十八、十九の女の子をみていると、不思議なきもちになる。彼女たちは、何もおそれていないように見える。同時に、何もかもがおっくうだという風に見える。その年頃の女の子たちは、たいてい自分が若いということを知 ....
どこかへ詩を読みに行ってつまらなかった。なんて当たり前すぎることで、そういうのをいちいちクサすのはもうやめにしよう。っと20歳のときぐらいにおもった。残念な詩に遭遇するなんてことは、もう、夏があついぐ ....
}羊水(春)
コイン・ロッカーのコインが着地する
その音を聞いて
呼気をつきはなす
わきまえてなまえを呼んでも
まだないのだから
うぶごえをあげる
こっちへ来なさい、
と あな ....
最近、ライト・ヴァースや大野 新という詩人に興味があり、調べたりしたのですが、本が図書館にあまりないので、その二つの言葉でひっかかった天野 忠の詩集を借りました。
ところで、ライト・ヴァースって ....
あるきっかけがあり、「詩集を自費出版しよう」と思い立ちました。
今後どなたかが詩集を作る際に、何か参考になったらいいなと思います。
詩集を作る時にはまず何をするかと言いますと、
・詩集の ....
何度か言っているが、以前からストーリーや、作者が意識した情景、心象を伝えようとする詩に魅力を一切感じなかった。もちろんそういう詩が全て嫌いだというわけではない。題材として用いられている分には全く気に ....
母
ああ麗しい距離(デスタンス)、
つねに遠のいてゆく風景・・・・・
悲しみの彼方、母への、
捜り打つ夜半の最弱音(ピアニッシモ)。
ぼくの周りには、ランボーを読んだり、中也 ....
なんとなく書きたくなったので。ざくっと。軽く。軽く書いたら怒る人は怒りそうだけど。今回は怒られるの覚悟で。ホームレスのことで思い出すこといろいろ。
※
とりあえず、正直なところ、こんな程度 ....
0.紹介
島野律子の作品は以下のホームページで読める。
「弱拡大」
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~babahide/index.html
とりあえず、「十 ....
まずは思い出話から始めさせていただく。
かつて私の父は、射撃の腕前がなかなかのものだったらしい。まぁ殺し屋だったんですがね、結婚を機に廃業したのも遠い昔のお話です。
で、子供の頃、そんな父とア ....
現代詩フォーラム50選を発表し、わたしがたのしい。という企画です。
批評祭がずっと前におわっても、平気で大発表してしまいます。ラスト!
最後に、感想を書きました。最終行までお付き合いいた ....
神田小川町から靖国通を歩く四人の詩人
一人は青い顔をして健康の大事さを説きぶつぶつ食べ物の名を呟く
一人は赤い顔をして声高に愛を語る
一人は黄色い顔をして金の儲け話を話す
そして、一人は黒 ....
端的に言って量が多い、ネットにある現代詩てのは。現代詩フォーラムだけでも、数えたことないけど何作あることか。で今の現代詩フォーラムでは、その中から作品をより分けるシステムがろくに整っていない。書いた ....
ネット詩などという死後は活字媒体のインターネットが使えない一部の老人たちだけが使う言葉であり、私はネット詩などという意味不明の言葉はもう随分前から一切使わなくなっている。ネット以外のどこに活きの良い ....
{引用=おそばを食べていたのね、ギターの音がしたの、夜になって、電気を消した、私は眠る時間で、猫は目を覚ました。
「空が光っていればよかったんじゃないの。」
夜は出歩かない住宅街の人たち、仲良く同 ....
{引用=
ぼくは、父親の名前に格別思い入れなどなかったが、ぼくが名付けたミドリガメの名前には少しだけ特別な感情が残った。
(一条「ミドリガメと父親」)
}
+++
公園にはいつ ....
ぼくは4〜5年前に、馬野幹くんが以前主催してた朗読会で、映像で流してくれたのを観たんですが、平成3年、蜷川幸雄さんの演出で、当代一流の詩人たちによる屋外朗読会があって、それをNHKが特集で放送した ....
ぼくは十代の頃に少し詩を書いていたのですが、それは数年で終わり、その後は十数年間詩作から遠ざかっていました。ふたたび詩を書くようになったきっかけは、十年ほど前、はじめてパソコンを購入し、パソコン通信の ....
わかったことがある。
これまであらゆる現代詩を読んでいても、言語的な感動をしたことがない。
そのことが、自分の作品にある致命的な欠落(文字の連なりに付加価値を与える要素)の正体であり、そし ....
半分
どんなおじさんにでも
その時だけ恋をしてしまう女の子がいる
父の日にプレゼントを贈り続ける女の子がいる
おじさんとセックスしてお金を貰う女の子がいる
半分お金で半分趣味らしい
....
鈴木ユリイカさんが編集し長年発行されている『something』は世界の女性詩のカタログです。
従来の詩の雑誌と違い、多くの外国人からの
すでに発売されていたり、出版されている詩集の詩から優れた詩 ....
著者二十代で刊行した第一詩集から第七詩集まで、
半世紀に渡る鋭利な感性の詩編とエッセイからなる一冊である。
この凝縮した水野ひかる氏の世界は、
幾重に年月を経ようとも衰えない「女性力」を感じる。 ....
思潮社の現代詩文庫は一冊で一人の詩人の代表作を多く読めるセレクション詩集です。
一人の人の代表作を多く読むことはとても不思議な気持ちがします。
ある人の長い年月、時には20年以上を一度に読んでいる ....
{引用=
竹上泉論、頼まれもしないのに、読まれもしないのに}
西へ 竹上泉(2001年)
....
いつかは投稿しようと思っていたテーマなのですが、なかなかまとまらないので試論ということでとりあえず投稿します。
現代詩批判から
文学は読者無しには成立しませんが、その文学を愛する読者は近 ....
詩と詩論(3)
また詩について書こうと思う。昨日妻と妻の友人の女性と3人で会食をした。料理に舌鼓を打った後、我が家に立ち寄ってもらってお茶を飲んでもらった。その時の会話にふと私は落胆を覚えた。 ....
2005年にウエノポエトリカンジャム3という
野外で8時間ぶっ続けで約80組が出演し
詩の朗読をするというイベントの
実行委員会の代表をやらせていただいた。
3というのだからそれ以前に2001 ....
実はワタクシ
俗に言われるパワハラで会社辞めました。二回ほど。
原因はまぁ、ボクが仕事覚えが悪くって常識が無い、というところであったりしたんですけれどもね。そうすると上司の指導というものは、 ....
グダグダ言いたくないので、とりあえず簡潔に言いたいコトのみ書く。
イシダユーリと今村知晃のユニット「後ろ回し蹴り」の先日の朗読パフォーマ
ンスに関して、意味不明の批判がくり返されている。
....
「家出したくなる時」という詩を書いてアップした時、夫は私との生活ののろけを随筆で書いているのに私が珍しくアップするとなったらこんなのだと不公平で可笑しいな、とおもしろがってはいたものの、これが人に心 ....
いとうさんのおすすめリスト
(1499)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
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女の子のこと
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はるな
散文(批評 ...
3
10-8-15
おまえのお気に入りをおれによこせ
-
露崎
散文(批評 ...
23
10-8-4
鈍き罌粟の季題
-
井上法子
自由詩
26
10-7-7
借りた詩集_天野_忠詩集
-
ふるる
散文(批評 ...
11*
10-7-3
詩集を自費出版したよ_その2
-
ふるる
散文(批評 ...
6+*
10-6-24
「反逆する読者」宣言
-
KETIPA
散文(批評 ...
10+*
10-6-13
大好きな詩人を紹介してみます__「吉田一穂」
-
非在の虹
散文(批評 ...
7*
10-6-8
ホームレス状態の人のこととか
-
真島正人
散文(批評 ...
8+*
10-4-9
島野律子小感
-
葉leaf
散文(批評 ...
5*
10-4-4
感情による共感、によらない一体感についての個人的な考察
-
テシノ
散文(批評 ...
9+*
10-3-16
現代詩フォーラム50選_(3)
-
露崎
散文(批評 ...
15
10-2-17
四人の詩人
-
……とあ ...
自由詩
9*
10-1-29
【批評祭参加作品】死蔵作品を救うのは批評じゃない
-
KETIPA
散文(批評 ...
8*
10-1-13
『批評祭参加作品』いとう氏へのレスポンス
-
ダーザイ ...
散文(批評 ...
6+*
10-1-13
【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ
-
KETIPA
散文(批評 ...
8+*
10-1-11
【批評祭参加作品】失われた「鈴子」を求めて
-
香瀬
散文(批評 ...
15
10-1-11
【批評祭参加作品】詩人は、ことばだけで勝負するんだ!?
-
角田寿星
散文(批評 ...
10*
10-1-10
<これは、死のようなモノ>_〜_川村透さんを悼む
-
藤原 実
散文(批評 ...
17
09-12-14
現代詩をそんな読み方してないゆえに
-
KETIPA
散文(批評 ...
9+*
09-11-1
ちひろ/山手線
-
ヘンナー ...
自由詩
27
09-10-21
鈴木ユリイカさん編集の『Something』は世界の女性詩の ...
-
イダヅカ ...
散文(批評 ...
3*
09-10-12
新・日本現代詩文庫59『水野ひかる詩集』
-
渡 ひろ ...
散文(批評 ...
9*
09-10-7
宗左近さんの詩の捨て身で描かれている静かさ
-
イダヅカ ...
散文(批評 ...
5
09-9-15
限りある世界で嫉妬する
-
渡邉建志
散文(批評 ...
3*
09-9-15
私論・詩論・試論
-
……とあ ...
散文(批評 ...
8+*
09-9-14
詩と詩論(3)
-
生田 稔
散文(批評 ...
3
09-8-20
ウエノポエトリカンジャムと詩について_1
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
13+*
09-6-3
飲み会での調停【随想】
-
北村 守 ...
散文(批評 ...
7+
09-3-22
むしろ現代のはらわたとして
-
大村 浩 ...
散文(批評 ...
10*
09-3-20
詩に嘘を書くということ
-
白糸雅樹
散文(批評 ...
13*
09-3-19
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