大きくひとくくった、全日本夜。が、ひとでいうところの精神的なバランスを崩してつい、朝になってしまいました。落っことしてひっくり返って、くしゃみをするようにくるりくるり。「おはよ ....
毎年恒例「全日本夜更かし選手権大会」!
今年の「ヨフケン」は序盤から大荒れ。

優勝候補のケンちゃんは
コーヒーのドーピングがばれて出場停止。

期待のルーキーたける君は
昼間はしゃぎす ....
「ママ、起きてよ!夜だよ!」
こどもたちの声がウルサイので、わたしはやっと目を覚ました。
こどもって、なんでこんなに毎晩早起きなんだろう。
そうか、夜か・・・。
そろそろ起きなくちゃな。
「 ....
 名前も教えてくれない
 ただ暑い日曜日で
 すれちがうTシャツを数えていると
 色の隙間に入り込んでしまいそう

 アスファルトの照り返しに乗じて
 居なくなってもわかりゃしねいって ....
深緑の
深くなる光を
鉄筋コンクリートの箱の中から
眺めています

時計の針は
ここを刻むと
それ以上は動かなくなるのです
取り残されるように
私と空間は


どこか
こころ ....
おおきな
あかいかたまりが
ばばばばっ ば
いきおいにまかせて
ひかりをはなちながら
おちていったとしても
まだ すてない
せんたんにのこった
かすかな

しんぼうづよく
まっ ....
 小学三年生の僕は、あの日塀の陰からそれを見ていた。近所に人通りのない裏道があり、そこのマンホールの穴に見知らぬおじさんが糸を垂らしていた。時おり引き上げては何かを取り外しているようだが、僕がいたとこ .... あの街で暮らす為
奴は売人になった

フランスパンの

売人って言葉に敏感になれるなら
潜む危険も嗅ぎ分けられる

気付ける事に気付かない時の無防備さ
足元に注意し過ぎて傘を忘れたり ....
そこから逃げてしまいたい心は
きっと次の街からも逃げ出すでしょう
永遠に次の街を求めそして逃げ出すのです

永遠とは輪廻のことです
ふりだしに戻るのです

もっとも醜い鬼がやってくる
 ....
     
天野茂典+古川由美


風の通り道には
いい匂いのレストランがある
新鮮な野菜と
おいしい魚の塊が
ゴッホのひまわりのように
置かれている
これからどんな料理ができるの ....
{dl}
{dt}いとう [23:02:23]{dd}いどー。
{dt}枕元京平 [23:02:34]{dd}イドー
{dt}片野晃司 [23:02:44]{dd}はやいないとうさん^^;
{ ....
 詩をやっていこうと思う方は、本来「本を読むこと」が好きな人が多いです。それなりの向上心と努力があれば、関わってゆけるでしょう。
 ところが私は、本を読むのが大変苦手で、特に詩や小説、文学を読むこと ....
なんの思い出にもならないパンをかじる
作った人も売った人もおぼえていないパン
レシートもなければ味もない
名前はなんだっけ

そもそもほんとうにパンだっけ

おなかのこどもはもうあいたよ ....
悲しみの扇風機に顔を近づけて
あー、と泣けば
雨が降る
扇風機は
どこにも行かない
たまに、本物の宇宙人がやってくる
宵解けて飴の様に
色濃くして
濡れるよう
深く沈みて
包まれて
匂いが立ち込み
咽返る

雨上がりの木材が
その内包する
水分を
細胞から排出し
それによる
収縮作用と
材 ....
   なんとなく
   うつむいてしまったのだが
   黒い列
   振りだした右足の
   小暗い瞬きへすべりゆくのを
   間のびしたストライド
   生垣をゆらした
   モンシロ ....
   ある日友人が呟いた

  「鷺て、ポキておれそうね」

   白く細かった鷺が水しぶきの中
   静かに足を上げていた

   自転車で走っていると、いつも
   ポケットに ....
子連れの熊だから
逃げ足が遅いの
お願い
驚かさないでね

わたし熊だから
大きな手に
鋭い爪があるの
あなたの首をへし折ったついでに
あなたの脳髄を掻き出しちゃうよ

わたしは ....
緑黄色の筋を辿る
しかつめらしい顔をして

二週間前に脚の折れた椅子が
涙を堪えながら
回収のときを
ベランダの外で憂っている蝉と
夕立を待つ

蚊が
生きようとする
私も
生 ....
今日はいつもより嬉しい事があったので、
僕の乗る総武線は、
両国あたりをすぎる、
軽快に。
遠くの景色はゆっくり
近くのものは素早く
そんな当たり前の遠近法さえ、今日はなんだか
(ああ、 ....
食欲と性欲はよく似てる
お腹いっぱい食べても
違うタイプは別腹
だったりする

美形もいいが
知性も捨てがたい
体がいいのも魅力ですね
たまには若くてかわいいのもいいし
もちろんオヤ ....
 河川をまたぎ、田んぼを抜くように鉄塔の並ぶ、その先には落陽。送電線に断ち切られた風、その名残がマリンスノーのように降り積もる。
 十五で姉やは嫁に行き。橋げたに腰かけ、口ずさむ童謡の一節の続く歌詞 ....
おまえ

いっつも

かみのけいっぽん

にえきらないんだよ
--僕の、美しい人の話をしよう。

さっきまで、おしっこみたいな雨が降っていたのに
太陽の奴ったら
まるで君の妹のように、甘酸っぱい笑みをうかべて
うそみたいにけろっと晴れちまう、
なんて ....
逮捕される前に
一緒に暮らして
外で
立っても歩いても


電車を降りると
豊島園駅は広い
花りが走りまわる
「くるくるまわるー」って
急行所沢特急所沢普通西所沢
改札を出ると
 ....
つまみやら肴やらで雑然としたテーブルの上に
さわやかな風が吹いて
突っ伏している中年の
たよりないバーコードが たゆたう

そう、
それはきっと
隣で口を尖らせて
懸命に風を送っている ....
せんせい、あのね。
せんせいのすたんぷかわいいね。

あのね。
ぴかちゅうのえがついてるの。

「がんばりましょう」

って、
ままよんでくれたよ。

すごいって、「しょう」って ....
ケンカして
頭にきて
飛び出しては来たものの
あんまり夜が静かで拍子抜け

細くて白い三日月が見える
今この三日月をどれくらいの人がみてるんだろう
あの暗闇の天辺をアタシと同じ気持ち ....
ペンキ職人
天野茂典




青いペンキ


台詞のない声
遠くからやってくる海
炎の青空
どこにも出てゆかない砂
ぼくの病棟が乾燥している
シマリスとあそんでいる
ナキ ....
スタンドライトだけ付けて
ひとり想いを描いてる
ベッドの上寝そべって
ラジオを付けたまま眠る

あの曲だけをリピートで
ひたすら流し続けてる
他の誰かの言葉に
自分を重ねてみてる

 ....
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