に入れたゲームです。・・・息子の視線が痛いです。
このソフトを検索すると、「アイマス」や「ごまえ」等よく分からない単語が出てきて、それぞれ「アイドルマスター」「Go My Way」の略だと分かりました。ごまえ・・・
 

[243]ふるる[2008 12/02 13:10]


行ってきました。うらわ美術館の「氾濫するイメージー反芸術以後の印刷メディアと美術1960’s-70’s」
一万円を個展の招待状の裏に印刷した赤瀬川源平に始まり、アートで社会批判をしようとした時代。あの頃・・・だいたい60年代から80年代にかけては、芸術の力ってものが信じられていて、子供や若い人にもいいものを提供しようという空気があって、イラストレーターは芸術家としての気負いもあって。というか、この方たちがイラストレーションというものを世に認めさせたんですよね。額縁におさまってるだけが絵じゃないよと。今は・・・良いもの、芸術的なもの、というよりは、採算重視ですね。なんにせよ。
宇野亜喜良の資生堂のポスターがすごくよかったです。
 

[242]ふるる[2008 11/26 11:46]
相次いで・・・

最近相次いで、好きなアーティストと画家が亡くなっていたのを知りました。一人は野田凪さんという方。ラフォーレの広告やジュディマリのYUKIさんのPVなどを手がけていた。パクリとか騒がれたこともあったけど、ラフォーレの、モノトーンのものを集めて、服もグレーに染め直して撮った4姉妹の写真がすごく好きでした。↓こちらhttp://pds.exblog.jp/pds/1/200606/30/31/e0084831_17454764.jpg

もう一人は、石田徹也さん。ワイエスが好きだったというだけあって、緻密でリアルな作風ですが、人と機械や人工物などが一体化したものが多いです。風刺、社会の軋轢を表現とか言われているけど、単に一体化が好きだった、あるいは一体化してみたかったんじゃないかしらと思ったり。練馬で回顧展をやってるらしい。http://www.tetsuyaishida.jp/
石田徹也公式HP 「飛べなくなった人」

彼らはあちらの世界でも、作っているでしょうか。
sage
 

[241]ふるる[2008 11/22 13:39]
思うんだけど、日本では詩は漫画や短編小説や歌詞の中に溶け込んでるんじゃないかと。
この場合の詩は言葉を駆使してある種の美しさとか微妙な心の動きを上手い具合に目に見える形にする、読者の心に再現してもらう、っていう意味なんだけど。
歴然と「これは詩です。」という形式、なんでかなじみがないというか、いまいち親しみにくいのかな。詩というのは基本一人称の自分語りで、日本人は自分語りを美徳とはしていないから。小説や漫画なら、言ってるのは主人公で、作者じゃないと思えるし、自分もそれに酔える。詩を書く人が「これは詩です。自分語りでっす。」という形式を読んだり書いたりが平気なのは、慣れ・・・詩は作者の代弁ではなく、「話者」という存在がいる、って知っているから・・かな。sage
 

[240]ふるる[2008 11/22 13:27]
NANAという漫画を・・・

7巻くらいまで読みました。狭い中での惚れたはれたでくっついたり別れたりの繰り返しで飽きてしまい、とてもそれ以上は読めません。
過去を懐かしんだり後悔しているようなポエムがくっつくのですが、最近思うのは、ケータイ小説にしろNANAにしろ、なんというか中身がない・・・大変なことがあっても登場人物はわりとさらりさらりと流して行ってしまうのはちょっとご都合主義でつまんない・・・と思うけど、実は間に挟まれるポエムのための物語なんじゃないかなと。
ポエムが主で、物語はおまけあるいはその詩に至る助走。そういう新しい形の詩なんかなーって。事実、最後のポエムがいいという読者は多いらしいし。ある種の少女漫画は昔から抒情詩ぽいですが。sage
 

[239]ふるる[2008 11/13 20:00]氷水蒸流
ちなみに議論の時にやってはいけないことは、

・少ない例から一般化を行う(自分や自分の周りではそうだからといって、皆がそうあるべきだとか言ってはいけない)
・とても異なっている二者比較による類推(犬にも猫にも尻尾がある。犬はワンと鳴くから、猫もワンと鳴くだろう)
・結論を支えるのに不適切な統計値を元にしている(クラスの子みんな持ってるよ)
・重要な何かを無視している(愛があれば生きていける(お金もないとダメなことを無視))
・事実(反例)を無視している(全ての男性は〜だ(全てってことはないだろ))
・見落とすべきでない可能性を見落としている(もう死ぬ以外に絶対道はないのだ)
・考慮に入れるべきものを考慮に入れていない(弱者のことを頭に入れてないとか)
・知っているべきことを知らない(なんだろ・・・クジラは哺乳類だとか?)
・意見そのものをアタックしていない(そんなことを言うあなたは変人です)
・歪めた意見に反論している(あなたの「女性はきれいなのがいい」というのは女性蔑視です。よってそれに反論します
(「女性はきれいなのがいい」という意見をゆがめて(拡大解釈して)女性蔑視だと言ってはいけない。
「女性はきれいでなくてもいいのである。何故なら〜」という反論をするべき)
・定義をしていない・用語を曖昧な意味のままで(どのような意味かを述べずに)使っている
・語の意味を歪めて使っている(「私は褒め言葉のつもりで「変人」と言ったのですよ」)
・根拠とする事実がない・十分でない(フェミニストのおばちゃん団体が・・・←日本にはそういう団体はありません)
・循環論法を使っている(うちの子は天才だ→うちの子が作った、天才しか解けない問題を解いているから)
・議論になっていない(意見があっても、それを支える理由がない。「嫌だから嫌なんだもん」「そんなことは当然だ」)
・原因でないことを原因として見ている(子どもの学力低下の原因はカレーの食べすぎです)
・「その件のエキスパートでない人」の意見を土台にしている
・反論になっていない(もとの結論を否定していない)(「私はメロン味は人気がないので売れないと思います」「ボクはイチゴ味が嫌いだよ」)
・証明なし(なんとなくそう思うからです)
・正しいと考えている部分が変・怪しい・疑わしい・間違い・等々

そのほか、

・反論では、相手を黙らせようとしてはならない。
議論の際にするべきは、自分の主張と、それを支えるものを理路整然と述べるのみで、それ以外のことをやったら
反論とは言えない。相手を黙らせようとしたら、どっちが強いかのパワーゲームをしてるだけ、個人攻撃、となってしまう。

・考えを説明する文を文学的に書いてはならない。
説明文と文学の文とは目的が根本的に違うため。

・論ずる際は、レトリックを使わないこと。
レトリックとは例えば、
「一体何を考えているのだろうか」「そのような馬鹿げた考えは聞いたことがない」「私達は〜すべきではないだろうか」
など、「○○は○○だから○○である」ことのみを言えばいいのに、わざわざそれのために何かをくっつけたり、
曖昧な表現で逃げたりすること。
「一体何を考えているのだろうか」なんて書く必要はなし。こういう言葉は、読者にたいする誘導。
「そのような馬鹿げた考えは聞いたことがない」
馬鹿げた考えを聞いたことがあるかないかなんて書く必要はなし。相手がさも常識外れであるかのような、誘導をしている。
「私達は〜すべきではないだろうか」すべきではあるのか、ないのか、どっちかを書くべき。結論の決定を逃げている。

・感情に作用するのを意図した語を使ってはいけない

「というような古い考えは・・・」と書けば読み手は「古いからダメなんだムカッ」となる。

・「常識だ」で支えてはいけない。
「常識だ」と言われても、相手にとっては常識でないかもしれないし、相手に「常識の通りにしなければならない」という確固たる信念がない限り、何の説得力もない。

・「私は」「あなたは」と入ると主観的文章と見えてしまうので、省けるなら省く。

(参考「13歳からの論理ノート「考える」ための55のレッスン」」PHPエディターズ・グループ 小野田博一著)

長い・・・・・・・・・

まあ、「なんか話がへんな方に?」と思った時は上のどれかをやっちゃってるんでしょう。
sage
 

[238]ふるる[2008 11/13 19:43]
日本語は議論に向いていない

「日本人の発想、日本語の表現 「私」の立場がことばを決める」森田良行著
を、読んだ時に書いてあったのだけど、日本語というのは客観的論理的なことを述べるのはとても不得意な言語。
日本語が得意とし、読む方も書く方も無意識にやってしまうことは、「自分の立場表明(論理的というよりその場的)」と「言外のことを読み取ること(一見客観的に見えて実は主観が入ってる)」。
書いてる方がそう思ってなくても、読むほうがそう思って読んでいたら、とても客観性や論理性を望む議論というものにはならない。
議論には論理的文章というのが必要で、論理的とは「もっともらしい理由」がある、ということ。この「もっともらしい理由」を純粋に、客観的に、公平に、読んだり書いたりすることが、日本語圏では難しい・・・。
読む方はついつい書いた人の立場や気持ちってものを考慮してしまうし、書く方は無意識に自分の願望なんかを忍ばせてしまう。(そういうのができてしまうのが日本語)多分、日本で議論をする時は法律や論文でない限りは「論理的なもっともらしさ、正しさ」よりも「なあなあでうまくやっていけること、その場の空気を読むこと」の方が志向されやすい。加えて、学校の国語は全く議論のテクニックってものを教えてない。sage
 

[237]ふるる[2008 11/10 14:19]
映画「インビジブル」

TVでやってたので見ました。ケヴィン・ベーコンはすごい。前半はやな奴ながらも科学への情熱を持つ天才、後半は全能感と苦悩を併せ持つ恐ろ哀しい人という役どころ。
バーホーベン監督は、見てはいけないとされる暗部や生々しいものをわざわざ見せ付ける人。
この映画も内臓や筋肉が見えまくりでびっくりでした。
透明人間の話だけど見てるうちに、これって盲目の人の話なんだなと思いました。つまり、透明人間に対して、人間は「相手が見えない、何されるかわからない恐怖」を感じる。盲目の人が感じている恐怖そのままでしょう。
透明人間からの暴力への対抗手段がまるでないのと同じように、盲目の人が受けるであろう暴力への対抗手段もまるでない。(ヘプバーンの「暗くなるまで待って」では、逆に暗闇を利用していたけど)ただ、人の良心を信じるしかない。
ところで、良心というのは透明になった時に、あの科学者のように、だんだんとなくなってしまうのでしょうか。人から見られなくなったら?だとすれば、人が人を(透明人間のように)無視するというのは、怖いことです。

ちなみに・・・いくら骨や血管まで透明になったところで、食べたものや消化途中のものまでは消せないんじゃ・・・という突っ込みは誰もしてないのかな・・・sage
 

[236]ふるる[2008 11/07 14:58]
写真集〜

買っちゃった〜(画像がありません)
カール・ブロスフェルト(Karl Blossfeldt)というドイツの植物学者、写真家、彫刻家の植物写真集。「自然に学べ」という教材だったらしいです。
これは・・・・いい!
 

[235]ふるる[2008 11/05 16:40]
正論とか一般論て・・・・

本来ならば、作者にここを直せとか言う権利は誰にもないのに、正論や一般論にはその力が宿っていますね。
多勢に無勢、ぜんぜん勝てる気がしないもの。
つまり、「誤りは誤り以外の何でもない。正論でもって指摘されてもへっちゃらさ。」と思っていられる人はいいけど、「正論によって誤りを指摘された時、「直せ」という無言の強制力、不自由さを感じざるを得ないじゃん。そんなのやだ。」という人がいるんじゃないか、ということです。
指摘したほうに全然その気がなくても、正論の直球をばんばん投げられたら作者はぎゃふんと言わざるを得ません。それが正論のいいところでもあり、悪いところでもある。
誤り(正論や一般論が言ってる誤り)を認めたくないのはその強制力に対してぎゃふんと言いたくないがためなのでしょう。
だから、正論を出す時はオブラートにくるむとか、それはメインじゃないですよ、と言っておくのがやさしい(相手に余裕をあげる)し、受け入れやすいかなと。
まあ、正論を突きつけられた時、どのように感じるかは人それぞれですが。sage
 

[234]ふるる[2008 10/30 16:58]
佐々さんへ

わわわわわわ。
すっごくすっごく嬉しいです!(*⌒∇⌒*)なんとなれば、佐々さんの「ポエム派宣言」や「サルでも分かるレトリカル」のように面白くも潔い文章を書きたいな、といつも思っていますので、この喜び、ご理解頂けるでしょうか!
ワーイ\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/ワーイ
 

[233]佐々宝砂[2008 10/30 05:06]ふるる
いちど書いておきたかったので書かせてくださいませ。
ふるるさんの散文すきです(照
 

[232]ふるる[2008 10/23 14:35]
「心はからだの外にある エコロジカルな私の哲学」河野哲也著
を、読みました。心って、身体とか脳の内部に隠されてあるのだと思いがちだけど、じーっと心の中を見つめても、内部にあるのは「社会が求める理想の人間像と照らし合わせた何か」つまり外からの価値観によって信じ込まされたもの、なのだそうで。まあそりゃそうかも。自分の性格や心が外交的にしろ内向的にしろ、その分類は社会が決めたものだから。色んな分け方があるはずなのにね。だいたい、「自分とは何か」「自分の性格とは」「自分の心はこんなんだ」と言うこと自体、「社会ではこうあるべきってなってるけど、自分は違うのかも・・・社会の価値観に従うのは嫌だなあ・・・」という不安や不満の表れでしょう。無人島に生まれ育ってたらそんな悩みないって。(多分)心っていうのは、自分の身体が周りをどう認識して動いているかとか、周りの影響によって作られ、変わっていくもの、表面に表れ、身体や空間に溶け込んでるものなんだよと。面白い。こういう考え方好きかも。
んで、自分探しとか自分の性格を変えるとかは、自分の内部をどうこうじゃなくて外部を変えるのがいいんだと。同じように、学校や社会での問題は、個人の内部の倫理観というよりは、組織という環境の問題なんだと。
まあそうかもしれないけど、個人が組織を変えるって難しいし、その組織を抜けたからといっていい風に転ぶかどうかは、分かりませんね。予測可能な方を選ぶとなると、環境を変えるより自分を変えた方がやりやすい、となるのか。sage
 

[231]ふるる[2008 10/17 14:40]
「容疑者Xの献身」

映画を観ました。堤真一の演技が細やかでよかったです。うーん、結末を知る前に本を読んどいたほうが、本が楽しめたかも・・・でも本を読んだら映画がつまらなくなるし・・・いやいや、映画と本を途中まで楽しんで(どんなトリックなんだろう?と十分不思議がって)から、映画で結末を知るのがいいかも。ラストの堤真一の演技がよかったから。けど、天才数学者ならば日々数学の神がかり的な美を感じているわけで、それへ捧げる時間を失うリスクを犯さないはず。(とは私の勝手な希望)sage
 

[230]ふるる[2008 10/10 23:29]
「墜落遺体」

少し前に本屋で「墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便」という本をパラっと読んで、二、三行で泣きました。頭部だけの子を抱っこして慰める看護師さんの話。墜落した日航機の520体もの遺体の身元確認責任者の記録です。遺族の悲痛は報道されていたけれど、現場に立ち合った大勢の警察官、医師、看護士の苦悩というものを、今まで少しも想像したことがなかった・・・。
今日は今日でニコ動で死体処理の職業のをたまたま見て、「轢死体や腐乱死体はその場所に残った体液が感染症を起こす恐れがあるので、完璧に取り除き、消毒しなければならない」ということを初めて知りました。遺体を運んで終わり、というわけではないんですね。人はほとんどが液体なんだし、少し考えればそうかなと思うけど、その「少し」が全くできない。
世の中には、知らされない所で、大変な仕事をしている人がまだまだ沢山いるはず。sage
 

[229]ふるる[2008 10/03 14:27]
思うんだけど・・・・

思うんだけど、「○○とは〜である」という確固たる規定や古い価値観や狭い世界があった方が、若者は「何ぃ〜そんなもん、俺がぶちやぶってやるぜ!」ってなりやすいんじゃないかなあ。敵なきヒーロー活躍できず。頑固な年寄りたちは意外に、若者の活躍できる場をお膳立てしてるのかも。sage
 

[228]ふるる[2008 10/03 14:12]
インドからの映像。すごい!動きがサルそっくり!http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20081003/20081003-00000711-fnn-int.html
 

[227]ふるる[2008 10/02 21:11]石畑由紀子氷水蒸流
山岸涼子の漫画「テレプシコーラ(舞姫)」
第一部全10巻を読みました。
人間社会の、様々な問題がてんこもりになっております。
親に虐待される子供、スポイルされる子供、児童ポルノ、いじめ、バレエ界の厳しい現実、バレエという芸術の素晴らしさ、哀しさ・・・。この漫画に関してある人が日記に、「虚実皮膜」ということを言ってました。「本当が嘘を引き立てる」と。
うーん、まさに。虚構にさりげなく「本当」を入れるテクニックが、見事としか言いようがない。ヘビーなのがだめな人にはお勧めできませんが、読んで損はありません。sage
 

[226]ふるる[2008 09/29 17:16]石畑由紀子木立 悟唐草フウ砂木PULL.


食欲の秋〜
 

[225]ふるる[2008 09/27 01:12]
続き。ケータイ小説は言ってみれば読者(少女)が育てた少女が読みたがっていた小説だから売れるんだし、デカ目逆ハーレム的な少女漫画の延長だからおじさんが抵抗を示すのもしょうがない。でも、「恋空」の最後のポエムはいいですね。あのモノローグのための長い長い助走と言えなくもない。sage
 

[224]ふるる[2008 09/27 00:56]氷水蒸流
ケータイ小説に興味が沸き、色々読みました。といってもケータイ小説じゃなく、「ケータイ小説のリアル」(杉浦由美子著)「ケータイ小説活字革命論」(伊藤寿朗著)「ケータイ小説的。」(速水健朗著)など、ケータイ小説を論じたもの。
どうして売れてるのか・・・どうしてレイプや堕胎や恋人の死ばっかりなのか・・・だいたい分かりました。「ケータイ小説はヤンキー少女的世界にあった「不幸自慢」文化の延長である」「ケータイ小説にはデートDVがリアルに書かれている」というのにはほほーと思いました。少女というのは、いつの時代も「不幸なお話」が好きなんですね。「恋空」や「赤い糸」の主人公がデートDVされているのに「彼が嫉妬深いのは愛されてる証拠」「暴力を振るわれても私が悪いんだ」と思ってしまうところはほんと、リアルですね。赤ずきんちゃん、気をつけて!
ケータイ小説の意味について、ものすごく気を使わなくちゃいけない人間関係、上辺の「優しい関係」その抑圧との対峙が、ケータイ小説における文学的主題であると言えるのではないか。と、「ケータイ小説的。」の筆者は言っています。携帯電話で簡単に繋がれるけど、今度はそれに縛られる。深いコミュニケーションの技術を得るチャンスが失われる。多分、ケータイ小説の読者が「リアルだ」と感じているのは、不幸話の方じゃなくて、コミュニケーションの大変さの方なんでしょう。sage
 

[223]ふるる[2008 09/25 19:53]
「ウォンテッド」という映画を観ました。
うーん洗脳ってああやるのか・・・。人生に虚無感を抱いている青年が危ない宗教にはまってさあたいへん。というふうに受け取りました。ありえなさすぎて笑いたいんだけど、笑って・・・いいの・・・?
暴力シーンが苦手な人にはちょっとですね。sage
 

[222]ふるる[2008 09/20 12:54]
現代詩・・・

そういえば、今まで気にもしていませんでしたが「現代詩」って「現代音楽(無調とか不協和音とか)」「現代美術(キュビズムとかシュルレアリズムとか)」と一緒で、「ちょっとぱっと見分からなくて、ツウ好み」という意味含め、で「現代」ってついてるんでしょうか?なんで「現代」ってつけるんでしょうか?sage
 

[221]ふるる[2008 09/20 11:37]
パソコンの調子が悪くて、アクセスできてませんでした。
その間にやったことと言えば、DSliteのふたの部分が壊れたので、透明ケースに入れ替え。
修理費払うより安いと思ってやったのですが、ケースが海外製なので細かいところが合わず、削ったりほじったり色々大変でした。
というか、一番初めの、本体のネジが一箇所どうしても回らず、カバーを外せず、悪戦苦闘でした・・・。
(結局、カバーを破壊して基盤を取り出しました)
sage
 

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