ふるる
しばらくお休みいたします。

出すのも自由、何か書かれるのも自由、それで凹むのも自由ということです。

現代詩フォーラムは、詩の投稿サイトなのに全然読まれないというほっとかれ感がすごく好きで、サイトのデザインやシステムも素晴らしいと思っています。ずっとあって欲しいです。片野さん、いつもありがとうございます。


文芸エム13号に……







イラハポ「視線」を掲載していただいております!!ありがとうございます〜!!!

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4年ぶりの同人詩誌『反射熱』13号もよろしくです。




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『ベストオブにんじん色』不思議テイストを集めました。書き下ろし4編
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『遠くにいる』恋愛詩っぽいものを集めました。書き下ろし1編。
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『彼女は一冊の詩集を抱えて』抒情詩というか心象風景を描いた抒景詩たちです。書き下ろし2編。
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『書くことを恐れてはいけないと誰かが言った』暗めで真面目な詩を集めました。書き下ろし4編。
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近江詩人会の山本英子様より、詩集『花・深い日傘の』を頂きました。なななんと、表紙に私のイラスト(イラハポ)を使っていただいています。





北海道にて詩誌『阿吽塾』を主催されている綾子玖哉様より、阿吽塾の現代詩コンペの選詩集を頂きました。コンペは選外でしたが、表紙に以前作ったイラハポを採用していただきました。
本体表紙(少女)とカバー(少年)となってます。




------イラハポについてはこちら↓-----

言葉とイラストの融合詩イラハポについて|ふるる|note(ノート)
https://note.com/penpenmaru/n/n499a22f5bd74

Twitterアカウント名は@fururuusaです。

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BOOTHという、イラストに特化した販売サイトにて、2010年に自費出版した詩集を販売中です。

詩集『空き箱』



↓こちらにて。
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息子のイラスト集も見てくだせえ。
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2007年頃、サナギという名前でも投稿していました。当時は複数アカウント大丈夫だったので…
男性ぽい話者で書いてみたかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詩はいつも時流の先導に立って、来るべき世紀の感情を最も鋭敏に感知するものである。(中略)即ち詩は、発表することのいよいよ早くして、理解されることのいよいよ遅きを普通とする。(中略)
詩を作ること久しくして、益々詩に自信をもち得ない。私の如きものは、みじめなる青猫の夢魔に過ぎない。
萩原朔太郎詩集『青猫』の序より。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・試験の答案のような作品はまだ作品とは呼べない。なぜなら試験は設問者がいて、彼が考えた問いであり、彼には答えが用意されている。
作品と呼べるのは自分が考えた設問があり、それに自分が答えたものであるはず。


舟越桂著『個人はみな絶滅危惧種という存在』より


プロフィール詐欺と言われたので説明しますと、萩原朔太郎氏のは、そういう詩を目指すという意味ではなく、自分はわけわからない詩をよく書くので「意味わからない」と言われてもめげないようにしよう。という気持ちで揚げています。
舟越桂氏のは、「自分で考えた設問」とは、「自分は本当に何が好きなのか?という問い」だと思っています。私は、「イラハポ」という、言葉とイラストの融合詩というのを考えて追求しています。「試験の答案のような作品」というのは、世間一般で「良い」とされているものを指すのだと思います。でも一通りはそこを通らないと何が好きか嫌いかはよくわからないですが。
とはいえ、ここは何を出してもいい場所なので、上記の文言から外れているようなものでも、好きなように出します。詩集出してるからってこの場所に毎回ちゃんとした詩出さないとだめってことはないと思うけどな。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去の活動?

http://po-m.com/forum/profbbs_thres.php?hid=571&did2=360
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホームページ「ふるるの詩の置き場」はソネットのサービスが終了で消えました。。。
https://po-m.com/forum/profbbs_thres.php?hid=571&did2=706



























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[421]ふるる[2012 02/02 00:54]唐草フウ

いつもお星様をありがとうございます。
 

[420]ふるる[2012 01/31 11:37]唐草フウ


本の、表紙の次に色紙の見返しがあって、その次のを「扉」というんですが、ほんとそうだなーと思います。「おじゃましまーす」とか「いってきまーす」っていう気持ちになる。扉って名づけた人はえらい!
 

[419]ふるる[2012 01/18 00:13]
絆とかコミュニティーとか余計な物を持たないとかはもういいじゃん。と、下に書いたんですが・・・

今日のNHKスペシャル「東北復興を支えたい!神戸の震災体験者たちが続々と被災地支援へ 難題・壁との格闘」を見て、考えが変わりました。

ざっと言えば、阪神・淡路大震災の時は、行政が復興を急ぐあまり、住民の意見を聞かず街づくりをすすめて、結果、住民はバラバラ、逆に、商店街の復興は遅れてしまって街はさびしくなってしまった。

つまり、「絆とかコミュニティーとか余計な物を持たないとか」は、今復興計画中の行政が忘れちゃいけないことなんですね。

これは声を大にして言っておこう。sage
 

[418]ふるる[2012 01/06 12:15]
絆とかコミュニティーとか余計な物を持たないとか

震災後、そのことについて再認識という言葉が多いけど、それは言われなくても個人個人で分かったんだからもういいじゃん。と思います。

震災がらみで再認識しなきゃならない、もっと声を大にして言うべきなのは「人間は、自分だけは安全だという幻想を信じたがる性質がある」ってことじゃないのか。「安全だ」と言われているものについての再点検が急務じゃないのか。やってるのかな?
会社だったらBCP(business continuity plan)がんばる、一般のご家庭は、たとえばオープン棚に食器を飾ることは危険だってことです。

私が震災後再認識したのは、災害対策は自分のためだけじゃなく、人のためになるんだなってことです。自分の家に水や備蓄食料がいっぱいあれば、救援物資が来たとき、他の人にまわせる。自分が怪我をしなければ、他の人が早く治療してもらえるってことで。
 

[417]ふるる[2012 01/06 10:18]木立 悟


すっかり年が明けました。
よい年になりますように。
画像は、息子が美術の授業で描いたものです。一個一個の升目にマスキングテープを貼って、塗って、ドライヤーで乾かす、という途方もない作業をやってました。折り紙もすごくきっちり折るし、私とは性格が違いますね。今年・・・高校受験・・・イヤダー
 

[416]ふるる[2011 12/20 11:38]木立 悟
『パウル・ツェランとユダヤの傷 《間テクスト性》研究』関口裕昭著 読みました。

というのは嘘で、途中途中で疲れちゃって、全部ちゃんと読んでない。ツェランの詩が、どの文学、地質学、天文学、生物学、医学、哲学、心理学、神秘主義思想、船員用語、イデッシュ語の歌などから引用をしているか、誰に会ったときのことか、どんな人や思想に影響を受けているか、(それらのことを間テクスト性と言うらしい)ということが詳しく書いてある。
特にユダヤ神秘主義からの引用のある詩だとさっぱり意味が分からないので、背景が分かるだけでだいぶ違います。
ツェランの詩は、意味不明なもの多しですので。でも、それが何かひっかかりを生むというか、魅力というか、単なる分からないじゃなくて、後ろには何かすごいのがあるんだろうなあと思わせる。

例えば、
「三母音の長さだけ/高い赤の中に/立っている、」(「お前たち、闇の鏡の中に」より)という詩の一節は、

「三母音はヤハウェの神の文字間に隠された母音のことで、高い赤は赤い夕陽に神を重ね合わせたイメージで、」

って分かるか〜!

けど、こんなふうに詳しすぎて一節ごとに解説があって、読むのに疲れます。
詩の言葉の意味を、区切って解釈していくのを読むのって苦手。
もちろんその後、全体としての解釈もあるんだけど。 そうしないとほんとにちんぷんかんぷんの詩が多いというのも分かるんだけども。

地質学の専門書の一節からほとんどの語句がそのまま引用されている詩や、ほとんどすべての単語がショーレムというユダヤ神秘教研究者の著書から引用されているモザイク詩もあって、カフカやフロイトの著書や研究書からの引用もあり、それらを知らないとツェランの詩を読み解くことはできないんだなと分かりました。

ツェラン自身も読者にユダヤの文学や宗教の知識を要求していたというし。

著者が繰り返し繰り返し言うのは、ツェランの詩はユダヤの文化という背景があり、同時にそれは民族の負った傷であり、理不尽な死を強いられた亡き同胞に捧げられているものである、ということ。引用は、死者との対話だということ。
あと、ツェランの詩が分かりにくく、明快さを避けるのは、アドルノがツェランについて言ったように「生命のないものの言葉は、あらゆる意味を失った死に対する究極の慰めとなる。」ということ。感情のこもらない言葉を使うこと、死者の代弁を生きているものの勝手にしないことが、ツェランの死者に対する想い、詩の姿勢だったってことでしょうか。

アドルノは「アウシュヴィッツの後に詩を書くことは野蛮だ」「アウシュヴィッツ後のすべての文化は、それに対する痛烈な批判を含めて、すべてゴミ屑である」と言いましたが、ツェランはひどい体験からも、ドイツ語からも逃げないで、生涯をかけてそれに答えていきました。

ツェランの詩はただでさえ重いんですが、その中の「薔薇」がカフカの小説を下敷きにしていて、実は「傷口」のことなんだという解釈は、読むのがさらにつらくなっちゃいますね。
でも、気になる作家や哲学者には手紙を送ったり会いに行ったりして、意外に社交家だったんだとわかりました。

ツェランの蔵書から引用の典拠を探り当てる作業は膨大で、著者は15年を費やしたそうです。その根気と根性に敬意を表したいです。
 

[415]ふるる[2011 12/05 21:29]木立 悟
映画「ミッション:8ミニッツ」

観てきました。列車爆破テロの犯人を見つけるために、被害者の一人である男性の「最後の8分間」に何度もアクセスするというお話。B級SF+犯人探しかと思って観ていたら、まさかのロマンス&涙!
最後らへんの、ストップモーションで泣いちゃった。監督さんうまいなあ。
主人公である、調査を任された軍人さんが、「あと1分の命だったら何をする?」と何度も問いかけるんです。(自分は列車の中では、あと8分の命だから)
喧嘩したままの親にごめんなさいを言う。好きな人に好きって伝える。そういうことですね。逆に言えば、それをやっとけばわが人生に悔いなしということかな。sage
 

[414]ふるる[2011 10/09 00:44]
映画「猿の惑星 創世記」

観てきました。どうして猿が人間を支配するようになったのかというお話。そりゃないわーという突っ込み所は多いものの、なあるほど。というストーリーでした。賢くなった猿が人間を嫌って支配したというわけではないんだな・・・。自業自得というか。人間の愚かさ浅はかさに対する警鐘という感じ。
知性って何だろう・・・と思いました。頭のいい人たちが作って管理してた原発がああなった今となっては。知性によって生み出されたものを安全に管理する知性というものは、ないのか。映画でやってた人類の危機も、大いにあり得るし。お金儲けや好奇心というものに特化した知性ではなく、安心・安全に特化した知性を育てる方法ってあるのかな。
主人公のお猿さんが賢くなって、苦労しているうちに色々考えはじめ、次第に顔がきりっとしてくる過程が見所です。sage
 

[413]ふるる[2011 09/19 12:38]深水遊脚木立 悟
行ってきましたポエケット

ポエケット、無事終了いたしました。今年はいつもよりも出店数が少ない感じで、おなじみのところもなかったりして、ちょっと寂しかったけど(その分、広々で売る側はよかったけど)色んな人にお会いできてよかったです。
詩誌はぼちぼち、詩集は奇跡的に5冊売れまして、ほんとうにありがたいことです。もう泣きそう。
ポエケットのイベントで、渡辺玄英さんとヤリタミサコさんの対談があったのですが、その中で、
「震災以降、公的な正義の言葉(がんばれ日本とか)が幅をきかせて、個人の欲望や本音の言葉が抑えられてしまっている」
「震災以降、詩人や歌人は言葉を失ってしまったが、それときちんと向き合わなければならない」
という事を対談していて、そうだよね・・・と思いました。
私も震災後から詩がほとんど書けず、今出しているのは以前書いたもの。
でも、「書けない」で終わるのではなく、何でかとか、どうするのか、ちゃんと考えないとな、と思いました。
たぶん、怖いんだと思う。
震災以降、どの言葉が誰をどんな風に傷つけてしまうのか、分からないから。
もちろん、今までだってそうなんだけど、今までは、ある程度、無邪気に無神経に書いてても許される状況だったんだと思う。でも、かわってしまった。

あとは、今まで持っている言葉では到底あらわせないような現実、津波や原発の事故が、毎日のようにTVで流れて、困ってしまっているんだろう。
「かなしい」とか「たいへん」とかじゃあもう、ぜんぜん、ぜんぜん、間に合わないんですよ。

でも、それで書くのをやめちゃってたら、今までさんざん詩にお世話になっといてそりゃないじゃん?って詩に言われると思う。
 

[412]ふるる[2011 09/13 14:25]唐草フウ


同人詩誌『反射熱』第7号が、できあがりました〜!
今回は、5月に惜しまれつつ閉店した高田馬場Ben's Cafe(ポエトリーリーティングイベントを第3、4日曜に開催していた)のリポートあり、大村さんの震災・反原発メモあり、岡部さんの連載「幽霊の詩学・4」あり、同人の詩作品は、いろーんなタイプがありの、充実の内容!
さらに私の詩集の書評を、詩集読むよりこちらを読んだほうがいいんじゃないの?というくらい的確かつ温かく、岡部さんが書いてくださっているというハートフルな一冊。
同人メンバー
・伊月りさ・大村浩一・岡部淳太郎・神山倫・佐藤銀猫・遠海真野(ふるる)・葉月二兎・服部剛
 

[411]ふるる[2011 09/07 00:29]唐草フウ木立 悟
この夏は・・・

手遊びや親子遊びのイラストをお願いされて沢山描いたり・・・ある方の詩集の表紙のイラストを描いたり・・・とある企画に参加させていただき、それはまだやってる途中で・・・参加から一年すぎても実現されない詩誌もあり・・・(うさぎ漫画だけど)
やがては終わってゆくものなのですね。

おどる赤ちゃん



これはよくやりました。


 

[410]ふるる[2011 09/06 21:37]森の猫mizu K唐草フウ
鹿児島と熊本の阿蘇山へ行ってきました。
これは、阿蘇山の火口付近です。有毒危険の二酸化硫黄入り(ちょっとね)の煙がもくもくあがってました。地層がいろんな色で、すごくきれいでした。



こっちは有名な滝があるというので、カーナビで行ったら滝の上に連れて行かれました。
確かに滝に一番近い場所だけど!上から見てどうする。と笑いました。


 

[409]ふるる[2011 08/07 23:01]木立 悟深水遊脚
<<放射線・放射性物質について>>

原発差別というのがあるそうです。福島県から来た人や車が「よそへ行け」と言われたり、ホテルの宿泊を断られたり。

放射線を浴びた人に近づいても、うつったり、放射線を浴びる事はありません。
(避難されている方が浴びているという意味ではありません。それは人それぞれというものです。なのに、一律避難されている方に対してその疑いをふりはらえない人がいるとして、正しい知識があるならば冷静になれるはずと思って書きます。)
ものすごく大量に中性子線を浴びるとその物質が放射化(放射線を出す物質に変わる事)することはありますが、それほどの量を浴びたら死んでしまいます。物質の放射化を起こすのは大量の中性子線だけです。今出ている放射線で高い数値を示しているのは、ヨウ素やセシウムが出すベータ線やガンマ線です。それらはエックス線と同じように身体を通り抜けるだけで、たまったりしません。

また、放射性物質を体内に取り入れた人の側にいても、放射線を浴びる事はありません。
(避難されている方が取り入れているという意味ではありません。)
甲状腺がんの治療で放射性ヨウ素を投与した時はその患者が放射線を出しますが、(そしてすぐに出なくなります)投与されるヨウ素の量は今空気中や水の中に出ている量と比べて1千万倍とかケタが違います。参考:「team nakagawa 2011年4月15日ブログ 放射線はうつるのか?」http://tnakagawa.exblog.jp/15272526/

また、放射性物質が衣類や身体についている場合も、払ったり、水で洗ったりするだけで落ちます。(避難されている方についているという意味ではありません。)
集団で避難されている方々、つまりだいたいの人が放射性物質がついているか調べるスクリーニング検査を受けていますし、ついていても大気中と変わらない、心配ない量じゃないかなーと思います。(これは、服や人体に大量についていた、つまり高い放射線が検知されたという発表はないので、こう思うしかないと・・・)もし体内に入ったとしてもセシウム137の有効半減期は約70日、ヨウ素131は7.6日です。(ちなみにストロンチウム90は18年、コバルト60は9.5日、イットリウム90は64時間です。さらに、どんどん取り入れたとしても身体に入れる量は決まっていて、永遠に増え続けることはありません)

進化の過程で、生物たちは自然界の放射性物質と闘ってきて、生き残りの子孫である我々もそれをあまり体内に蓄積しないしくみになっています。

安心しすぎもよくないけど、心配しすぎもやっぱりよくないです。

参考文献は以下です。

『原発事故緊急対策マニュアル 放射能汚染から身を守るために』
日本科学者会議福岡支部核問題研究委員会 編 ?シナノ 2011.4

『原子力事故自衛マニュアル その時すべきこと、絶対してはいけないこと』
事故・災害と生活を考える会 著 ?青春出版社 2011.4

『改訂版 放射能そこが知りたい』
安齋育郎 ?かもがわ出版 2011.4
 

[408]ふるる[2011 06/30 23:47]木立 悟唐草フウ

行ってきました「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」アンドリュー・メロンというアメリカの大富豪が私財を投じて作ったどでかい美術館です。その子どもも遺志を受け継いで、美術品を収集、寄贈、一般の人も色々寄付、寄贈と、アメリカ市民みんなで作った美術館。
色々あったけど、かわいかったのはこちら。
メアリー・カサットという、今もアメリカでとても人気のある画家の描く子供。手のぷっくり加減が絶妙です。↓「浜辺で遊ぶ子どもたち」


クリアファイルの白いバラは、ゴッホ作で、亡くなる少し前に描いたものだとか。この絵がめちゃ爽やかで、緑も色々な緑で、ゴッホは黄色や青だけじゃなく、緑を描くのも優れていたんだー。いやいや、「アルルの寝室」なんかは、色んな色が喧嘩せずに調和しているし、ゴッホこそ、色にリズムと厚みを与え、決して妥協も迎合もしなかった、色彩の頑固職人。と思いました。この絵を見るだけでも、行く価値ありと思います。
 

[407]ふるる[2011 06/06 14:12]木立 悟高梁サトル
行ってきました「第24回東京国際ミネラルフェア」
鉱物、隕石、化石、琥珀や珊瑚、人工石などの国内外のお店が一同に介するミネラルフェア。久々に行きました。
今回は地震を懸念して、特別展はなしでした。人いっぱいいた。綺麗だし、面白いしで、4時間くらいぐるぐる回ってました。買ったものなど。
バイカラートルマリン。わかりにくいけど緑とピンクです。


ペンタゴナイト。五連晶をなし、断面が☆に見えるそうですが、小さすぎてわかりません。


ファントム水晶。水晶ができた上にまた水晶ができると、こういう模様が中に入ります。


蛍石。紫外線をあてると青く光ります。


紫外線をあてたところ。


水晶です。スイス産。


おまけでもらったブルートパーズ。長く蛍光灯にさらすと、ブルーがなくなっちゃうそうです。


エジリン輝石。どの角度から見ても面白いんです。


 

[406]ふるる[2011 05/04 17:46]
GWは・・・

GW中はどこも混んでるので出かけません。手作りブームが到来し、マスコットを作りました。RPGゲームのテイルズオブグレイセスのキャラクターです。縫い目が雑ですわ。武器とカレーは息子が作ってくれました。

ソフィとアスベルとカニタマとマーボーカレー


武器を装着したソフィ


アスベルとマーボーカレー


 

[405]ふるる[2011 04/30 20:51]
放射線や放射性物質についての誤解

が色々あるようなので・・・。
うつるとか、多分、「原発周囲の瓦礫が高い放射線量を持っていて」という報道からだと思いますが、物質の放射化を起こすのは大量の中性子線だけですので。そして放射化しても放射線を出し続けてやがて安定した物質に変わっていきます。『改訂版 放射能そこが知りたい』安齋育郎 ?かもがわ出版 2011.4
参照です。
内部被曝や放射性物質についても、微量なら問題ないです。もっと大量の放射性物質を撒き散らした、広島や長崎の原爆の爆心地近くにいて、放射性物質を浴びて、そのまま地方へ避難した人がいたとして、その人の近くにいた人が被曝した、あるいは被曝患者の治療にあたった医師や看護師が被曝した、などということはなかったわけですので。

無知による不安や潔癖症的ヒステリーで避難している方に当り散らすのはよろしくありませんね。

とはいえ、私も調べたり理解するのに結構時間がかかりました。あと、誤解を与えないような書き方にしなければいけないので、難しいですね。
私のような一般人でなく、専門家や政府がちゃんとこういうことを新聞やCMで言えばいいのにと思うけど。
 

[404]ふるる[2011 04/24 20:39]木立 悟
行ってきました「シュルレアリスム展」

シュルレアリスムは「生を変える」ことを目的とした思想で、表現方法は様々なのでした。
デュシャンの、普通に使ってる物を展示したっていう作品や、ミロ、ピカソ、ダリ、マグリット、キリコ、ピカビアらの作品や、コラージュやエログロなど、まさに現代の美術には欠かせない驚きへの探求や新しい価値観の提示が沢山ありました。

思ったのは、絵って実際の大きさも大事だなってこと。大きな絵の迫力込みで見ないといかんなと。あと、上手い人は変な絵描いてもやっぱり上手いなあとか。

イヴ・タンギーという人のがよかったです。
淋しく、優しく、不安で、穏やかな感じでした。

イヴ・タンギー「夏の四時に、希望・・・」
黄色いお豆に鼻毛みたいのが生えてる。



ヴィクトル・ブローネル「狼-テーブル」


この人のも、色々な作風で面白かったです。
心の妙なところを刺激され、内心笑いながらがら観ていた。ほんと、変よ〜

会場で買った雑誌「芸術新潮 シュルレアリスムそうだったのか宣言」もよくまとまっててよかったです。
 

[403]ふるる[2011 04/11 16:47]唐草フウ
無理をしなくていい

震災については、人それぞれ、日によって、受けているショックの度合いが全然違うので、それぞれが自分の中だけで、無理をしないでいればいいと思います。
普通にしたいことをすればいいとは思うのだけれど、何かちょっと言い訳してみたり、理由を探してみたり、なんだりかんだり・・・。
言い訳なんかしたら、自分にも、相手にも、したことにも、失礼なことになっちゃわないですかね。
でも、しょうがないとも思う。
だって、こんなこと、初めてだもん。
大きな災害と、大きな事故の二つが同時に起きて、今どういう状況なのかもまだ把握し切れてないし、だから将来の見通しもほとんどたたない。
そしてその切羽詰った感に、すごく地域差や個人差がある。
こんなことって、どうすればいいのかわからない。
落ち着いて、慌てて前を向きっぱなしで猛進しないで、いいこともわるいことも忘れずに、全部持って行かなくちゃと思う。
sage
 

[402]ふるる[2011 03/13 22:13]唐草フウmizu K
トップにも書きましたが、この非常事態にデマのチェーンメールってよくないです。
善意でまわす人がほとんどなだけになかなか止まらない。でも、一番欲しいのは「確かな情報」なので、メールを控えるのも善意の一つです。
 

[401]ふるる[2011 03/11 20:17]深水遊脚唐草フウ
地震、だんだん揺れが大きくなって怖かったです。私のいるところは震度5強でした。
我が家はダンナが災害対策に熱心で、全ての家具は壁に縛り付けるかつっかい棒をするか地震対策用ゲル状の敷物の上に設置してあるので安心感ありました。
みなさんもこの機会に是非どうぞ。sage
 

[400]ふるる[2011 03/04 09:26]木立 悟
鳩のおしゃべり
1+・・・・・
オカリナ、フルート、ハープ、チェンバロ、トランペットの順に演奏する楽器が増えていきます。
 

[399]ふるる[2011 02/28 17:13]唐草フウ
というわけで、下記のDSソフトで作ってみた曲です。パソコン上の再生ソフトにドラッグしてみてくだされ。
うさぎのレストラン
荒野の一人ステージ
宇宙人との会話
子象の遠足
夜と海
 

[398]ふるる[2011 02/21 14:12]唐草フウ
お久しぶりです。

最近は、DSソフトの「『大合奏!バンドブラザーズDX』に激ハマリ中です。
作曲ができると聞いて買ったのですが、本当にできます。基本のコード(和音)が入っているので、それをよくあるコード進行でつなげて、リズムを入れて、メロディーをくっつけたらできあがりです。コード進行の本も借りてきてちょっとはトニック・サブドミナント・ドミナント、とか5度圏とか勉強しましたが、役立てているとは言えず・・・。
コードはばらつき度(回転)も選べるし、自分でも作れます。楽器も多種多様で、音色やビブラートの強弱も設定できて、テンポも小節ごとに指定でき、変調ももちろん思いのままです。音の大きさは一定なので、こまかい強弱はつけられませんが。
うーんすごすぎる。
あと、カラオケ機能もあって、DSのマイクに向かって歌うとエコーがかかります。カラオケは自分でも作れて、歌詞を音符にくっつけていくと、曲に合わせて歌詞がちゃんと出てくるんですよ〜。
こりゃ当分飽きないね!
 

[397]ふるる[2011 01/31 23:22]
「ソーシャル・ネットワーク」

映画みました。フェイスブックが実名写真付きSNSなのにびっくりしました。個人情報ダダ漏れじゃないですか!いいの?
いいらしく、あっと言う間に世界に広がり、利用者5億人、26歳の開発者は今や億万長者だそうです。
天才の近くにいるのは疲れるなあ〜というのと、友人間でのお金の貸し借りはやっぱよくないよね!でした。
あと、あちらには選ばれた人しか入れない「クラブ」というのがあるらしく(日本にもあるのかな?)選民思想ぽくて嫌な感じでした。
役者はみんな上手くて、テンポもよくて、よかったです。sage
 

[396]ふるる[2011 01/10 01:03]木立 悟
『辺境生物探訪記 生命の本質を求めて』
長沼毅 藤崎真吾 著
を、読みました。

辺境生物学者とSF作家の対談集です。
南極、深海、砂漠、高温、低温、乾燥、微生物はどこにでもおりますね。
アミノ酸にはL型とD型があって、地球上の生物はL型ばっかりしか使ってないけど、D型生物を発見できたら、宇宙人発見と同じくらいすごいことだとか、放射線がなんでよくないかというと、直接DNAを傷つけるわけではなく、体の水分のイオンが活発になり過ぎちゃってDNAを壊しちゃうからだとか、(だから乾燥状態になれるクマムシなんかは放射線にすごく耐えられる)色々ほほ〜でした。あと、水陸動物を全部集めると100億トンくらい、対して全微生物を集めると何兆トンにもなるらしいですよ。さらに地下にも何兆トンもの微生物がいて、地球はまだまだ安泰ですね〜。人類が滅んでも、その時地球がどんな環境でもバトンタッチOKという気がします。
あと、生命が何で存在しているかというと、エントロピーを増大させるためではないかと言ってて、つまり、生命にはものを壊して風化させる作用があって、恐竜にしても人間にしても、環境破壊というかものを酸化させてばっかだよね、しかも加速してるね、という。結果、エントロピーは増大して、宇宙は冷え冷えのところとそうでないところになるという。
とか、いずれは炭素ベースの生命からケイ素ベースの生命に入れ替わるかもとか、さすが生物学者、炭素ベースの人間を全然特別視しておりません。
sage
 

[395]ふるる[2011 01/09 21:12]唐草フウ


今年もよろしくお願いいたします。
 

[394]ふるる[2010 12/02 09:23]
手作りならではの・・・

古月さんが編集・製本を手がける詩誌『空想』に今回はちまちませっせと作った豆本を入れていただいた。
詩の後に豆本の入った袋をくっつけていただきました。ありがたや!
もういっこ、手作りならではのしかけがある「る」さんの作品。これは怖い!!けど、上手い!!とうなりました。どんなかは読んだ方のお楽しみ。四号は、またまたすごい個性の振れ幅が楽しめる一冊となっております。



 

[393]ふるる[2010 11/24 09:46]木立 悟
美術展

お久しぶりです。
「アンドリュー・ワイエス展」と「ゴッホ展」に行きました。ワイエスは、素描が多かったけどものすごい上手さで、素描で衝撃を受けたのはピカソ以来なんですが、とにかくすごかった。一枚の作品を仕上げるのに何枚も習作があって、またそれが家の壁なんかで、間隔がミリ単位の細い線を無数に書いている。才能って、つまんない作業や練習が本人にとっては喜びで、繰り返しできることだなと改めて思いました。
ゴッホは逆に、さほどデッサンとか上手いわけではなく、でも、形より色の人なんだとよく分かりました。浮世絵の梅の枝とミレーの種をまく人が合体した絵もあった。ゴッホ、ミレー好きだったんだ。アルルの寝室が再現されている場所があって、秘密基地みたいでよかったです。
↓ゴッホの「サン=ミレの療養院の庭」アニメっぽい色使いでした。ここが源流かも!


↓展覧会には出てなかったけど、葉書売ってた。ワイエスの「Winter 1946」ワイエスは、孤独ってものをすごくうまく描きますね。


sage
 

[392]ふるる[2010 10/18 11:43]
獣の奏者エリン・・・

『獣の奏者エリン』上橋菜穂子 探求編・完結編 読みました。
うーん、よかったんだけど、作者のメッセージにはすごいうなずけるんだけど、いまいちエリンの苦悩が伝わってこないというか、結局私の中に、「何で王獣と闘蛇だけが特別扱い?牛や馬は飼ったり食べたりしていいんか?」という疑問があるから、根本が合わないんだと思う。
あと、相変わらずエリンその他の甘さが鼻につく。
「私一人が命を捨てればうんぬん」とか言った時点で、結婚や出産はあきらめるべき。万が一の時が起きた時、残される家族はどーなる。百歩譲って好きなんだからしょうがないとしても、子供を猛獣飼育の職場に連れて行くわ、慣れさせちゃうわ、もっての他じゃ〜!!エリン、あんな大怪我しといて、まだ懲りないか。
さらに、責任逃れはしたくないとか言うけど、息子もその責めを負うだろう(世間が許さない)ということを、考えてないんだろうか・・・。お母さんは俺が一番じゃない!と子供がキレるのも分かる。
20歳で結婚だから、しょうがないか・・・。sage
 

[391]ふるる[2010 10/07 03:44]唐草フウ木立 悟


たこ焼きが恋しい季節になりました。
 

[390]ふるる[2010 10/02 15:02]
「小さな村の小さなダンサー」

という映画を観ました。毛沢東時代、ばりばり共産主義時代の中国で、バレエダンサーになって、アメリカに研修に行ったら帰りたくなくなって、国か自由なバレエか悩んで泣く泣くアメリカに亡命したリー・ツンシンのお話。
今まで、バレエのよさってよく分かってなかったのですが、主演のChi Caoがかっこよく、身体が野生動物みたいにバネがあってきりっとしてて、その野生動物が飛んだり跳ねたりぴたっと止まったり。これはステキ!!と思いました。野生を自由に操りたい、一種盆栽に通じるものがあるなあと思ったり。
好きな役者のカイル・マクラクランが出ていたのも嬉しかったです。

映画のワンシーン。ドンキホーテを踊っているところ。↓
http://www.youtube.com/watch?v=h0OD3IFBvIE&feature=related
 

[389]ふるる[2010 09/18 00:21]


一次方程式・・・
を、子供と一緒に勉強しなおしていますが、やっぱり分からない。条件が色々ある文章問題から式を作れない。アホだー。そうだ・・・学校の数学でも受験でも、一次方程式は捨てたんだった。もう学校行かなくていいのが嬉しすぎます。
 

[388]ふるる[2010 09/17 23:50]唐草フウ木立 悟


お題は「ぷよぷよ」

こちらのスペース、画像が100枚から一気に1000枚までUPできるように!すごい大盤振る舞い。鵜飼千代子さんが片野さんにお願いして下さった。私も色々消す前にお願いすればよかた。
 

[387]ふるる[2010 09/17 23:28]唐草フウ


記憶スケッチ。お題は
「取れた首を追いかけるアンパンマン」
 

[386]ふるる[2010 09/04 14:34]唐草フウ


mixiの記憶スケッチ
お題は「やる気のないあんぱんまん」
 

[385]ふるる[2010 08/27 10:12]北野つづみ木立 悟
オニクマムシ 意外と動きが速い
トゲクマムシ モタモタしてた

今やすっかり最強の微生物として知られているクマムシ。ある条件下で乾眠に入り、その後条件がそろえば動きだすってだけだから、冬眠とさほど変わらないのかなとも思うけど。息子の夏休みの自由研究で観察できました。近所の苔にいた。でも2匹だけ。0.1mmほどなので、見つけるのがすごく難しい。横向きの、脚が見える写真を撮るのが至難の業でした。本も2冊ほど借りてきました。深海にいるという、飾りのいっぱいついたクマムシを見てみたいなぁ。
その他の微生物もけっこういて、生命活動は地球上ではごくありふれた自然現象なんだなと思ったり。ヘンだけど、健康だから死ぬんだなと思ったり。sage
 

[384]ふるる[2010 08/15 23:47]
『アメリカ現代詩を読む』金関寿夫

も、読んでいます。……とある蛙さんのお勧めです。こちらは、詩そのものというより、詩人の人物に迫りつつ、詩も語るという感じです。エズラ・パウンドはすごく面倒見のいい人で、イマジズム運動も後からやってきて先頭に立っちゃうような人なのに、人間的にはあんまり尊敬できない人だったんだー。でも、ギンズバーグが晩年のパウンドに会って、いろいろ喋ってて、パウンドが「私の最悪のまちがいは、あの了見の狭い反ユダヤ主義だよ」と言って、ギンズバーグが「ああ、あなたからその言葉をきくのはすてき(lovely)だ・・・」と答えたとか。後悔している人を下手になぐさめるよりlovely。あと、アメリカ・インディアンの詩についても、初めて知りました。著者の文体も中々サービスがきいていて、「まさに驚天動地のことといっていい」とか「むしろ敵は本能寺にある」とか、ね、読者を飽きさせないようにという心遣い。
もう一個、あううと思った一文を。
「たしかサルバドール・ダリが言った言葉につぎのようなのがある、『<彼女の頬はバラのようだ>と最初に書いた男は詩人だったと言えるかもしれない。だが二度目にそれを書いたやつは、ただの莫迦者だ。』同感である。」
莫迦決定・・・orz
sage
 

[383]ふるる[2010 08/12 11:49]
『アメリカの詩を読む』 川本 皓嗣

を、読んでいます。氷水蒸流さんのお勧めです。
今半分くらい進みましたが、分かりやすい上に、紹介されている詩の、どこがどうすごいのか、面白いのか、丁寧に解説してあって、英語詩の読み方も分かって、とってもいいです!
英語詩の音楽性で、アクセントによるリズムが大事、っていうのを初めて知りました。
簡単に言えば、行進曲か、ワルツか、四拍子か、っていうようなもの。ワルツは強・弱・弱の繰り返し。詩ではもっと複雑ですが。基本には「弱強四歩格」みたいな決まりがあって、それを崩したり、アレンジしたり、もっと自由にしたりする。そうか、アクセントか・・・。だからやたら長かったりしても、聞く方は心地よかったりするんでしょう。
これを読むと、翻訳された詩で、原文が載ってないっていうのは、もとの詩の魅力の三分の一くらいしか分からないんだなって思います。日本語にはあんまりアクセントないからね。
 

[382]ふるる[2010 08/06 21:44]
現代詩とポエム、紙媒体詩とネット媒体詩、深い詩と浅い詩

という二項対立があると言うのを聞くと(実際はどうだか知らない)、ジジェクの言ってた「差別はなくならない」というのを思い出します。「これがなければもっとよくなるはずだ」という幻想があって、排除すべき「これ」が差別の対象になる。「これ」は実は何でもいい。もっとよくなるはずだなんていう幻想がなくならない限り、差別もなくならないんだって。
単純なところで言えば、自分の属するグループを良く言うために、他のグループを貶めて言う、というのを日常でもよくやりますね。それをやらないグループは、停滞していない、変化を恐れない、いいグループだと思う。逆に、自分の好きなことをほっぽらかして他のところの悪口言ってるようじゃあ、未来は見えてる。sage
 

[381]ふるる[2010 07/28 11:31]
ベケット『モロイ』安堂信也訳

が、面白いらしいのでぱらぱら読んでます。
なんかよく分からないんだけど、面白いところが色々ある。この面白さって、そう、思ったことを全部口に出しちゃう人の面白さだなって思いました。あと、変なことにヘンにこだわる人とか。抜粋します。↓
「私はワイシャツを着るのに四つの方法を使った。前を前にして表と、前を前にして裏返しにと、前を後ろにして表にと、前を後ろにして裏返しにと。そして、五日目にはまたはじめからやり直した。それは、できるだけもたせたいと思ったからだ。だが、そうしたことでもちがよかっただろうか?わからない。とにかくもった。」

このほかにも偏執狂的にくっだらないことを延々と述べる箇所が多々あり、こんな人が現実にいたら「バカ、バカ、バカ」と言っていじめまくりたい。そんなヘンな気持ちにさせられます。
sage
 

[380]ふるる[2010 07/28 11:13]木立 悟
MOVIEぴあ『借りぐらしのアリエッティ』特集

を、読みました。監督はスタジオジブリのアニメーターから抜擢されたんだとか。その時は「作品に込める主張や思想がない」と言って固辞したらしい。それでいいじゃん。最近思うのは、あまたある主張や思想には手垢がついててもう真っ黒けだから、むしろその辺にあるものをなるべくフラットな目線で、大事に愛おしく書くのがいいんじゃないかってことです。表現と言われるものも、そういう流れになってきてると感じるし。まあそういうのも一つの思想なのかもしれないけど。
あと、宮崎駿がインタビューで、「浮世絵が50年で終わったからアニメも50年で終わるんじゃないか」と言ってるところ。アニメのエンターテイメントという側面では、確かに臨界点に来ていると思う。冒険できないって感じ。面白いは面白いんだけども、商業と密着しすぎちゃったのかな。
sage
 

[379]ふるる[2010 07/26 09:23]
映画『借りぐらしのアリエッティ』

観て来ました。いつものジブリ映画の、活劇とびっくりと笑いを半分に抑えたような、時間も1時間半と少し短く、その分、穏やかないい雰囲気が流れる映画でした。物足りないと感じる人もいるだろうけど、私はああいうのが好きだなあ。人間の男の子と、アリエッティのお父さんの声がよかった。
物語の中の小人って、なんだろうとつらつら考えて、虫目線に憧れるというのと、普段忘れがちな、虫とか小動物とか、自分より小さいものが沢山生きているということの驚きと、それをうっとり見つめる視線の表れなのかなーと思ったりしました。
佐藤さとるの「コロボックル」シリーズとか、安房直子の「ハンカチの上の花畑」とか、セルマ・ラーゲルレーヴの「ニルスの不思議な旅」とか思い出して懐かしかった。
 

[378]ふるる[2010 07/16 22:42]
ヨルノテガムさんへ

こんばんは。
フォービズムは現実にはない色派ですね。すぐに終わってしまったらしいですが。
いいですね、子どもさんとお絵かき。色んなことを知ってしまうと、楽しくなくなっちゃったりしますね。私も年食いましたw
 

[377]ヨルノテガム[2010 07/15 01:04]
こんちは
僕も フォービズム派です 感覚、色 なんですね
>楽しそうっていうのもいいんじゃないか
僕も最近 教室の小さい子どもさんと絵を描くのですけど 楽しむということに関して 天才的な子がいて こっそりと自分で自分を反省したり 考えさせられたりしますね

絵を楽しむ感覚を改めて 思い出させられるというか・・・
そういうことを良く考えて行動し表現をしていきたいと 常々思います(←年食ったw
 

[376]ふるる[2010 07/10 23:41]
オルセー美術館展

に、行ってきました。平日なのに、めちゃ混みでした。モーリス・ドニという人のが良かった。ナビ派という、絵は秩序と色である、と主張した人達の一人。
ドニの代表作といわれる絵はのっぺりしてて、日本画風です。色と形のバランスがとてもいい。筆致はこってりもふんわりもしておらず、ほとんど装飾に近い。これが後のフォービズム(感覚、色!)やキュビズム(視点!形!)となっていきます。こういう詩、書きたいな・・・ものや感情じゃなくて、秩序と色だけ、っていうの。きれいだし、落ち着く。秩序はいいけど、色の部分がね・・・。うーん。sage
 

[375]ふるる[2010 07/10 22:58]
詩集の感想

を、謹呈しました方々から一言、二言頂くことがありますが、「楽しそうに書いてますね」というのが多いのです。なるほど。実際、詩を書くのは楽しいです。思いがけない場所にぴゅっと連れて行かれることがある。気をつけてないと、怖い面もありますが。
先日、オルセー美術館展を見に行った時、アンリ・ルソーの絵を見たんですが、「楽しそうに描いてるなぁ」と思ったんです。色がすごーくきれいで、あのきれいさ、本物見れてよかったな、描き方も丁寧で、絶対この人、葉っぱの一枚一枚、草の一本一本、にやにやしながら描いていたに違いない。見ているこっちも嬉しくなりました。ルソーは評論家からはド下手糞とさんざんに言われたけど、でも、好きだったし、自分の絵に自信もあったからやめなかった。
楽しそうっていうのもいいんじゃないか(他に感想ないとも言うが・・)。と素直に思います。sage
 

[374]ふるる[2010 07/09 08:48]
『江戸川柳』三省堂編修所

を、借りて読んでます。へえ〜と思ったもの。

・恋婿の下着はみんな直しもの
昔は、好きな男性に、女性は自分の着物の仕立て直しを肌身に着せたがったそうです。

・拍子木で捨て子の股をあけて見る
捨て子は、男か女か確認して役人に報告しなければならなかったそう。夜回りの人が手馴れた感じです。よく捨て子があったってことか。

・取揚げ婆供を割ったがきついみそ
「きついみそ」は「自慢」の意、だそう。
お産婆さんだけは、大名行列の供を横切っても許されて、それが自慢だ、という。
今の「救急車、赤信号通ります。」みたいなものかな?

他にも、面白いのいっぱいありました。
 

[373]ふるる[2010 07/07 10:47]
ヨルノテガムさんへ

こんにちは!
フォントや表紙は、個性を出すのが嫌なので、なるべく普通の感じにしました。下手に出したら、絶対数年後古くなると思って。
次回はカッコエエ感じにしたいです(^^)
手書き感や雑な感じというのは、よっぽど上手くないと、単に汚くなってしまいますね。私などまだまだです。。。
 

[372]ふるる[2010 07/07 10:39]
りこさんへ

こんにちは。コメントありがとうございました!
高校受験で時差をやるんですか。忘れないようにしなきゃですね。
英語は丸暗記が一番の近道らしいですが、面白い文章だったらいいんですけれどね(^^;
 

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