1997
ひらいているのか
ひらいてないのか
ラムネの瓶から転がりだした目で
すべての皮膚が内側からはちきれて
剥かれた/剥いた
滲む赤い体で
そのひとつの透明な血袋が
なににも触れな ....
{引用=長いのでお暇なときに読んで頂ければうれしいです}
reonさんの散文『フォーラムのポイント付与あるいは詩と批評についての考察』を読んで、「詩を描かない批評家がいない」ってのは、 ....
若草色のスカートの金具が
押さえられた背中に擦れて
小さな傷をつくる
心地良く冷たい 磨かれた床は
父だったのに
眠ったふりをして
扉に向けた工作鋏を
両手できつく握り直した
桜色 ....
常に読み手の読みは一方的かつ独善的であるのだから、読み手として評(感想)を書くときは、その範囲で読んでいるのだという意識が必要で、それ以上は踏み込めない。
だけどまあ 愚かな思い込みも含めて全て ....
数多くいる詩人たちの中で、八木重吉ほど語りづらいと感じる詩人はそういない。何故だろうか。私だけの感じ方であるのかもしれないが、そんなふうに感じてしまう。おそらくそのあまりにも無防備すぎると思えるほど ....
パパpapaなんでトトロ
はあーうーってゆうか知ってる?
アウ タ コタン (アイヌ のコトバ)
隣 の 村
はあの世のことを言うけど アウ とは 会
....
何故だかわからないが、女性詩人の詩を取り上げて論じることに妙な躊躇があった。もちろん女性の書く詩が、男性の詩よりも劣っているなどと思っていたわけではない。優れた女性詩人は多く存在する。一読者として好 ....
水を、欲している
のどの ずっと奥のほうで
さかなが泳いでいる
季節が融けはじめていることに
気づいたときには もう
わたしのなかの海は 浄化され
沈殿していた過去があふれ出て ....
「ダンス特集-BIGLOBEストリーム」
http://broadband.biglobe.ne.jp/sp_prg_info/index_dance2006.html
このBIGLOBE ....
俺が毎月主催させてもらってる自由参加型の朗読会にて
参加者がステージに立ち自己紹介をする。
「こんにちは、フォーラムでは××という名前で書いてる○○です」
など、という人は結構いる。
....
「私は何も言いたくない」という言葉が孕んでいる事態について考察してみよう。そうすると人は「言いたくなければ言わなければいいだけじゃない」と言われるかもしれない。しかし、事態はそう単純ではない。
例え ....
自分の言っていることが「正しい」という言葉には気をつけよう。
「正しさ」は必要だ。矛盾しているだろうか。
誤解のないように慎重に言葉を選ぼう。
「正しさ」を希求するための言葉のや ....
ホームセンターで
子象を買って帰る
前から欲しかったので
お金をコツコツと貯めていたのだ
家族の喜ぶ顔が見られるとも思ったが
案の定こんなもの買ってきて
と妻に叱られる
「詩とは違うんだ ....
GoogleでPO-M.COM内を検索してみました。適当な言葉を選び検索した結果の件数と比率を並べています。ウェブ全体に対しても同じように件数と比率を出しています。
ウェブ全体が標準的な日本語の使い ....
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た
だから早くそれを出せばいい
そう言いながら手を傷つけて血を流しながら
貝殻を握りつぶしている友達を笑って見ている
俺たちはライトアップ ....
せかいの おわりに
きみとだけは いっしょに
いたくないと いわれたら
がんばって
せかいを すくう
詩とは何か。その問いに答えられない。何十年もやっているのに、わからんのだから仕方がない。その問い自体が、名づけられない詩のようなものだ。じっさい詩は問いであると述べた詩人がいる。たしかに、そのような ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523
〈ネット詩f〉という語に託し、インターネット上における新しい文学としての「ネット詩」に可能性を求めたこ ....
コラボレーションとかっつって
ただ一緒にやってるだけじゃん
足音が
大勢の中に還っていく時
遠くで自転車は雨音の中に忘れられている
少年が
少年のままで頭を下げながら生きていく
そんな時々、あれは私たちが作り上げた
屋根や壁や、縁の無い窓
遥 ....
さてと。
最近、詩を読んでいて、「信頼」ということが気にかかる。
あとは、アクセス。
このひとはどういう世界を生きていて、
どこへ向かってアクセスしていて
どういったものを信頼しているの ....
ファミレスで
つきあってた男の子と
もうさめたコーヒーを飲んでたら
外は雨で
雨はいつから雨になるんだろうね
いつ空から落っこちるって
決めるのかなあ
そうゆうふうなことを
....
赤色の電球が落下して
横たえた体の真上で破裂する
透き通って赤いガラスの破片が
ゆっくりと飛散し
白い二の腕の内側や
{ルビ粧=めか}した鼻のてっぺんや
潤んだ眼球に降り注いで
わ ....
僕が大病して自宅療養してる頃(体重、最低で50キロまで落ちた!)、無理して出かけた帰りの電車、
ちょっと混んでたけれど、もう体力の限界が来てて、どうしようもなく空いてる席に座ったんだ。
そした ....
都内の様々なカフェ・クラブ・ライブハウス等で「ポエトリーリ
ーディング」と呼ばれる詩の朗読が行われるようになってから、約
9年以上の月日が流れた。「ポエトリーリーディング」という名前
が日本に ....
詩の読み方といっても、そんなものが決まっているわけではないし、決められるものでもない。読者は自由に、自分の読み方で詩を楽しめばいいのだ。だが、そう思う反面、詩の読み方に根本的な誤りがある人が多いよう ....
{引用=――荒川洋治・稲川方人・平出隆を中心に}
日本の現代詩の歴史を顧みると、いくつかのターニングポイントとも言える節目があることに気づかされる。もっとも大きな節目は第二次大戦後の一九五 ....
もう間もなく第二回批評祭が終わる。
読み手として参加している人、
書き手として参加している人、
皆様、お疲れ様でした。
以前、詩の合評会でお疲れ様でした、
と挨拶したところ、
別に ....
木葉揺の書く詩には常人では思いもよらないような妙な味があって、それが彼女の詩の鮮烈な個性となっている。個性があるというのはそれだけで大きな武器になりうるものだが、悲しいかな、個性というものは努力して ....
毎年、盆と正月の休みに、妻は子どもたちを連れて新潟の実家へ遊びに行く。その日から私は自炊をはじ
める。結婚以来の習慣である。それにはいくつかの理由があるが、もっとも大きな要因は私の特性を、妻
がよ ....
いとうさんのおすすめリスト
(1499)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黄金週間
-
水町綜助
自由詩
18*
07-5-21
松井浄蓮の垢を煎じて呑むべき人々へ
-
はらだま ...
散文(批評 ...
25+*
07-5-20
嘘
-
かや
自由詩
8*
07-5-11
評,単純に感想
-
リーフレ ...
散文(批評 ...
12
07-5-9
近代詩再読_八木重吉
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
14*
07-5-6
リモートクリティック
-
新宮栞
自由詩
11
07-5-5
新川和江_——〈永遠〉を志向する大きさ
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
8*
07-4-24
回遊、わたしのなかの、
-
望月 ゆ ...
自由詩
58*
07-4-4
ダンス特集
-
壺内モモ ...
おすすめリ ...
3*
07-4-3
フォーラムでは××という名前で書いてる○○です
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
18
07-3-29
「私は何も言いたくない」
-
ななひと
散文(批評 ...
9+*
07-3-24
「正しさ」についてのある思い出
-
熊髭b
散文(批評 ...
15
07-3-18
詩とは違うのだから
-
たもつ
自由詩
16
07-3-14
現フォで多く使用される言葉・されない言葉
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
14
07-3-10
稲妻でみんな酔って終われるって言うから此処に来た
-
水在らあ ...
自由詩
46*
07-2-22
そろもん(ヒロイズムの話)
-
みつべえ
自由詩
18
07-2-17
●そろもん第四の栞
-
みつべえ
散文(批評 ...
10
07-2-14
清野無果「■批評祭参加作品■ネット詩fについて」を読んで、イ ...
-
田代深子
散文(批評 ...
20*
07-1-31
コラボレーション
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
4+*
07-1-16
時々
-
霜天
自由詩
12
07-1-15
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻_其の ...
-
熊髭b
散文(批評 ...
13*
07-1-11
私は詩人じゃない
-
ふぁんバ ...
自由詩
8*
07-1-11
贖罪
-
かや
未詩・独白
10*
07-1-11
病いが理解できない人たち
-
クリ
散文(批評 ...
14+*
07-1-9
■批評祭参加作品■_「_ロッカーズの星は今夜も瞬いている_」 ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
6
07-1-8
■批評祭参加作品■詩の読み方について
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
15*
07-1-8
■批評祭参加作品■七〇年代詩の均質性
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
8*
07-1-8
■批評祭参加作品■第二回批評祭
-
たもつ
散文(批評 ...
5
07-1-8
■批評祭参加作品■木葉揺_その個性の行方
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
10*
07-1-5
そろもん(家庭の事情の話)
-
みつべえ
自由詩
7
07-1-4
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