ふでばこを開けると
アフリカの草原が広がっていて
夕日に向かって一人
お相撲さんが
四股をふんでいる
何故あの日
僕はふたを閉じてしまったのか
守るべきものなんて
まだほんの少しだ ....
夕暮れに出会ったあなたと
お酒を飲んで
煙草を吸って
ホテルに行って
セックスして
テレビを見て
お水を飲んで
別れた

通りをふらふら歩いていたら
太鼓の音がぼんぼんぼんと
聞 ....
いつでも石を
なげつけ られたがる
ひんぱんに騒ぎを
おこさずには おられない
そんな人たちの そばでは
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25813

たもつ(敬称略)『十階の家族』。
子どもの夢がどんどん膨らんでいくのは、いいもんです。その夢を親が一 ....

知らない住宅街を
自転車で走っていたら
なんだか怖くて
気がついたら
みんなが家の前に座っていて
ああ困ったな
困ったな
そう思いながら
わたしはペダルをこぎ続けて
前から
 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=37013


うつくしい言葉を残すのはやめろ

ここだけに反応していろいろ書いたらたくさんの人を敵に回し ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=36800


この作品は2連目が一番好きだ。

> 新入生だけが声をききます
> お昼には ....
ジャララ
6月の弾力はぼくらを弾ませる水力が
そこらじゅうで揮発する
近すぎる誤解を向日葵の種の側に埋めたりする

ジャララ
太陽の方角を追い続けていくことも
ぼくらには必要なことかもし ....
すべてが終わると
その町にも銃を担いだ人たちがやってきた
彼らはこの国の言葉や
この国の言葉ではない言葉で話すものだから
町の人々はますます無口になった

少年は喧騒と沈黙でごったがえ ....
 リアリティは必要である。いや、必要なものをリアリティと言うのである。
 現実に欠けているもの―いや、現実には絶えず欠けているものがある―を私たちが求めている、このこともまた現実である。
 現実、 ....
黒砂糖をつかむきみの手で
いきのねがとまるゆめをみた

きみとは一生せっくすなどできず
それでもしぬほどおんなじになりたいせいで
あたしはどんどんきみになり

なぜ、あたしの話がふしぎな ....
2005/05/19の朝日新聞夕刊社会面(東京第4版でp.15)にこんな記事が並んでいた。

・再犯招く心に迫る
・4歳児 虐待され死亡

 上の記事は、6月から性犯罪前歴者の出所情報を法務 ....
トキくんはバリヤーをつくった

トキくんはあたしのためにバリヤーをつくった

あたしがどんなに危険な目にあっても大丈夫ってバリヤーをつくった



トキくんがつくったバリヤーは ....
駒込の地を離れることになった。
愛着を持って、というとそうでもない。ローリングストーンズ。またしても引越しである。一年余りの経過というのはいろいろなことをやり過ごしてしまう。
立原道造記念館もその ....
濡れた鉄塔を越えて

そのままの振動で
ゆがんだステンドグラスを割らないように命は膨張する
このふしだらを運転する技師は
都市にいる幼児のみに聞こえる歌を
アドリブで歌う。

朝刊を配 ....
先日、医療関係の講習会を聞きに行った。
そこで大阪の老舗会社であるM社という会社で顧問医をしていた精神科医の先生の講義を聞いた。
M社は創業20年の総従業員数500名ばかりの会社だった。だった、と ....
双子の兄弟が天秤の右と左に乗った
同じものを食べ同じものを着ているのに
右にのった弟の方が重かった
弟が髪の毛を数本抜いて
ようやく天秤は釣りあった
天秤から降りると
母親は二人の ....
 
 
 
 
夜闇。暗さに光線、たとえばただアスファルトの隆起したひとかけらを照らしている。点は(このままだよ)とささやき、いつしか光の粉をまいて。すふすふと積もり、埃のようにけむりながら少 ....
わたしの恋人は
痩せていて
あまり食べないの
お酒と
煙草と
お刺身が好き
映画と
音楽と
こどもと
カメが好き
たぶん
わたしのことも好き
部屋の中で素振りをしていると
外は激しい雨が降っていて
どこかとても遠いところから
僕の知らない動物の鳴き声が聞こえる

シマウマはたてがみも縞模様なのだと
テレビ番組でやっていた ....
 そのむかし、とーっても若かった頃、何を血迷ったのか「仲間を作ろう!」と決心したことがあった。「やっぱり仲間といえばバーベキューよね」と数少ない友人に頼み込み、仲間集めをしてもらった。私はとても頑張っ .... もしも もしも     もしもし……?


本物の詩人になれたら
うしろめたく感じたり
我儘かな 思たり
苦を知らん 思われたり
ねたまれたり
クレームおもっくそきたり

ずっし ....
色んな人の目に混じる
驚きを踏んづけている気がして困る
そんなに素敵じゃない
夜中のテーブルにはわらびもちがたくさんで
それはとてもすてきだと思って

お好み焼き屋で
天井付近で行き場を ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=24045


顔をあげるともっと広い世界があって、もっと広い世界でまた顔をあげると
もっともっと広い世界があっ ....
めぐりきた
この日はなぜやら 決まって晴れる 蒼い
冥い中天に垂れなびく布帯 黄 紫 緑
八方の声明 太鼓と鉦 衆生の足は土をたたく
たたく
肉焼くにおい 黒ずみはじめた果実の甘露
巡 ....
からだの曲線にそって
あなたは
かんたんなじゅもんなのだと指を折った
てのひらをそっとひらいて
りゆうもなさそうにわらった時
すこしだけ
えんえんとつづいてゆく
朝の風景を おもいだして ....
つぶやきみたいなものです。去年も書きましたが、また変わってきたかも。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉では表しにくい、なにかを感じられるもの。
読んだとたんに、さーっと風だか時間だ ....
太陽とは太陽系のなかでもっとも内包する矛盾が大きい存在だ

くだらない分別
分かる、理解する ということのくだらなさ
そして逃す
逃し続ける
分からなものを逃し続ける
つまり不幸だから分 ....
大きな犬に
吠えられたので
逃げる
逃げると
追いかけてきて
かぶりと
噛みつかれる
そんなことは分かっている
分かっているけど
大きな犬だと
怖いから逃げる
逃げると
 ....
愛情を持ってことばと向かい合う
簡単なようでむつかしい
誰かの作品を読む
誰かの日記を読む
誰かの声を聞く
誰かの

親しみを込めて私はそこに立つ
私の親しみを
だけどあなたは知らな ....
いとうさんのおすすめリスト(1499)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふでばこ- たもつ自由詩1305-6-9
笑顔- チアーヌ自由詩905-6-9
そろもん(ヘルメット着用の話)- みつべえ自由詩405-6-9
おんなのこ、おとこのこ_〜たもつ『十階の家族』〜- 角田寿星散文(批評 ...605-6-7
夜の自転車- チアーヌ自由詩805-6-6
【批評ギルド】『世界』_ハイネケン- Monk散文(批評 ...605-6-5
【批評ギルド】『四月の遊び』_かるや- Monk散文(批評 ...205-6-5
現代詩フォーラムに書く詩人達に捧ぐ「ジャララ」- tonpekep自由詩7*05-6-2
すべてのあとで- たもつ自由詩4705-6-2
リアリズムについて- 守山ダダ ...散文(批評 ...205-5-31
抱擁A- みい未詩・独白505-5-30
防げなかった加害についておもうこと- 白糸雅樹散文(批評 ...6*05-5-30
トキくんのバリヤー- Monk自由詩1305-5-30
クレピュスクルの詩人−「立原道造が求めた形象」展のスケッチ- バンブー ...散文(批評 ...605-5-29
濡れた鉄塔を越えて- 瓜田タカ ...自由詩405-5-29
程よく狭い包容力- 宮前のん散文(批評 ...8*05-5-28
正確- たもつ自由詩1205-5-28
妖精にもどる- nm6自由詩1705-5-27
わたしの恋人- チアーヌ自由詩605-5-25
素振りなら負けない- たもつ自由詩1605-5-24
私はバーベキューが嫌いです- 初代ドリ ...未詩・独白5*05-5-23
本物の詩人になれたら…- piyococco散文(批評 ...6*05-5-23
ホーム- 船田 仰未詩・独白205-5-23
【批評ギルド】『ブブンヤキソバ』_たもつ- Monk散文(批評 ...305-5-22
下野- 田代深子自由詩1005-5-22
星めぐり- はな 自由詩39*05-5-22
詩について思うこと_その2- ふるる未詩・独白12*05-5-20
ロッテルダム- 馬野ミキ自由詩705-5-20
愛知県- あおば自由詩4*05-5-19
夕焼け前線- umineko自由詩13*05-5-19

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