毎日たくさんのものが
あなたから生まれることを知っている
それは言葉であったり、声であったり、感情であったりする、けれど
それらはあなたの分身でしかないことも知っている
そのことをあ ....
その喧騒の中にあって、ミス・ブランチだけは異次元にひっそりと佇んでいる
ようだった。水槽の中で絶えずうごめいていて他のものはひたりと動くのを止
めている。彼女は金の魚ではないのに金魚という種類だ。 ....
放送室では今、とてもいやらしいことが行われている
マイクの編み目一つ一つ、アンプ、インジケータ
視聴覚室で上映されているビデオ映像
ズームイン、ズームアウト、駆使される技術
....
雑音まじりのレコードを絵にしたら
古いテレビの画像みたいになって
鳥と葉っぱの区別がつかなくなった
川べりを歩く ゆうぐれ
右の道が途切れると
橋をわたる
左の道が終わりそうになった ....
☆映画版の現代詩フォーラムといったところでしょうか・・
プロアマ作家による短編映像作品がアップされています。
Neom
http://neom.nifty.com/
#15秒〜25分ま ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34774
僕が東京少年だったのは小学校5,6年のときだけだった。新宿の地下通路に
は夜になると5mおきくら ....
ごめんね、わたしといるとつまんないよね
ほんとう、ごめんね
つかれるでしょう?わたしといると
だって・・・
なにしゃべっていいのか、わからないんだもん
だから、つまんない ....
まいにちカタログに類似品を追加して
不特定多数のみなさまに送っています
自分の言葉 というのも関連商品です
世界とおなじ大きさのサンプルがあれば
もっと売れるんだけどなあ
冷蔵庫が空と意味の境目を走る
洗濯機は今日も何かを言いそびれている
昔、電子レンジで猫を乾かそうとした人の話を
聞いたことがある
まさか自分がその当事者になろうとは
炊飯器が黙祷を始めた ....
知っている
野生の生き物たちが
自らの意思で立ち上がれなければ
どうなってしまうのかを
ふるえる膝を押さえながら
重たい身体を支えようとするとき
昔見た象の瞳を思い出した
陸上で ....
− 素子へ、特別版 −
子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34531
他人同士がコミュニケーションを取るときのお互いの距離において、親しさの
度合いに応じてその許 ....
今朝ひとり海に行って
砂浜でナイフを拾い
海賊になる運命を知った
ああ
そうだったのだ
これまでの人生はすべて
海賊になるための
複雑な道程だったのだ
風をいっぱいに受けた帆が ....
冬の海が好きだ
できれば真冬の海がいい
雪が降りしきる海は
まるで
この世の果てのようだ
地球が丸いなんて本当だろうか
実はそんなの大嘘で
平坦な地平線はここで終わり
この先は果て ....
生まれたのは海沿いの町だけど
その町で暮らした記憶なんて殆ど無いぐらい
幼いうちに引っ越したのに
記憶のどこかに染みこんでいる故郷のイメージってやつには
いつも必ず潮の匂いが漂っている
たま ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=33293
マリファナは (嫌い)
マリファナは (好き)
好き、嫌い、好き、嫌い・・・マリファナ ....
私は、以前から新宮栞さんの詩にぶちのめされています。
こんなすごい詩はめったにお目にかかれないと思っています。
新宮さんの詩のすばらしさは、そのテーマ・構成の仕方・文体等さまざまな側面がありますが ....
その名残はもう届かない位置で
懸命に手を振りながら明日に挟まれていく
折り重なり、押し寄せる毎日の隙間
風化する
足跡はもうどこにも残っていないから
辿ることも
手を伸ばすこと、も
....
忍者になりかけてから
将来が心配になったので入ったのが大学でした
ここにはもう
学者はひとにぎりしかいないみたいで
あとはみんな
商社とか出版社とかに行くようです
父が忍者だったことを思い ....
沈みかけた夕日に
灰色のカーテンを浸せば
世界は爆発する
*
うつくしい言葉を残すのはやめろ
あれは悲しみで あれは俺じゃない
便利につかおうおすすめリンク。(ごめんなさい)
批評ギルド4月の批評リストです。
これからも追加があるたびに更新していきます。
【4月請負批評の全批評文(批評参加は、誰でも大 ....
以前、ニフティの「現代詩フォーラム」で詩の素材についての話題がでたことがあって、「テレビかなにかで見たことあるようなものではなくて、自身の体験を昇華させたものじゃなくてはダメだよ」みたいな意見がで ....
仕事帰りの電車の中で三角みづ紀の詩を読んでいたら
左側のページの裏から若い女の立ちあがる気配がした
ようやく座れる、その程度のことがまるで恩寵のように感じられた
誰かが石を投げてくるよう ....
イ、イェーイ! イェーイ!
イェイイェイイェイイェイ!
イッェーイ!
……ハア
イェイイェーイ!
イェイイェーイ!
イェーイイイイイイイェーイ!
……マジカヨ
イェーイイェー ....
私は白雪姫の物語が大好きです。
初めて白雪姫を知ったのは小学生の頃、ディズニーの映画をテレビで見たのだと
記憶しています。その当時はまだ無知だったので、私は小人というのは背の小さい
特殊な人種が ....
隠喩的な記述は、それがどれだけ通常の語法から離れているかによって、いくつかに分類することができる。
M1.社会通念上十分ありうる記述
例)桜が散った。
(受験に失敗したという意味)
M2. ....
僕のことを知らない
あなたはきまって
この公園で昼食をとる
いつからか
それは僕の習慣にもなってしまい
僕のことを知らないあなたと
会話をすることもなく
この公園で昼食をとる
....
開かれた朝の冷淡な舌の上に
夜闇が傾く
燐を見たカササギの子は
深く苦い光の中に 痙攣する
audivisti?
無を語るものたちの 産声を
audivisti?
腑を落とされ 抱擁 ....
青森の三月 あなたへ伝えたくない事
小学校四年
母がまだ居た頃なので多分小学校4年生だろう。
僕は母に連れられて、
青森市の新町という繁華街へ買い物へ行った帰り映画をみた。
母は ....
あわわ、しばらく書くの忘れていた(笑)
さいわい、いま少し時間がとれるので進めておこう。
先日、古本屋で「現代詩講座(創元社)」の第一巻と第二巻をタダ同然で買った。発行日が昭和25年だから、半 ....
いとうさんのおすすめリスト
(1499)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あなたから生まれる
-
ベンジャ ...
自由詩
14*
05-5-16
金魚すくわれ
-
からふ
未詩・独白
13
05-5-13
a_drop
-
Monk
自由詩
8
05-5-10
ゆうぐれの地図
-
キキ
自由詩
13
05-5-8
【インディーズ・ショートフィルム2】
-
043BLUE
おすすめリ ...
2
05-5-8
【批評ギルド】『東京少年(皆のウタ)』リョウ
-
Monk
散文(批評 ...
3
05-5-7
オレンジ
-
太郎本人
自由詩
22*
05-5-5
そろもん(通信販売の話)
-
みつべえ
自由詩
3
05-5-5
家電
-
たもつ
自由詩
11
05-5-5
流線型のその先に
-
ベンジャ ...
自由詩
7*
05-5-5
スタンダード
-
大村 浩 ...
自由詩
55*
05-5-4
【批評ギルド】『壁』丘_光平
-
Monk
散文(批評 ...
7
05-5-4
出帆
-
大覚アキ ...
自由詩
4
05-5-4
海について(2)
-
大覚アキ ...
未詩・独白
3
05-5-4
海について(1)
-
大覚アキ ...
未詩・独白
2
05-5-4
【批評ギルド】『明々後日が、誕生日の男』松崎貴子
-
Monk
散文(批評 ...
3
05-5-3
新宮栞さんの詩を読んで(ことばとことばをつなぐもの)
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
3
05-5-3
僕らが消えてしまったころに
-
霜天
自由詩
13
05-5-2
忍者
-
高橋正英
自由詩
10*
05-5-2
世界
-
黒田人柱
自由詩
30
05-5-1
【批評ギルド】_4月請負批評
-
森中まゆ ...
おすすめリ ...
2
05-4-30
詩と体験
-
藤原 実
散文(批評 ...
8
05-4-30
ムウンストラック——詩のスケッチブックから
-
ならぢゅ ...
未詩・独白
3
05-4-30
耐えろ!_人生
-
紀ノ川つ ...
未詩・独白
5
05-4-28
7人の小人たち
-
宮前のん
散文(批評 ...
9
05-4-27
隠喩と論理形式
-
葉leaf
散文(批評 ...
19*
05-4-26
黒い手
-
ベンジャ ...
自由詩
8*
05-4-25
朝
-
葉leaf
自由詩
5*
05-4-23
小学生日記「アナタに伝えたくないこと」
-
瓜田タカ ...
散文(批評 ...
5
05-4-23
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻__其 ...
-
肉球マニ ...
散文(批評 ...
6
05-4-23
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