砂利道を歩いていたら駐車場に入り込んでいた
小さなアパートからぼんやりと光が放たれている
こちら側に足を向け男が寝転んでいる
手には携帯を持っているようだ
テレビがついていてちらちらと画面が動 ....
−詩に没頭してるオトナって、やばくない?
そうそう。ある意味ね。

−だから学生さんとかが、ばーっとイベントとか、やればいいんだよね。
−オトナは無理だよ、無理無理ー。

詩を中心としたイ ....
毛むくじゃらの家猫が出かけて行ったきり
帰って来ないものだから
庭の木で啼くスズメの声が
遠慮なく鳴る目覚まし時計で
最近は、誰よりも早く窓を開けて
新しい風を味わう

あめ色の古机の上 ....
宴もたけなわに ぬけだして
トイレで もどすのは
ふつうです 血へどを
吐いては飲みなおすのが
基本ですので
どうしようもないくらいの
空の返還が
わたしに帰ってきた
わたしの唇は青いことでいっぱいになる

空に着歴がある
それは長い長い数列
雲は遠くの蒸気と会話したりするけど
やがて話が尽き ....
 吉岡実が後続の詩人たちに与えた影響は大きい。七十年代以降の日本の現代詩は、吉岡実がいなかったらまったく違った姿になっていたのではないだろうか。
 ここでは吉岡実の『静物』『僧侶』の二つの詩集を中心 ....
紫外線浴びまくって躁?ようっ!つってトカレフでパンっ!ってな抗争状態だってNo 賞ぜんぶちょうだいや
どこまでも広がる海のスレイブ これはすべて塩分?きみがこれまで流したなみだの分 迎えに行くよ
 ....
私が、よく考えることの1つに、作者と詩と読者の関係というのがあります。
関係っていうと、大げさかな・・・。お互いが、お互いをどう思っているか、というの。
それが違えば温度も違うということで・・・。 ....
マンションの地下11階に住んでいる。
このマンションは地上36階、地下12階建てで、築65年くらいになる。
結構古いけど、僕は特に気にならない。どちらにしても親が買ったもので、古いのは当たり前だ。 ....
ぼくがテッテ的にわかっていない
それがともだちを苦しめ
或いはそれが友達をそらにとばせることもあるという

西武新宿線の座席であしを高く組みながらぼくはスケジュール帳をながめて海に行きたいとい ....
 久しぶりに読書に対するエッセイを書きます。
むー、調子悪いからサボリがちですが、ちょっと前にですねえ、「立原道造」さんの詩集を読んだんですよ。
 最初「キャー好きー!」ってミーハーになってました ....
使い方も覚えた
ようやく
夏が乾き
昨日へと遡ってゆける余裕が生まれる
抱えたことのない問題によって
ひとは計られるとするならば
誰も 誰一人として
濃い青空や
水に濡れた感熱紙に
 ....
最近の自分の作品をざっと読み返してみると
(ああ、これは私信だなあ)って、思う。

それが特定の誰かだったり、特定でない誰かだったり
あるいは過去や未来、さらには
時制を持たない自分だったり ....
   http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25813


最初にこの作品を読んでから、いったい何度読み返したか知れません。
どうしてそれほどまでに読み込 ....
えりちゃんのにおいがして
雨がすこしふった
きれいなえりちゃんはふきげんで
ようふくの襟を
ひんまげて

おとうさんはとかげを撫でて
まどを 
すこし開ける


えりちゃんの隣に ....
ぼくがむかし見た、
ユリの花。
もし風のリボンが、
覚めない夢ならば、
きっと明日には消えてしまうでしょう、
魂に関する一切の記録、
涙に関する一切の記憶、
風に揺れる
一輪のユリを残 ....
血を 花を
みどりの草地に散らかして
突っ伏している 兵士たち
風のニュアンスを聞きわけた
鳥は しばらく帰ってこない
家具屋に行った
広いフロアを丹念に見て歩いたが
家具はどれも高くて
困ってしまった
結局小さな置時計をひとつだけ
買って帰ることにした
また時計を買ってきたの?
呆れ顔でそう言う妻に ....
太陽がまわってる。
添い寝していたんだ。
歌っている君がいたんだ。
「バイ・バイって言ってよ。バイ・バイって言ってよん。」
僕は思った、覚えておかなくちゃ。
君の顔をコラージュして、悲しそう ....
雨に濡れるのを忘れた人が、信号の前で返り血を浴びている。どんよりと、ただどんよりと生きていけ。おまえの夜の病はいまだ進行中だ。魚群探知機に映る影の人びと。探そうとしてもけっして探し当てられない影の呼吸 .... 若い友人のところで「公募ガイド」という月刊誌を見せてもらった。じつは昔、創刊号を本屋で立ち読みしたことがあるが、その当時にくらべると、はるかに大判で、しかも厚くなっていた。これ一冊で懸賞生活が営めるぞ .... ひさしぶりの「わたしの感想」。
未詩、独白はのぞいて、わたししかポイントをいれていない作品に感想を書いています。




「りんご」あや01
http://po-m.com/forum/ ....
未開の地に降り立った
巨大なる男根魔人の翼
の陰にひっそりと咲く
可憐な一輪の花のよう
なあなたは道行く人々
の喉元に見境なくその
尖った牙を突き立てる
のだけはお願いだから
もうやめ ....
車の走る音が聞こえていて、「くらい」と「くろい」の境目をさがしています。光る点は、ぼくは、時間とは。かすかに白がぼやけて湿らせた夜、ゆら・ゆれるあふれをせきとめるようにして、すれ違う日々/人々をなぞり .... もし世界が 黙るのならば
わたしは うたおうとおもう
そのくらいしなければ わたしは
この世界では 生きていけない

もし目を瞑っているのに 気づいたならば
できるなら 目を開けたほうがい ....
自転車のペダル踏み、学校を出てすぐに
いつもの、知らないおじさんに携帯で写真を撮られる
足下には、夕焼けが落ちてきて
ああ
影がもしもこのままなくなれば
世界は終わるのではないかと
思いな ....
とどがいます
打ち上げられました
寝ています
どこにも行けません
助けて
なんて頼まない
とどだから
なんだか疲れたので
しばらくここで休みます
ひとりです
ダイヤモンドダスト
 ....
時事や情勢を識っているおとなのあそび。
新聞が事実を伝えることは少ないという
アンチテーゼにも自分にはおもわれてならない。


『現実のニュースをパロディにした諷刺・皮肉』{引用=サイト内よ ....
 
感性に年齢は関係ないか。
と、聞かれたら。やはり「関係はある」と答えてしまうだろう。
 
まだ10代前半の頃、詩(のようなもの)に興味を持ち、作品と言えるほどではないにしても、走り書きのよ ....
ため息が汽笛となり
涙は色の無い雨となり
配膳車で旅をする
乗っているのは
おまえたちというより
俺たち
港町
哀歌
巨大なカウンターに腰掛け
俺たちは
おまえたちの肩を
そ ....
いとうさんのおすすめリスト(1499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
美しくない場所で- チアーヌ自由詩705-6-26
サハラ砂漠の真ん中で- umineko散文(批評 ...8*05-6-26
_臭う家- 千月 話 ...自由詩18*05-6-25
そろもん(宴会の話)- みつべえ自由詩405-6-25
空の形- tonpekep自由詩45*05-6-25
吉岡実(奇怪な絵画)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...9+*05-6-25
営業フリースタイル- 馬野ミキ自由詩705-6-24
作者と詩と読者の関係について(ネットの詩の温度差)- ふるる未詩・独白8*05-6-24
窓の外- チアーヌ散文(批評 ...505-6-23
ファイブ- 馬野ミキ自由詩9*05-6-23
読書は詩書きの栄養SO?- 木葉 揺散文(批評 ...6*05-6-23
ボート・デイズ- 吉岡孝次自由詩805-6-22
空に星座を描くように- umineko散文(批評 ...10*05-6-22
たもつさん「十階の家族」を読んで(感想文)- ベンジャ ...散文(批評 ...605-6-21
なぐ、じかん- はな 自由詩11*05-6-20
ユリについて- 青色銀河 ...未詩・独白205-6-20
そろもん(鳥の話)- みつべえ自由詩305-6-19
- たもつ自由詩1105-6-19
エム・アイ・シー・イー、わたしにはそうおもえる- 渡邉建志未詩・独白3*05-6-19
蒸し焼きの雨- 岡部淳太 ...自由詩37*05-6-18
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻__其 ...- 肉球マニ ...散文(批評 ...305-6-17
わたしの感想_6- チアーヌ散文(批評 ...105-6-15
10W×56L- 大覚アキ ...自由詩205-6-15
そうして積もっていくのなら- nm6自由詩1105-6-15
天空のドオム- 第2の地 ...未詩・独白1005-6-15
パプリカ- みい自由詩1705-6-13
とどがいます- チアーヌ自由詩2805-6-13
『虚構新聞社』- 佐伯おすすめリ ...8*05-6-12
スローモーションで行けばいい- 望月 ゆ ...散文(批評 ...16*05-6-12
演歌- たもつ自由詩1005-6-10

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